マックスレイドバトル
マックスレイドバトルとは、ポケットモンスター ソード・シールドに登場する要素のひとつ。
概要
野生のダイマックスポケモンに4人で挑む。このダイマックスポケモンは、バトル中ずっとダイマックス状態を保っており、1ターンに複数回行動するなど強力である。このダイマックスポケモンに複数人で挑み、倒すことで捕獲できるようになる。
プレイヤー側もポケモンをダイマックスさせることができる。ポケモンをダイマックスさせる権利はターンごと順番に各プレイヤーを回る。プレイヤー側は1人だけ1回しかポケモンをダイマックスさせることができず、通常通り3ターンで効果は切れるため、ダイマックスさせるタイミングは重要となる。
仕様
挑む方法
光る柱
- ポケモンの巣から出る光の柱は通常だと赤い光だが、稀に紫色の強い光が出現する場合がある。この場合出現ポケモンのパターンが変化する。
- 出ている柱全てのバトルに勝利すると新たな柱が8つ現れるようになる。その内1つが紫色であることもあるが、紫色の柱が出ないこともある。柱が1つでもクリアできないレイドが存在すると日付が変わるまで新しいレイドが現れなくなってしまう。
- 厳密にはねがいのかたまりを使わずに紫色の柱を含めて8回レイドバトルに勝利すると巣穴がリセットされるようになっている。他のプレイヤーが主催したレイドにゲストプレイヤーとして参加することでも赤い柱が1本消えた扱いになる。ホストプレイヤーとして参加した数とゲストプレイヤーとして参加した数の合計が8を超えるとリセットが発生する。
- 紫色の柱のレイドバトルは必ずホストとして参加して勝利する必要がある。紫色の柱のレイドバトルが残っている場合、赤い柱のレイドに何度勝ってもリセットが起こらない。
- 紫色の柱は通常一度に1本しか出現しない。ただし、自然発生した紫色の柱が出ているときでもねがいのかたまりによって紫の柱を出し、計2本の紫色の柱が出ることはある。
- ねがいのかたまりで出現した柱が残っている状態で別の巣穴にねがいのかたまりを使うと、先に立てた柱が消滅して新しい柱が現れる。
- くさバッジを入手するまではワイルドエリアの南西エリア(うららかそうげん、こもれびばやし、キバこ・にし、みはりとうあとち、キバこ・ひがし)にしか光る柱は出現しない。
- ほのおバッジを入手するまではワイルドエリアの南側のエリア(うららかそうげん、こもれびばやし、キバこ・にし、みはりとうあとち、キバこ・ひがし、ミロカロこ・みなみ、ミロカロこ・きた、きょじんのこしかけ)にしか光る柱は出現しない。
- いわバッジ(ソード)またはこおりバッジ(シールド)を入手するまでは、水上の巣や水上を通らないと辿り着けない巣には光る柱は出現しない。
登場するダイマックスポケモンについて
出現ポケモン
- 巣穴の場所ごとに出現するポケモンは決まっている。ポケモンの巣ごとの詳細な出現率はポケモンの巣#一覧を参照。
- マックスレイドバトルの難易度は5段階に分かれており、挑む前の画面でポケモンのシルエットと共に星の数(1個~5個)で表示される。
- 出現する難易度はゲームの進行度(バッジの数)に応じて制限がかかっている。
- 他のプレーヤーが主催するマックスレイドバトルには、自分の制限の外の難易度であっても参加できる。このとき、自分のゲームの進行度による制限に合わせて、捕獲したポケモンのレベルは本来よりも低い値になる[1]。これを利用して低レベルのレベル進化ポケモンを入手できる。
- 各難易度の出現率は等しく、例えばジムバッジが6個の場合は星3と星4が1/2ずつ、8個揃っている場合は星3・星4・星5の難易度が1/3ずつの確率で選ばれる。
- 出現ポケモンのレベルも星の数に対応して決まる。ただし期間限定のピックアップで出現するポケモンはピックアップごとに通常とは別のレベル設定がなされている。例として、2021年夏に行われたいくつかの期間限定レイドでのダイマックスレベルは、星3が5・星4が8・星5が10である。
- 出現する難易度はゲームの進行度(バッジの数)に応じて制限がかかっている。
難易度 | HP増加率 | 出現条件 | 出現するポケモンの レベル/ダイマックスレベル |
YY通信の募集メッセージ | |
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★ | ×1.40 | ジムバッジ0~3個 | Lv.15~20 | 1~2 | ポケモン はっけん! |
★★ | ×1.60 | ジムバッジ1~5個 | Lv.25~30 | 2~3 | つよい ポケモン はっけん! |
★★★ | ×1.90 | ジムバッジ3個以上 | Lv.35~40 | 3~4 | とても つよい ポケモンだ! |
★★★★ | ×2.50 | ジムバッジ6個以上 | Lv.45~50 | 4~5 | すっごく つよい ポケモンだ!! |
★★★★★ | ×3.00 | ジムバッジ8個 | Lv.55~60 | 6~8 | すさまじく つよい ポケモンだ!!! |
- キョダイマックスできるポケモンもいる。キョダイマックス可能な個体のポケモンに挑む場合はキョダイマックス状態でバトルになり、挑む前の画面に表示されるシルエットの違いで判別可能。
- 隠れ特性が入手できることがある。ソード・シールドで出現する野生ポケモンの隠れ特性は、マックスレイドバトルにおいてしか出現しない。
- 星の数が多いほど隠れ特性の出る確率も高くなる。基本的には確率での出現であるが、ヨロイじま・カンムリせつげんの紫の柱から出現する場合、星の数によらず100%隠れ特性となる。
- 通常のマックスレイドバトルで隠れ特性の確率が発生しないポケモンでも、期間限定のピックアップによって隠れ特性が発生する場合がある。確率はピックアップの内容による。
- ORASの図鑑ナビでのサーチ、第七世代のしまスキャンのように、タマゴわざやわざレコードでしか習得できない特別なわざを覚えている場合がある。
- ただし、図鑑ナビやしまスキャンで入手したポケモンと異なり、マックスレイドバトルで入手したポケモンが覚えている特別なわざは一度忘れさせるとわざおもいだしで思い出すことができない。
- マックスレイドバトルで出現するポケモンは1~4個の個体値が最大値(31)に設定されている。挑む際に表示される難易度(星の数)が高いほど最大値の個体値が多くなる傾向にあるが、最大値の個体値の数は難易度と完全には対応しておらずポケモンごとに決まっている。詳細はポケモンの巣#一覧から見られるポケモンの巣ごとの出現率を参照。
- 期間限定のピックアップでは5個以上の個体値が最大値に設定されているポケモンも出現する。
バトル中
- 1ターン中に複数回のわざを繰り出すことがある。
- ダイマックスわざに加えて、通常の技を使用する。
- 複数回行動するときも、ダイマックスわざは1ターンに1度までしか使わない。
- 持っている技が(ダイマックスわざを考慮せずとも枠自体が)5つ以上あることもある。
- 衝撃波を出し、味方ポケモンのとくせいや能力変化、自身の状態異常を打ち消すことがある。
- 溜め技も1回の行動で使用する。使用条件を満たさなくてもゲップが使える。攻撃技を受けていてもきあいパンチが成功する。
- 反動で動けなくなるわざを使用した場合、そのターンは反動を受けず、以降の技も繰り出す。次のターンの1回目の行動のみに反動が適用され、動けなくなる。
- 回復技を使用した場合、ダイマックス前のHP最大値を上限として回復を行う。ダイマックス前よりもHPが多ければ技は失敗する。
- 追い込まれてから増える行動を、優先度-7の行動よりも後に行うポケモンもいる。
- ダイマックスによるHPの増加率が通常とは異なる(#出現ポケモン欄参照)。たとえば、HP増加率が3倍である相手にいかりのまえばを使用した場合、ダイマックス前のHP量を参照にするためダメージは残量HPの1/6になる。
- ふしぎなバリアを持つポケモンがいる。この状態では、複数回攻撃するまではダメージをほとんど受けない。
ふしぎなバリア
- 星3以上の難易度のレイドに出現するポケモンが使う。星3~4では1回、星5では2回バリアを張る。
- バリアはHPが規定値になると出現する。どの攻撃もこの規定値を超えるダメージを与えることはできない。
- 規定値はポケモンごとに異なる。バトルが開始した直後にバリアを張るポケモンもいる。
- 複数回バリアを張るポケモンでも、1ターンに張るバリアは1回までである。バリアを張ったターンにバリアが残った状態で次のバリア出現の規定値までHPが下がると、それ以上ダメージを与えることができないのに加え、残っているバリアを割ることもできない。次のターンにバリアが追加されたあと、ダメージ・バリアを削ることが可能になる。
- ポケモンごとにバリアの枚数は2枚から8枚まで変わる。同じ種類のポケモンでも高難易度ほどバリアの枚数は増える傾向にある。
- バリアが出ている間は、攻撃技で受けるダメージを1/10に軽減し、変化技を無効化する。
- ほとんどの攻撃技で1枚、ダイマックスわざや一撃必殺技では2枚バリアを割ることができる。
- バリアに攻撃を防がれると、その攻撃で全てのバリアを割っても相手に作用する追加効果やダイマックスわざの効果が発動しない。
- いかく・わたげによる能力低下、ミラーアーマーによる能力低下効果の反射や、あかいいとによるメロメロ状態の反射はバリアによって防がれる。バリアが出ている間はたこがため状態でも能力が下がらない。
- ふしぎなバリアを全て割るとダイマックスポケモンは一定のダメージを受け、ぼうぎょ・とくぼうランクが2段階落ちる。
- バリアはダメージを全て無効化するわけではない。そのポケモンが張りうる最後のバリアを張った後は規定値のリミットがなくなるため、バリアを破壊せずHPを削り切ることも可能。
- 攻撃技を無効化したときとは異なるため、わたげなどダメージを受けたときに発動する特性はバリアへの攻撃に対しても発動する。
捕獲
- 戦闘に勝利後、ポケモンを捕獲するかしないかを選ぶ。
- ひとりで挑戦するときのマックスレイドバトルの場合、どのボールを投げても必ず捕獲が成功する。ただし、ピックアップイベントで出現したポケモンは捕獲に失敗することがある。
- 他のプレイヤーが主催の場合は、ピックアップイベントでなくても捕獲に失敗して対象ポケモンが逃げ出すことがある。
- ボールの投てきは1回しかできず、失敗した場合ポケモンは必ず逃げ出す。
- ピックアップ中のポケモンはたとえキョダイマックスの姿ではなくても捕獲に失敗することがある。
- ピックアップ中のポケモンの中には最初から捕獲不可能に設定されているものがいる。(ミュウツーなど)この場合マックスレイドバトルに参加しようとすると、捕獲ができないという警告文が表示される。戦闘に勝利すると自動的にポケモンが逃げ出す。
- 捕獲を選ばなかったときや、捕獲に失敗したときでもごほうびのアイテムは手に入る。
- ボールの捕獲補正率は通常の戦闘と同じように作用する。
- 残りHPは1として処理される。
- 状態異常はダイマックスポケモンが倒されることで消えるため、捕獲に影響を与えない。
- レイドの種類と、自分か主催者か参加者かによって捕獲しやすさ (レイド倍率) が決まる。捕獲処理#ソード・シールドも参照。
レイドの種類 レイド倍率 ひとりで挑戦
みんなで挑戦の主催者みんなで挑戦の参加者 通常 (ダイマックス) 確定捕獲 8192 通常 (キョダイマックス) 確定捕獲 ポケモンによる ピックアップ 難易度による
終了条件
- 4回ポケモンがひんしになる
- 10ターンの経過
上述通りひんしになったポケモンもターンが経てば復活するが、累計のひんし回数が4回で強制的に巣の外に追い出されてバトルは終了する。10ターン目が終了することでも、累計ひんし回数に関係なく巣の外に追い出される。相手のHPを0にしたが同時にこちらのポケモンも4回目のひんしをした場合、巣の外に追い出されることが優先される。反動技も使用者のダメージで倒れてから敵ダイマックスポケモンが倒れるため、一般的なバトルの勝敗とは裁定が異なる。バトルに敗北しても柱は消えず、日付が変わるまで何度も挑戦することができる。
報酬
- 捕獲できたかできなかったかによらず、レイドバトルに勝利するとけいけんアメ・わざレコード等の報酬が貰える。
- ピックアップ中のポケモンに勝利した場合、通常のレイドバトルで入手できないアイテムが報酬に含まれる場合がある。
- 報酬の内容は巣穴の場所ごとに個別に設定されている。同じ巣穴でも通常のレイドバトル(赤い光)とレアなレイドバトル(紫の光)では報酬も異なるほか、バージョン(ソードかシールドか)の違いや★の数でも報酬は変わってくる。巣穴ごとの報酬の詳細はポケモンの巣#一覧を参照。
- ヨロイじまでマックスレイドバトルに勝利すると、島のどこかにダイキノコが生えてくることがある。
味方ポケモンについて
- ひんしになった味方のポケモンは次のターンが終了すると元気を取り戻し、HPや状態が全回復して再びバトルに出る。
- バッグの道具は自分のポケモンにのみ使うことができる。ただし、ひんしになってしまうと道具を使うことはできない。
- バトルに参加させるポケモンが、HPが減ったり状態異常になっていたりしても全回復した状態で戦う。ただし、レイドバトルでHPが減ったり状態異常になった場合はバトルが終わってもそのまま。
- 持っているバッジの数が少なくレベルの高いポケモンが指示を聞かない状態であっても、マックスレイドバトルの間は指示通りに行動する。
- プレイヤーのポケモンがひんしになった場合もバトルは終わらず、他のポケモンを「おうえん」することができる。
おうえん
おうえんした場合、1/5の確率で何も起こらない。残りの4/5は以下のいずれかが等確率(すなわち、それぞれ2/15の確率)で選ばれるが、敵がバリアを張っていない場合はバリア破壊が選ばれず、それ以外の効果がそれぞれ4/25の確率が選ばれる[2]。
- 味方全員のHPが全回復する。
- 味方全員の状態異常が治る。
- 敵のバリアが破壊される。
- 味方全員のこうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさのいずれかが2段階上がる、回避率が1段階上がる、きゅうしょアップ状態になるという7種類の効果から、等確率でいずれか1つ選ばれる。
- 味方の場がリフレクター状態になる。
- 味方の場がひかりのかべ状態になる。
意味のない効果(味方全員が状態異常でないときに「状態異常が治る」が選ばれるなど)の場合、何も起こらないときと同じメッセージが表示される[2]。
サポートトレーナー
「ひとりで挑戦」を選ぶか、「みんなで挑戦」を選んでも人数が4人集まらなかった場合はNPCのサポートトレーナーと組む事になる。どのNPCが付くかはランダムで決まる。サポートトレーナーのポケモンのレベルは主催者のポケモンのレベルの7割で固定され、レベルが上がっても進化したり技が変わったりすることは無い。プレイヤーがひんしにならなくても、サポートトレーナー達だけが4回ひんしになるとクリアできないため、人数が集まらないときの主催者ポケモンのレベルは重要となる。COM操作のトレーナーはダイマックスパワーが溜まってもダイマックスを使わない。名前はポケモンの関係者から取られていることがある。道具を持っていないポケモンおよびハリーセンの個体値は全て0、それ以外のポケモンの個体値は全て30に設定されている。
ヨロイじまでのマックスレイドバトルではNPC候補にマスターどうじょうのもんかせい(男女1人ずつ)・セイボリー・クララが、カンムリせつげんではピオニー・シャクヤが追加されている。もんかせいのポケモンの個体値は15/5/15/5/15/5、セイボリー・クララ・ピオニー・シャクヤのポケモンの個体値は全て20に設定されている。セイボリーは主催者のソフトがシールドのとき、クララは主催者のソフトがソードのときのみ出現する可能性がある。
マックスレイドバトルで発動しない技・特性
- マックスレイドバトルでは、他のポケモンの持ち物に影響を与える技 (やきつくす・むしくい・ついばむ・おちゃかい・はたきおとす・ほしがる・どろぼう・トリック・すりかえ・ふしょくガス) を使用しても必ず失敗する。これらは敵が使おうとしたときでも失敗する。
- 敵味方問わず、マックスレイドバトルでは他のポケモンの持ち物に影響を与える特性マジシャン・わるいてぐせ・きょうせいが発動しない。くっつきバリのダメージ効果は発生するが、他のポケモンにくっつかない。
- 使うとひんしになる技 (じばく・だいばくはつ・ミストバースト・いのちがけ・おきみやげ・いやしのねがい・みかづきのまい) を使用しても「しかし うまく 決まらなかった!」というメッセージが出て失敗し、使用者はひんしにならない。敵が使おうとしたときも失敗する。
- みちづれ・ほろびのうた・サイドチェンジは「ダイマックスの ちからで はじかれた!」というメッセージが出て失敗する。
- 対象を問わず、そうでんはダイマックスのちからではじかれて失敗する。
- 場がプラズマシャワー状態になったときは、敵味方問わず使うノーマル技がでんきタイプに変わる。
- 敵のタイプをみずびたし・まほうのこなで変更したり、もりののろい・ハロウィンで追加したりすることはできない。タールショットを受けるとすばやさが下がるが、タールショット状態にはならない。これらの技を味方が受けたときは効果がある。
- 敵に対してうらみ・ぶきみなじゅもん・キョダイゲンスイでPPを減らすことができない。
- これらの技を味方が受けたときは効果がある。キョダイゲンスイはPPの減少値が2ではなく1になる。
- 敵にさいはいを使った場合、直前に出された技がダイマックスわざでないときはダイマックスのちからではじかれて失敗する。ダイマックスわざに対しては技の仕様で失敗する。
- ネコにこばん・キョダイコバンが成功してもお金が散らばらない。
- 敵はみがわり・テレポートを使おうとしても失敗する。
- マックスレイドバトル限定の仕様により技が失敗したときも、味方の技のPPは消費する。
そのほか
- 「みんなで挑戦」で2名以上のプレイヤーが参加する場合、戦闘アニメは設定にかかわらず「みる」となる。
- 通信エラーで切断された場合、切断されたプレイヤーはバトルから離脱する。ただし他のプレイヤー側では切断扱いにならず、切断したトレーナーはCOM操作で戦闘を継続する。COM操作になったトレーナーの動きはNPCと同じようなパターンになり、ダイマックスは使用しない。
- ダイマックス発動中に切断された場合に限り、そのまま継続してダイマックスを使用する。
- ボールを1個も持たない状態でマックスレイドバトルを始めようとすると「ボールがありませんがよろしいですか?」と注意を促すメッセージが出る。
ピックアップ
ふしぎなおくりものの「ワイルドエリアニュースを受け取る」で期間限定で特定のポケモン(ピックアップポケモン)が出現しやすくなるようにできる。これらのポケモンは見つけやすくなるものの、捕捉率は通常よりも低く設定される(詳しくは上述)。
ポケモン名の前のGはキョダイマックス(あるいは進化後にキョダイマックス可能な個体)も出現することがあることを示す(キョダイマックスでないポケモンもピックアップ扱いである)。
時間はUTC(日本時間の9時間前)基準であるため、日本時間では下記記載の開始日の9:00から、終了日翌日の8:59までの開催となる。ピックアップ期間終了後もインターネットに一切接続しなければピックアップポケモンは継続して出現するが、一度インターネットに接続すると期間が終了したピックアップポケモンは別のポケモンに置き換わる。
2022年11月1日にピックアップの最終更新が行われた。
開始日 | 終了日 | ピックアップポケモン | その他 |
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2022/11/1 | Gキングラー Gタルップル Gマルヤクデ Gイオルブ Gアップリュー Gサダイジャ Gアーマーガア Gオーロンゲ Gダストダス Gマホイップ Gカジリガメ Gブリムオン Gバタフリー Gラプラス GストリンダーH Gゲンガー Gジュラルドン GストリンダーL Gセキタンザン Gカイリキー Gダイオウドウ Gカビゴン |
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2022/10/21 | 2022/10/23 | ブリザポス レイスポス |
ブリザポス・レイスポスは捕獲できない。 |
2022/9/9 | 2022/9/18 | ナマコブシ バチンウニ ユキハミ |
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2022/8/12 | 2022/8/21 | オーロンゲ | |
2022/7/1 | 2022/7/10 | ニョロモ マリル タマザラシ |
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2022/6/17 | 2022/6/19 | Gウーラオス(いちげきのかた) Gウーラオス(れんげきのかた) |
ウーラオスは捕獲できない。 |
2022/5/20 | 2022/5/22 | シェルダー | |
2022/4/1 | 2022/4/1 | ウソッキー | |
2022/3/18 | 2022/3/27 | アバゴーラ アーケオス ガチゴラス アマルルガ |
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2022/2/22 | 2022/2/27 | Gフシギバナ Gリザードン Gカメックス |
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2022/2/11 | 2022/2/20 | Gマホミル | |
2022/1/1 | 2022/1/9 | ニャース コイキング ウソッキー ヒヒダルマ |
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2021/12/17 | 2021/12/26 | スターミー デリバード フリージオ |
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2021/11/19 | 2021/11/28 | Gイーブイ シャワーズ サンダース ブースター エーフィ ブラッキー リーフィア グレイシア ニンフィア |
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2021/10/29 | 2021/10/31 | ヤミラミ ヨノワール ゾロアーク アーマーガア フォクスライ |
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2021/10/1 | 2021/10/3 | モクロー ニャビー アシマリ |
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2021/9/17 | 2021/9/19 | ルナトーン ソルロック |
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2021/9/3 | 2021/9/5 | チルタリス カットロトム チラチーノ コソクムシ |
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2021/8/20 | 2021/8/22 | Gゲンガー フワライド シャンデラ |
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2021/8/6 | 2021/8/8 | アズマオウ カイロス ヘラクロス テッカニン スピンロトム バイバニラ |
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2021/7/23 | 2021/7/25 | オムナイト カブト プテラ |
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2021/7/9 | 2021/7/11 | Gリザードン ドガース ソーナンス マホミル Gダイオウドウ |
ピックアップポケモンからはバックのかんづめ(Sw)・ボブのかんづめ(Sh)が手に入る。 |
2021/6/25 | 2021/6/27 | オクタン カラマネロ オトスパス |
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2021/6/4 | 2021/6/6 | Gフシギバナ ニョロトノ グレッグル ガマゲロゲ |
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2021/5/21 | 2021/5/23 | ウールー バイウールー |
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2021/4/30 | 2021/5/2 | Gニャース アローラニャース ガラルニャース |
★5にて色違いガラルニャースの出現率は2% |
2021/4/23 | 2021/4/25 | コオリッポ | ソードでも出現 ★5にて色違いコオリッポの出現率は2% |
2021/4/2 | 2021/4/4 | マリルリ ミミロップ ホルード エースバーン |
★5にて色違いマリルリの出現率は2% エースバーンは捕獲できない。 |
2021/3/26 | 2021/3/28 | ラフレシア キレイハナ チェリム ドレディア ラランテス キュワワー |
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2021/3/1 | 2021/3/31 | Gアーマーガア Gブリムオン |
3/26~3/28の期間は除く |
2021/2/26 | 2021/2/28 | Gピカチュウ | |
2021/2/12 | 2021/2/14 | Gマホミル | |
2021/2/4 | 2021/2/8 | ヌオー フライゴン ゴルーグ ウッウ イエッサン♀ |
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2021/2/1 | 2021/2/28 | Gカイリキー Gイオルブ |
2/4~2/8、2/12~2/14の期間は除く |
2021/1/22 | 2021/1/24 | ケンタロス ミルタンク バッフロン |
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2021/1/8 | 2021/1/10 | チェリンボ モロバレル マシェード ホシガリス ヨクバリス |
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2021/1/1 | 2021/1/31 | Gカビゴン Gジュラルドン |
1/8~1/10、1/22~1/24の期間は除く |
2020/12/25 | 2020/12/27 | アローラロコン ルージュラ デリバード シャンデラ モスノウ |
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2020/12/1 | 2020/12/31 | Gラプラス Gマルヤクデ |
12/25~12/27の期間は除く |
2020/11/20 | 2020/11/22 | チェリンボ モロバレル マシェード ホシガリス ヨクバリス |
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2020/11/2 | 2020/11/30 | Gバタフリー Gダストダス |
11/20~11/22の期間は除く |
2020/10/30 | 2020/11/1 | デスカーン オーロット パンプジン ミミッキュ ポットデス |
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2020/10/1 | 2020/10/29 | Gゲンガー Gオーロンゲ |
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2020/9/18 | 2020/9/20 | ピクシー プクリン キレイハナ ムシャーナ エルフーン ドレディア |
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2020/9/1 | 2020/9/30 | Gストリンダー(ハイなすがた)(Sh) Gストリンダー(ローなすがた)(Sw) Gアップリュー(Sh) Gタルップル(Sw) |
9/18~9/20の期間は除く |
2020/8/6 | 2020/8/9 | ピチュー ピカチュウ ライチュウ アローラライチュウ ミミッキュ |
ピカチュウの色違いの出現率は8% ミミッキュの出現率は1% |
2020/8/1 | 2020/8/31 | Gサダイジャ Gカジリガメ |
8/6~9の期間は除く |
2020/7/17 | 2020/7/19 | Gキングラー マンタイン サメハダー ホエルオー ブルンゲル ナマコブシ |
ホエルオーの色違いの出現率は2% |
2020/6/30 | 2020/7/31 | Gセキタンザン Gダイオウドウ |
7/17~19の期間は除く |
2020/6/18 0:00 | 2020/6/28 | ゼラオラ | ゼラオラは捕獲できない。 |
2020/6/2 22:00 | 2020/6/29 | Gマホイップ(ミルキィバニラ)(Sw) Gマルヤクデ(Sw) Gラプラス(Sw) Gカビゴン Gキングラー(Sw) Gタルップル(Sw) Gアーマーガア(Sw) Gオーロンゲ(Sw) Gダストダス(Sw) Gストリンダー(ハイなすがた)(Sw) Gゲンガー(Sw) Gジュラルドン(Sw) Gバタフリー(Sh) Gイオルブ(Sh) Gカイリキー(Sh) Gアップリュー(Sh) Gサダイジャ(Sh) Gカジリガメ(Sh) Gブリムオン(Sh) Gリザードン(Sh) Gストリンダー(ローなすがた)(Sh) Gセキタンザン(Sh) Gダイオウドウ(Sh) |
ピックアップポケモンが全てキョダイマックス可能な個体。 ダイマックスアメが通常より多く手に入る。 |
2020/5/26 | 2020/6/2 21:59 | Gニャース | |
2020/5/19 | 2020/5/25 | Gイーブイ | |
2020/5/12 | 2020/5/18 | Gピカチュウ | ★5レイドではボルテッカーを覚えている個体が捕獲できることがある。 |
2020/4/28 | 2020/5/11 | バンギラス ロトム ドリュウズ エルフーン ドラパルト トゲキッス |
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2020/4/10 | 2020/4/15 | メタモン ピチュー ピィ トゲピー バルキー ソーナノ ウソハチ マネネ ゴンベ スボミー リオル タマンタ エレズン |
ピックアップポケモンからはゆでタマゴ・かわらずのいし・あかいいと・パワー系アイテム・しあわせタマゴが手に入る。 メタモンの★5レイドのみ5V以上確定。 |
2020/3/26 | 2020/4/27 | Gリザードン Gダストダス Gダイオウドウ Gジュラルドン |
ソードではGダイオウドウとGジュラルドン、シールドではGリザードンとGダストダスの出現率が高い。 |
2020/3/19 | 2020/3/25 | シュバルゴ アギルダー バチンウニ ガラルギャロップ (Sw) ガラルサニーゴ (Sw) バルジーナ (Sw) ヤレユータン (Sw) イエッサン♀ (Sw) ガラルダルマッカ (Sh) ウォーグル (Sh) ナゲツケサル (Sh) ネギガナイト (Sh) イエッサン♂ (Sh) |
ピックアップポケモンからはバックのかんづめ・カセキのリュウ・カセキのサカナ・あまーいりんご(Swで高確率、Shで低確率)・ボブのかんづめ・カセキのトリ・カセキのクビナガ・すっぱいりんご(Swで低確率、Shで高確率)が手に入る。 |
2020/3/9 | 2020/3/25 | Gカビゴン Gゲンガー Gカイリキー |
ソードではGカイリキー、シールドではGゲンガーの出現率が高い。 |
2020/2/27 | 2020/3/1 | フシギダネ フシギソウ ヒトカゲ リザード ゼニガメ カメール ミュウツー |
ミュウツーは捕獲できない。とくせいカプセル・ポイントアップ・ぎんのおうかんなどが手に入る。 ぎんのおうかん2個とポイントマックスが手に入るミュウツーのレイドもある。 フシギダネ・フシギソウからはどくどくだまが手に入る。 ヒトカゲ・リザードからはかえんだまが手に入る。 ゼニガメ・カメールからはいのちのたまが手に入る。 |
2020/2/7 | 2020/3/8 | Gキングラー (Sw) Gオーロンゲ (Sw) Gイオルブ (Sh) Gブリムオン (Sh) |
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2020/2/7 | 2020/3/8 | Gストリンダー | ソード・シールドで出現するストリンダーのすがたが異なる。 ソード:ハイなすがた シールド:ローなすがた 期間限定シリアルコード「PUNKR0CK」でわざレコード94が3個もらえる。 |
2020/1/31 | 2020/2/16 | Gマホミル | スターアメざいく、リボンアメざいくを含む9種類のアメざいくが各30%の確率で手に入る。 まれにハートスイーツが手に入る。 |
2020/1/9 | 2020/2/6 | Gアップリュー (Sw) Gセキタンザン (Sw) Gタルップル (Sh) Gラプラス (Sh) |
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2020/1/9 | 2020/1/30 | Gマホイップ | ソード・シールドで出現するマホイップのすがたが異なる。 期間限定シリアルコード「G1GAGRANF1NALE」でヒールボールが10個もらえる。 |
2019/12/31 | 2020/1/3 | コイキング | 色違いの出現率が高い コイキングからはきんのたま・でかいきんのたまが手に入る。 期間限定シリアルコード「0T0SH1DAMA」でダイブボールが10個もらえる。 |
2019/12/20 | 2019/12/25 | デリバード | こおりのいし、あかいいと、ピッピにんぎょう、こおりタイプのわざレコード、多めのけいけんアメが手に入る 期間限定シリアルコード「PRESENT」でゴージャスボールが10個もらえる。 |
2019/11/15 | 2020/1/8 | Gサダイジャ (Sw) Gマルヤクデ (Sh) |
2019/12/11に公式サイト([1])でアナウンスされた。 |
2019/12/4 | 2020/1/8 | Gカビゴン | |
2019/11/15 | 2020/1/8 | Gバタフリー Gカジリガメ (Sw) Gアーマーガア (Sh) |
過去のピックアップ
イベントバトル
ストーリー中、マックスレイドバトルの形を取るイベント戦闘がいくつか存在する。これはワイルドエリアなどで行われる本来のマックスレイドバトルとは仕様が異なる部分がある。
共通として、以下の仕様が異なる。
- タワートップ・ムゲンダイナ(ムゲンダイマックスのすがた)戦
- 巨人の寝床のレジギガス戦
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- 主人公のみで戦う。手持ちにレジロック・レジアイス・レジスチル・レジエレキ・レジドラゴを入れた状態で、巨人の寝床北部にある岩4つに囲まれた光らない巣穴を調べる。巣穴が少し光った後の「調べてみますか?」という質問に「はい」と答えるとすぐに戦闘が始まり、「いいえ」と答えると最初の状態に戻るため、手持ちを入れ替えて臨むことはできない。
- ダイマックスは使用可能。最初のターンから常に選択できる。
- 「ふしぎなバリア」を使わず、ダメージカットも無い(十分に強い攻撃なら一撃で倒せる)。
- 撃破すると捕獲するかどうかを聞かれる。捕獲することにした場合、ボールを選択できる。捕獲に失敗することはない。
- 倒して捕獲しなかった場合はもう一度戦える。負けた場合は目の前が真っ暗にはならないがフリーズ村のアジトまで戻される。いずれの場合も再び条件を満たした状態で巣穴を調べることで戦闘が始まる。
備考
- ローカル通信で「みんなで挑戦!」を選び、メンバーを募集している途中でNintendo SwitchのHOME画面に戻り、そこで時刻を変更すると時刻変更ペナルティが課されないばかりか自然経過の場合と同じように時間経過によるイベントの進行が為されるバグがある。これをワットの無限回収やポケジョブの高速消化などに利用可能。
- 大森滋によれば、マックスレイドバトルのアイディアは、ニンテンドースイッチによって解像度が上がり、画面内に複数のトレーナーを登場させられるようになったことから本格的な協力プレイとして考案された[3]。
- 日付の切り替わるタイミングは端末の時刻を参照するが、ピックアップが切り替わるタイミングはサーバーの時刻を参照する。ピックアップの期間が過ぎてもインターネットに接続しない限り引き続きピックアップのポケモンが出現する。期間終了後に一度でもサーバーへ接続すると、その瞬間に巣穴から出現するポケモンが再割り当てになる。
各言語版での名称
言語 | 名前 | |
---|---|---|
日本語 | マックスレイドバトル | |
ドイツ語 | Dyna-Raid | |
英語 | Max Raid Battle | |
スペイン語 | Incursión Dinamax | |
フランス語 | Raid Dynamax | |
イタリア語 | Raid Dynamax | |
韓国語 | 맥스 레이드배틀 (Max Raid Battle) | |
中国語 | 簡体字 | 极巨团体战 (Jíjù Tuántǐ Zhàn) |
繁体字 | 極巨團體戰 (Jíjù Tuántǐ Zhàn) | |
ロシア語 | Максирейд (Maksireyd) |
脚注
- ↑ 【正規品】「超低Lv」の進化後ポケモンを入手する方法を検証!ゲーチスも驚愕のレベル・・・【アンチ改造厨】【ポケモン剣盾】 https://www.youtube.com/watch?v=xqqdzXIf-1Q
- ↑ 2.0 2.1 Anubis (@Sibuna_Switch) - Twitter、2024年4月22日投稿。
- ↑ 「ポケットモンスター ソード・シールド見どころガイド 増田順一氏×大森滋氏インタビュー」『週刊ファミ通』2019年11月28日号、KADOKAWA Game Linkage、49-53頁