ポケモンWikiでは記事の投稿、加筆、検証、修正等に参加、協力してくださる方を必要としています。方法や詳細はポケモンWikiに投稿するにはをご覧ください。
冒険用ポケモン考察・アローラ編
提供:ポケモンWiki
ナビゲーションに移動検索に移動
この項目では、第七世代(サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン)にて、ゲームクリア前に入手可能なポケモンと冒険をするうえでのそのポケモンの扱いやすさと有用性についての評価をポケモンの役割ごとに記す。
注意
- 以下では、サン・ムーン(以下SMと略)、ウルトラサン・ウルトラムーン(以下USUMと略)の記述を一緒にまとめている。
- SMとUSUMでは出現するポケモンが違う。
くさタイプのポケモン
- モクロー
- 相性補完は良いがこおり4倍弱点がややキツイ(ジュナイパーに進化すればなくなるが、そうするとゴーストタイプの弱点を受けてしまう)。主力のマシン技であるエナジーボールの獲得もカイリキー プッシュが使えるようになる終盤と恵まれず、自然に進化させるとレベル44でジュナイパーが覚えるリーフブレードまで待たなければならない。一方、御三家の中で最終進化形のHP種族値が一番低いため、回復アイテムの回復効率は一番良い。
- アマカジ
- 5ばんどうろのポケモンセンターでゲーム内交換して手に入る個体はよく育つが、アマージョに進化するまでは若干ひ弱。ねむりごななどの催眠技やメガドレインなどの吸収技もレベルアップで覚えないため、持久戦は若干苦手。しかしアマージョに進化しさえすればトロピカルキックで粘り強く戦えるようになる。ただ、とびひざげりの習得はレベル49と終盤になってしまう。
- カリキリ
- 加入時期はスイレンの試練挑戦前と早く、自力技もレベル23でリーフブレード、レベル28でこうごうせいを覚えるなど優秀。ただ、ラランテスに進化していない段階では種族値が低いので、自然に攻略するとマリエシティ到達まではどうしても役に立ちづらいか。
- マシンわざはつるぎのまい、きゅうけつ、おんがえし辺りが目ぼしいところか。同じくマシンわざでもどくづきは習得時期があまりに遅い上に刺さる相手も少ないので微妙。
- タマタマ
- 加入時期がポニじま到達直後と遅すぎるため戦力には不向き。進化させるとアローラナッシーになるので、おみとおしを活かして野生ポケモンのアイテムを回収することでパーティのもちもの事情を改善するのに良さそうである。
ほのおタイプのポケモン
- ニャビー
- ガオガエンに進化するとシナリオでは他にデルビル(USUMのみ)しか真似できない一致技の範囲を発揮できる。序盤では貴重なほのお枠として利用価値があり、レベル16で覚えるにどげり、テンカラットヒルで拾えるわざマシン62で習得できるアクロバットなど、序盤のサブウエポンには困らない。ただ、ぬしヨワシ、大試練のライチなど、序盤から中盤にかけて明確な不利が付くボス戦が目立つ。
- ガーディ
- いかくがとにかく優秀。ただ、ほのおのメインウエポンであるかえんほうしゃを覚えるタイミングがレベル34と、ほのおのいしが入手できるコニコシティの時点では上げるのに無理のあるレベルである。よって、種族値による恩恵を優先して早く進化させるかぎりにおいては、メインウエポンはレベル21で覚えるほのおのキバで我慢するしかない(もちろん、低種族値を我慢して、進化せずにレベル45まで育てれば、フレアドライブやかみくだく、げきりんといった強力な技を覚えられる)。自然にレベルアップ・進化させる限り、サブウエポンは終盤のポニのだいきょうこくで手に入るワイルドボルトを除けばレベル1の段階でガーディが覚えるかみつく程度なものである。
- ブビィ
- 加入時期はヴェラかざんこうえん到達時点。即戦力を期待するなら乱入バトルでブーバーになった個体を狙うのが吉。
- ブビィ・ブーバー共に捕捉率が45であるのが引っ掛かるが、レベル22ではじけるほのおを覚えるためすぐに火力には困らなくなる。
- ブーバーの状態だとレベル55でだいもんじを覚える。うみのたみのむらのポケモンセンターでわざマシン38を買う予算が惜しいなら覚えるまでレベリングするのが1つの手。もっとも四天王戦を見据えるなら、ポニのだいきょうこくで拾えるわざマシン35でかえんほうしゃを覚えさせれば十分かもしれないが。
- 自力技とマシンわざだけではサブの範囲がかなり狭いが、自力技ではクリアスモッグが、マシンわざではサイコキネシス、かわらわりが候補に入る。
- 通信交換でブーバーンに進化させることができるが、ブーバーはしんかのきせき適用内でありシナリオ終盤クラスの種族値をしているので、無理に進化させる必要はないか。
- コータス
- 加入は12ばんどうろ到達時点と若干遅いが、普通にレベルを上げておけば特性ひでりにより火力には困らない。加入時点でふんえんを覚えているのもプラス点。
- デルビル
- USでしか登場しないが、基本は12ばんどうろに行って野生で手に入れる。かえんほうしゃを覚えるのがレベル50、かみくだくを覚えるのがレベル56と遅く、それまでレベル30で覚えるほのおのキバ、レベル35で覚えるだましうちで妥協しなければならないため、旅パには不向き。
みずタイプのポケモン
- アシマリ
- 進化すると最終的にアシレーヌになり、シナリオ攻略中の一致技範囲は他のポケモンでは真似できないものとなる。ミズZの獲得はスイレンの試練の後と早く、マシン技のねっとうもせせらぎのおかで入手可能と恵まれている。高火力・命中安定のアタッカーとして有用。味方のペリッパーのあめふらしでみず技を強化するのも1つの手。
- 全体的にボス戦で有利対面が多い上に一致Zクリスタルが一番早く手に入ることから一番のおススメと言える。終盤でも利用価値のあるねっとう、ムーンフォースは威力の割にPPも豊富で、四天王戦でも息切れしにくい。
- その性能から、タイムアタックにおいても優秀。苦手なでんきやくさの使い手の中には勝たなくてもよい(むしろわざと負けた方がタイムの短縮になる)相手がいるので安心である。
- 強いて言えば、最序盤はその素早さの種族値の低さから、性格・個体値次第で逃走に困ることも。また、レベル差を付けないと被弾数が増え、元々の物理耐久の低さからひんしの憂き目に遭うこともある。
- ヤドン
- あくびによる催眠が強力。タイプも最序盤では貴重なみず/エスパーで、一致技範囲でも個性が出る。ただ、足は遅い上に進化もレベル37と待たされるので気長に育てよう。特に育っていない序盤の方だと逃走のにも苦労する素早さなので、先頭に据えるには不向きで、ボス戦での運用がメイン。レベル36でなまけるを覚えれば回復もお手の物。
- 主にハラの大試練、カキの試練、ライチの大試練、ハプウの大試練で有利を取れる。
- コイキング
- これまでのシリーズと同様、ギャラドスに進化しないと使い物にならないのは当たり前であるが、いかくで攻撃力下げられるところ、攻撃力が高いところが強力。第七世代からはぼうふうを覚えるので、Zワザなどでの補強が必要でも、ひこうタイプの攻撃要員にできるようになったため、さらに使いやすくなった。タイプ一致技(アクアテール)がレベル30まで待つところや、電気4倍弱点などについては注意すること。
- コイキングから育てるのが面倒なら、乱入バトルでギャラドスに既になっている個体を捕獲すると良い。
- キャモメ
- 従来は移動要員としての需要があったが、本作ではフィールドわざが廃止。その代わりペリッパーの通常特性にあめふらしが追加されたため、水アタッカーとしての能力が大幅に向上した。なお、あめふらしを使う場合はうるおいボディの個体を捕獲すること。
- 加入時期も1ばんどうろ海岸到達時点と最序盤に手に入るので非常に育ちやすい。ペリッパーに進化する前は素早さも高く、特に序盤は逃走に大助かり。
- ドジョッチ
- 加入はせせらぎのおか攻略後の時点と比較的早期。弱点僅少なみず枠は他にトリトドンが存在するが、あちらと異なり加入時期が早くいざという時に十分レベルが上がった状態で使えるのが美味しい。レベル24でアクアテールを覚え、ナマズンに進化するとレベル40でじしん(進化を我慢すればドジョッチの段階でレベル36で覚える)を習得。レベル56になれば、最後のあがきとしても使えるじわれを獲得する。思い出し技であり実質四天王戦限定だがしねんのずつきも覚える。
- シェルダー
- 加入は自然なプレイだとリザードンフライト解禁後になるか。こおりの等倍範囲は狭いがスキルリンク個体だとつららばりが実質威力125の一致技に変貌する。さらにコニコシティに到達した時点で進化に必要なみずのいしが手に入り、せせらぎのおかの時点で既にねっとうのわざマシンを手に入れているはず。つまりライチの大試練達成前の時点でシナリオ終盤クラスの一致技を揃えた進化ポケモンが手に入るということである。
- ヨワシ
- レベル20以上になるとぎょぐんが発動するため、そうなると中盤まで最強クラスと言うべき攻略要員となる。加入はスイレンの試練攻略時点と十分早く出現率も低くないため時間をロスしにくい。マシンわざとしてはねっとうを覚える他、レベル38で威力90のアクアテールを覚えるなど自力技にも恵まれる。ただ、サブは殿堂入り直前に覚えるマシンわざのれいとうビームを考慮しなければ、入手時点で覚えるだましうちと、低威力かつダブルバトルで味方を巻き込むじならし、必ず交代しなければならないとんぼがえり程度なものであり、シナリオ終盤クラスの技がレベル54で覚えるがPP不足のハイドロポンプ程度しか存在しない。レベル41で覚えるすてみタックルはぎょぐんの解除を招くので論外。
- ボス戦では鈍足さから被弾数が増えるため、全抜きを狙うためにはスピーダーを使うのが吉。一方HPがとても低いことから回復アイテムでの回復効率が非常に高く、終盤でもちからのねっこで十分回復できるくらいである。
- 経験値タイプが125万タイプで育ちにくいので、じっくり寄り道して育てる派に向いている。何ならふしぎなアメをたっぷり使ってやろう。
- 手早くシナリオを周回したい時にはぎょぐんの演出アニメーションが邪魔に感じるか。
- メノクラゲ
- アーカラじままでに出現する個体は加入時期に比べて種族値が低いため、すぐに進化するウラウラじまに出現する個体を調達した方が良い。レベル22で覚えるアシッドボム、マシンわざのねっとう、ヘドロばくだんを軸とした崩し型がメインとなるか。ドククラゲに最速で進化させた場合、みず高火力のハイドロポンプは最終盤クラスのレベル52に到達するまで我慢することになる。
- カラナクシ
- 加入時期はポニのげんや到達時点で、トリトドンの状態で手に入る。レベル54でじこさいせいを覚える上に、タイプ、特性、種族値配分、技範囲、耐性どれを取っても十分な水準。もし仲間に入れた後意識してレベル上げするのであれば、加入時期の遅さを考えても使いたいスペック。じめんの自力技はどろばくだん止まりだが、不一致のストーンエッジとほぼ並ぶ火力と考えると許せる範囲内。
- ヒトデマン
- 加入時期は最短で7ばんどうろ到達時点であり、進化はコニコシティ到達時点(手間を許容すれば8ばんどうろでもみずのいしを入手できる)。マシンわざもエーテルパラダイス初訪問イベント終了時点でサイコキネシス、ねっとうとシナリオ終盤クラスのものが揃う。その上自力技としてはじこさいせいも覚える。ハノハノリゾートの砂埃産の場合、レベル21の個体を粘らないとじこさいせいを忘れているが、固定エンカウントなので厳選の手間はそれほどでもないか。
でんきタイプのポケモン
- ピチュー
- 進化させると固有の一致技範囲を持つアローラライチュウになるが、ピチューの段階での耐久の脆さはいかんともしがたい。ピチューの段階でレベル13で覚えるわるだくみを習得させれば積みアタッカーとして使えないこともないが、事前に他のポケモンでいかくを撒いたり自身であまえるを放ったりといった起点作りをしないと積むのは危険かもしれない。
- メリープ
- ピチュー系統より耐久が高いので、事故耐性は高い。メリープがレベル36で覚えるコットンガードは積み技として極めて優秀なので、進化キャンセルを繰り返して早期に覚えさせるのが良いだろう。USUMにしか出現しない。
- コイル
- 最序盤で手に入る割に火力、耐性、特性どれを取っても優秀なポケモンとして重宝する。欲を言えばジバコイルに進化できるようになるタイミングが遅めだが、USUMでそれも改善された。最速で進化させる場合、十分な火力のでんきウエポンがレベル43で覚えるほうでんまでお預けで、必ず交代しなければならないマシンわざのボルトチェンジ(ホクラニだけ到達時点)で妥協せざるを得ない。
- 特性はがんじょうがベスト。この特性を厳選しておけば、エース以外にレベルがあまり上がっておらず強敵に苦戦する場面に出くわしても、回復アイテムを使うためのクッションになってくれる。
- でんき全般、特にハウのアローラライチュウ系統の一貫を切れるのが偉い。ただし、きあいだまには注意。
- チョンチー
- 加入時期は8ばんどうろ到達時点。加入時のレベルがマチマチなのは難点か。でんきメインウエポンはランターンの時にレベル37でほうでんを覚えるが、それまでは事実上マシンわざのチャージビームがメインとなる。でんきの一貫を完全に切ることができるみず枠という時点で優秀であり、ねっとうも当然覚える。あまり足が速くない上に火力も低いので、抜群を取れない相手だとキツイか。一応レベル29でくさへの打点であるシグナルビームを覚える。
ひこうタイプのポケモン
- ツツケラ
- ドデカバシに進化したときに覚えるくちばしキャノンが状態異常技として優秀。特攻の種族値も75と低くなく、オーバーヒート、ラスターカノンというノーマル/ひこうのポケモンらしからぬ芸もある。ツツケラの段階であるレベル15にしてついばむを覚えるのも優秀。
- 自然な育て方でケララッパへの進化がハラの大試練までに間に合うのもグッド。
- オニスズメ
- マシン技でみねうちを、自力技ではねやすめを覚え、すなかけなどを無効化するするどいめを持つため、基本は乱入バトルでの仲間呼び連鎖用。
- ヤヤコマ
- ヒノヤコマに進化すればマオの試練で出てくるぬしラランテスをカモにできる。全滅の恐れがあるこのポイントで大活躍してくれるのは大きい。クリア後の厳選にもほのおのからだが役立つ。そこそこじめん、くさが弱点として被りがちな第七世代の旅パでは相性補完として悪くない。
- バルチャイ
- 進化レベルが余りにも高過ぎる上に自力技も貧弱な特攻を使う特殊技寄りなので論外。しかも特性ぼうじんだとそもそも捕獲しようとバタフリーでねむりごなを撒く際に無効化してくるので厄介。
- オドリドリ(ぱちぱちスタイル)
- 種族値は加入時点では十分だが、終盤になると若干低さが目立つようになる。基本はハラの大試練におけるピンチヒッターか。
- 自力技はレベル13でエアカッターを覚えるため、元々の種族値も合わせれば序盤は言う事無し。レベル30ではねやすめを覚えるが、この頃になるとせっかく回復技があっても低耐久により持て余す場面が目立つか。終盤の自力技で目ぼしいのはめざめるダンス、ぼうふう程度か。
ノーマルタイプのポケモン
- ヤングース
- 加入時期はゼンリョクまつり開始前と御三家を除くと最も早期だが、中盤まで碌な自力技が無いので攻略には不向き。進化後も鈍足低耐久で被弾数が増えがちな上に場持ちも悪い。
- ゴンベ
- 1ばんどうろの岩の奥に5%の確率で出現という入手難易度がネックで、さらにカビゴンに進化させるのには十分なつき度を上げる必要があるが、ひとたびカビゴンに進化させれば後出し自在の耐久力で不測の事態に対応してくれるだろう。ただ、レベル49で覚えるかみくだく以前の技だけでは範囲が狭く、終盤を除いてはマシン技のがんせきふうじやじならしも考慮に入る。
- ヨーテリー
- 加入時期は4ばんどうろ到達時点と十分早い。
- 反動ダメージと言うデメリットはあるもののレベル15で威力90のとっしんを覚えるのは大きい。サブにはハーデリアの時にレベル24で覚えるかみくだく、ヴェラかざんこうえんで拾ったわざマシン39で覚えられるがんせきふうじなどが目ぼしいところとして存在する。思い出し技としてほのおのキバ、かみなりのキバ、こおりのキバも覚えるが、かみなりのキバはマシンわざのワイルドボルトで代用可能。
- ハーデリア以降は個体によっていかくを使うことができる。ムーランドは種族値配分に無駄が無く、四天王戦でも十分活躍してくれる。
- ミルタンク
- オハナぼくじょうの草むらで5%の確率で出現という入手難易度はあるものの、捕獲時点でミルクのみを覚えており、レベル29でサブウエポンとしてしねんのずつきも覚える。さらにきもったまもあるのでゴーストで止まりにくい。オハナぼくじょうに到達した時点では中々の高種族値で、配分も無駄がない。
- シナリオ中ではリーリエが要所要所で回復イベントを行ってくれるので、戦闘中はPP切れを気にせず必要なところで贅沢にミルクのみを使用してしまうと良いだろう。
- ミミロル
- USUMのみ出現。殿堂入りまでの間にメガシンカが解禁されないので、基本は進化後のミミロップの見た目アドバンテージ重視での採用となる。教え技は優秀なので、マンタインサーフでバトルポイントを荒稼ぎできる腕前があればあるいはといったところである。
- ネッコアラ
- 加入時期は11ばんどうろ到達時点と遅めだが、自力技はレベル31で覚えるふいうち、レベル41で覚えるウッドハンマーと優秀なものばかりで、一致おんがえしを使えるのもウリ。何より状態異常が実質無効というのが大きい。耐久(特に物理耐久)は決して高くなく足も遅めなので、なるべく相手にレベル差で優位を取れるようにしたい。
かくとうタイプのポケモン
- ルチャブル
- USUMのみゲーム内交換で最序盤に手に入る。最序盤の時点で破格のスペックで終盤まで通用するうえに、他人産なのでレベルアップも早い。
- 加入時点でつめとぎ、からてチョップ、つばさでうつを覚えており、まさしく即戦力と言って差し支えが無い。メレメレじま終了時点でかわらわり、アクロバットをマシン技として獲得するなど技にも恵まれている。
- ただし、まだ試練をクリアしていない時にレベルをあげると言うことを聞かなくなるデメリットもある。
- 総合的に見ると、ストーリー攻略面では大黒柱になるほどの素養がある。タイムアタックでも事実上の攻略要員となる。
- マンキー
- レベル22で覚える一致高火力のクロスチョップが売りで、そもそも攻略要員としてかくとう自体が貴重。ハラの大試練でカクトウZが手に入るので、持ち前の素早さとZワザによる高火力を早くから活かせる。ただ、サブウエポンはヴェラかざんこうえんで拾えるわざマシン39で覚えるがんせきふうじ、テンカラットヒルで拾えるわざマシン62で習得できるアクロバットを除けば獲得時期の都合上役に立ちやすい物理技が乏しく、特殊技も考慮に入る。
- 入手難易度と捕獲直後ないし程無くしていのちがけを覚える都合上、ポニのこうや産のオコリザルは伝説のポケモンのめざめるパワー厳選に役立つ。
- ヌイコグマ
- もふもふによる直接攻撃ダメージ低下が良いが、かくとうタイプの主力技が少ないのが難点。一方、入手時期と捕獲時のレベルを考えれば進化するレベル27まではすぐに近い。
- マクノシタ
- ハリテヤマがレベル26ではらだいこを覚え、つっぱりはマクノシタの段階でレベル7のときに覚える。はらだいこを積んでからのつっぱりで中ボス格以上に散見されるがんじょう持ちも怖くなく、レベル19のときに覚えるはたきおとすのおかげでエスパーやゴーストへの打点にも困らない。レベル13で覚えるはっけいは威力こそ60と控えめだが3割の確率でまひの追加効果があるため、習得時期を考えれば優秀。ただし、ハリテヤマは素早さの種族値が50と低く、経験値タイプも164万タイプと最も高レベル帯で育ちにくいため、寄り道しながらじっくりポケモンを育てたいプレイヤー向け。また、ハリテヤマはHP種族値が非常に高いため、回復アイテムの回復効率も悪い。
- ワンリキー
- SMのみ最序盤の2ばんどうろのポケモンセンターでゲーム内交換により入手できる(シトサン)。通信交換を考慮しなければ最終的なスペックが貧弱なので、特段の拘りがない限り基本的に相性の良いしげみのどうくつ攻略限定で使われることになるだろう。
- ナゲツケサル
- サン・ウルトラサンのみ、シェードジャングルでのみ出現。出現率は低いが、マオの試練達成後と加入時期は十分早く、実質種族値もシナリオ終盤クラス。
- 技範囲に関しても、加入時点でマシンわざのアクロバット、かわらわり、がんせきふうじがあるので十分だろう。
- ウルトラサンでは複合タイプである関係上より一致範囲が広いルチャブルが優先されるか。
エスパータイプのポケモン
- スリープ
- 最序盤から手に入るさいみんじゅつ使いでふみん持ちという点に存在意義が集約される。レベルアップ技、マシン技だけ見るとサブウエポンの範囲が非常に狭く、獲得時期の比較的早いくさむすびの使用が考慮され、めざめるパワーまで使う必要に追われることも。試練、大試練では特に有利な対面がないが、どくを重用するスカル団には通りがよい。
- 仲間呼び出し連鎖で高個体値のメタモンを入手する場合、リサイクルのみを覚えさせたヤブクロンとすりかえを覚えさせたスリーパーによって敵・味方双方がヒメリのみの再利用を繰り返してPP切れを防ぎつつ、連鎖数を伸ばして優秀な個体の捕獲を目指す、という方法がある。
- マーイーカ
- 最序盤はあまのじゃくによって相手のなきごえやにらみつけるなどのランク補正低下技に強気に出られるが、中盤から抜群範囲の狭さが足を引っ張るようになる。ぬしポケモンやウルトラビーストとの戦闘ではひっくりかえすが役に立つ。
- ケーシィ
- 言うまでもなくユンゲラーに進化しないと役に立たないが、ユンゲラーに進化し、ウラウラじま到着直前にサイコキネシスのわざマシンを手に入れると速攻型として開花する。ただし、フーディンに進化させないと耐久性能は無きに等しいため、相手の見極めが重要。
いわタイプのポケモン
- イワンコ
- 旅パで使うならどのフォルムのルガルガンに進化させても素早さが足りるので採用圏内。タイミング的にカキの試練に挑戦するころにはルガルガンに進化することもある(意図的にレベル上げしないと進化させるのは少し厳しいか)ため、そちらで活躍してくれるだろう。
- ウソハチ
- 加入時期は最短でライドギア入手直後であり、進化も自然にレベル上げすればスイレンの試練の前にはするだろう。ウソッキーの種族値は配分に無駄が無いのが特徴であり、シナリオ終盤クラスにも肉薄する実質種族値である。
- 中盤まではレベル26で覚える(中々レベルが上がらないならわざマシン39で覚えさせる)のがんせきふうじ、レベル33で覚えるいわなだれなどがメインウエポンとなり、大器晩成なのが特徴というのかレベル50でアームハンマーを、レベル54でもろはのずつきを覚える。
- 特性はじっくり育ててレベル差を付けられるならもろはのずつきを活かせるいしあたま、レベルがギリギリの場合は出落ちを防げるがんじょうがベター。
- 四天王戦ではカヒリに非常に有利。
どくタイプのポケモン
- ベトベター
- 弱点がじめんのみと複合タイプが優秀で、レベル7で覚えるかみつく、レベル18で覚えるどくどくのキバなど、習得時期を考えると一致ウエポンの火力と追加効果も十分。進化前の状態で攻撃の種族値80と力強い。ただ、最終的な主力どくウエポンになるダストシュートが命中不安でPP少なめなのが痛い。特性はくいしんぼうの場合だとほぼ役に立たないのでどくしゅを厳選したいところ。
- いかがわしきやしきあたりで使うとどく状態無効とエスパー、ゴーストに一致で弱点を突ける点で活躍してくれる。
- ベトベトンに進化しさえすれば、多少相手よりレベルが下回っていても役割対象を誤らない限り持ち前の火力と耐久で活躍できる。
- 加入時期、入手難易度、自力技、素のスペックなどを総合的に勘案すると第七世代の旅パにおける最強の一角と言える。
- アーボ
- USUMのみ登場。ストーリー序盤で出現し、いかくは強力なので補助型としての利用がおすすめ。
- ヤトウモリ
- 加入時期はヴェラかざんこうえん到達時点とそれなりに早期。
- ♀でないと進化しないがメロメロボディを持つ♂のポケモンで性別厳選するのがベター。それが無ければ野生エンカウントでのレベル上げのついでに気長に粘るのが現実定期なところか。
- 加入時点で覚えるりゅうのいかりは強力。アーカラじまでは雑魚敵は当然の事、殆どのボス戦で確定2発に仕留めることが可能。
- レベル32でわるだくみを覚え、エンニュートの状態だとレベル44でかえんほうしゃを覚える。ただ、どくウエポンはいかがわしきやしきでわざマシン36を拾ってヘドロばくだんを手に入れるまではレベル37で覚えるベノムショックで妥協しなければならないのがつらい所。一応レベル29で覚えるどくどくと組み合わせるという手がある。
じめんタイプのポケモン
- ドロバンコ
- 相手の攻撃技を漫然と受けているだけで防御のランク補正がどんどん上がるじきゅうりょくを持っているため、回復道具を使ってごり押ししたいプレイヤーに向いている。加入時期を考えるとそう遠くないカキの試練で活躍してくれるだろう。でんきが弱点として被りやすい第七世代の旅パでは相性補完としても優秀。
- ディグダ(アローラのすがた)
- アローラの新ポケモンとしては珍しい、高速型のポケモン。はがねタイプも持っているため、耐性が多く弱点技を打たれない限り一撃死する可能性は意外と低い上に、対フェアリー要員も兼任できる。
- 自力技はレベル18でじならし、レベル22でふいうちを覚えるため、序盤の火力はまずまず。ダグトリオの状態でレベル47になると強力で汎用性の高い一致技であるじしんを覚える。
- 基本はレベル差で優位に立つ雑魚戦で火力と速度を活かすことになるか。レベル差が縮まって相手の耐久が高くなると、返しのターンの相手の反撃の機会で低耐久を晒してしまいがち。
- ナックラー
- アローラ地方唯一のありじごく持ち。どうしても乱入バトルでマジックガードケーシィを入手したい場合、テレポートを封じることのできる厳選要員として役に立つだろう。
- ジガルデ
- SM限定でジガルデ・セルを一定以上集めることにより16ばんどうろのエーテルベースで入手が可能。初期レベルは30。伝説枠なので個体値は3V確定。
- シナリオにおいてはジガルデ・セルの収集限界から基本10%フォルム、よく集めれば50%フォルムで戦うことになる。10%フォルムはアローラ地方の地面タイプ最速を誇る高速物理アタッカー、50%フォルムはバランス型で耐久力に比較的優れると一長一短だが、一度10%フォルムを50%フォルムに合成してしまうと元には戻せないと言う点には注意。
こおりタイプのポケモン
- ムチュール
- USUMのみ登場。うみつなぎのどうけつに出現するため加入時期は十分早いが、進化形のルージュラ共々物理耐久が壊滅的なので、使い手の腕前が問われる。
- あくまのキッスが実質思い出し技である上に一致こおりウエポンもラナキラマウンテンでわざマシン13を拾ってれいとうビームを覚えさせるまで事実上お預け(うみのたみのむらのポケモンセンターで買って手に入れるわざマシン14かレベル60で覚えるふぶきはPP不安、命中不安なため、採用は難しい)と、とことん技に恵まれない。
- ロコン(アローラのすがた)
- サン、ウルトラサン限定でカプのむらに出現する。進化に必要なこおりのいしはいかがわしきやしきで入手可能。素早さととくぼうに優れ、とくこうは平均的だが強力な技で十分にアタッカーとしても活躍できる。
- 主力技としては進化前でレベル36でれいとうビーム、進化時にマジカルシャイン、サブウェポンとして進化前にたたりめやじんつうりきも覚える。特性ゆきふらしの個体を捕まえれば、うみのたみのむらのポケモンセンターで購入できるわざマシン14で覚えるふぶきが必中となり強力。
- ユキワラシ
- 加入はカプのむら時点。進化させるならこれといった長所の無いオニゴーリよりユキメノコがおススメ。ただし、めざめいしは殿堂入り前だとポケリゾートでしか手に入らないため、何日かどきどきリゾートで粘って運良く手に入れた場合にパーティの構想に入れる程度で問題ないか。
- シナリオ終盤クラスの自力技は、命中率やPPを考えるとユキワラシの状態でレベル37で覚えるこおりのいぶきが無難か。ユキメノコの状態で頑張ってレベル61まで育てれば相手に対する強力な処理手段であるみちづれを覚えることができる。
- マシンわざも14ばんどうろ到達時点(つまり加入直後の時点)で手に入るシャドーボールに恵まれ、ほぼポケモンリーグ戦限定だがラナキラマウンテンでれいとうビームを獲得できる。
むしタイプのポケモン
- キャタピー
- バタフリーに進化させればふくがん+ねむりごなを活かした捕獲要員として使えるようになる。最序盤に手に入る上に進化も極めて早期に行えることも併せて、シナリオ前半では破格の利便性の捕獲要員として活躍。寄り道しながらじっくり育てれば2ばんどうろ時点でねむりごなを覚えるレベル13にはなるだろう。ただ、後半に入ると種族値の低さや耐性の悪さがネックになってくる。
- アゴジムシ
- SMでは終盤のポニのだいきょうこくまで行かないとクワガノンに進化しないので論外。USUMならホテリやまで進化してくれるので一転して攻略要員となる。10まんボルトの獲得もクワガノンに進化すれば無条件であり、レベル31の段階で進化するように調整すれば技思い出しに頼らずむしのさざめきを覚えられる。ただ、サブの特殊技はめざめるパワー以外にまともなものが存在せず、物理技であるアクロバットの使用も考慮しなければならないかもしれない。
- アブリー
- 加入時期は2ばんどうろ到達時点でイリマの試練達成前と非常に早く、ムーンではぬしラッタに有利を取ることができる。また、クチナシの大試練を攻略するのにも適している。アブリボンの段階でレベル49になると覚えるちょうのまいはアブリボンの耐久で積むのは若干難しいが、一度積めばレベル35で覚えるマジカルシャインの等倍範囲もあって全抜きも夢ではない。進化時に覚えられるかふんだんごも、レベル25に達した時点で覚えられることを考えると十二分な威力。マシンわざのサイコキネシスはスカル団の手持ちどくポケモンを狩るのに役立つ。
- イトマル
- 加入はゼンリョクまつり終了後の1ばんどうろであり、最序盤に手に入る。序盤はまともな通常火力を自力で覚えないが、アリアドスに進化(最速レベル22)した際につるぎのまい(マリエシティ到着前はマシンわざとして解禁される前なので貴重)を覚えるだけまだマシか。
ドラゴンタイプのポケモン
- オンバット
- 加入時期はしげみのどうくつ攻略時点と早いが、進化があまりにも遅いので攻略には不向き。
- 進化させたとしてもメインウエポンのりゅうのはどう、ぼうふうは習得レベルの関係上思い出し技同然であり、ハートのウロコがないとキツイ。
ゴーストタイプのポケモン
- ゴース
- 加入時期はハウオリれいえん到達時点と非常に早い。レベル15で覚えるナイトヘッドはHP実数値がレベルに比べて低いぬしヨワシへの打点となる。ぬしヨワシはさいみんじゅつで上から眠らせれば、眠っている間にナイトヘッドで倒せることもある。レベル差がそれほど付かない、あるいはレベルで負けている時でものろいで役割遂行できる。ただ、ソロプレイの場合は通信交換ができないので事実上ゴーストで打ち止めとなり、そうなると終盤は低耐久がネックになるのでみちづれでの1:1交換が主要な運用法となるか。
- ムウマ
- 入手時期的には種族値が優秀だが、まともなメインウエポンはレベル23で覚えるたたりめまでお預け。ハウオリれいえんで捕まえてから自然に育てればせせらぎのおか辺りまでは思うように役に立たないだろう。捕まえたばかりの頃は特殊技というだけで不一致で威力が貧弱なマシンわざであるエコーボイスすらも考慮される。
- 一方、レベル55まで育てればパワージェムを覚え、ムウマージに進化させれば思い出し技としてマジカルフレイムやマジカルリーフを覚えるため、四天王戦時点では技範囲に困らないアタッカーとして十分使える。
- USUMでは出現場所がポニのはなぞのに変更されたため、殿堂入り前でのシナリオでの使用は通信を用いない限り不可能となった。
- ミミッキュ
- ばけのかわによってパーティの消耗を抑えることができる。つるぎのまいで火力を上げれば抜き性能が上昇する。ただ、通信交換を考慮しない場合、加入が後半になってしまううえ、野生であまり登場しないので捕獲しにくいのが痛い。フェアリーメインウエポンのじゃれつくはレベル46まで待つので、この点も重い。じゃれつくを覚えるまではゴーストタイプの通りが悪いポケモンには苦労するだろう。
あくタイプのポケモン
- ゾロア
- USUMのみ登場。敵のAIの都合上、イリュージョンによってウルトラネクロズマなど特定の相手を延々とだまし続けることができる。全滅ポイントとして有名なウルトラネクロズマ戦に強いのはかなり大きい。
- ヤミカラス
- 加入時期を考えると事実上USUMのみ。レベル11でくろいきりを覚えるので、ぬしポケモンのオーラによるランク補正上昇への対策としては悪くない。
- ニャース(アローラのすがた)
- 特性ものひろいがあるので枠が余った場合にはアイテム調達要員としてパーティに入れておくのも1つの手。ペルシアンに進化させるとものひろいはファーコートに変更され、レベル48で覚えるわるだくみを軸とした積みアタッカーに変貌する。
- コラッタ(アローラのすがた)
- 加入はゼンリョクまつり終了後の1ばんどうろであり、最序盤に手に入る。特性はりきりを備えるだけでなく、レベル16でシナリオ中盤級の一致火力であるひっさつまえばを覚え、進化後はレベル24でかみくだく(進化前状態ならレベル22)、レベル39ですてみタックルを覚えるなど火力は困らない。但し、かくとう4倍弱点には注意が必要。
はがねタイプのポケモン
- ダンバル
- 捕獲難易度があまりにも高いため攻略要員としては中々候補に挙がりづらい。
- 仮に使うとすると、加入してから然程時間を要さない時期であろうレベル32のメタングの段階でしねんのずつきを覚え、レベル44でコメットパンチを覚えることを知っておくと損はない。
- ボス戦に関しては、アセロラの試練、クチナシの大試練で不利が付くのが気掛かり。
フェアリータイプのポケモン
- ニンフィア
- 自然な攻略では通常特性に固定される上、仮にフェアリースキンを持っていても自力技の特殊ノーマルウエポンはスピードスター程度なもので、対戦の時のようなパワーファイターとまでは行かない。
- それでも、レベル20でドレインキッスを、レベル37でムーンフォースを覚えるなど、メインウエポンには困らない。特性厳選用にスキルスワップもレベル25で覚える。
- 進化はにじいろポケマメが手に入るカキの試練の後だと楽。
- キュワワー
- 加入時期はマオの試練達成後。シェードジャングルにのみ出現するが、入手時点のレベルの関係上ドレインキッスを忘れていない個体はサン・ムーンでしか入手できない。
- 技範囲はほぼフェアリー、くさ、ノーマルに限られる。くさむすび、はなびらのまいといった癖のあるくさウエポンはクサZでサポートして使うのが吉。
- ブルー
- サン・ムーンでは事実上進化後のグランブルのみが利用できる。
- 加入時期がポニじま到達時点とあまりにも遅く、その割には種族値が低い。
- 一応加入時点でじゃれつくを覚えるレベルに達していることがあり、思い出し技でこおりのキバ、かみなりのキバ、ほのおのキバを覚える。一生懸命育てれば有利な相手である四天王のハラにぶつけられるか。
- ププリン
- プクリンまで進化させるにはなつき度上げとつきのいしが必要なので、若干面倒か。といっても、加入時期は4ばんどうろ到達時点なので、なつき度が上がるように大事に育てていればマーマネの試練の辺りでなつき進化するだろう。レベル36で覚えるハイパーボイスまではプリンからプクリンへの進化は我慢したいところ。
- マシンわざで目ぼしいのはサイコキネシス、かえんほうしゃ、マジカルシャインあたりか。本格的な活躍はポニのだいきょうこくでマジカルシャインのわざマシンを拾ってから。