ポケモンWikiでは記事の投稿、加筆、検証、修正等参加、協力してくださる方を必要としています。方法や詳細はポケモンWikiに投稿するにはをご覧ください。

冒険用ポケモン考察・ヒスイ編

提供:ポケモンWiki
ナビゲーションに移動検索に移動

このページではPokémon LEGENDS アルセウスにおいて、メイン任務1〜18までをこなしクリアするまでにゲット可能なポケモンと、冒険をする上でのそのポケモンの扱いやすさと有用性についての評価をポケモンの役割ごとに記す。掲載順はヒスイ図鑑の図鑑ナンバーに基づく。

ノーマルタイプのポケモン

ノーマルひこうは「ひこうタイプのポケモン」節を参照。

ゾロアは「ゴーストタイプのポケモン」節を参照。

ビッパ
最初の入団試験で手に入るポケモンの1匹。進化後のビーダルを含め出現頻度が高い。
特性のない今作では単純にステータスの低さが目立ち、覚える教え技もリスクの高い高威力技かリターンの少ない低威力技に限られる。特殊技のレパートリーは少なくないが、特殊のステータスが低いので非推奨。
ノーマルに限ってみてもみずに限ってみても、競争相手と差をつけられるような要素が乏しく、ストーリーの最後まで活躍させ続けるのは厳しい。
イーブイ
黒曜の原野蹄鉄ヶ原などに出現する可能性がある。大量に捕獲するのは大量発生以外では難しく、みずのいしほのおのいしかみなりのいしの安定した入手も難しい。性能だけでなくプレイスタイルにも合わせた進化先を選択する必要がある。
イーブイ及びいずれの進化先もめいそうが習得可能になっている。どの進化先でも腐らない技なので是非覚えておきたいところ。
前作までと比較して、シャワーズハイドロポンプを、ブースターフレアドライブを、ニンフィアムーンフォースを没収されている。ブースター(とブラッキー)だけはパワーシフトを新たに覚えられるので、起用の際は使用も考えよう。
従来の作品の使用感に近い立ち回りが出来るのはエーフィ、ブラッキー、リーフィアグレイシア。また、それらの武器技の習得レベルは大きく緩和されている(例:エーフィのサイコキネシスソード・シールドではLv.40であるが本作ではLv.25、リーフィアのリーフブレードはソード・シールドではLv.50であるが本作ではLv.25)。
どの進化先でも使える技の少なさが目立つ弱点なので、パーティー全体でカバーしていきたい。
オドシシ
黒曜の原野のシシの高台をはじめとして、紅蓮の湿地を除いたステージ全てに出現場所がある。進化先のアヤシシの野生出現はエンディング前になく、実質的な進化可能レベルは31で、それまでは技が少ないので教え技に頼りたい。
ノーマルタイプではあるがレベル技や進化先を踏まえるとほとんどエスパータイプのポケモン。攻撃特攻が同値の両刀アタッカーであり、素早さはやや低め。技範囲は物理特殊を合わせればかなり広い。
攻撃しながら耐久を高めることができる専用技バリアーラッシュと、ノーマル・エスパーという弱点が2つのみの優秀な複合タイプにより、長く居座って戦えるのが魅力。
ゴンベ
黒曜の原野のシシの高台で出現。進化先のカビゴンオヤブン大志坂マサゴ平原の中間に固定で出現する。鈍足物理アタッカー。
とにかく低い素早さに苦しめられる。ゴンベは今作中最低の素早さであり、進化先のカビゴンも242匹中225位で他のほとんどの進化ポケモンに多く行動されてしまう。がんばレベルを最大まで上げ、素早さの上がるせいかくを選んでも劇的な改善は見込めない。
覚える技自体は多いものの、変化技はねむるのみ。持ち物を持たせられない仕様の今作ではそれを活かせず、「倒される前になんとか一撃を通す」「戦闘が終わったらとにかく回復」というスタイルのプレイングを強いられてしまう。野生と戦わせるなら背面取りがほぼ必須。
エイパム
群青の海岸での入手が最速。進化先のエテボースも同じく浦の浜の入口にLv.50のオヤブンが出現する。
高速物理アタッカー。ダブルアタック倍付け状態になりながら物理技を繰り出していくのが主な戦い方になる。三色パンチを含め担当できるタイプは多い。
しかしノーマルタイプで高火力を出すにはリスキーな技を用いねばならず、他のタイプに高威力の技はほとんどない上にタイプ不一致で撃たねばならないのでなお火力は低い。結果としてダブルアタックへの依存度が高いのはネック。
ピンプク
黒曜の原野の黒鉄トンネル内部での入手が最速。群青の海岸の浦の浜で、進化先のラッキーも含めて出現する可能性がある。オオニューラ入手後であれば黒曜の原野の黒曜の滝でオヤブンハピナスも捕獲可能(Lv.62)。
ラッキーまでは前線で戦うのは苦しいため、ハピナスに進化してからが本番。対特殊アタッカーでは無類の耐久力を発揮する。本作のめいそうは防御も上がるので多少物理攻撃を受けても凌ぐことはできる。減るHPの量自体は多いので、回復アイテムが豊富でないならたまごうみでの回復が理想。
火力は控えめな点も踏まえると、味方の回復までの時間稼ぎをする時や野生ポケモンを戦闘に持ち込んで捕獲する際に重宝する。またここでは考慮しないが、メイン任務26のボス戦で活躍の機会がある。
ヒメグマ
紅蓮の湿地のクマの稽古場天冠の山麓巡礼者の道が主な出現場所。最終進化のガチグマはアヤシシと同じく基本的に野生出現せず、進化条件のピートブロックはガチグマのポケモンライドで地道に探し続ける(場所はランダム)か、イチョウ商会ギンナンが販売してくれるのを待つ(店頭に並ぶかはランダム、価格は10000円)必要がある。
リングマに進化するだけでも攻撃は242匹中7位に躍り出るが、ガチグマに進化すれば更に上昇し、手薄だった耐久力が大幅に強化される。専用技ぶちかましは強力であるものの、10まんばりきとの選択になる。命中と火力をとるなら前者、PPの少なさや防御ダウンのデメリットを負いたくないなら後者を選ぼう。
唯一とも言える短所は鈍足寄りの素早さ。つぶらなひとみビルドアップを挟んで行動順の操作・耐久力の上昇を試みるのが有効。
ベロリンガ
黒曜の原野の時空の歪みでも出現するが、簡単に早く入手できるのは紅蓮の湿地の霧の遺跡。進化形のベロベルトも全く同じ出現場所になる(霧の遺跡ではLv.52のオヤブン)。
進化レベルの34まではカビゴンと同じ素早さで戦わねばならず、主力にはなり難い。ベロベルトの耐久・素早さはガチグマに近いが、あちらと違い変化技はねむるのみで、攻撃ステータスは大きく後れを取る。
そうした欠点をある程度埋め合わせるため、相手の行動順を遅らせるじならししねんのずつきは採用しておきたいところ。
ポリゴン
紅蓮の湿地の時空の歪み限定で出現するレアポケモン。進化条件のアップグレードあやしいパッチは同じく時空の歪み内で拾うか、ギンナンから購入するか、1000FPで交換する必要があるため安定して進化させるのは難しい。ポリゴンZもエンディング前に出現する可能性はあるので出会えたら是非捕まえたい。
ポリゴンZの特攻は伝説を除けば本作登場ポケモン中1位。特殊技は一通り使いやすいものが揃っており、ほとんどの相手に抜群を取れる。ノーマルタイプの多くが採用を見合わせてしまうはかいこうせんのポテンシャルを最も活かせるポケモンでもある。
ノーマルタイプの特殊アタッカーとしては最も理想に近いといえるが、そのレアリティが壁となる。無理に入手しようと長時間粘るよりは他のアタッカーを捕獲して育てるのが無難か。
ニャルマー
群青の海岸の複数箇所に出現。
素早さこそ高いものの、ブニャットのステータスは総合的には低く、火力不足が目立つシーンが多い。わるだくみで火力を底上げしたり、さいみんじゅつで敵の防御力ダウンと行動不能を狙ったりしながら戦っていきたいところではあるが、耐久力もかなり低水準なのであまり悠長な立ち回りはできない。
前線で戦わせていくには相手の耐久力をしっかり把握し、倒しきるのに必要なバフや火力を計算するプレイヤースキルが求められる。

ほのおタイプのポケモン

ヒノアラシ
ヒスイ御三家のポケモン。本作では通常のバクフーンと異なる「ヒスイのすがた」に進化し、ほのお・ゴーストの複合タイプとなる。御三家の中では特殊と素早さを尖らせたステータス。
通常バクフーンに似通っている点として、高い特攻を活かす特殊技はタイプ一致技ばかりで、苦手なタイプを対処しようとするには火力が控えめの物理技を用いなければならないところがある。
めいそうマジカルフレイムを覚えるので簡単に倒されるようなことは少ないが、しっかり技を通せる相手は限られるので補完としてくさタイプやあくタイプのポケモンをパーティーに組み込んでおきたい。
ヒコザル
本作では黒曜の原野シシの高台に出現。見つからない場合はサブ任務20「赤い火の玉の謎」(バサギリ鎮圧後受注可能)の報酬としても手に入る。イダイトウポケモンライドが解放されているならばハマナスの島オヤブンゴウカザル(Lv.65)を狙うこともできる。
攻撃=特攻の準高速両刀アタッカーだが、本作では覚えられる特殊技がほとんどないので攻撃偏重の育て方でよい。ビルドアップ/めいそうでステータスを補強しながら手広い技範囲で相手を正面から殴り倒していける、癖の少ない強力なポケモンの一角。
じめんタイプやドラゴンタイプに対してはそれらの防御の高さも相まって有効打は乏しいため、パーティーにみずこおりタイプのポケモンがいると安定感が増す。
ガーディ
ヒスイのすがたで登場。群青の海岸風さらしの森での出現数が多いが、ストーリー上は帳岬で捕獲する方が早い。通常と異なりステータスが攻撃に寄り、ほのお/いわの複合タイプとなった。
そのステータスや本作で習得可能な特殊技の少なさから、物理技アタッカーとして育てることになる。専用技だいふんげき熱中状態の被ダメージ増加効果と4倍(本作では2.5倍)弱点が2つあるせいで耐久面の弱さが目立つ。
かみなりのキバワイルドボルトなど対みずタイプウェポンはあるが、じめんタイプに為す術がないのはゴウカザルに近い。
ロコン
ガーディと同じく帳岬で出現。進化先のキュウコン火吹き島にてオヤブンが出現(Lv.61、オオニューラのポケモンライドが必要)。
高めの素早さから生まれる基本的な立ち回りはヒスイバクフーンにかなり近いが、素の特殊ステータスは一歩及ばない。
他のほのおタイプと違いくさタイプのエナジーボールを習得できるのが長所なので、そこで差をつけたい。
ブーバー
群青の海岸の火吹き島で出現。進化方法のマグマブースターの入手も含め、ブーバーンを入手するには時空の歪みが重要になる。
ヒスイバクフーンと比較すると特攻が少し勝り、素早さがやや劣る。10まんボルトを使えるのは利点だが、わるだくみなどの火力を上げる手段がない。
物理技を含めても本作では技範囲の狭さが一番の短所になる。

みずタイプのポケモン

ミジュマル
ヒスイ御三家のポケモン。本作では通常のダイケンキと異なる「ヒスイのすがた」に進化し、みず/あくの複合タイプとなる。
通常ダイケンキより耐久を少し犠牲に素早さを高め、攻撃に寄った両刀アタッカーとしてのステータスを得た。ミジュマルの時点でつるぎのまいアクアジェットを習得するので序盤から隙が無く、伸ばして損になる部分がないので初心者でも育てやすい。
専用技ひけん・ちえなみを含め、きあいだめ+急所に当たりやすい技の力業で確定急所を連発していくのが理想ムーブではあるが、打たれ弱さをケアする手段を持たないのが欠点。集団戦のトレーナーは相手にしたくない。
ブイゼル
黒曜の原野蹄鉄ヶ原群青の海岸イチョウの浜辺で出現。どちらとも進化先のフローゼルが出現する。
ダイケンキと比較すると素早さが勝っている両刀アタッカーだが、技範囲はかなり狭く、特攻値もやや劣る。
ビルドアップやアクアジェットで行動順を操作するのが戦術として重要なので、その2つの技は押さえておきたいところ。
コダック
黒曜の原野の奥の森紅蓮の湿地大口の沼など、純白の凍土を除く全てのステージに登場エリアがある。
大きく尖ったところのないステータス。火力を伸ばすのであれば特攻が優先になる。耐久や素早さは平均程度にはあるものの、こおり技を除いて覚える技が苦手なタイプに対する補完になっていない。
序盤から起用するにも進化がLv.33と、大して立ち回りに差のないブイゼルよりも遅い。後半からみず要員を採用するならばより特色のあるポケモンを選びたい。
コイキング
黒曜の原野の黒曜の滝シンジ湖などに出現するが、黒曜の滝上空を飛んでいるギャラドス(Lv.27前後)を捕まえることも可能で、こちらが最速の入手手段になる(要フェザーボール)。
耐久、火力、素早さ、技範囲と大きな隙が無い。冒険用ポケモンとして難があるとされていたレベル技の習得も本作では必要レベルが少し下げられている(かみくだくソード・シールドではLv.24であるが、本作ではLv.21、 アクアテールはソード・シールドではLv.32であるが、本作ではLv.29)点は追い風。
欠点を挙げるならば行動順を前後させる技が少ない。対でんきタイプ技としてもじならしは重要。
カラナクシ
にしのうみは黒曜の原野のマサゴ平原ハマナスの島で、ひがしのうみは群青の海岸の島々で入手できる。最序盤から入手するにはマサゴ平原の野生ポケモンに対処できるだけのプレイヤースキルが必要。
みずのはどうどろばくだんといったタイプ一致の取り回し良好な技を早く習得し、トリトドンに進化すればみず/じめんの優秀な複合タイプによって容易に弱点を突かれない要塞役としての活躍を見込めるポケモン。
立ち回りの似ているハピナスと比較すると当然特防は劣るが、素早さがより低い点がより目立つ。余計にダメージを受ける展開にならないよう素早さのがんばレベルは妥協せず上げておきたい。
ドジョッチ
進化先のナマズンとともに紅蓮の湿地の大口の沼で出現。沼ではなく川で泳いでいる。天冠の山麓到達後は迷いの洞窟リッシ湖でも入手可能。
みず/じめんの耐久寄りステータスはトリトドンと大きく被るところがあるものの、じこさいせいがなく、火力もやや落ちる。
素早さが若干向上している点やしねんのずつきを習得する点は優位ともいえるが、強く採用を促す要素としては物足りない。
タマザラシ
群青の海岸のイチョウの浜辺浦の浜で出現。最終進化のトドゼルガも同エリアに存在するが、オヤブン(Lv.50)なので妥協案としてしまなみ浜トドグラーを入手することもできる。
耐久寄りで遅めのバランスは上記2匹と似ているものの、総合値は大きく勝る。攻撃<特攻ではあるが特殊技はほぼこおり技なので対応範囲を広げるならば攻撃も育てる必要がある。
進化でトドゼルガを入手する場合は条件がLv.44とやや高め。オヤブン以外を臨時で起用するには少し難がある。
テッポウオ
群青の海岸の多くの海エリアで泳いでいる。進化先のオクタン迷子の磯辺やしまなみ浜の陸地に出現。
ステータスだけをみれば準鈍足両刀アタッカーのようで、物理技は本作ではギガインパクトしか習得できない。専用技オクタンほうで生存力を上げることもできるが根本的な耐久力は低く、敵の攻撃をしのげるかはトリトドンなどより運に左右される。
みずタイプの中で唯一でんき・くさ・ほのおタイプウェポンが使えるが、そうした耐久や素早さの低さから使いやすいアタッカーとは言えない。
ポッチャマ
群青の海岸の隠れ泉への道(池の周囲)に出現。進化先のエンペルトはすぐ傍のしまなみ浜にオヤブン(Lv.69)で出現する。到達可能な時期が早い割には要求団員ランクが高い(要ムツボシ)。
やや遅めの特殊方面に尖ったアタッカー。半減以下11タイプの優秀な耐性に噛み合いの良いはねやすめと、反動があるものの素早さを補えるウェーブタックルアクアジェットに代わり新たに習得した。また、てっていこうせんが使えるのは本作品が初。
手広く真正面から殴り合っていけるポケモンではあるものの、レベルが対等な相手には行動順やHPの管理でリスキーな選択をよく迫られがち。オヤブンやトレーナーのAIは的確にダメージレースに勝とうとしてくるので、後れを取らないようゲームシステムを理解しておく必要がある。
タマンタ
進化先のマンタインと合わせて、群青の海岸の静かな内海に出現。
トップクラスの特防を持つ、弱点の少ない要塞化可能なポケモン。攻撃技は少ないものの、行動抑制が出来るエアスラッシュや弱点のでんきタイプの威力を軽減できるはねやすめなどステータスと相性の良い技を持つ。
本作からパワーシフトを手に入れたポケモンの1匹でもある。使用すればカウント増加を抑えながら伝説・幻を除いて1位の特攻を手に入れるが、防御が貧弱を極めてしまうリスクがある。
バスラオ
群青の海岸の静かな内海や天冠の山麓のフェアリーの泉などに出現する。かなり遠くからでもこちらを察知し「!」マークも出さずに一瞬で去ってしまうので、捕獲の際はひそやかスプレーの使用が推奨される。
従来のバスラオとは異なるしろすじが登場し、進化先のイダイトウで姿とステータスが大きく異なる。物理技を主軸にするならば♂、特殊技を主軸にするならば♀が適切。素早さや覚える技、みず/ゴーストタイプである点は共通。
めいそうを習得すれば耐久面はある程度補えるが、補完のない複合タイプとウェーブタックルの反動も相まって減るHP自体は多く感じやすい。みずタイプに特殊技が、ゴーストタイプに物理技がないという尖らせにくいバランスも歯痒いところ。
メノクラゲ
進化先のドククラゲと合わせて、群青の海岸の海エリアに広く出現。
特防と素早さこそ高水準ではあるものの、つるぎのまいを没収されているため平均に留まっている火力ステータスを伸ばす手段がない。行動順を操作できる技も少ないため連続行動が容易とは言えず、生存力を上げる取り回しの良い技もない。
本作中では唯一フェアリー技のマジカルシャインを習得するみずタイプポケモンだが、弱点のカバーとして優秀なわけではないのも苦しい。
ケイコウオ
進化先のネオラントと合わせて、群青の海岸の海草の楽園に出現。
素早さはやや高めなこと以外、軒並み低水準なステータス。ぎんいろのかぜを一芸にはしているが、追加効果発動率が20%な上技自体はタイプ不一致で低威力を極めるので、リスクとリターンが釣り合っていない。
運用するならばつぶらなひとみやはねやすめで攻撃を耐えつつ早業エアスラッシュなどで強引に連続行動を狙うといった立ち回りが考えられるが、それがまともな戦術として機能するにはレベルで差をつけておく必要がある。

でんきタイプのポケモン

コリンク
入団試験で手に入るポケモンの1匹。進化形のルクシオレントラーも含め、黒曜の原野天冠の山麓の広域で出現。
初期段階の訓練所で三色キバの習得が1つ500円で可能になっており、序盤でメンツが揃わない中で御三家の苦手なタイプの相手を担当してくれる。最終進化がLv.30と早く、高い攻撃ステータスを得るのも魅力。
やや遅めの素早さを補う手段としても相手の行動順を遅らせる三色キバは良相性なので、でんき技として反動ありのワイルドボルトではなくかみなりのキバを維持するのも戦術としては有効。
ピカチュウ (ピチュー)
黒曜の原野の森の台所紅蓮の湿地金色の平野に出現する可能性がある。進化条件のかみなりのいしの入手をスキップする場合、紅蓮の湿地の湿地ベース北の崖上にいるLv.52のオヤブンライチュウを捕獲するのが最速ルートになる(アヤシシポケモンライドのみでも到達可能)。
本作にはLPのようなシステムもでんきだまもないので、かみなりのいし入手に手間取ると低耐久・低火力のままの冒険を強いられる。なみのりくさむすびも存在せず、じゃれつくアイアンテールも命中不安な上に補完として優秀とは言えない。
本作では従来覚えられていたわるだくみめいそうに置き換わっていたりボルテッカーがライチュウになってからも習得可能になっていたりと救済措置があるので、進化さえ出来れば採用可能ではある。
パチリス
紅蓮の湿地の羽音の原(花畑周辺)で出現。大口の沼の揺れている木からも出現することがある。
ピカチュウの耐久力を少し伸ばしたようなステータス。技範囲も大きく変わりはない。火力は乏しく、冒険用ポケモンとして優位に立てる特色もない。
変更点として、かみくだくを新規にレベルで習得できるようになっている。
エレブー (エレキッド)
天冠の山麓笠雲の切り通し純白の凍土鬼氷滝で出現。エレキブースターの入手をスキップする場合は笠雲の切り通しに出現するオヤブン(Lv.69)や純白の凍土の時空の歪みに出現する個体を捕獲するルートがある。
エレブーでは攻撃<特攻だったステータスがエレキブルになると特攻<攻撃となる。本作のかみなりはでも必中にならないので、モーション通り三色パンチを打っていくのが基本的な戦い方。
威力を優先するならば採用することはないが、スパークが新規に覚えられるようになっており、本作では自身のねむけ状態を解除する効果が追加されている。
ビリリダマ
天冠の山麓の祈りの広場で出現。揺れている木箱からも飛び出る。進化先のマルマインは基本的に野生出現せず、通常ビリリダマと違いレベルアップではなくリーフのいしを用いる必要がある。
ヒスイのすがたでも素早さは貫禄の242匹中1位。高速アタッカーの例に漏れず多く行動して展開を掴むスタイルのポケモン。しかし他ステータスはアタッカーとしてはかなり抑えられており、専用技クロロブラストも自身のHP50%のダメージを受ける上行動順が遅れるという全技中屈指のリスクがある割には威力が出ない。
また、くさ・でんき・ノーマルしかまともな攻撃手段がないので、ドラゴンやはがね、同じくさに大して有効打がないのも勢いが止まりやすい原因。次に純白の凍土が控える入手時期を踏まえるとなお活躍しにくい。
ロトム
天冠の山麓の列石峠や祈りの広場に出現。フォルムチェンジはギンナンが販売するカラクリシリーズを購入し、自室に設置されたものを調べることで行うことが出来る。
フォルムチェンジによって大きくステータスが伸びるものの、肝心のカラクリは高価な上日替わりのものを調達しなくてはならない。その上、フォルムチェンジによって得た技を皆伝にすることはできず、立ち回りに難が生まれ得る。
また、本作は特性がないのでスピンロトムを除いた全てのロトムがじめんタイプを弱点に持ってしまうのも従来より魅力が薄れているポイント。入手時期も遅めということも踏まえると、冒険用ポケモンとしての適性は低い。

くさタイプのポケモン

モクロー
ヒスイ御三家の1匹。本作では通常のジュナイパーと異なる「ヒスイのすがた」に進化し、くさ/かくとうの複合タイプになる。通常と比べると素早さが落ち、物理方面に尖らせた能力値になる。
序盤のオヤブンコロトックバサギリ紅蓮の湿地どくタイプ技持ちポケモンに苦戦するが、最終進化になると対応範囲が一気に広くなる。専用技3ぼんのや+力業リーフブレードで手軽に守りの力ダウン+確定急所の貫通力のあるコンボが手軽に出来るのは魅力。
しかしひこうタイプに対して対抗策がないのは相変わらずなので、コリンクなどのでんきタイプを組ませると良い補完ができる。加えて、素早さはアタッカーとして妥協範囲にとどまっている。すばやさのがんばレベルはしっかり上げておきたい。
スボミー
紅蓮の湿地の金色の平野大口の沼に出現。進化条件のひかりのいしをスキップしたい場合は雲海峠のオヤブンロズレイド(Lv.50)を捕獲する必要がある。
ロゼリアの時点で火力があるが、進化すればくさ・どくタイプ首位の特攻を得る。高めの素早さを活かしてしびれごな+ベノムショックで実質的に1ターン以上得をするコンボも決められる。
ただし自分の弱点を突いてくるポケモンに対して抜群を取れる技がなく、はなびらのまいの追加効果もあって雑に扱うと脆さが目立ってしまう面もあるので注意。
マスキッパ
紅蓮の湿地の広域に出現。珍しく固定オヤブンが2か所(リッシ湖天冠の山麓離れ湧水)に存在するポケモンで、入手難易度が低い。
オクタンに近いステータス配分の鈍足両刀アタッカー。しかしこちらは覚える技が少なく、技同士のシナジーが期待できない。敵にデバフをかける手段は多いが、確率頼りであったり命中不安なものが大半。
仮に採用する場合は最も守りの力ダウン効果発動率の高い(50%)アシッドボムや耐久の低さを誤魔化すためのきゅうけつは入れておきたい。
チュリネ
紅蓮の湿地の毛槍の草原試練の中州に出現。順当に行く場合はリッシ湖を回って毛槍の草原に行くのが最も早い入手ルート[1]。進化先のドレディアは基本的に野生出現しないのでたいようのいしで進化させる必要がある。
ヒスイドレディアは通常ドレディアや進化前のチュリネと違い攻撃が大きく伸びており、高速物理アタッカーとして基本的な配分になっている。専用技しょうりのまいは最高のバフ技だが、元のステータスは低めなのでトレーナー戦ではほぼ前提の技になる。
くさ/かくとうでひこうタイプを自分では対処できない点はヒスイジュナイパーと共通。弱点は多くあまり無茶はできない。インファイトはしょうりのまいを踏まえても脆くなってしまう技なのでドレインパンチがかくとう技としては安牌。
モンジャラ
紅蓮の湿地の大口の沼、群青の海岸の渡りのなぞえに出現。前者では進化先のモジャンボがオヤブン(Lv.45)で出現する。実質的な進化可能レベルは34。
鈍足寄りの両刀アタッカー。防御がくさタイプ中最も高く、総合的に優秀な耐久性能を誇る。物理特殊両方を伸ばすことができ技範囲も広く、その遅さと噛み合わせのいいいわなだれ(orげんしのちから)やじならししびれごなを用いた殴り合いが得意。
今作ではパワーウィップがないので最高打点がエナジーボールになっているのが惜しまれる。また、特防は低めなのでユキノオーなどのふぶき持ちやゲンガーなどのヘドロばくだん持ちに突っ込ませるのは禁物。
ナエトル
紅蓮の湿地の羽音の原(マップ最南東端)に出現。進化先のドダイトスは試練の中州にオヤブン(Lv.65)で出現する。
素早さ以外の性能が高いステータスはモジャンボに近いが、物理技の火力自体はこちらの方が高い。一方で特殊は劣り、しびれごなはなくあまり相性の良くないねむりごなしか残されていない点は一長一短。
今作では新たにぶちかましを習得し、ウッドハンマーと合わせて大胆な択が増えた。どちらも相手を倒し損ねた時のリスクが大きいのでタイミングを見極めて使いたい。

こおりタイプのポケモン

ロコン (アローラのすがた)
ウォーグルポケモンライド入手後に受注可能なサブ任務83「まっしろロコンの雪隠れ」を達成で入手可能(Lv.40)。
本作に特性ゆきふらしオーロラベールぜったいれいどなどはないため特段強い個性があるわけではない。新たに習得したエナジーボールみずいわに強く出られるのでパーティに入れる際は採用が推奨される。
入手も終盤な上に手間であり、こおり技とフェアリー技の両立自体はサーナイトピクシーでも可能なので、冒険用ポケモンとしてこだわる意味は薄い。
ユキワラシ
純白の凍土の多くのエリアに出現。かなり終盤なので冒険用ポケモンとしての活躍を期待するならば育成の時間が短く済むオヤブンの捕獲を視野に入れてもよい。特に進化に♀の性別めざめいしが必要なユキメノコはユキワラシから育てるよりも楽になる場合がある。
オニゴーリゴルダック以上に均質なステータスを持ち、特性のない本作ではことさら特徴的な点はない。つららおとしアイアンヘッドなど行動順を下げる技が多いが、攻守ともにバフになる技がなくただ技を打つだけなので良くも悪くも正直な性能をしている。
ユキメノコははっきりと素早さが高く行動順で優位に立ちやすいが、与ダメージを高めるためには追加効果の守りの力ダウンやしもやけなどの発生に頼らねばならず、上振れしない限りはやっていることがオニゴーリと大して差がつかない。
ウリムー
純白の凍土の多くのエリアに出現。未進化と1進化、最終進化のオヤブンが全て同エリアで存在するのは珍しいケース。オヤブンマンムー(Lv.68)は、団員ランクがイツツボシの状態でフィールド上の捕獲を試みる場合は成功率が最大でも40%に届かないので、難しい場合はオヤブンイノムー(Lv.62)で妥協することもできる。
トップクラスの攻撃を持ちながら平均的な素早さと耐久を両立している物理アタッカー。こおりタイプとじめんタイプの攻撃側としての一貫性はかなり高く、タイプ相性で勢いが止まりにくい。相手の行動順を遅らせる技をタイプ一致で多く持つので、一撃で仕留めそこなってもすぐさまターンが回るのも長所。
一方で、抜群を取れずタフなポケモンの多いみずタイプの相手が苦手であるほか、ムベ戦のオオニューラなどの高速高火力アタッカーには突破されやすい。
カチコール
純白の凍土の多くのエリアに出現。進化形のクレベースクレベース氷塊で直接捕獲することができる。本作のヒスイのすがたではこおり/いわの複合タイプとなった。
ステータス上は総合的にハガネール以上の物理耐久力を持つが、4倍(本作では2.5倍)弱点2つを含め弱点が計6つあり、半減できる範囲も狭い。通常の頃から変わらず特殊耐久と素早さがかなり低く不意に特殊技で2倍弱点を突かれただけであっけなく倒れてしまう。トレーナー戦や集団戦では一切コマンドできず退場することもある。
専用技ひょうざんおろしは自分も相手も行動順が遅くなるという独特な挙動の技だが、差し引きでこちらがより遅くなる上、力業で命中を上げないと外しやすいので、フィニッシュ以外に使いにくい。パワーシフト習得組だが、攻撃防御を入れ替えたとしてもモクロー並の特殊耐久はほぼそのままで、次のターンが回ってくるとは限らないため実用性は薄い。
ユキカブリ
進化先のユキノオーとともに、純白の凍土のクレベース氷塊や氷河の段丘に出現する。前者はオヤブンユキノオーがLv.68で出現する。
素早さ低めの両刀アタッカー。ウッドハンマーふぶきといった高威力の技が一通り揃うが素のステータスは低く、それを強化する技はない。弱点は7つと多く耐久も高いとは言えないのであまり多く行動できない。
パーティに入れる場合はじならしだいちのちからいわなだれが補完として優れているので覚えておきたいところ。

かくとうタイプのポケモン

ワンリキー
紅蓮の湿地を除いた全てのステージで出現ポイントがある。黒曜の原野黒鉄トンネルで捕獲するのが最短の捕獲ルート。進化条件のつながりのヒモはサブ任務64「オバケ嫌い克服のために」(キングウインディ鎮圧後に受注可能)達成でも入手できる。
必要最低限の素早さステータスであるため素の状態では行動順が遅れやすいが、マッハパンチ/バレットパンチと組み合わせた火力・行動順調整が有用で、これらはワンリキーの時点で習得する。
本作は障壁になりやすいフェアリーのポケモンが少なく、逆にかくとうタイプの通りがよい相手と対峙する機会が多いことも扱いやすい一因である。
リオル
純白の凍土鬼氷滝で出現。頂上にはオヤブンルカリオも出現するが、そちらはLv.70なので団員ランクはムツボシ以上必要。
ルカリオの本作での活躍のさせ方としてはゴウカザルのそれに近い。攻撃・特攻が並んで高く、豊富な技範囲とビルドアップ/めいそうを用いる両刀準高速アタッカー。こちらはほのおタイプが使えない代わりに特殊技の範囲が圧倒的に広い。
目立った隙はなく優秀ではあるものの、「冒険用ポケモン」として見るならば入手の遅さが響く。団員ランクは余裕があるが戦力は足りていない、というケースであればオヤブンの捕獲は選択肢になり得る。

どくタイプのポケモン

ズバット
群青の海岸を除く全てのステージに夜の時間帯で出現する。本作はなかよし度が上がりやすく、序盤から手に入れておくと紅蓮の湿地の時点でクロバットに進化させられるので、手早い戦力の拡充に向いている。
本作有数の高い素早さを誇る物理アタッカー。同じひこうタイプであるムクホークの上を行く速さで、レベルが同じ相手に対し2回以上行動することも多く、戦いの流れをつかみやすい。少しHPを削られてもきゅうけつで切り抜けることもできる。
教え技であればタイプ一致のつばめがえし行動順を遅らせるしねんのずつきが候補に挙がる。
グレッグル
紅蓮の湿地大口の沼深紅沼試練の中州)にて出現。群青の海岸以降での採用を検討する場合は、群青の海岸の隠れ泉への道が利用しやすい。
今作より新たに登場したオオニューラとタイプが同じでありながら、アタッカーとしては火力・素早さ・技範囲で優位に立てないため、単体としての採用が難しい。
スコルピ
群青の海岸(イチョウの浜辺)で出現。進化要求レベルがLv.40と高いが、同ポイントで出現するオヤブンドラピオンがLv.45と捕獲難度が低めであるため、採用するならば利用したい。
進化後のドラピオンはじめんのみが弱点と耐性が優秀でありつつステータスが全体的に高水準で、三色キバなどを用いた行動順操作や技範囲を活かしたオーソドックスな戦い方を展開しやすい。
早業力業の両方を活かしやすいが、相変わらず急所ランクを上げる技を持たないので、ヒスイジュナイパーのような戦い方は難しい。
ニューラ (ヒスイのすがた)
天冠の山麓カミナギ山道太古の洞穴)や純白の凍土クレベース氷塊氷河の段丘)にて出現。クレベース氷塊にてLv.61のオヤブンニューラが出現するが、天冠の山麓出現のものと大きくレベル差はない。
進化せずともローレベル・短時間のクリアを目指す場合によく採用され、ムベ戦、デンボク戦で有効。
進化後のオオニューラは今作中トップクラスの火力・素早さを兼ね備えた物理アタッカーだが、ネックとなるのは進化条件のするどいツメ。運よくニューラのドロップアイテムとして拾うことを期待するべきか。

じめんタイプのポケモン

ヒポポタス
紅蓮の湿地ヘドロ台地深紅沼)に登場し、オヤブンカバルドンはLv.46で出現する。天冠の山麓カミナギ山道)でも入手が可能。
三色キバを覚えられる標準的な鈍足物理アタッカー。従来の個性であった特性すなおこしがないため、特殊耐久やスリップダメージを期待することは出来ない。
あくびなまけるなども没収されているので、タイプ一致のじめん技を打てるというだけで採用するのは難しい。
グライガー
天冠の山麓の山頂ベース付近に広く分布し、オヤブングライガーはLv.52で、オヤブングライオンはLv.77で登場する。
物理技を広く覚える癖のない準高速物理アタッカー。肝心のタイプ一致はどちらも最高で威力60なので火力は伸び悩み、基本的には抜群を突くことが前提となる。
進化条件のするどいキバは気軽に入手できず、進化後の入手も高レベルのオヤブンのみで労力を要するため、冒険用ポケモンとしては難儀である。

ひこうタイプのポケモン

ムックル
黒曜の原野群青の海岸に広く出現する。
従来作品では頼れる序盤鳥としての印象が強いが、特性いかくすてみのない今作ではその低耐久ぶりや技範囲のなさが悪目立ちする。唯一のバフ技のきあいだめも急所技がないため噛み合いが悪い。
メイン火力にする技のPPも少ないためタスク埋め要員としても燃費が悪く、組み込む場合はパーティーでの役割分担を考えたい。
ペラップ
群青の海岸(オバケワラ)の昼に出現。
わるだくみバークアウトなど、技ではムックル系よりも器用さはあるものの素のステータスは火力耐久ともに低く、ドンカラスに対しては素早さがやや勝る以外にほぼ優位点がない。
入手時期から考えても、このポケモンにしかできない唯一性を見出すのは難しい。
ワシボン
純白の凍土エイチ湖心形岩山)で出現。登場時点でLv.50前後であり進化させやすいが、キッサキ神殿頂上で飛行しているウォーグルを捕まえることも可能。
今作で初登場となるヒスイウォーグルは原種と異なり、特殊が高めの両刀アタッカー。専用技オーラウイングは急所技でありながら行動順を早める効果を持ち、力業にするリスクが少なく済むのが特徴。
素早さはやや低めで弱点タイプは多いものの、ビルドアップはねやすめ、早業力業を絡めれば機転が利きやすい点はジュナイパーに似ている。

エスパータイプのポケモン

ケーシィ
黒曜の原野風抜け道マサゴ平原)や純白の凍土エイチ湖)に出現。フーディンへの進化条件であるつながりのヒモをスキップする場合は、マサゴ平原オヤブン(Lv.60)を捕獲する必要がある。
特殊素早さがトップクラスなかわりに物理耐久が最低クラスというピーキーな性能は今作も健在。じこさいせいがタスクになっているが、行動順調整技ならばめいそうが有用。
今作は物理アタッカーが多く、一撃で倒しきれないオヤブンが持つサブウェポン技で簡単に沈むため、そのような事態に対するバックアップは準備しておくべきである。
ラルトス
紅蓮の湿地大口の沼霧の遺跡)で出現。純白の凍土ではサーナイトエルレイドの両方のオヤブンが出現する。めざめいしの入手は、鉱床に頼る場合は天冠の山麓以降で可能になるのでエルレイドの加入は必然的に遅くなる。
サーナイトは十分な素早さと火力・技範囲を備えた特殊アタッカーであり、マジカルフレイムを併用すればある程度耐久の低さもカバーできるため、全体的に癖がなくまとまった性能になっている。
エルレイドも似たような器用さがあるが、みねうちさいみんじゅつを両立できる捕獲要員としての長所がある。戦闘要員にするためには技スペースが要求されるため、運用方法は入念に考えたい。
リーシャン
チリーンも合わせて天冠の山麓(カミナギ山道)と純白の凍土(エイチ湖)で出現する。
全体的にステータスに特徴がなく、火力が出しにくい上に行動順で優位を取りづらいのはネオラントマスキッパに似ている。
仮に運用する場合はじんつうりきやめいそうなど、行動順を調整しやすい技を揃えるのが最善か。

むしタイプのポケモン

この節は書きかけです。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
ケムッソ
コロボーシ
ミノムッチ
パラス
ミツハニー
ストライク
ヘラクロス
ヤンヤンマ

いわタイプのポケモン

イシツブテ
ゴローンも合わせると全てのステージに出現する。ストーリーを順当に進めた場合、最初に手に入るのはシシの高台天冠の山麓ゴロゴロ山地でオヤブンゴローニャ(Lv.60)が出現するほか、本作ではつながりのヒモがあるのでシングルプレイでもゴローニャが使用可能。
防御こそ8位にランクインする高さはあるものの特防は並であり、あまりに弱点が多く素早さも低いため敵に多く行動されがちで実感としての耐久は低い。攻撃はかなり高いが命中不安の技が多くアタッカーとしての不安要素も大きい。
みずくさに対抗する手段としてほのおのパンチかみなりパンチを使えるので、起用する際にはぜひ携えておきたい。
イワーク
紅蓮の湿地深紅沼ゴロゴロ坂で出現。本作ではメタルコートを使うことでシングルプレイでも進化させることが可能。メタルコートの入手をスキップしてハガネールを入手する場合は天冠の山麓のカミナギ山道のオヤブン(Lv.60)を捕獲する必要がある。
防御だけは他の追随を許さないが、特防が並で敵に多く行動される点はゴローニャに近い。マンタインと同じくパワーシフトを手に入れたが、回復手段がない点も含めて実用的とは言えない。
無理に採用するぐらいならば、他のアタッカーにいわじめんはがね技をサブウェポンとして持たせた方が無難である。
サイホーン
紅蓮の湿地のコンゴウ集落周辺のエリアで出現。進化はLv.42と時間がかかるので、群青の海岸時空の歪みや天冠の山麓のカミナギ山道でサイドンドサイドン(後者はLv.74のオヤブンで出現)を捕まえるのも一考。
ステータスバランスや弱点の多さは上記2匹とほとんど同じで、冒険用ポケモンとしては使い勝手が良いとは言い難い。特にドサイドンは特性ハードロックがないため、従来作品よりも耐久面が頼りなく感じやすい。
一方珍しく三色パンチと三色キバの6つ全てを習得でき、いわタイプで唯一アクアテールを覚えるという技範囲の持ち主。相手が物理技しか使わないと把握できている場合であれば選出することも出来るか。
ウソッキー (ウソハチ)
紅蓮の湿地の雲海峠や天冠の山麓のカミナギ寺院跡に出現。ウソハチも同エリアにまれに出現するが、進化先のウソッキーの方が入手機会は多い。
カビゴンハガネールと全く同じ鈍足の素早さでありながら、大きく優位に立てている点はない。差別化要素としてめいそうウッドハンマーを使えるが、めいそうはその遅さのためにペイせず、ウッドハンマーはその脆さに拍車をかけてしまう。
趣味でパーティーに入れるにもかなりの苦戦を強いられることになる。
ノズパス
天冠の山麓のカミナギ寺院跡で出現。その場がとくしゅなじばなのでそのままダイノーズに進化可能。
いわタイプでは珍しく、パワージェムラスターカノンといった特殊技で攻めていくポケモン。防御も特防も高く、減るHP自体は少なめで回復コストが安く済む点は冒険用パーティとして適正がある。でんじはもあるので野生ポケモンを戦闘で捕獲する場合の受け役ができる。
4倍(本作では2.5倍)弱点が2つあるものの、弱点の総数自体は3つと少ないので不意に弱点を突かれることも少なめ。鈍足高耐久ポケモンの中では使いやすい部類。
ズガイドス
天冠の山麓の時空の歪みだけで捕獲可能なレアポケモン。
攻撃に限ってみれば貫禄の242匹中1位。野生ポケモンは背面取りをし続ければ先手が保証されるが、対トレーナー戦ではその遅さと脆さを解決する手段がない。入手の難しさも相まって冒険用ポケモンとしての適性は低い。
イシツブテと同じく、苦手なみず・くさに対抗するならばほのおのパンチやかみなりパンチは押さえておきたい。
タテトプス
天冠の山麓の時空の歪みだけで捕獲可能なレアポケモン。
いわ/はがねの複合タイプやステータスバランスはダイノーズに似ているが、攻撃特攻素早さのいずれもが低い。入手の難しさも相まって冒険用ポケモンとしての適性は低い。
一応技範囲自体は広く、パワーシフトでズガイドスを抜く攻撃とポリゴンZを抜く特攻を手に入れることが出来るが、素早さはそのままにポッチャマ程度の耐久力になるのでロマンの域を出ない。

ゴーストタイプのポケモン

フワンテ
進化先のフワライドも含め、紅蓮の湿地天冠の山麓を除いたステージの広域に夜の時間帯で出現する。
めいそうマジカルフレイムといった優秀なレベル技を備え耐久力があり、本作から仕様の変わったさいみんじゅつたたりめで大胆に火力を出すことも出来る。新技のパワーシフトも良相性。
欠点としては弱点が5つと多く、攻撃を受けた際のHP減少量も多いことが挙げられるが、ある程度は立ち回りでカバーしやすい。
ゴース
紅蓮の湿地や天冠の山麓の広域に夜の時間帯で出現。黒曜の原野時空の歪みで最終進化形のゲンガーを直接捕獲することも可能ではある。
典型的な高速特殊アタッカー。今作ではベノムショックに限らず状態異常であれば威力が2倍になる仕様なので、さいみんじゅつとのコンボも狙えるようになった。
基礎火力があり技範囲が広いが一撃で倒しきれないと反撃は手痛い。行動順システムの都合上、一匹倒した後の自衛手段がなく、トレーナー戦で全抜きも狙いづらい。
ヨマワル
群青の海岸オバケワラで出現。ストーリー上でもサマヨールの入手が必要になる。進化先のヨノワールオヤブン、Lv.65)を直接捕獲することも出来るが、サマヨールも一定確率で進化条件のれいかいのぬのをドロップする。
鈍足の高耐久アタッカー。ストーリーや図鑑タスクなどの関係で特殊技使いのように見えて、その実攻撃が高い。しかしポルターガイストシャドーパンチが本作にないので、有用なゴースト物理技がかげうちのみ。
特殊で戦っていくにも中途半端な火力しか出ず、明確な戦術というものは確立できない。新たに得たパワーシフトを使うにもその遅さがたたって満足にターンが回らないのが辛いところ。
ミカルゲ
サブ任務22「闇夜に浮かぶともしび」の攻略完了ポイントで主人公の背後に出現。捕獲後は大量発生の抽選対象になるのでオヤブンや色違いを含めた再入手も可能。作中で最も入手に手間のかかるポケモンと言っても過言ではないが、エンディング前の入手は可能なので考察対象とする。
鈍足の両刀アタッカー。弱点がフェアリー1つしかないと言えば聞こえは良いが、大半の技が等倍で通り、相手に多く行動されるので大した耐久は期待できない。また本作ではかげうちギガインパクト以外に物理技がないので特殊技での運用を強いられ、高めに割り振られている攻撃の意味が薄い。
入手可能時期と入手の手間に見合うスペックとは言い難く、エンディング前での運用は趣味の領域を超えない。
ムウマ
天冠の山麓列石峠純白の凍土氷山の地下道などに夜の時間帯で出現。列石峠ではムウマージ(オヤブン、Lv.61)も捕獲可能。
フワライドとゲンガーの中間といった性能で、ややゲンガーに火力は後れを取るもののめいそうやマジカルフレイムで被ダメージを減らすことが可能。
早く手に入る2匹と重なる性能や入手時期の遅さから、わざわざパーティーに組み込むことは少ないか。
ゾロア
純白の凍土の氷山の地下道に出現。進化先のゾロアークはメイン任務16「エイチ湖の試練」でオヤブン(Lv.58)を入手可能。
耐久力を犠牲に攻撃性能に割り振ったステータス。ノーマル/ゴーストなのであくタイプのみが弱点だが、めいそうなどを用いないと等倍でも簡単に倒される。長く戦わせたいならバークアウトの採用も視野。
専用技うらみつらみは全快の相手に対しては大した火力が出ないため、ゴースト技としてはシャドーボールの方が便利。攻撃も高めではあるが、相性補完など戦術的な優位性のある物理技はほとんどないので特殊一辺倒の育成で問題ない。

ドラゴンタイプのポケモン

フカマル
天冠の山麓迷いの洞窟での捕獲が最速の入手手段。純白の凍土雪崩坂にはオヤブンガブリアスも出現するが、こちらはLv.85と固定オヤブン中最高レベルを誇る。必要最低限のナナツボシ時点ではギガトンボール+ズリのみ+よせだま+背面取りでも捕獲成功率が60%を超えない難敵。
最終進化は言わずと知れた火力耐久共に隙の無い準速物理アタッカー。本作にじしんはないものの、相手の行動順を遅らせるじならしが優秀であり、サブウェポンとしてメジャーなほのおのキバアイアンヘッドも同様の効果を持つため、火力を押し付けていくシンプルなプレイングがやりやすいポケモンである。
ネックになるのはガブリアス入手までの過程。迷いの洞窟から育成を始めようとするとレベルが24前後しかなく目標のLv.48までの育成はやや骨が折れるため、崖登り崖のオヤブンガバイト(Lv.56)を捕まえて進化させてしまうのが最も楽な選択肢。
ヌメラ
紅蓮の湿地試練の中州天冠の山麓古代の石切り場で出現。前者の場合は到達するのにイダイトウポケモンライドが必要[1]。早期入手にこだわらないのであればメイン任務14「シンジ湖の試練」のオヤブンヌメルゴン(Lv.58)を捕獲するのも手。
「ヒスイのすがた」で登場しドラゴン/はがねの複合タイプとなったことで9タイプ半減、弱点2つのみの耐性を手に入れた。専用技たてこもるの性能も噛み合い、関門のムベ戦やデンボク戦の単騎突破も可能である。
入手時期がかなり終盤になりがちだが、即戦力になれるだけのパワーがある。全てのステータスが伸ばして損にならないので、捕獲さえ出来れば攻略に行き詰まった初心者でも活かしやすい。

あくタイプのポケモン

ヤミカラス
紅蓮の湿地雲海峠に夜の時間帯で出現。やみのいしの入手をスキップする場合は雲海峠オヤブン(Lv.55)のほか、群青の海岸水浴び潟上空を飛んでいるドンカラスを捕獲することも出来る。
特攻<攻撃の中速両刀アタッカー。ブレイブバードが最も火力を出せる選択肢だが、被ダメージを減らすバークアウトや本作から追加されたエアスラッシュの方が取り回しが効くので先に特攻を育てた方がよい。
やみのいしが中々手に入らずともヤミカラスの時点で火力や素早さはそこそこにあるので力量不足は感じにくい。進化すると素早さが落ちる点には注意。
ニューラ (通常)
ヒスイのすがたと違い、こちらは黒曜の原野時空の歪みにのみ出現するレアポケモン。マニューラも同じく出現するが、序盤では真正面から戦って捕獲するのは難しいのでどろだんごなどを用いたフィールド上での捕獲を試みたい。
入手難易度相応に強力なポケモンの一角。高速物理アタッカーとしてステータスの配分に無駄がなく、こおりのつぶてめいそうといった技を組み込めば連続行動で相手を容易く完封していくことができる。
進化条件のするどいツメの入手に時間がかかる場合でもニューラの時点でそうした戦い方ができるだけの素地はある。着実に交換するためにFPを稼いでおくのも一考。

はがねタイプのポケモン

ドーミラー
天冠の山麓の多くのエリアや純白の凍土キッサキ神殿(及びその周辺)で入手可能。天冠の山麓の崖登り崖ではオヤブン(Lv.55)も入手可能。
本作ではドータクンの個性であった特性ふゆうたいねつがないために弱点が4つ常に通されることになり、豊富だった変化技もなくなっているので単にその遅さが悪目立ちしている。
採用する場合はじんつうりきアイアンヘッドを覚えて行動順を手繰り寄せるよう努力したい。
コイル
群青の海岸時空の歪みでのみ出現するレアポケモン。かみなりのいしに頼らずとも進化が容易で、今作ではとくしゅなじば天冠の山麓全域になっている。また同ステージの上空を飛んでいるジバコイルを捕獲することもできる(要フェザーボール)。
素早さがやや低めでありながら優秀な火力と耐久力を誇るポケモン。多少相手に多く動かれようと大して削られず、トップクラスの特攻で押しのけていけるパワーを持ち、はがねタイプの最高火力技・てっていこうせんオリジンディアルガに次ぐ威力で打ち込むことができる。
一方で使えるタイプがはがね・でんきノーマルに限られるのでじめんタイプははっきりと苦手。ほのおにも対抗できるみずタイプポケモンの存在は重要。

フェアリータイプのポケモン

トゲピー
紅蓮の湿地毛槍の草原群青の海岸水浴び潟などで出現。早めに育てたい場合は毛槍の草原上空を飛んでいるトゲチック、遅めの加入でも構わない場合はシンジ湖上空を飛んでいるトゲキッスを捕獲するのが手軽(両者、要フェザーボール)。
ムーンフォースめいそうを新たに獲得し、エアスラッシュで安定した行動抑制ができたりマジカルフレイムによって実質的に攻撃特攻の両方を下げられたりするといった本作の仕様によって、従来あった隙の無い強さに更なる磨きがかかった。
伝説と並んでもなお強力と言える性能を持つポケモンの1匹。
ピッピ (ピィ)
天冠の山麓フェアリーの泉に出現。進化先のピクシーオヤブン(Lv.62)で出現する。
上記の強さを持つトゲキッスに対し従来のように変化技で差をつけることは出来ず、むしろ使い勝手の良い行動抑制技の少なさや素の遅さ・脆さが目立ってしまう。
でんきいわこおりで弱点を突かれず10まんボルトれいとうビームが覚えられる点は優位とも言えるが、終盤に差し掛かった時期に新たに採用したいかというと微妙なところ。

脚注

  1. 1.0 1.1 特定のポイントからアヤシシライドで助走、ジャンプすることにより出現ポイントに到達することも可能だが、ここでは考慮しない。

関連項目

攻略ページ一覧 (プロジェクト)
本編 赤緑青 - - 金銀 - - RS - FRLG - E - DP - Pt - HGSS - BW - BW2 - XY - ORAS - SM - USUM - ピカブイ - 剣盾 - BDSP - アルセウス - SV
対戦系 コロシアム - XD
ダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊 - 時の探検隊・闇の探検隊・空の探検隊 - 炎の冒険団・嵐の冒険団・光の冒険団 - マグナゲート - - 救助隊DX
レンジャー レンジャー - バトナージ - 光の軌跡
その他 カードGB - カードGB2 - トローゼ
やりこみ タイムアタック - ポケモンセンター使用禁止攻略 - Lv1攻略
ポケモン考察 カントー - ジョウト - ホウエン - シンオウ - イッシュ - カロス - アローラ - ガラル - ヒスイ - パルデア