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冒険用ポケモン考察・ホウエン編
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このページではポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド・オメガルビー・アルファサファイアにおいて、四天王を倒しシナリオをクリアするまでにゲット可能なポケモンと、冒険をするうえでのそのポケモンの扱いやすさと有用性についての評価をポケモンの役割ごとに記す。
くさタイプのポケモン
- キモリ
- ホウエン御三家のポケモン。第三世代では、序盤の長い期間すいとる、れんぞくぎり程度しか覚えられない。どうしても苦戦するようであれば、一点物ではあるがわざマシン09(タネマシンガン)を覚えさせるのもありだろう。一方、中盤以降リーフブレードを覚えてしまえばぐっと楽になる。習得レベルは高いがみねうちを覚えられるので、捕獲要員としても活躍する。
- 第六世代ではリーフブレードの習得レベルが下がった他、早い段階でメガドレインも覚えるようになったため、だいぶ楽になった。
- キノココ
- キノガッサに進化すれば高い攻撃の種族値を得ることができるポケモン。第三世代ではレベル36になると主力メインウエポンのスカイアッパーを覚える。四天王ではプリム、カゲツ、ダイゴのポケモンに打点を持ちやすい。キノコのほうしについては、キノココのままレベル54にさせないと覚えられない。
- 第六世代ではキノコのほうしの仕様変更によりやや弱体化するも、ずかんナビを利用してタマゴ技のドレインパンチを覚える個体を比較的容易に入手できる。
- ハスボー
- サファイア・エメラルド、アルファサファイアのみだが、102ばんどうろに出現。秘伝技を多く覚え、取り分けなみのりでタイプ一致ボーナスによる火力を出せる上に、ためフィールドでもバトルでも活躍できる。ずかんナビを利用してタマゴ技のギガドレインを覚えた個体を入手すればさらに心強い。
- ナゾノクサ
- はなびらのまいなどの攻撃技を自力で覚えるため使い勝手がいい。また進化に必要なたいようのいしはリーフのいしよりも入手しやすく、進化による強化もしやすい。
- 第六世代ではムロタウンでのヘドロばくだんの技マシン入手が早まり、毒ウェポンも早期に覚えられる。
- サボネア
- すなあらし地帯で比較的入手しやすく、あくタイプも付いているためフウとランやミクリ(エメラルドではアダン)戦で使いやすい。主力技のニードルアームやだましうちは第三世代では特殊、第六世代では物理である点に注意。
- トロピウス
- 文句なしの秘伝要員。このポケモンと適当なみずポケモンがあれば、秘伝技を網羅できる。
- ロゼリア
- 第三世代では中盤で入手できる割には特殊火力が高く安定した技を覚える草タイプ程度だったが、第六世代では習得技のレベル低下と威力上昇、技マシンの無限使用化などの恩恵を受け毒技のヘドロばくだん、サブウェポンのシャドーボールやマジカルシャインを完備した広範囲特殊アタッカーとしてより活躍しやすい。やどりぎのタネやギガドレインで回復アイテムの節約も可能。進化に必要なひかりのいしは121ばんどうろと少し遅いか。
みずタイプのポケモン
- ミズゴロウ
- ホウエン御三家のポケモン。進化させれば種族値がとても高くなる上に弱点が1タイプしかなくなるためごり押しに向いており、さらにオメガルビー・アルファサファイアではラグラージナイトが登場するのでその傾向に拍車がかかった。ジムリーダー攻略はヌマクロー以降に進化させさえすれば楽であり、特に前半ではそれが顕著である。ルビー・サファイアでは109ばんすいどうでやわらかいすなが手に入るため、序盤から中盤あたりまでは火力増強にも困らない。
- ゴローニャに進化させるのに通信交換が必要なイシツブテ系統、最終進化形までの進化が遅く入手が面倒なナックラー系統を除けば攻略の役に立つ数少ないじめんタイプ(ヌマクロー以降)として重宝された。
- キャモメ
- ちょうおんぱは最序盤の搦め手としては及第点。ペリッパーに進化すると耐久力が高くなり、オオスバメと違ってなみのりを習得することができるのでミズゴロウを選択しなかった場合はスバメよりもこちらの方が使い勝手が良い。特殊に技を寄せると活躍する。エアカッターを早いうちに習得できるので火力は意外と高い。そらをとぶを使うことができ、進化するとなみのりを使えるようにもなるため、移動要員としても優秀。
- コイキング
- 進化前は弱いが進化すると急に強くなる、というおなじみのポケモン。ギャラドスになると高い攻撃力を存分に生かせるため、かなりの戦力になる。
- ヒンバス
- ミロカロスに進化させるとふしぎなうろこやじこさいせいを武器とする耐久型として強力極まりなく、そうなれば仮にダンジョンで遭難したとしても脱出するまでの間に全滅するリスクを軽減できる。ただし、ヒンバスの捕獲は無造作に行ってもそうそう実現できないため、何らかの情報収集は必須である。
- ドジョッチ
- 各世代共通事項として、なみのりを秘伝技として覚える。
- 第三世代では進化キャンセルが必要だが、レベル31でじしんを覚える。四天王ではカゲツ、フヨウに対してみず技が等倍打点となり、れいとうビームを覚えさせるという条件付きでゲンジにも抜群こおり打点を持てる。
- キバニア
- 入手はいいつりざお、すごいつりざお必須な点や分布の関係からなみのり入手後になるが、高い素早さと水・悪の高威力技を覚えることから使いやすさは抜群。とくに、フウとラン相手にはその辺りですごいつりざおで釣った個体すら即戦力として活躍できるだろう。
- 第三世代ではどちらのタイプも特殊技のため120も種族値があるこうげきを使いこなすにはきりさくしかないが、とくこう種族値も95と高め。第六世代では物理・特殊が技ごとに分かれたためタイプ一致技で高いこうげきを扱えるようになり、サメハダーでなみのりをすると専用グラフィックも見れる。
ほのおタイプのポケモン
- アチャモ
- ホウエン御三家のポケモン。ジムリーダー攻略には不利であり、特にツツジはワカシャモ以降に進化させない限り絶望的。しかしオメガルビー・アルファサファイアで手に入るバシャーモナイトによって手が付けられない強さを発揮する。
- ドンメル
- 自力習得できるかえんほうしゃやじしんを一致で放つことができ、レベルアップでいわなだれまで覚える。そのため、技マシンを使わずとも抜群をつける範囲が広い。相性補完をきちんと行えれば耐久面もカバー可能。
- アスナ戦においてはフエンタウンまでの道中に入手が可能で、炎技を半減しつつこちらはマグニチュードでダメージを与えられるため、優秀な対抗要因として活躍してくれることも。
- コータス
- 入手は中盤になるが、物理耐久が極めて高く、しろいけむりによりステータス低下も怖くない。エメラルド以降はエンカウント率低下要員として使われることも。レベルをいくら上げても大抵の場面で後攻になるほど素早さが低いのが弱点と言えば弱点か。
- ロコン
- シナリオでは最初にアチャモを選ばなかった場合は最もクセが少ないといえるほのおポケモン(アチャモ系統を除くと素早さが低いコータス、ドンメル、マグマッグ程度しかおらず、ドンメル系統とマグマッグの進化形であるマグカルゴには4倍弱点があり、マグカルゴに至っては2つもある。バクーダは耐久もかなり低い)。
でんきタイプのポケモン
- ラクライ
- 110ばんどうろで手に入る。捕まえた時のレベルが10台前半なのに対し、初めてでんきタイプの攻撃技を覚えるのがレベル20でのスパークとやや遠いのが難点。第三世代ではひらいしんがほぼ役に立たないため、せいでんきの個体を捕まえたい。オメガルビー・アルファサファイアのキンセツジムでは、仕様変更されたひらいしんを生かして強力な流し要員として活躍することもある。オメガルビー・アルファサファイアでライボルトナイトを入手できるので、種族値に関しては心配することはない。
- コイル
- ルビー・サファイアでは進化形の単なる電気枠の中速特殊アタッカーとして利用されたが、ORASではがんじょうの仕様変更による強化と更なる進化形のジバコイルの獲得によって、不利対面を高火力によるごり押しで乗り切る要員として可能性が開けた。ルビー・サファイアでは登場はキンセツジムの攻略以降だが、ORASでは110ばんどうろで手に入るのでキンセツジムの流し要員としても利用可能。
ひこうタイプのポケモン
- スバメ
- 最もメジャーなひこうポケモン。攻撃技も変化技もバランス良く覚え、素早さが高いため勢いに乗れば高速でクリアに向かって行くことができる。ただ、覚える技のほとんどがひこうとノーマルの技であるため、苦手なタイプの相手が来るとほとんど対抗できないという欠点がある。タイムアタックではこんじょうとからげんきのコンボが役に立つ。
かくとうタイプのポケモン
- マクノシタ
- カナズミシティでナマケロと交換(ポテマル)して手に入る。ポテマルは経験値タイプが164万タイプである上にハリテヤマに進化するあたりまでは爆発的な勢いでレベルが上がる。それ以降はレベルの上がり方が急激に鈍化するため、シナリオの途中でパーティから外してしまうのも手。
- アサナン
- ヨガパワーにより反則的な攻撃力を発揮する。それ以外のステータスは控えめなので、ごり押しは容易ではない。運は絡むがずかんナビを利用してタマゴ技として覚えられるパンチ技を覚えた個体をかき集めて芸達者なアサナンを作ることも攻略における1つの手。
- ワンリキー
- オメガルビー・アルファサファイアではアイデンティティである『ノーガード+ばくれつパンチ』を使える。通信ができるのであれば検討したい。
エスパータイプのポケモン
- ラルトス
- 序盤は自力習得の技が貧弱だが、めいそうによる積みやゆめくいによる回復などによって四天王戦でも有利に立つことができ、ダンジョンでの消耗に対策を打てる。第三世代ではキルリアの段階のレベル26という異例の速さでサイコキネシスを覚える。
- 第六世代ではサーナイトナイトを獲得してから本領を発揮する。ずかんナビを利用すればあやしいひかりやみちづれを覚えた個体も用意できる。
- ケーシィ
- フーディンに進化できれば最高だが、ユンゲラーのままでも十分戦える。
- チリーン
- 捕獲できる場所がおくりびやま山頂部と限られている上に第三世代では出現率が低い。さらにとっしんで自滅するおそれがあるため、捕獲の際は注意。ヌケニンなどゴーストタイプを出すなどといった工夫を推奨。
どくタイプのポケモン
- ドガース
- ソフト単体では加入が中盤からになるが、弱点1つと流しに有用。じばくやだいばくはつで強敵を強引に突破するのも手。
- ゴクリン
- ドガースやベトベターより出現時期および進化レベルが早い。少しレベル上げをすればヘドロこうげきを覚え、ミズゴロウを選んだ場合の110ばんどうろのライバルのジュプトルに対する即戦力となる。
いわタイプのポケモン
- イシツブテ
- いしのどうくつで手に入り、以降挑戦できるジムではムロジムとルネジム以外は苦手とせず、多くのジムと相性が良い。特にキンセツジムは相性の都合上ほぼ完封できる。
- アノプス
- 経験値タイプが60万タイプであり進化がレベル40以降と典型的な晩成型なので、育成にはやや苦労する。オメガルビー・アルファサファイアではがくしゅうそうちの仕様によりレベル上げはいとも簡単になった。
じめんタイプのポケモン
こおりタイプのポケモン
むしタイプのポケモン
- ツチニン
- このポケモンを進化させて手に入るテッカニンとヌケニンはとても強力。テッカニンは積み技の起点などサポート役として、ヌケニンは流しの申し子として活躍する。
- この世代ではみねうちがマシン技化していなかったためみねうちを覚えられるポケモンは貴重であり、ルビー・サファイアにおいてはツチニンがみねうちをレベル25と全ポケモン中最も若いレベルで覚えるという長所があった。経験値タイプが60万タイプである[1]という難点に目をつぶれば捕獲要員としても一考の余地があった。
- ケムッソ
- 出会えるのが最序盤なので育ちやすい。
- アゲハントに進化させるのが無難。レベル17でしびれごなを、レベル20であさのひざしを、レベル24でメガドレインを覚えるなど、シナリオ序盤から中盤の段階で覚える自力技の質が高い。基本はメガドレイン、ギガドレインが事実上のメインウエポンになり、後は勿体ないがサイコキネシスをマシンわざとして覚える程度。
ドラゴンタイプのポケモン
- タツベイ
- シナリオクリアまでの間にボーマンダナイトは入手できないが、チルット系統からりゅうのまいを遺伝させると強い。
- ラティオス
- オメガルビー限定。回避不可能の強制捕獲イベントがある都合上対戦で用いる場合は中盤で厳選を要求されるが、イベント後にすぐスパトレ等で努力値を完全に振り切ってしまえばガチ対戦に通用するレベルの個体値持ちの準伝説ポケモンを旅パで存分に使い倒せることになり、非常に強力。
- 道中で手に入るわざマシン(10まんボルト、れいとうビーム、シャドーボール等)となみのりのひでんマシンを必要に応じて使いわけつつ600族の種族値の暴力で押し潰していく戦術はシンプルに強く、エピソードデルタまで普通にソロクリアできる戦力。
- ラティアス
- アルファサファイア限定。基本的にラティオスと同様で、中盤の捕獲イベントで厳選を要求されるが、裏を返せば必然的に旅パに加えられる対戦用準伝説であり、強烈なバランスブレイカーとなる。
- ラティオス共々入手時点でメガシンカも使えるため、圧倒的なスペックで進んでいける。
- モノズ
- 第六世代のみ。グラードン・カイオーガとの戦闘後に流星の滝のふれあい(サーチ)で出現する。……が、最終盤での登場+進化レベル64と言うことで今作でも旅パでの活躍はまず無理。そもそもドラゴンの枠はラティオス・ラティアスが強すぎる。
ゴーストタイプのポケモン
- ヨマワル
- サマヨールにすれば耐久型としてとても使える。タマゴ技としていたみわけを覚えると鬼に金棒。そうでなくともただ単にかくとうタイプやノーマルタイプを流せるのは強い。なお、第三世代においてはルビーバージョンを除き野生では出現せず、第六世代ではどちらのソフトでも出現するもののカゲボウズより出現率が低め。
- カゲボウズ
- 第三世代においてはゴーストタイプには珍しい物理アタッカーとしてシャドーボールを使いこなせる。第六世代でも物理技としてのシャドーボールは失ったが、シャドークローやゴーストダイブがあると共に、クリア前からジュペッタナイトを拾えるのでメガシンカできる。ルビーバージョンを除きどのソフトでもおくりびやまで入手しやすいのもヨマワルを上回る利点。
はがねタイプのポケモン
- ココドラ
- 4倍弱点2つは痛いが、相手のポケモンによっては痛くもかゆくもないほどダメージを軽減することができる。相性にもよるが、残りHPわずかの状態を維持したままタマゴ技のがむしゃらでガリガリ削る展開も夢ではない。
- 第三世代では自力習得技に恵まれず、メタルクローやアイアンテールくらいしか使えそうなものがなかったが第六世代では岩技を自力で覚えたり、技マシンの無限使用化、ボスゴドラナイトが殿堂入り前から入手可能などの変更に伴い単純なアタッカーとしても使いやすくなった。
- エアームド
- 耐性が優秀な上、そらをとぶといあいぎりを両立できるため秘伝要員としても優秀。ただ、113ばんどうろで5%の低確率でしか出現しないのが難点。
- クチート
- ルビー、オメガルビーのみ。そのなかでも、習得技の関係から実質的にオメガルビーのみ。入手はリメイク前にくらべ若干手間がかかるが、思い出し技でアイアンヘッドとじゃれつくを覚えさせれば独特な役割を持つ鋼・フェアリーの物理アタッカーとして種族値以上の活躍ができる。低種族値を補うメガシンカに必要なクチートナイトはシダケタウンで早期入手可能。
ノーマルタイプのポケモン
- ナマケロ
- 最序盤のトウカのもりで入手できる。育てるのは比較的大変だが、ケッキングに進化するとジムリーダーや四天王との戦いで突破できる場面が増える。
- ゴニョニョ
- 序盤のカナシダトンネルで入手できる。多彩な技と両刀可能な種族値、弱点の少なさから、汎用性の高い攻略要員として利用可能。ホウエン地方ではムロジムを除けばかくとうタイプに特化したトレーナーが多く集まる場所がほとんどないので、不利対面も気にならない。ただ、やや鈍足で一致で弱点を付けないことから、レベルで相手を上回ることが円滑運用のための前提となってしまうのが欠点。
- ポワルン
- 基本は「RTA」方式のタイムアタックにおけるダブルバトルの数合わせ。その場合、あまごいでラグラージ系統のなみのりを強化するのが主な役割。
- ジグザグマ
- 彼の生命線はものひろい。特にルビー・サファイアの場合ものひろいの効果が非レベル依存なので、回復アイテムや換金アイテム、ふしぎなアメやポイントアップを嫌という程拾ってくれるバランスブレイカーとして活躍してくれるだろう。
脚注
- ↑ レベルが低い序盤はレベルがあがりにくく、育てにくい。