わるあがき
わるあがき | |
第一世代 | |
---|---|
タイプ | ノーマル |
分類 | 物理 |
威力 | 50 |
命中率 | 100 (第三世代まで) →必中 (第四世代以降) |
PP | 10 (第一世代) →1 (第二世代以降) |
範囲 | 相手ランダム1体 |
優先度 | 0 |
直接攻撃 | ○ |
効果 | |
自分も反動ダメージを受ける。反動ダメージは世代によって異なる。
タイプ相性・タイプ一致ボーナスの影響を受けない(ポケモンスタジアム2以降)。 | |
判定 | |
Zワザ威力 | 1 |
ダイマックスわざ威力 | 1 |
パレス | たたかう |
アピールタイプ | かっこよさ (RSE/DPt) たくましさ (ORAS) |
アピール (RSE) | ♡♡♡♡ |
妨害 (RSE) | |
アピール効果 (RSE) | |
普通にアピール。 | |
アピール (DPt) | ♡♡♡ |
アピール効果 (DPt) | |
普通にアピール。 | |
アピール (ORAS) | ♡♡♡♡ |
妨害 (ORAS) | |
アピール効果 (ORAS) | |
普通にアピール。 | |
ショーポイント (BDSP) | 1 |
アピール追加効果 (BDSP) | |
追加効果なし。 |
わるあがきは、ポケモンの技の一種。
説明文
説明文は内部データ上のみで、通常プレイでは確認できない。
たたかうわざ
- 第二世代・ルビー・サファイア・エメラルド
- わざポイントがなくなると でるわざ じぶんもすこし ダメージをうける
- ファイアレッド・リーフグリーン・第四世代
- PPが なくなると あがいて あいてを こうげきする。じぶんも すこし ダメージを うける。
- 第五世代・第六世代・第七世代・第八世代・第九世代
- じぶんの PPが なくなると あがいて あいてを こうげきする。じぶんも すこし ダメージを うける。
- (漢字) 自分の PPが なくなると あがいて 相手を 攻撃する。 自分も 少し ダメージを 受ける。
- Pokémon LEGENDS アルセウス
- 自分のPPがなくなると あがいて相手を攻撃する。 自分も少しダメージを受ける。
コンテストわざ
- 第三世代・第六世代
- たくさん アピール できる
- (漢字) たくさん アピール できる
- 第四世代
- ポケモンの もつ わざを つかって きほんの えんぎ。
- 第八世代
- ついかこうか なし
- (漢字) 追加効果 なし
使用ポケモン:覚える方法
全ポケモン。ただし、レベルアップなどにより覚えることはできず、自分の技がすべて選択不能になった場合のみ使用できる。
バトルにおけるわるあがき
覚えている技のPPが全て尽きた場合や、状態変化や持ち物の効果で選択できる技がなくなった場合に「たたかう」コマンドを選ぶと出される。ポケモンが何もできない状況に陥っても、この技が出ることによりバトルが終わりやすくなる。
対戦では、単なるPP切れよりも、技を制限する状態や持ち物の効果でわるあがきが出されるケースの方が多い。威力の割に反動が大きいため、この技を使用するメリットはほぼない。耐久型のポケモンはPP切れ対策に事前に最大PPを上げたり、威力は控えめだが最大PPが多い技を選択することがある。
第二世代では、弱点が少ないポケモンにみがわり・かげぶんしん・のろい・ねむるを覚えさせ、たべのこしを持たせることによりこの技を攻撃技として使う戦術が存在する。のろいの枠をヨガのポーズやかくばるにすれば第一世代でも使える。弱点は多いが、第一世代のパラセクトはのろいの枠をつるぎのまい、みがわりの枠をキノコのほうしにすれば似たような戦術が取れる。
野生ポケモンを捕まえるときにトレーナーが何度も捕獲に失敗していると、その間に技のPPを使い切った相手はわるあがきの反動で自滅し始める。特に相手の捕捉率が低いときや、所持技のPPが少ないときは対策が必要となる場合がある。野生ポケモンにわるあがきを使わせないために、「ねむり状態や特性なまけなどにしてわざを使わせない」「ヒメリのみを渡すことでPPを回復させる」といった方法がある。第三世代以前ならわるあがきは必中でないため、相手の命中率を下げて/こちらの回避率を上げて回避すれば反動ダメージを防げる。
Pokémon LEGENDS アルセウスにおけるわるあがき
わるあがき | ||||
---|---|---|---|---|
タイプ | ノーマル | |||
分類 | 物理 | |||
威力 | 50 | |||
命中率 | - | |||
PP | 1 | |||
行動順補正 | 自分 | 0 | ||
相手 | 0 | |||
その他効果 | 早業・力業に切り替えることができない。 相手が複数匹いる戦闘では、ダメージを与えられず反動ダメージだけ受ける。 | |||
ポケモン不思議のダンジョンにおけるわるあがき
- 救助隊・探検隊
- 正面の敵にダメージを与え、自分に最大HPの1/4だけダメージを与える。ノーマルタイプに区分され、相性などの影響も受ける。
- 威力は30、空の探検隊では☆8と、これははかいこうせんなどと並ぶ事実上の最高値。
- 本編と同じく他のわざが使えないときに出る。敵ポケモンではのうむのもりに出るドーブルがスケッチに失敗したときなどに使ってくる。
- マグナゲート
- 自分に与えるダメージが最大HPの1/5に軽減された。
Pokémon GOにおけるわるあがき
Pokémon GOではスペシャルアタックとして登場する。サービス開始時から実装されている。
わるあがき | ||||||||||
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スペシャルアタック | ||||||||||
タイプ:ノーマル | ||||||||||
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使用ポケモン | ||||||||||
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以下のアップデートがあった。
- ジムバトル・レイドバトル
- 2016/7/30
- エネルギー消費:20→0
- 2017/2/16 (ジョウト地方のポケモン登場)
- 威力:15→35
- エネルギー消費:0→33
- 秒数:1.695→2.2
- ダメージ発生時間:0.8~1.5→1.2~2
- 2017/2/21
- エネルギー消費:33→0
- 2016/7/30
ポケモンスクランブルSPにおけるわるあがき
わるあがき | |
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★★ | |
タイプ | ノーマル |
威力 | 34.5061 |
タメ時間 | 0.66秒 |
範囲 | 円形(周囲) |
ヒット数 | 1 |
弾数 | 1 |
急所 | 1.5% |
効果 | 反動ダメージを受ける |
技の仕様
- 第四世代以降は命中判定によらず必中する。
- いちゃもん状態でも連続で使用することができる。
- スケッチ/ものまねで覚えることができない。
- わるあがきに対するアンコール/さいはい/かなしばりは失敗する。
- さきどり/まねっこでコピーできない。
- オウムがえしでコピーすることができない (第四世代以降) 。
- ゆびをふるで選ばれない。
- 基本的には物理技・直接攻撃技のダメージ計算に影響する特性や持ち物の効果を受ける (すてみを除く) 。
- こだわり系アイテム/特性ごりむちゅうでこだわった技を使えなくなったポケモンは、次のターン「たたかう」を押すことでわるあがきを使用することになる。こだわった技でなくてもわるあがきなら成功する。
- 場に出て最初に使う技がわるあがきであっても、こだわり系アイテム/特性ごりむちゅうでこだわることにはならない。
- わるあがきで相手を倒してもおんねん状態の効果は発動しない。
使用条件
- 選択できる技が無いときに「たたかう」コマンドを押すとわるあがきを使用することになる。この技を使う状況では技の選択画面がスキップされる。これに伴い、わるあがきを使うことになるポケモンは以下のシステムを使うことができない。
- 例外的に、ローテーションバトルでは「たたかう」を押すと4つの技枠の中心にわるあがきの技のコマンドが表示され、それを選択することでわるあがきが使われる。このため、選択できる技が無いポケモンでもわるあがきを選ばずにローテーションさせることができる。
- 相手の場に複数のポケモンがいる場合でも攻撃対象を選択できない。隣接する敵の内ランダムで1体が対象に選ばれる。ちゅうもくのまと状態の敵がいる場合はそのポケモンが対象になる。
- 「たたかう」コマンドを押してわるあがきの使用が決定したターンにおいては、行動前にPPが回復されたり、技の使用を制限する持ち物や状態変化の効果が消えたりしたことで選択できる技ができたとしてもわるあがきが出される。
- 「たたかう」コマンドを押したときは選択できる技があった場合、他のポケモンの行動により使える技を無くされたとしても技を出せないことがメッセージで流れるのみで、そのターンわるあがきを使用することは無い。次のターン、依然選択できる技がない状況なら「たたかう」を押すことでわるあがきを使用することになる。
- 使用条件こそ特殊だが、基本的には通常の攻撃技を選んだときと同じ扱いを受ける。
- 赤・緑・青ではポイントアップでPPを増やした技が存在する場合、PPが切れても技選択画面に進んでわるあがきが出ないバグが存在する。状況次第ではリセットするしかなくなる。
タイプ
- ポケモンスタジアム2以外の第一世代ではノーマルタイプの技としてタイプ相性・タイプ一致ボーナスの影響を受ける。
- ポケモンスタジアム2および第二世代以降は事実上タイプなしの技となっている。
- タイプ相性・タイプ一致ボーナスの影響を受けない。
- 使用者の特性へんげんじざい/リベロが発動しない。
- 対象の特性ふしぎなまもり/へんしょくが発動しない。
- 対象の特性テラスシェルが発動しない。特性バーと発動を示すメッセージも表示されない。
- 使用者の持ち物ピンクのリボン/みずたまリボン/シルクのスカーフの効果が発動しない。
- 対象の持ち物ホズのみの効果は第四世代のみ発動するが、第五世代以降では発動しない。
- 使用者の持ち物ノーマルジュエルが発動しない。
- 特性ノーマルスキンのポケモンが使用してもノーマルタイプの技としては扱われない。
- 特性フリーズスキン/スカイスキン/フェアリースキン/エレキスキンのポケモンが使用してもタイプは変わらず、威力も上がらない。
- そうでん/プラズマシャワー状態の効果を受けてもでんきタイプにはならない。
- 最後に受けた技がわるあがきのポケモンがテクスチャー2を使うと、第四世代まではノーマルタイプ扱いとしてノーマルに抵抗を持つタイプに変わる。第五世代以降はテクスチャー2は失敗する。
反動ダメージ
- 他の多くの反動技とは異なった性質を持つ。
- 他の反動技と同じ性質として以下がある。
- 第三世代以前
- 反動ダメージの計算時は小数点以下を切り捨てる。ただし、切り捨てた結果0になったときは1ダメージを受ける。
- ポケモンスタジアム・ポケモンスタジアム2・ポケモンスタジアム金銀のみ、相手の最後のポケモンを倒したときは反動ダメージを受けない。
- 第一世代では、みがわりをわるあがきで破壊したときは反動ダメージを受けない。みがわりを攻撃したが破壊できなかった場合は反動ダメージを受ける。
- 第四世代以降
- 反動ダメージの計算時、第四世代以前では小数点以下を切り捨てる。第五世代以降では小数点以下を四捨五入し、0.25の場合のみ切り捨てる。
- 対象がこらえるを使用中のHP1のポケモンであるときや、特性ばけのかわ/アイスフェイスでダメージを肩代わりされたときなど、与えたダメージが0である場合も反動ダメージを受ける。
- 対象が姿を隠していて命中しなかったときや、まもる状態などで防がれたときは反動ダメージは無い。
- 相手がすでにひんしとなって場に誰もいないときや、トリプルバトルで自分から対角の端にしか相手がいないときに使用してうまく決まらなかったときは反動ダメージは無い。
備考
- わるあがきを直接覚えるポケモンはいないので、内部データ上でしか確認できない仕様がいくつかある。
- ローテーションバトルのときに表示されるコマンドはノーマルタイプと同じ白色となる。このコマンドに表示されるのは技名のみでPPは表示されず、技の説明文を見ることもできない。
- わるあがきを出すターンでは、そのポケモンの出せる技が無いことがアナウンスされるが、メッセージが表示されるタイミングは世代により異なる。
- ルビー・サファイア・エメラルドでは、使った回数がカウントされ、レコードを混ぜることで情報が交換される。
- ブラック2・ホワイト2および第六世代ではこの技を使うことがネバーギブアップのメダルの獲得条件となっている。
- ソード・シールドにおいて、使用できない技しか覚えていないポケモンはわるあがきを繰り出す。
- スカーレット・バイオレットのダブルバトルでは、左側にいるポケモンの行動選択の結果わるあがきが選択されたとき、行動選択中のポケモンを示す黄色い枠が次のターンまで画面に残ったままとなる。
各言語版での名称
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関連項目
わるあがきと同じ効果のわざ 必ず当たる攻撃わざ |
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スピードスター - わるあがき - あてみなげ - だましうち - シャドーパンチ - つばめがえし - マジカルリーフ - でんげきは きりふだ - はどうだん - マグネットボム - クリアスモッグ - チャームボイス - いじげんホール - いじげんラッシュ - スマートホーン ピカピカサンダー - ブイブイブレイク - どげざつき - ドゲザン - トリックフラワー - タキオンカッター |