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「ダブルバトル」の版間の差分

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* 改造など非正規の手段で[[野生ポケモン]]とのダブルバトルに入ることができる。この場合、2匹[[ポケモン]]がいても[[ボール]]を投げることができ、[[捕獲]]した時点で野生ポケモンが残っているか否かに関わらず[[バトル]]が終了する(第三世代)。
* 改造など非正規の手段で[[野生ポケモン]]とのダブルバトルに入ることができる。この場合、2匹[[ポケモン]]がいても[[ボール]]を投げることができ、[[捕獲]]した時点で野生ポケモンが残っているか否かに関わらず[[バトル]]が終了する(第三世代)。
* 改造など非正規の手段で[[ポケモン]]を1匹しか持っていない[[トレーナー]]とダブルバトルを行うと、相手のトレーナーはもう1匹のポケモンとして[[けつばん]]に相当するポケモンを出す(第四世代)。
* 改造など非正規の手段で[[ポケモン]]を1匹しか持っていない[[トレーナー]]とダブルバトルを行うと、相手のトレーナーはもう1匹のポケモンとして[[けつばん]]に相当するポケモンを出す(第四世代)。
* [[第三世代]]において[[プラスパワー]]などの戦闘用アイテムはコマンドを使用したポケモン自身にしか使えないが、バグによってコマンドを使用したポケモンとは別のポケモンに使用することができる。具体的には、ある位置のポケモン(以下A)に効果のないアイテムを使ってからAの反対側のポケモン(以下B)に戦闘用アイテムを使うとBに効果が及ぶ([[ポケモンコロシアム|コロシアム]])。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==

2019年10月24日 (木) 00:20時点における版

ダブルバトルとは、相手と自分が2体ずつポケモンを出し、バトルすること。第三世代から導入された。

概要

対戦者は2体ずつ、計4体のポケモンを同時に繰り出し、1ターンの間に4体のポケモンが行動する。

シングルバトルと異なり、1ターンに4体のポケモンが行動することで戦略の幅が大きく広がる。公式ルールではダブルバトルが採用されている。

発生

ダブルバトルの発生には以下のようなものがある。

シングルバトルとの違い

  • 2体に指示を出すことが可能になる。
  • 味方にも攻撃できる。これを利用して味方の技のスケッチや回復をすることもできる。
    • ただし、相手全体を対象にする技では味方に対して攻撃できない。
  • 入れ替えルールであっても、相手を倒しても交代できない。
  • 野生ポケモンが2体飛び出してきた場合、片方を倒さないと対象のポケモンが定まらずボールを投げられない(第四世代以降)。また、第五世代以降では自分のポケモン2匹で野生ポケモンと戦っている場合、片方に攻撃または交代の指示をした上でもう一匹のコマンドを使用してボールを投げることもできない(しゅうちゅう しないと ボールは うまく なげられない! と表示される)。つまり、ボールをなげる=2匹分のコマンドとなる。
    • ポケモンコロシアムXDではどちらに投げるか選択できる。ただし、スナッチマシンの準備の関係で1ターンに投げられるボールは1個(スナッチマシンを必要としない野生ポケモンはシングルバトルでしか出て来ない)。
  • 場に1体しか味方のポケモンがいない状態でひんしのポケモンをげんきのかけらなどで復活させると、そのポケモンは即座に場に出ることになる。
  • 第四世代までは自分のポケモンのHPが数字で表示されず、HPバーのみの表示となる。
    • スタートボタンを押すことで数字のみの表示に切り替えることができる。

ダブルバトルにおけるわざ

対象が変わるわざの一覧

ダブルバトルにおける対象
敵1体 敵全体 自分以外 全体の場
(敵味方全員)
自分 自分または味方1体 味方1体 味方の場
(味方全員)
さきどり あまいかおり かえんだん あまごい いかりのつぼ つぼをつく アロマミスト アロマセラピー
わるあがき あわ じしん あられ このゆびとまれ てだすけ いやしのすず
いとをはく じならし エレキフィールド サイドチェンジ てをつなぐ おいかぜ
いにしえのうた じばく グラスフィールド オーロラベール
いわなだれ シンクロノイズ くろいきり おまじない
エアカッター だいばくはつ サイコフィールド じばそうさ
エレキネット なみのり[1] じゅうりょく しろいきり
かいふくふうじ ばくおんぱ すなあらし しんぴのまもり
かまいたち はなふぶき ダークウェザー たたみがえし
グランドフォース パラボラチャージ ダークハーフ トリックガード
コアパニッシャー ビックリヘッド ダークリムーブ ハッピータイム
こごえるかぜ フラフラダンス たがやす ひかりのかべ
こごえるせかい ふんえん トリックルーム ファストガード
こなゆき ぶんまわす どろあそび リフレクター
こんげんのはどう ヘドロウェーブ にほんばれ ワイドガード
しおふき ほうでん フェアリーロック
しっぽをふる マグニチュード プラズマシャワー
スケイルノイズ フラワーガード
スピードスター ほろびのうた
ステルスロック マジックルーム
ダークウェーブ みずあそび
ダークストーム ミストフィールド
ダークダウン ワンダールーム
ダークパニック
ダークホール
ダークホールド
ダークミスト
ダークレイブ
ダイヤストーム
だくりゅう
たつまき
だんがいのつるぎ
チャームボイス
どくガス [2]
どくびし
トラップシェル
なきごえ
なみのり [3]
にらみつける
ねっぷう
ねばねばネット
バークアウト
ハイパーボイス
はっぱカッター
ふぶき
ふんか
ベノムトラップ
まきびし
マジカルシャイン
むしのていこう
やきつくす
ゆうわく
ようかいえき
わたほうし [4]

ダブルバトルにおけるとくせい

ダブルバトルにおいて特殊な効果が発動するとくせいがいくつかある。

ひらいしん/よびみず
でんきタイプ/みずタイプのわざを自身に引き寄せる。第五世代以降はさらにダメージを無効化し、とくこう1段階上がる。
第五世代以降は味方にプラスかマイナスのポケモンがいる場合、とくこうが1.5倍になる。
ポジフォルムチェリムとその味方はこうげきとくぼうが1.5倍になる。
味方の特殊技の威力が30%上がる。
味方が受けるダメージを25%減らす。
自身と味方のわざの命中率が10%上がる。
味方が使用した攻撃技に当たらない。
ターンの終了時、隣接する味方の状態異常を30%の確率で治す。
自身と味方がメロメロ/アンコール/いちゃもん/かなしばり/ちょうはつ/かいふくふうじ状態になることを防ぐ。
自身と味方がねむり/ねむけ状態になることを防ぐ。
自身や味方がくさタイプならば状態異常/ねむけ状態になったり、ランクを下げられたりすることを防ぐ。
味方がもちものを消費すると、自身のもちものを渡す。
ひんしになった味方の特性を引き継ぐ。

対戦

ダブルバトルは、「2匹に集中攻撃されることがある」という点がシングルバトルと比較して大きく異なる。特に全体攻撃技を含めて1ターンに相手2匹から攻撃を受けることは多い。

対面のポケモン1匹の攻撃を受ければいいシングルバトルでは物理受け・特殊受けへの交代みがわりばけのかわ、積み技などが多様されやすいが、集中攻撃を受けがちなダブルバトルではそれらはリスクが大きくなる。 逆に集中攻撃を読んだまもるによってアドバンテージを取るなど、読み合いの要素も深い。

1ターンに4体のポケモンが行動するため1ターンの重みが大きく、天気フィールドおいかぜトリックルームなど数ターン限定のものも影響大である。雨パーティやトリパなど、これらを軸に組まれたパーティが多く見られる。また、1ターンが重い故にZワザ化することを除けば命中率が低い技は好まれない傾向にある。

効率よくダメージを与えられる全体攻撃技が好まれやすく、例えば全体攻撃のマジカルシャインが単体攻撃のムーンフォースより優先されることがある。逆にシングルバトルでは無条件に強かったじしんがダブルバトルでは味方を巻き込む攻撃となるため扱いづらくなり、ドリルライナーじだんだで代替されるという例もある。

行動順操作はシングルバトル以上に神経質になる。主な行動順操作技にはこごえるかぜおいかぜトリックルームが挙げられる。素早さに優れていても技によって行動順が逆転してしまいがちな性質のバトルルールなので、素早さに優れたポケモンであっても油断はならない。逆にそれらを活用できるように素早さを調整する戦法も見受けられる。

いかくは相手二匹のこうげきを下げるため最も活用されやすいとくせいである。対策のためかちきまけんきあまのじゃくのとくせいを持つポケモンもよく使われる。

集中攻撃や味方からの巻き込み全体攻撃を防ぐためのまもるは多くのポケモンに採用される。このため技スペースはシングルバトルと比べて狭くなりがち。ただ、役割破壊技を入れられる心配も少ないため、型の想定がしやすいとも言える。

備考

  • アニメでは既に無印編第108話においてダブルバトルらしきもので戦っている。しかし、無印編第56話では、コジロウが躍起になってポケモンを2匹出してしまい、試験落第となっている。
  • 第七世代以降はトレーナーも3Dフルグラフィックで画面に表示される影響なのか、特に通信対戦で処理落ちやフリーズを引き起こしやすくなっている。第七世代のレーティングバトルWCSルールが日本人人気を呼ばないのは、トスの問題化などもあろうが、この点にも原因があるとされている。
  • 第四世代以降ではポケモンがひんしになった場合、その直後ではなくターン終了時に次のポケモンに交代する。片方のポケモンが1ターンで2匹ともきぜつした場合、対象がいないためにわざが失敗することがある。
  • 第三世代ではひんしになった直後に次のポケモンの交代処理を行う。その為、一方に集中攻撃を仕掛けて一撃で最初のポケモンが倒れると、代わって出て来た控えは無抵抗なまま敵の攻撃を受けることになってしまう。仮にすばやさが高くて先に行動できたとしても、これでは耐久力の低いポケモンがあまりに不公平な為、第四世代から今の仕様に変更になったものと思われる。
  • 改造など非正規の手段で野生ポケモンとのダブルバトルに入ることができる。この場合、2匹ポケモンがいてもボールを投げることができ、捕獲した時点で野生ポケモンが残っているか否かに関わらずバトルが終了する(第三世代)。
  • 改造など非正規の手段でポケモンを1匹しか持っていないトレーナーとダブルバトルを行うと、相手のトレーナーはもう1匹のポケモンとしてけつばんに相当するポケモンを出す(第四世代)。
  • 第三世代においてプラスパワーなどの戦闘用アイテムはコマンドを使用したポケモン自身にしか使えないが、バグによってコマンドを使用したポケモンとは別のポケモンに使用することができる。具体的には、ある位置のポケモン(以下A)に効果のないアイテムを使ってからAの反対側のポケモン(以下B)に戦闘用アイテムを使うとBに効果が及ぶ(コロシアム)。

関連項目