ポケモンアートアカデミー
ポケモンアートアカデミー | |
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ジャンル | イラストレッスン |
プレイ可能人数 | 1人 |
開発元 | Headstrong Games |
発売元 | 株式会社ポケモン |
発売/配信日 | |
日本 | 2014年6月19日 |
アメリカ | 2014年10月24日 |
オーストラリア | 2014年7月5日 |
ヨーロッパ | 2014年7月4日 |
韓国 | 2015年4月23日 |
香港 | 2014年10月24日 |
台湾 | 2014年10月24日 |
公式サイト | |
nintendo.co.jp (日本語) | |
pokemon.com (英語) |
ポケモンアートアカデミーは、2014年6月19日に発売されたニンテンドー3DS用ソフトである。価格は3619円+税(税込3909円)。
概要
ポケモンシリーズでは初となるペイントソフト。ステップバイステップのレッスンを通して、ポケモンの上手な描き方を学ぶことができる。
開発は、任天堂が発売している「絵心教室」シリーズを開発しているHeadstrong Gamesが担当した。
プレイヤーは、タイトルにもなっている「ポケモンアートアカデミー」という学校に入学し、講師・アンディ先生からポケモンの描き方を学ぶことになる。
ステップバイステップのレッスンにより、簡単な形からはじまり、色の塗り方や形の捉え方を学び、最終的には陰影や濃淡、ハッチングなどを用いて複雑な形や構図が描けるようになることを目標とする。レッスンは40種を予定。レッスン以外にも、プレイヤーが自由にイラストを描くことのできるモードも搭載している。
描いた絵は、ポケモンカードゲーム風にすることが出来、サイン入りのカードとなってアルバムに保存される。また、Miiverseに投稿することもできる。ほかにも、SDカードに保存することでパソコンに取り込むことができる。これにより、ブログやSNSに載せるなどさまざまな活用ができる。
画材は、鉛筆、マーカーペン、アウトラインペン、絵の具、パステル、スプレーの6種類を収録している。
パッケージ版とダウンロード版の両方が発売されており、ダウンロード版の容量は最大512MB(4,096ブロック)である。
登場人物
- アンディ先生
- ポケモンアートアカデミーでポケモンの描き方を教えている先生で、リリー(ジョン)曰く「このアカデミーでいちばんすごい先生」。プレイヤーに丁寧にポケモンの描き方のアドバイスを行い、描いたポケモンそのものの特徴についても説明してくれる。「絵心教室」で講師を行っているビンス先生の弟でもある。
- リリー / ジョン
- ポケモンアートアカデミーにプレイヤーと共に入学し、学んでいく友人。プレイヤーが男の子ならリリー、女の子ならジョンとなる。ポケモンの描き方を学び、ポケモンカードのイラストレーターになるのが夢であるが、絵心は高いとは言えず、毎度奇抜な絵を披露する。
イラストコンテスト
本作を用いたイラストコンテストが2014年から2015年にかけて3回実施された。
『ポケモンアートアカデミー』×ポケモンゲット☆TV イラストコンテスト
2015年6月19日から7月31日まで実施されたイラストコンテスト。ポケモンゲット☆TVとの連動企画で、同番組の出演者が審査員を務めた。部門はピカチュウ・ディアンシーの2部門で、応募部門のポケモンを主題とすることが条件とされた。作品は、ゲーム内からMiiverseに投稿することで応募できた[1]。
受賞作品は、2014年8月17日放送のポケモンゲット☆TV内で発表され、上野の森美術館別館・上野の森美術館ギャラリーにて2014年8月21日から9月3日まで展示された[1]。
『ポケモンアートアカデミー』×ポケモンカードゲーム イラストコンテスト
2014年12月13日から2015年2月1日まで実施されたイラストコンテスト。「ピカチュウの着せ替えイラスト部門」と「好きなポケモンのイラスト部門」の2つが募集された。作品は、ゲーム内からMiiverseに投稿することで応募できた。審査員は、有田満弘・PLANETA・斉藤コーキ・姫野かげまる・こみやトモカズ・クリーチャーズ(5ban Graphics)が務めた。本コンテストは、日本国外でも同時期に開催された[2]。
「ピカチュウの着せ替えイラスト部門」では、オメガルビー・アルファサファイアの「ポケモンコンテストライブ!」に登場するおきがえピカチュウのように、オシャレな姿をしたピカチュウが主題とされた。「みほんイラスト」として、2014年12月に発売されたポケモンカードゲームのイラスト集『ポケモンカードゲーム イラストコレクション』に収録されたプロモーションカード・おきがえピカチュウ (XY-P)の線画が、2014年12月13日から2015年2月1日までの期間限定で本作にて配信された。「好きなポケモンのイラスト部門」は、「ポケモンを描くこと」以外の条件はないフリー部門であった[2]。
応募作品のなかからは、各部門ごとに5作品が「ポケモンカードゲーム賞」として選出され、入賞作品を用いたポケモンカードゲームのカードがプレゼントされた[2]。
おでましイラストコンテスト
2015年2月20日から4月17日まで実施されたイラストコンテスト。同年に公開された劇場版ポケットモンスター・ポケモン・ザ・ムービー XY 光輪の超魔神 フーパの公開を記念して開催された。主催は小学館、協賛として2015ピカチュウプロジェクトがクレジットされた[3]。
フリーペイント用の「みほんイラスト」として配信されたフーパのイラストを下絵とすることが条件とされ、配色や余白部分に描くイラストは応募者の自由とされた。作品は、ゲーム内からMiiverseに投稿することで応募できた。審査員は、映画制作者と小学館児童誌10誌[4]の編集長などが務めた[3]。
2015年6月上旬に受賞作品が発表され、応募作品の中から1作品に「ポケモンアートアカデミー賞」が授与された。受賞者名と入賞作品は、映画公式サイトとコンテスト特設サイト、『光輪の超魔神 フーパ』のエンドロールに掲載された。また、特に優秀とされた作品についても、数点が特設サイトにて公開された[3]。
みほんイラスト
2014年6月の発売以降、7種類のフリーペイント用の見本が配信されている。
フーパのイラストが配信終了して以降は、グラードンとカイオーガのイラストが再配信されたのち、レックウザのイラストが再配信されている。
# | ポケモン | 期間 |
---|---|---|
1 | グラードン | 2014年6月19日~6月25日[5] 2014年7月3日~7月9日[5] 2014年7月17日~7月23日[5] 2014年7月31日~8月6日 2014年8月14日~8月20日 2014年8月28日~9月3日 2015年8月24日~9月28日 |
2 | カイオーガ | 2014年6月26日~7月2日[5] 2014年7月10日~7月16日[5] 2014年7月24日~7月30日[5] 2014年8月7日~8月13日 2014年8月21日~8月27日 2014年9月4日~9月10日 2015年9月28日~11月2日 |
3 | メガゲンガー (色違い) | 2014年9月13日~10月14日[6] |
4 | パンプジンとムウマージ | 2014年10月15日~11月13日[7] |
5 | レックウザ | 2014年11月14日~12月12日[8] 2015年11月2日~ |
6 | おきがえピカチュウ | 2014年12月13日~2015年2月1日[9] |
7 | フーパ | 2015年2月20日~4月17日 |
バージョン情報
バージョン | 配信日 | 公式の変更 | その他の変更 |
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1.0 | 2014/06/19 | (パッケージ版のバージョン) | |
1.1[10] | 2014/09/17 | アウトラインペンのみで描かれた作品が、Miiverse投稿やJPEG画像への変換時に色の情報が正しく保持されず黒くなる問題を修正。 |
スタッフ
備考
- 「E3 2014」のラインナップとして、『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』とともに出展された[11]。
- 任天堂が、任天堂から発売・販売しているゲームソフトの紹介を行う動画シリーズ・『ニャニャニャ! ネコマリオタイム』第10回(2014年4月30日公開)にて、本作が紹介された(動画の0分5秒あたりから1分55秒あたりまで)。
- 任天堂が行っているキャンペーン「ニンテンドー3DS LL 月替わりオススメソフトキャンペーン」で、本作が6月および7月のオススメソフトとして指定された[12]。
各言語版での名称
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外部リンク
- 『ポケモンアートアカデミー』公式サイト
- 「ポケモンアートアカデミー × ポケモンゲット☆TV イラストコンテスト」開催!!
- ポケモンアートアカデミー 紹介映像 - YouTube
- ポケモンアートアカデミー TVCM1 - YouTube
- ポケモンアートアカデミー TVCM2 - YouTube
- ポケモンアートアカデミー イベルタルを描いてみました - YouTube
- ポケモンアートアカデミー ゼルネアスを描いてみました - YouTube
脚注
- ↑ 1.0 1.1 https://www.pokemon.co.jp/ex/paa_contest/ 「ポケモンアートアカデミー × ポケモンカードゲーム イラストコンテスト」(リンク切れ、アーカイブ)
- ↑ 2.0 2.1 2.2 https://www.pokemon.co.jp/ex/paa_contest2/ 「ポケモンアートアカデミー × ポケモンカードゲーム イラストコンテスト」(リンク切れ、アーカイブ)
- ↑ 3.0 3.1 3.2 https://www.pokemon.co.jp/ex/paa_contest3/ ポケモン映画企画! おでましイラストコンテスト×ポケモンアートアカデミー(リンク切れ、アーカイブ)
- ↑ ポケモンファン・コロコロイチバン・幼稚園・小学一年生・小学二年生・てれびくん・ちゃお・ぷっちぐみ・コロコロコミック・少年サンデーの10誌。
- ↑ 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 『ポケモンアートアカデミー』期間限定で見本イラストを無料配信&イラストコンテスト開催決定! - ファミ通.com
- ↑ 「ポケモンアートアカデミー」の新たなみほんイラスト「色ちがいの白いメガゲンガー」が9月13日より無料配信 - 4Gamer.net
- ↑ 「ポケモンアートアカデミー」,みほんイラスト第4弾「パンプジンとムウマージ」を10月15日から11月13日まで配信 - 4Gamer.net
- ↑ 「ポケモンアートアカデミー」,みほんイラスト第5弾「レックウザ」の配信が本日スタート - 4Gamer.net
- ↑ 「ポケモンアートアカデミー」を使用したイラストコンテストが12月13日から開催 - 4Gamer.net
- ↑ ポケモンアートアカデミー更新データ配信(Ver.1.1)のお知らせ
- ↑ ラインナップ一覧|任天堂 E3 2014情報
- ↑ ニンテンドー3DS LL 月替わりオススメソフトキャンペーン|任天堂ホームページ