ポケモンWikiでは記事の投稿、加筆、検証、修正等に参加、協力してくださる方を必要としています。方法や詳細はポケモンWikiに投稿するにはをご覧ください。
ニンテンドウカップ'99
提供:ポケモンWiki
ナビゲーションに移動検索に移動
ニンテンドウカップ'99とは、バトルのルールの一つ。
概要
第3回ポケモンリーグ(1999年の任天堂公式大会)及びポケモンスタジアム2で採用されたルールで、当時の全てのポケモンのうち、前年度・前々年度の公式地区大会を優勝した代表者が決勝大会で使用したポケモンとミュウツー・ミュウ以外が出場できる、つまりプロ野球で言う2軍のポケモンのみの大会である(具体的には下記参照)。
当時強いとされたポケモンが出場不可となっており、ポケモン選択の段階から新たな戦術が必要になった。
ルール
- レベルは50以下。
- 同じ種類のポケモンは1匹のみ。
また、バトル中のルールは以下のとおりである。
出場可能なポケモン
このルールはポケモンスタジアム2及び1999年大会のもので、出場できる条件も第一世代ルールの大会を下地にしたものになっている。ゆえに、第二世代以降のポケモンについて出場可能かを審議することには意味がないと考え、当時のルールをそのままに出場可能なポケモンを列記する。
以上、126種類。
出場できないポケモン
ポケモンスタジアム2の登場トレーナー
マスターボール裏のバトル2のオこリザルの4番目の技はへんしんで確かめて見ると実際に2番目と同じ技である。
備考
当時のポケットモンスターはまだ初期ということもあり、「強いポケモン」や「強いわざ」というのがほぼワンパターンに決まってしまっていた。そこで打ち出されたこのルールでは今までの戦術の大部分が適用不可になったため、トレーナーは新たな戦術を模索することとなった。
ニンテンドウカップ'99で主に使われたポケモン
- ドわすれを使った持久戦に持ち込む戦法で使われた。覚えるわざの多さも採用されやすかった理由の一つで、こちらも多くのトレーナーが使用した。
- エレブーはでんじは、10まんボルトといったでんきわざのみならず、サイコキネシスやカウンターなどの豊富なわざで攻めることができた。一方のライチュウもポケモンスタジアムでなみのりを覚えさせることができ、でんきタイプでありながらじめんタイプに強い。
- エレブー及びライチュウの対策として特に使われていた3匹。サイドンは弱点技に滅法弱いが物理面で優れ、サンドパンは唯一覚えるつるぎのまいで火力強化が期待でき、ニドキングはバランスが取れている上に技が多彩である点が評価。これらは個人の好みが分かれるところだが、しいて言うならサイドンがやや優勢、次点でサンドパン…といったところか。
- 使用が制限されたゲンガーの進化前のポケモン。ユンゲラーと同じく、ゲンガーの代用として使用された他、意外にもペルシアンに極めて強かった。
- すばやさ以外はバランス良く、意外にも耐久はやや硬い。攻撃技、補助技共にかなり多彩で初見では何をしてくるのか分からないというのが評価された。
- 当時冷遇されていたほのおタイプでは比較的まともに使われていたと思う2匹。ステータスではファイヤー、技の面ではリザードンが優勢。