ドラゴンアローは、ポケモンの技の一種。
説明文
たたかうわざ
- 第八世代・第九世代
- ドラメシヤで 2かい こうげき。 あいてが 2ひき いるときは それぞれに 1かいずつ こうげきする。
- (漢字) ドラメシヤで 2回 攻撃。 相手が 2匹 いるときは それぞれに 1回ずつ 攻撃する。
使用ポケモン:覚える方法
レベルアップ
ポケモン名 |
ソフト
|
SwSh |
SV
|
ドラパルト
|
1, 進 |
進
|
- 凡例
- 進: 進化時に覚える。
こんなときに使おう
シングルバトルではきあいのタスキ対策になる連続攻撃技で、2発合わせた威力も高い。
ダブルバトルでは基本的に全体攻撃と似た感覚で使える上に、フェアリータイプやまもる状態のポケモンを避けて攻撃するので、技を防がれされにくい。
ポケモンマスターズにおけるドラゴンアロー
以下のバディーズが使用可能。
アニメにおけるドラゴンアロー
技の仕様
- 相手の場にダメージを与えられるポケモンが1体しかいない場合、2回攻撃する連続攻撃技になる。他の連続攻撃技と共通する仕様はその記事を参照とする。
- 相手の場にダメージを与えられるポケモンが複数いる場合、2体を1回ずつ攻撃するようになる。このとき1発目は対象に選んだポケモンに、2発目はもう片方に攻撃する。
攻撃対象
- 相手の場にダメージを与えられるポケモンが複数いる場合でも、行動選択するときは技の対象として1体だけ選択する。
- マックスレイドバトルで味方側に対して使用された場合でも、2体のポケモンを1回ずつ攻撃する。
- 相手の場に複数のポケモンがいる場合でも、以下のように1体のポケモンにダメージを与えられない場合は、攻撃が有効なポケモンだけに2回攻撃をする。
- 相手が姿を隠しているとき。どちらかが特性ノーガードで当てることができる場合は、このポケモンにも当たる。
- まもる状態などで攻撃を防ぐ状態にあるとき。
- 特性ふしぎなまもりで技が無効化されるとき。特性かたやぶりやかがくへんかガスにより無視できる場合は、このポケモンにも当たる。
- 相性で技が無効化されるとき。ねらいのまとなどで相性が無視されるときは、このポケモンにも当たる。
- 命中判定で失敗したとき。
- 2体ともにダメージを与えられない場合は、そのまま攻撃は失敗する。このとき、上記の順の失敗判定で後に判定された方 (2体とも同じ要因で失敗したときは対象に選択しなかった方) に対して技が失敗したことがメッセージで流れる。
- みがわり状態やアイスフェイスなど、ダメージを肩代わりするだけの相手に対しては攻撃する。
- 相手が攻撃を無効化するかは、使用者が行動するときに判定される。技選択時ではフェアリータイプがいた位置に交代によって攻撃が有効なポケモンが出てきた場合はそのポケモンにも当るし、逆に攻撃が有効だったポケモンが交代してフェアリータイプが出てくると、フェアリータイプは避けて隣のポケモンに当たるようになる。
- 攻撃は全てちゅうもくのまと状態により引き寄せられる。上記のドラゴンアローの対象が移動する効果より、ちゅうもくのまと状態の効果の方が優先される。
- それがフェアリータイプなどでダメージを与えられないポケモンだった場合、攻撃は完全に無効化される。
- 1発目でちゅうもくのまと状態のポケモンを倒しても、2発目で隣を攻撃することはできない。
- 対象に味方を選択したときは、攻撃が無効化されるときでも他のポケモンに対象が移り変わることは無い。
- 特性テレパシーを持つ味方に使用した場合、攻撃は失敗する。
- ただし、味方がサイドチェンジで位置を入れ替えたターンで味方に対して使用したときは、ドラゴンアローの使用者自身と味方を1回ずつ攻撃する。
- 1発目の対象は自分になり、ひんしになった場合は2発目の攻撃は行われない。
- 味方がドラゴンアローを無効化するときは自分を2回攻撃する。特性テレパシーの味方も技を無効化すると見なされる。
- 自分がドラゴンアローを無効化するときは味方を2回攻撃する。自分の特性がテレパシーである場合は技を無効化できず、自分への攻撃は行われる。
- 自分も味方も攻撃を無効化するときは失敗する。
- 自分への攻撃にジャポのみが発動した場合、自分でジャポのみのダメージを受けた後に2発目が使われる。
- 使用者の特性がすりぬけである場合、自分のみがわり状態も無視して攻撃する。
- そうでん状態である場合、ドラゴンアローはでんきタイプの技となる。このときはじめんタイプのポケモンを避けるようになる。
- 相手の場に特性ちくでん/でんきエンジンがいる場合、ちくでん/でんきエンジンが発動した後、隣のポケモンを2回攻撃する。
- 特性ひらいしんにより全ての攻撃は引き寄せられ、1段階だけひらいしんのとくこうが上がって攻撃は終了する。
- 特性いたずらごころのポケモンが他のわざが出るわざによりドラゴンアローを出した場合、あくタイプに攻撃は無効化された後、隣のポケモンを2回攻撃する。
- 使用者が特性すじがねいり/スクリューおびれを持つ場合でも、対象に選んだ方ではない相手も攻撃することができる。
- このときちゅうもくのまとや味方の場にいるひらいしんに攻撃が引き寄せられることはなくなる。相手の場にひらいしんがいる場合、1回ひらいしんで特攻が上昇した後、隣のポケモンを2回攻撃する。
- 味方がサイドチェンジで位置を入れ替えたターンで味方に使用したときでも、味方だけを攻撃する。味方が攻撃を無効化する場合、攻撃は失敗する。
- 相手の場に特性プレッシャーを持つポケモンがいるときに相手側に対して使用すると、対象に選択した位置に関わらずプレッシャーの効果でPPが多く減る。
- 相性やまもる状態によりプレッシャーのポケモンが攻撃の対象にならなかったときもPPが多く減る。
- ちゅうもくのまとで攻撃を引き寄せられた場合、ちゅうもくのまとのポケモンのプレッシャーのみ影響し、その他のポケモンのプレッシャーは影響しない。
- 相手の場にプレッシャーがいるが、味方に使用したときはプレッシャーの効果は無い。
ダメージ
- 2体が対象になったときでも、全体攻撃技より連続攻撃技に近い仕様が多い。
- 1発目の攻撃で特性かがくへんかガスのポケモンを倒した場合、2体目を攻撃する前にかがくへんかガスが解除される。
- 使用者がすりぬけである場合、2体目のみがわり状態や、張られている壁の効果を無視できる。
- 使用者のちからもちや、2体目のがんじょうなどダメージが増減する特性や、じきゅうりょく/わたげなどダメージを受けたときに発動する特性は発動する。
- ただし、技の無効化に関する特性は2回攻撃が終わるまでその効果が表れない。
- 使用者か2体目がノーガードだった場合でも、姿を隠している相手には攻撃できない。
- 2体目がふしぎなまもりなど技を無効化する特性だった場合でも、特性を消されている扱いになりダメージを与えられる。
- 2体目がぶきようでねらいのまとを持つフェアリータイプだった場合でも、特性が消されて持ち物が有効の扱いになるためダメージを与えられる。
- 使用者がかたやぶりである場合は、かがくへんかガスを倒した直後に特性発動のメッセージが流れるものの、2発目の攻撃は特性を無視できない。
備考
- ドラパルトの専用技。
- 第八世代の戦闘アニメーションでは、ドラパルトが使ったときは両耳からドラメシヤ2体を発射する専用アニメーションとなるが、他のポケモンが使うと紫色の光の矢を放つアニメーションとなる。ドラパルト以外のポケモンがへんしん状態やイリュージョンでドラパルトの姿になって使用した場合も専用アニメーションにはならない。
- 第九世代ではドラパルトが使う場合も、紫色の光の矢を放つアニメーションとなった。
- ドラゴンアローが他の連続攻撃技と異なる点として以下もある。
- 効果がバツグン/今ひとつだった場合、みがわり状態に防がれたときでなくても1発ごとに相性のメッセージが出る。
- 攻撃が終了したとき「2回 当たった!」のメッセージが出ない。
- 威力と命中率からみて、シングルバトルでは同じタイプのダブルチョップ・ドラゴンダイブの上位互換ともいえる技。
各言語版での名称
言語
|
名前
|
日本語
|
ドラゴンアロー
|
ドイツ語
|
Drachenpfeile
|
英語
|
Dragon Darts
|
スペイン語
|
Dracoflechas
|
フランス語
|
Draco-Flèches
|
イタリア語
|
Dragofrecce
|
韓国語
|
드래곤애로 Deuraegon Aero
|
中国語
|
簡体字
|
龙箭 Lóng Jiàn
|
繁体字
|
龍箭 Lóng Jiàn
|
チェコ語
|
Dračí šipky
|
ポーランド語
|
Strzałki Smoka
|
ポルトガル語
|
ヨーロッパ
|
Setas de Dragão
|
ブラジル
|
Dardos Dracônicos
|
ロシア語
|
Дротики Дракона (Drotiki Drakona)
|
|
|
関連項目