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オオスバメ/対戦

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このページは、オオスバメの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

オオスバメの歴史

第三世代

当時はかえんだまどくどくだまがないので、こんじょう型の運用法と言えばダブルにおいて味方にどくどくをかけてもらうなどスマートでないやり方で妥協するしかなかった。

ルビー・サファイア期にはレベルアップがむしゃらを覚えられるポケモンはラグラージ系統とオオスバメ系統しか存在しなかった。

第四世代

かえんだまとどくどくだまの獲得で「焼き鳥」が完成。元々素早さが高いのでみがわりで状態異常アイテムの発動を安全に行う型も珍しくなかったが、シングルバトル環境にオオスバメより速いサンダースが多かったため安定感を選んでまもるを発動の補助に選択するケースの方が多かった。一方、こだわりスカーフの登場により、相手にこれを使われて先手を取られる場面が生じるなど高速アタッカーとしては油断ならない状況となった。

第五世代

第五世代ではポケモンドリームワールドで特性がきもったまのものも入手できるようになった。この世代ではかくとうタイプくさタイプむしタイプが大幅に強化されたためオオスバメが刺さる場面が増えたようにも見えるが、ブレイブバードの反動ダメージと状態異常によるスリップダメージとの相乗効果を考えると一概に環境的な追い風とは言い難い。

第六世代

メガシンカポケモンの登場による高種族値での制圧が浸透するにつれて、「焼き鳥」の高火力による恩恵が相対的に薄れていった。PGLレーティングバトル統計データからは、シングルバトルではブレイブバード、からげんき、とんぼがえりorでんこうせっか、みがわりorまもるという技構築が多いことがうかがえる。シングルバトルでもまもるを違和感なく覚えさせることができる上にファストガードを覚える都合上、技の1枠をファストガードに変えただけのオオスバメがダブルバトルに出張することもあった。

ばくおんぱを獲得したものの、当時の特攻種族値は50しか無かったため、活かしきれなかった。

第七世代

タマゴ技ぼうふうが追加された。特攻の大幅上昇によって特殊型が主流化し、こんじょう型は廃れていった。特殊型でありながらでんこうせっかなどの物理先制攻撃技も採用するため、性格せっかちがメイン。むじゃきがメインでないのは、こおりでんきの特殊技に弱くなると困るからである。持ち物は上からカプ・コケコなどに叩かれて出落ちにならないようにするためのきあいのタスキが一番手。技構成の主流は、ばくおんぱがむしゃらでんこうせっかねっぷう。ばくおんぱで速攻を仕掛けるか、倒し切れない相手はがむしゃらとでんこうせっかの組み合わせで突破する、これがこの世代のオオスバメの勝ち筋である。

WCS2018(全国ダブル)世界大会ではマスターカテゴリベスト16進出はならなかったが日本人選手がオオスバメを使用していたことが報告されている。その選手はメガカメックスも使用しており、パーティを若干マイナーポケモンに寄せていた。

一般的な育成論

序盤で手に入るノーマルひこうタイプのポケモンの中でも素早さが特に抜きん出ている。特性こんじょうを発動させた上でからげんきを連発する物理アタッカー型、通称「焼き鳥」が有名。

第七世代で種族値が変更され、第六世代までと第七世代以降で育成の方針が異なるので、育成論も2つに分割する。

第六世代まで

こんじょう型

まず先手でまもるまたはみがわりを使ってターンを消化、かえんだまもしくはどくどくだまを発動させ特性こんじょうに繋げる。そして状態異常時威力が上がるタイプ一致物理技からげんきで相手を圧倒する。他の攻撃技としてはブレイブバードでんこうせっかやけどどくのダメージを受けずに済むとんぼがえり、またみがわりでHPを減らしつつ相性を無視してダメージを与えられるがむしゃらなどが候補。

リングマの同様の型と同じく、持たせるアイテムはかえんだまの方が良い(焼き鳥の由来でもある)。やけどは毎ターン16分の1ずつだが、もうどくは16分の1、2、3とスリップダメージが大きくなっていくからである。

なおオオスバメの戦術は、上記の焼き鳥がかなり強力であり、他にする事が殆どなかっため、第六世代まではオオスバメを見かけたら必ず焼き鳥である、と言うほどすぐ型がバレたため注意が必要。当然自分も毎ターンダメージを受け続けるので長期戦には向かない。また、ミイラのろわれボディに注意。

最大の問題はプレートを持たせたすてみムクホークすてみタックルに火力で劣る点である。このことから、第七世代以降は「焼き鳥」が特殊型に駆逐される格好となった。

きもったま型

きもったまの場合は当然状態異常を利用できないのでそのまま攻撃する形になり火力はいくらか下がるが、第六世代まで焼き鳥型一辺倒でオオスバメを見たら即ゴーストタイプに交換する戦術の裏をかける点では大きな存在となる。

こちらはきあいのタスキ+がむしゃらのコンボがよく搭載されていた。特性のお陰でがむしゃらがゴースト相手にも当たるため安定して決められる。がむしゃらで相手もHP残り僅かにした後はでんこうせっかでとどめを刺す。ただし相手が耐久型やサポートでない限り何匹も突破するのは難しい。

なおがむしゃらコンボに特化する場合、オオスバメでなく進化前のスバメが使われることがある。HPがオオスバメよりも低い分コンボが幾分使いやすい理由でもある。

第七世代以降

第七世代とくこうの種族値が50から75になった。エアスラッシュを用いたひるみ狙いや、ばくおんぱみがわりを貫通させる戦い方など、特殊技も使えるようになった。特性についてはこんじょうの恩恵はないのできもったまの方が良い。上がったとはいえとくこう自体はまだ低めのため、こだわりメガネなどの増強アイテムを持たせたいところ。めざめるパワータイプいわはがねへの有効打となるじめんかくとうがオススメ。じめんはでんき対策にも、かくとうはこおり対策にもなる。ばくおんぱはダブルバトルでは味方を巻き込む、特に特性きもったまだとゴーストタイプにも当たってしまうため、ダブルバトルでの相方はぼうおんテレパシーの特性を持つポケモンをおすすめする。