ポケモンWikiでは記事の投稿、加筆、検証、修正等参加、協力してくださる方を必要としています。方法や詳細はポケモンWikiに投稿するにはをご覧ください。

アブソル/対戦

提供:ポケモンWiki
ナビゲーションに移動検索に移動
ポケモンWikiは対戦情報サイトではありませんアブソルの詳しい対戦考察や育成論は、以下のようなサイトでも取り扱っています。
ポケモン徹底攻略
ポケモン育成考察Wiki
外部サイトの安全性・正確性・合法性等あらゆる点については、何ら保証しません。

このページは、アブソルの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。メガアブソルについても記述する。

アブソルの歴史

第三世代

攻撃が極端に高いステータスながら、当時はあくタイプの攻撃技がすべて特殊技であったので、130という種族値に見事に嚙み合わなかった。そうであろうとなかろうと、あくタイプ最高威力のわざが威力60しかないだましうちかみつくしかなかったため、プレイヤー同士の対戦で見かけることはなかった。

それでも一応物理わざで4タイプを習得しているフルアタッカー構成にすることはでき、すてみタックルなどのノーマルわざからアイアンテールシャドーボールつばめがえしを覚えられる。

ファイアレッドリーフグリーンエメラルドの教えわざではいわなだれを覚えられるようになった。

第四世代

わざの分類が各わざごとに変わったことで、種族値タイプ一致ボーナスを相乗させることができるようになった。

さらにメインウエポンのふいうちつじぎりしっぺがえしを獲得。サブウエポンとしてはサイコカッターしねんのずつきを覚えた。第三世代のなぞのタマゴ産限定技であったうらみプラチナで教え技化。HGSSタマゴ技としてメガホーンを獲得。

しかし対戦環境的にはゴウカザルの存在が痛かった。

くろいまなざしも覚えてほろびのうた+くろいまなざしのコンボもできるようにはなったが、実戦を意識するととてもアブソルの耐久では決まらなかった。

それでも、WCS2009都道府県予選では36大会終了時点でカテゴリーB準優勝以上入賞を1つ記録している。それは長野県準優勝を果たした、おいうちによるサイクル崩壊、ふいうちによる先制攻撃、マジックコートによる変化技メタ、といった構成であった。

第五世代

しっぺがえし仕様変更により、交代際の威力が100から50に。これにより、最も安定性が高いと言われていたHP攻撃に最大限努力値を振ったしっぺがえし型を中心に、火力が軒並み減少。 一方でフェイントが強化によって実用性を帯びるに至った。この世代ではウルガモスなど新規のむしタイプが台頭しており、ローブシンなどのかくとうタイプも強力であったため、第四世代よりも立場が悪くなった。

第六世代

メガシンカを獲得し、ようやく環境でもそれなりに使われるようになった。とくせいマジックミラーであり、変化技を繰り出した相手にはマジックミラーで返り討ちにし、もしそうせずに攻撃技を繰り出してきた場合はふいうちをお見舞いするという2択を相手に迫ることができた。しかしメガシンカは自身が行動しなければできないため、素早さ種族値75ではせっかくのマジックミラーが活かせなくなる事態も起こりえたため、みきりを繰り出して確実にメガシンカするケースも多かった。また、自身のタイプであるふいうちが自身のタイプでないメガクチートのふいうちに火力で劣るのが残念に見られた。

そんな中はたきおとすが対戦で実用的になる威力になったのはありがたい。メガシンカしない型としてはきょううん型が強化された。

レーティングバトルORASリーグでの主要な技構成は、ふいうちはたきおとすつるぎのまいばかぢからorじゃれつくの4つ。せいかくは物理一刀型に向いたいじっぱりがメイン。

第七世代

メガシンカしたターンはメガシンカ後の素早さを参照するようになった。これによりみきりを覚えさせる必要が無くなったため、サブウエポンの豊富なアブソルにとっては好都合である。

一方でカプミミッキュの登場などフェアリータイプの普及、ふいうちの威力下方修正、Zクリスタルの登場に伴うはたきおとすの運用性の低下など、総合的に見ればむしろ弱体化したと言える。相性補完に優れていたファイアローが弱体化によって環境で戦っていけなくなったため、相方を失ったという意味でも逆風が吹いた。その一方、サンダーランドロスがアブソルの相性補完を務めるひこう枠として特にUSUMリーグ開始以降は利用されるようになった。

USUMリーグではれいとうビーム、ふいうち、ばかぢからおにび/はたきおとすが主流技構成となっており、性格はむじゃきがメイン。第六世代のいじっぱり型は若干下火になった。物理わざでないれいとうビームを覚えて両刀型がメインになったのは、それだけランドロスやボーマンダが対戦で見かけることの表れである。

第八世代

冠の雪原で追加。メガシンカを喪失した。これまでタマゴ技だったじゃれつくふいうちなどの攻撃技の一部がわざレコードでの習得になる。新技としてインファイトを習得。

ダイアーク特防を下げる効果なので物理型の種族値をしたアブソルとはアンチシナジー。耐久無振りなら火力アイテムなしのようきエースバーンリベロ+とびひざげりダイマックス込みで確定1発になる耐久ラインなので、そういう意味でもダイマックス戦術とは噛み合わない。

この世代にはより一致技範囲とあく火力に優れるいちげきウーラオスが登場している。あんこくきょうだで確定急所を叩き出せるいちげきウーラオスの登場によってあくのきょううんアタッカーとしての立場は崩れ去ったと言える。

一般的な育成論

攻撃が非常に高い。素早さは並。耐久は非常に低い。物理アタッカーとしての育成が妥当。特性きょううんのほうがアタッカーとしては好都合。

自身のタイプのわざふいうちが一番優先度が高い。安定性ならじごくづきが最も高い。つじぎりは少し威力が落ちるがとくせいきょううんと相性が良い。はたきおとすしっぺがえしダメおしは状況を選べばこれらわざよりも威力が高くなる。他にはストーンエッジサイコカッターしねんのずつきじゃれつくなどが次点の候補。はがねタイプに対抗するためにばかぢからも入れておきたい。メガホーンはパッと見て強力だが、半減されやすく命中率も低い上に、エスパーにはあくわざ、あくにはばかぢから・じゃれつくで事足りる。

補助技はふいうちを警戒して撃って来た状態異常技を跳ね返すマジックコート、ふいうちを確実に成功させるためのちょうはつ、相手の補助技を自分のものにするよこどりなどが候補にあたる。

この技構成から相手にはふいうちの先制を読まれていると言ってよい。そのため相手が攻撃を躊躇っている間につるぎのまいみがわりちょうはつを駆使するなど、こちらも相手の出方をうかがわなければならない。

基本的に持ち物はきあいのタスキが多いが、それほど素早さは高くないためこだわりスカーフを持たせてもいいだろう。

特攻は決して高くはないが、特殊技も豊富に揃っているため、特殊アタッカーもまれに見受けられる。わざ構成としてはあくのはどうを中心とし、だいもんじ10まんボルトれいとうビームなどをサブとして揃えておきたい。この場合積み技はめいそう、持ち物としていのちのたまこだわりメガネあたりで火力を上げておくといいだろう。いのちのたまなら10まんボルトの代わりにふいうちなどを入れても構わない。

隠れ特性はせいぎのこころ。特にダブルバトルでは味方にふくろだたきを打ってもらうことにより発動が容易になる。ただし、いくら半減ダメージと言ってもルカリオコバルオンテラキオンなどと比べ低耐久なので、長く居座ることがやや困難。そのため、あくタイプに対抗するために是非ともばかぢからは確保しておきたい。

第六世代急所率が変更され、急所ランクが3あれば必ず急所に当たるようになった。アブソルの場合、特性をきょううんにして、するどいツメピントレンズを持たせ、つじぎりきりさくサイコカッターなど、急所に当たりやすい技を使えば必然的に急所に当たることになる。ふいうちメガホーンなど、普通の技でも当たる確率は1/2である。この型を使うなら、高くない素早さを補えるようでんじはおいかぜを使えるポケモンをサポートに入れておきたい。

メガアブソル

メガアブソルになると主に攻撃、特攻、素早さが大きく伸びる。

特性マジックミラーで状態異常には強くなったが、メガシンカは技を選択したターンのみしか発動できないので、メガシンカのタイミングには注意したい。

高い攻撃を活かす場合ふいうち/おいうち、ストーンエッジ、サイコカッター/しねんのずつき、メガホーン、じゃれつくなどの物理技がある。教え技としてばかぢからも使うことができる。

特攻も高いので、あくのはどう、だいもんじ/かえんほうしゃ、かみなり/10まんボルト、ふぶき/れいとうビームなどお好みにカスタマイズしてもよい。

変化技候補はつるぎのまい・めいそう・ちょうはつ・ほろびのうたでんじは/おにびなどがある。

ただし、防御面は一切強化されないので、先手を取られて強力な一撃を受けるとあっさり倒れてしまう。第七世代では、メガシンカしたターンから素早さはメガアブソルの数値に代わるため第六世代のように先手を取られやすくなることはほぼなくなった。