グランブル/対戦
ポケモンWikiは対戦情報サイトではありません。グランブルの詳しい対戦考察や育成論は、以下のようなサイトでも取り扱っています。 | |
ポケモン徹底攻略 | |
---|---|
ポケモン育成考察Wiki | |
外部サイトの安全性・正確性・合法性等あらゆる点については、何ら保証しません。 |
このページは、グランブルの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。
グランブルの歴史
第二世代
種族値、火力などの面でこの世代に登場したリングマに劣り、シャドーボール、かみなり、あまえる、いやしのすず、リフレクター、ヘドロばくだんなどの技を考慮しなければリングマの下位互換となりやすかった。タイプ面だとはがねタイプの登場で当初からタイプとしての優位性が薄れており、大会を意識するならミルタンクに軽く劣ると、環境には姿を見せなかった。
一応他のノーマル単タイプと異なりヘドロばくだんを覚えることは差別化点となった。
第三世代
教え技ですてみタックルを獲得。特性いかくの獲得によってリングマとは差別化が可能にはなったが、当時環境で猛威を振るっていたメタグロスに歯が立たず、キノガッサには先攻でキノコのほうしを撒かれるという悲惨な有様であった。じしんを獲得したことで火力難自体は克服した。
第四世代
トリパで鈍足を克服することができるようにはなったが、ノーマルタイプの鈍足アタッカーならカビゴンがおり、その壁を乗り越えるのは難しかった。ストーンエッジ、インファイトを獲得したことで、じしんと合わせてメインウエポンは一通り揃った。
第五世代
げきりん、ワイルドボルト、バークアウトを獲得。すてみタックルをタマゴわざとして習得できるように。げきりん1つだけで対ドラゴンタイプが務まるということはなかった。
第六世代
タイプがフェアリーに変更。相手のげきりんを流してこちらがげきりんで反撃するプレイングも可能にはなった。攻撃技にじゃれつくを獲得。2015年10月に行われた、各国で怖いイメージのあるポケモン124体による限定戦『トリック・オア・トリート!?』ではジュニアカテゴリで13位、マスターカテゴリで10位の使用率を記録している。だが飽くまで活躍はこうした限定戦に限られており、通常環境には姿を見せていなかった。PGL統計データを見る限りにおいては、レート戦においては技はじゃれつくとじしんがほぼ固定で、でんじは、ストーンエッジ、インファイトが競合していた。持ち物はサイクルを回していかくを再利用することと相性が良いためかこだわりハチマキが主流となっており、フルアタック構成になることが多い関係上とつげきチョッキも好まれた。
汎用性や単体性能は低いが、ガブリアスに対する一致じゃれつく、バンギラスの4倍弱点を突くインファイトなどから、役割破壊としてパーティに投入するケースもあった。実際、ORASリーグシングルバトルにおけるグランブルの倒したポケモンのランキング1位には、(ガブリアスが使用率1位の常連という前提はあるが)シーズン10を除いてどのシーズンにもガブリアスの名前があった。同リーグ同バトルでガブリアスの持ち物がきあいのタスキでもこだわりハチマキでもないケースは5割程度であることが統計データから推測されるので、両者が正面衝突してグランブルの方が勝つ場合も十分考えられた。
第七世代
あなをほるのわざマシンが無くなったことにより、フェアリータイプ単体のポケモンの中で唯一じめんタイプのわざを使え、弱点のどく、はがねタイプに自身で対応できるポケモンとなった(第六世代ではピクシーがあなをほるを使えたため。グランブルはじしんを覚えられる)。しかし、相変わらず採用率は低い。それでも、いわゆるゆびをふる統一では肝心のゆびをふる個体を過去作産に頼ることなく確保でき、なおかついかくと攻撃の高さを持つことから消去法だが利用されることがある。
USUMリーグシーズン7ではねむる+ねごと型が主に使用され、シーズン8からシーズン11に欠けてはじゃれつく、リフレクター、どくどく、いやしのすずによる受けループで固めたパーティ用の型が使用された。シーズン12からは再びアタッカー型が使用されるようになった。また、この世代ではでんじはが弱体化したため、変化技としてはどくどくが代わりに使われるようになり、でんじは型は廃れた。
USUMリーグシーズン15のスペシャルレートはメガシンカなしで技がゆびをふる限定の1匹選出シングルバトルとして行われたが、いかくによる牽制があること、ゆびをふる個体の調達に過去作が不要であることから需要を集め、使用率9位を記録。
一般的な育成論
攻撃が高く、素早さが低い。特性いかくは優秀。物理アタッカーとして採用するのが妥当。
攻撃技はすてみタックル、じゃれつく、インファイト、じしん、ほのおのパンチ、れいとうパンチ、かみなりパンチ、カウンターなど。
またいかくとビルドアップやあまえるを組み合わせた対防御の耐久型にもなれる。
アタッカーにするには何よりその素早さの低さが致命的なので、でんじはや別のポケモンのトリックルームなどを使いたい。1回しか攻撃を耐えられないという前提ならイバンのみも候補に挙がり、この場合こだわりハチマキで1回攻撃するよりも合計ダメージが大きく技も縛られない。
第六世代からはノーマルからフェアリータイプになったので、相性で不利だったかくとうタイプも逆に有利になり、フェアリーの中で特性いかくを持つ唯一のポケモンと化した。その代わり、無効だったゴースト技が等倍、どくとはがね技が弱点になったので、かみくだく、じしん、ほのおのパンチまたはほのおのキバ、インファイトをサブウェポンにすると良い。