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フラージェス/対戦

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このページは、フラージェスの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

フラージェスの歴史

第六世代

ニンフィアと異なりハイパーボイスも覚えず火力もニンフィアに譲ることからXYリーグシーズン4あたりになると完全にニンフィアと評価が逆転した。一応、特殊アタッカーなら攻撃範囲がささやかながらニンフィアより広いため、アタッカー性能の面でも差別化可能である。

PGLレーティングバトル統計データからは、XYリーグシングルバトルシーズン1からシーズン3にかけてはムーンフォースねがいごとサイコキネシスエナジーボールorめざめるパワーorまもるが主流技構成であったとうかがえる。性格おだやかひかえめずぶといがメインであり、持ち物たべのこしが好まれた。アタッカーとして使うとニンフィアより使い勝手が悪いことが浸透したシーズン4以降はどくどくの採用率が上がった。

ORASでギガドレインこうごうせいがむしゃらを獲得。

ORASリーグシングルバトルではムーンフォースねがいごとめいそうまもるorどくどくによる耐久型が比較的多く、上から回復し続けるためのおくびょう型も増えた。

第七世代

としてもポケモンとしてもはがねタイプが増加し、攻守両面で弱体化。

USUMリーグシングルバトルでは依然として耐久型としての運用が主体だが、メガシンカ素早さ仕様変更、こだわりスカーフ持ちの増加から、おくびょう型が駆逐されている。

一般的な育成論

ルギアホウオウと並ぶ非常に高い特防を持つフェアリータイプのポケモン。HP以外の全ての種族値で同タイプのニンフィアに勝る。ただし反面防御が低いので、基本は防御特化にした方が安定しやすい。

特攻もかなり高い数値を誇るため、攻撃技は特殊を中心にしたい。なお、フェアリータイプでありながら花の容姿をしたポケモンのため、くさタイプの技を多数覚える。安定して使うならくさむすびエナジーボールなどを採用したい。メインのフェアリータイプの技はムーンフォース一択になるだろう。その他にはサイコキネシスめざめるパワーほのおかくとうなど)が欲しい。

補助技はねがいごとアロマセラピーめいそうミストフィールドなどが中心。ダブルバトルトリプルバトルではくさタイプのポケモンと相性の良いフラワーガードグラスフィールドも効果的。性格や努力値によって様々な選択肢があるのでうまく使い分けていこう。

なお、進化の石で進化するポケモンでありながら、フラベベフラエッテがレベルアップで覚える技を全てハートのウロコによる思い出し技で覚えさせることが可能な珍しいポケモンでもある。ハートのウロコを大量に持っているならフラエッテになった時点ですぐ進化させて思い出し技で覚えさせた方が手っ取り早い。同じような例でギルガルドもいる。

珍しい特性、隠れ特性を持っているが、どちらもダブルバトル、トリプルバトルでしか使い道がない。

フラワーベールはこの特性を持つポケモンが場にいることで敵味方に関わらずくさタイプのポケモンの能力下降を封じる特性。ダブルバトル、トリプルバトルで使うならどくタイプに弱点を持たないくさタイプ、特にフシギバナナットレイなどと組み合わせると効率よく発動できる。なお、技のフラワーガードとの相性もよい。

隠れ特性のきょうせいは味方が持ち物を消費した際、自分の持ち物を味方に渡す特性。この特性を使うなら、自分は持ってても消費しない道具を、味方は消費する道具をなるべく持たせるようにしたい。きょうせいで持ち物をパスする先にじゃくてんほけんを持たせるなら、物理技であり種族値の都合上攻撃した味方へのダメージを抑え目にできる上にそもそもの威力が低いつるのムチがおススメ。

なお、赤、青、黄色、オレンジ、白の5色の姿が見られるが、花の色による強さの違いは全くないので、自分の好きな色で戦うのもよいだろう。色の花は親が生んだタマゴで遺伝できる。ただし、隠れ特性きょうせいを持つフラージェスにオレンジと白の姿はフレンドサファリに出現しないためXYでは入手できず、一方USUMでは青のみ仲間を呼ぶことがないので隠れ特性を入手できない。