オーロンゲ/対戦
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このページは、オーロンゲの対戦での扱い、及び育成論を記述するところである。キョダイマックスについても記述する。
オーロンゲの歴史
第八世代
登場するなりダイマックス対策、ドラパルト対策として環境に進出。ドラパルトのメインウエポンの内ドラゴンが無効、ゴーストが半減で、一致ふいうちによって上から叩けるため明らかに有利である。
ただ、ふいうちに関してはイエッサンのサイコメイカーやダイサイコによるサイコフィールドで封じられてしまうので、絶対的なメタとは言い切れない。
単体でも強いが、オーロンゲで壁を貼ってからじゃくてんほけんトゲキッスで全抜きを狙う「ロンゲキッス」も環境で見かけられるようになった。環境でこのコンビが多く見かけられるようになったため、かわらわりが対策として用いられるようになった。ドリュウズやキリキザンはいたずらごころ+でんじはが無効である上にかわらわりを覚えるので対策としてうってつけ。
性格はわんぱく、いじっぱりが、努力値はわんぱく型ならHPと防御を中心に振る型がメイン。素早さはオーロンゲ同士のミラーマッチ対策として12振りする型もまま見られる。いじっぱり型の場合はHPと攻撃を中心に振るのがメインで、そのようにする理由としては壁を貼った後に退場しやすいように耐久を削りつつ火力に厚くして攻撃技での遂行性能を上げるというのがある。ただ、基本は物理耐久特化型がメインなので、高火力の抜群特殊技はひかりのかべ込みでも耐えづらい。壁貼り役としてあまりに定番になったため、プレイヤーの中にエースバーンのコートチェンジやドリュウズのかわらわりなどで露骨にメタを張る者も現れた。
ただ、シリーズ3シーズン4にキョダイラプラスが登場すると、フィニッシャーと壁貼り役を兼ねることができてパーティの枠を節約できるキョダイラプラスに出番を譲りがちになり、数を減らした。シーズン5にはそれまで守っていた使用率10位台の座を手放し、20位台に転落。
シーズン7になると、とびひざげりを主体とするリベロエースバーン、グラススライダーを生命線とするグラスメイカーゴリランダーなど、味方でお膳立てせずそのまま先発運用することがメインとなる非ダイマックス型が激増。引いては先発で場作りするオーロンゲの仕事が減り、同シーズンでは最終100構築へのエントリーに恵まれなかった。ゴリランダーに関しては自身よりも素早さが上回る上にグラスメイカー+グラススライダーという高火力の先制攻撃技で上から叩かれる恐れがあり、相手がこだわりハチマキ型ならこちら側が物理耐久特化型であっても乱数次第で1回動いただけで退場と言う事にもなりかねないほどのダメージを受けてしまう。
シーズン10最終10位構築にはキョダイマックス個体のビルドアップ耐久型がエントリーされていた[1]。
冠の雪原期には壁構築が下火となって需要が低下したが、シリーズ8竜王戦ルールでは禁止級伝説のパワーを受け止めるために壁構築の流行が再燃。シーズン15には使用率23位を記録し、シリーズ7で届かなかった使用率ベスト30入りを果たした格好となった。
この世代の主流技構成は、リフレクター、ひかりのかべ、でんじは、ソウルクラッシュ。
ダブルバトルでは相手のおいかぜやトリックルームからの猛攻をしのぐための要員としての性質が強い。ただ、サイコメイカーを持つイエッサンがダブルバトル環境に存在することから妨害手段としては絶対的ではない。このルールでは、オーロンゲのひかりのかべでサポートし、オーロンゲのソウルクラッシュとジュラルドンのバークアウトでデバフを掛け続けることで盤面を固め、最後にジュラルドンのすじがねいりによってジュラルドン自身の攻撃を確実に通して詰める「ロンゲジュラル」が主流コンビの1つとなっている。ガオガエン解禁前のシーズン3までは最終使用率10位以内をキープしたが、解禁後は使用率20位台が定位置となった。
竜王戦ルールで行われたJCS2021予選環境ではオーロンゲの壁とでんじはでザシアンをサポートする「ロンゲザシアン」が流行。同大会最終2位も「ロンゲザシアン」構築であった。ただし、相手のザシアンのきょじゅうざんは、壁を貼りつつ味方でいかくを入れて受けるのが前提となっている[2]。
一般的な育成論
唯一あく/フェアリーという複合タイプになる系統。HPと攻撃、特攻が高く、素早さ、防御が低い。特性の1つにいたずらごころを持つ上に、自分を対象にした変化技に恵まれているため、耐久型として育てるのが1つの手。特攻が高いといっても特殊技はどれも微妙なので育てるなら物理一刀型になるだろう。
メインウエポンは物理技フェアリーならソウルクラッシュ/じゃれつく、あくならどげざつき/DDラリアット、ふいうちが、特殊技ならドレインキッス、マジカルシャイン、あくのはどうが候補になる。
サブウエポンとしては物理技ならほのおのパンチ、れいとうパンチ、かみなりパンチ、ドレインパンチ、グロウパンチ、きゅうけつ、ばかぢから、シャドークロー、パワーウィップ、けたぐりが採用圏内。
特殊技のサブウエポンはきあいだま、さわぐ程度。変則火力としてはイカサマが存在する。変化技は目ぼしいものとしてはビルドアップ、でんじは、ひかりのかべ、リフレクター、ちょうはつ、トリック、わるだくみ、パワースワップがある。みがわりではいたずらごころを活かして上から貼ることでダイマックスのターン数を枯らせることができる。パワースワップで相手に起点にされることを防ぐこともできる。ダブルバトルにおける素早さ操作手段としてはこわいかおが存在する。
もう1つの特性おみとおしは補助わざを使用しないなら採用の余地はある。相手の道具を知る事で対策を立てやすくなる。
持ち物は壁の持続ターンを増加させることができるひかりのねんど、タイムラグなしにエースに交代することができるようにしてくれるだっしゅつボタンあたりがメジャー。