バンバドロ/対戦
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バンバドロの歴史
第七世代
能力判明当初はじきゅうりょくの存在から大いに期待された。
PGLレーティングバトル統計データからは、SMリーグシングルバトルでは、じしん、ヘビーボンバー、がんせきふうじ、どくどく/インファイトが技構成の主力であり、性格はいじっぱり、わんぱく、しんちょうが、特性はじきゅうりょくが、持ち物はとつげきチョッキ、たべのこしが好まれた。
アローラダブルではそれほど使用実績は芳しくなく、JCS2017オンライン予選ではA日程からE日程の5日程で使用率ベスト30圏外。ジュニアカテゴリ、シニアカテゴリでも使用率ベスト30入りを逃している。USUM発売までのSMリーグWCSルールでは、シーズン7でようやく使用率ベスト30入り(26位)を果たす程度。SMリーグダブルバトルでのバンバドロはヘビーボンバー、いわなだれ、じしん/10まんばりき、インファイト/まもるが主流技構成で、持ち物はとつげきチョッキがメイン。ヤレユータンのさいはい、ミミッキュのトリックルームでサポートするのが主な運用法であった。
WCS2017(アローラダブル)世界大会シニアカテゴリではベスト8進出者中3人が使用しており、優勝メンバーにも輝いている。
USUMの教え技でがむしゃら、アイアンヘッド、ステルスロックを獲得。これにより、カバルドンのすなおこしが邪魔に感じるという前提なら、起点役としてあるいはという立場になった。
USUMリーグシングルバトルでは、じしん、ステルスロック、ほえるを中心としたいわゆる「昆布」型がバンバドロの型としては主流となった。SMリーグでいじっぱりが性格の一番手であったが、USUMリーグではわんぱくがメインになった。持ち物もフィラのみ、ウイのみなどの混乱木の実が中心となった。
ダブルバトルでは、シーズン10あたりからガオガエンのいかくとねこだましで起点を作り、こだわりハチマキバンバドロで制圧する構築が成立。
第八世代
せいしんりょくとマイペースがいかくを無効化するように仕様変更されたが、最も強化されたのはむしろ直接的な変更がないじきゅうりょく型と言える。ダイマックスにより「初めはダイマックスによるHP上昇により攻撃を耐え、4ターン目以降はぼうぎょランクの上昇により攻撃を耐える」という動きが現実的になった。さらにダイアースが一致かつダイスチルのベースとなるヘビーボンバーももともと主力技ゆえ要塞化が自然に行えたり、上がったぼうぎょをそのまま火力として活かせるボディプレスを習得したりととにかく新仕様との相性が良い。
実戦においてはタラプのみと合わせてさらに両受け適性を高めた型や、ねむるカゴのみ型が多かった。
シリーズ4シーズン7でリベロエースバーンが解禁されると、アッキのみを持たせて物理耐久に特化したねむる+ねごと型がその対策として候補に挙がった。このシーズンは使用率47位と健闘を果たした。
ダブルバトルにおいてもその耐久性能の高さと高い火力・遅い素早さにより、トリパのエースとして重要候補の1体になった。じきゅうりょく型の具体的な構築としては、叩きパにおいてふくろだたきによる能動的な発動を見越しつつトリパ対策枠とする例が多く見られた。
いかくの多いダブルバトルにおいてはマイペース型もかなりの強化を受けていると言え、こちらはオーロンゲのいばるにより毎ターンこうげきランクを上昇させながら一気に攻める構築が存在する。
ただ、Pokémon HOME解禁を境にアシレーヌが環境に激増し、ミロカロスも当たり前のように見るようになったことから、シーズン6あたりになると若干地位が落ちた。シーズンを追う毎にダイストリームを始めとするみずウエポンで包囲されていったため、最終使用率ベスト30圏外には既にシーズン4の時点でなっている。
第九世代
一般的な育成論
HP、こうげき、ぼうぎょが高く、とくぼうもやや高い。その反面すばやさが非常に低い。なので鈍足の物理アタッカーあるいは耐久型としての育成が優良。
特性じきゅうりょくにより、高いぼうぎょを更に上げ、対物理により強く出ていける。特に連続攻撃技を受けるとより固くなれる。シングルバトルではほぼこの特性が利用される。
ダブルバトルでもその特性を生かして、特性スキルリンク持ちの味方が連続攻撃技を撃たせて高耐久にするコンボも可能。
攻撃技はメインはじしん、サブはいわなだれ、インファイト、ばかぢから、けたぐり、ボディプレス、ヘビーボンバーなど。ボディプレスはじきゅうりょくと相性が良い。じわれやカウンターも習得できる。
補助技は、ステルスロック、てっぺき、ねむる、ねごと、ほえる、みがわりなど。ねむるはバンバドロにとって唯一の回復技である。
持ち物はとつげきチョッキ、たべのこし、ゴツゴツメット、混乱きのみ、ねむるの為のカゴのみなど。
隠れ特性はせいしんりょく。特にねこだましに対して強く出られるので、ダブルバトルでは採用の余地がある(もう一つの通常特性マイペースについても味方のいばるのサポートを受けることから採用されることがある)。このバトルでは味方を巻き込むことが無い10まんばりきも候補になる。
非常に重いので、くさむすびには十分気を付けたい。