エンニュート/対戦
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エンニュートの歴史
第七世代
SMリーグ初期の環境ではふしょくを活かしたどくどくサポーターとしてはがねが重用される環境でそこそこ使われた。ポケモンバンク解禁前のSMリーグシーズン1シングルバトルで最終レート2222(1位)を記録したパーティに、もくたんどんかんわるだくみアンコールエンニュートが入っており、それによって注目された面もあった[1]。ただ、メガシンカが解禁されるにつれて基礎スペックで不安が生じ、マイナーポケモンに。USUMではより速度と汎用性の高いアーゴヨンが同じどくの速攻型として登場しており、肩身の狭い思いをすることとなった。
PGLレーティングバトル統計データを見ると、SMリーグシングルバトルではどくどく、かえんほうしゃ、ヘドロウェーブ、みがわりという技構成が一般的であり、性格はおくびょうがメインであったことが分かる。持ち物はきあいのタスキが一番手。特性は言うまでも無くふしょく一択。USUMリーグシングルバトルではかえんほうしゃの枠をオーバーヒートに変えたホノオZ型、みがわり、まもる、かなしばり、アンコールなどを活かしてターンを稼ぐどくどく耐久型がエンニュートの主流で、この場合は回復手段にくろいヘドロが使われる。耐久型にする場合は優秀な変化技を詰め込んだノーウエポン型も稀ではなく、例えばどくどく、まもる、かなしばり、アンコールといった型も組まれる。
WCS2019(GSダブル)世界大会シニアカテゴリベスト8に1体残っていた。
第八世代
当初カプが登場しておらず、新規フェアリーに強豪が存在しないことからフェアリー対策としての役割が薄れ、相対的には第七世代より弱体化。どちらかというと補助技による立ち回りが売りのエンニュートにとって、フルアタック型かセミフルアタック型でなければシナジーを見つけづらいダイマックスの登場も痛い。一応でんじはを新たに獲得している。
大きな変更としてはめざめるパワーを失っているが、厳選難易度は厳選を難しくするめざめるパワー自体が存在しなくなったという意味で下がった。
一般的な育成論
どく、ほのおという初の複合タイプのポケモン。高い特攻と素早さを有する、典型的な高速特殊アタッカー。努力値も基本的には特攻と素早さに振るのがよい。
弱点にみず、エスパー、じめん、いわといった、わざとしてはメジャーなタイプが多いのがネックか。特にじめんは4倍なので要注意。4分の1ダメージのタイプがくさ、むし、フェアリーと3つあるのも大きいため相手を極端に選ぶが、耐久が非常に低いので過信は禁物。
技は基本的には毒タイプならばヘドロばくだんまたはヘドロウェーブ、炎タイプならばかえんほうしゃまたはだいもんじを筆頭に、サブウエポンとしてはりゅうのはどうかめざめるパワーは最低でも欲しい。めざめるパワーはこおりがベスト。くさの場合でも弱点の4タイプのうち3つに対抗でき、またじめんの場合はヒードランなどを狙える。あとは遺伝技のねこだましや、特攻を大きく上げるわるだくみの採用もよい。持ち物はきあいのタスキの採用率が高い。
特性はふしょくの場合はどくどくを採用すれば、どく技の効かないどく、はがねタイプにも刺さる。自身のほのおタイプのわざではがねには弱点を突けるが、いずれの主力技を等倍以下での受け、または無効化されるヒードラン、エンペルトあたりを狙えればなおよい。
隠れ特性のどんかんの場合はちょうはつによる補助技封じを防げるため補助技を採用しても問題ない。どく状態にする補助技が無い場合、こちらを採用するとよい。
どくどく、まもる、かなしばり、アンコールという技構成にして、まもる→かなしばり→アンコールと続けていくと、相手を簡単にわるあがき状態に追い込める。勿論エンニュートへの有効打が2つ以上あるポケモンの場合はかなしばりを打っても別の技で対処してしまう上に、Zワザはまもるやアンコールを貫通するため穴はあるが、最悪でも起点を作れるので悪くはない。
ミツハニーとビークインの関係と同様に♀からしか進化せず、進化前のヤトウモリは♀の出現率が非常に低いことから、めざめるパワーも考慮すると厳選難度はかなり高いが、厳選さえできれば強力なポケモンになるだろう。