リングマ/対戦
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リングマの歴史
第二世代
高い攻撃を誇っていたが目ぼしい物理技はじしんとおんがえし程度しかなく、エアームドに止められるのが痛かった。火力もガラガラには及ばず大会では活躍しなかった。おんがえしの火力指数自体レベル50だと27846であり、同レベルのケンタロスのすてみタックルが記録する27360と明確な優位点があるとは言い難い。
第三世代
こんじょうを獲得したが、この世代ではまだ実用化には至っていない。教え技でいわなだれ、つるぎのまいを獲得し、わざマシンでからげんきを習得。
第四世代
特性はやあしを獲得。技はアームハンマー、ストーンエッジ、シャドークローの獲得、かみくだく、三色パンチの物理化が変更点。自身を状態異常にするアイテムのおかげでこんじょうとはやあしを実戦で運用することが可能になった。さらにトリックルームの登場によってトリパでの運用も可能になるなど、依然として一線級ではないが、大幅な強化を受け対戦でも使いやすくなった。
第五世代
おいかぜの持続ターンが4ターンに増加した影響で、トリパだけでなく最速運用も現実的に。それ以外の変更点は特になし。環境に高火力のかくとうポケモンが多かったこともあって相対的には弱体化。
第六世代
じゃれつくを獲得したが、ダメージ量は等倍からげんきの方が高い。対戦ではメガバシャーモやメガヘラクロスが人気を集めていたため、出落ちの危険性がこれまでになく高くなった。グローバルリンク公表の統計データによると技構成は、からげんきがどのリーグ、どのシーズンもXYリーグシングルバトルでは9割台の確率で採用されているがそれ以外はシーズンによってまちまちであり、いわゆるテンプレ構成は確立されていない。ORASリーグシングルバトルの統計データからは、攻撃技はからげんき、じしん、かみくだく、インファイト、変化技はまもる、つるぎのまいが主流であったことがうかがえる。同リーグ同バトルではこんじょう型が7割から8割程度で、残りがはやあし型であった。
第七世代
素早さ種族値110を超えるポケモンがこだわりスカーフを持つような超高速環境であり、それをメタった鈍足ポケモンによるトリパも流行っている中で、素早さが中途半端なリングマはどっちつかずで立場が悪い。素早さの種族値が55でノーマル単タイプの物理アタッカーというのが下手をするとテッカグヤのやどりぎのタネ+まもる+みがわりに簡単にハマる上客になりかねない存在であり、中途半端な鈍足であるにもかかわらず消去法でトリパでしか使えないのが実情。
USUMリーグシングルバトルではなげつける、からげんき、じしん、ほのおのパンチという技構成が主流。性格はゆうかんがメインで、持ち物はかえんだまが大半。特性はこんじょう一択。
単体では微妙な立場だが、トップメタのミミッキュ、メガシンカで強力な物理受けとなるヤドラン、この2体でトリックルームを使いつつノーマルタイプの相性補完を行うという方法論でリングマを最大限サポートする「ヤドクマッキュ」構築が考案された[1]。
一般的な育成論
高い攻撃を誇る。HPも高めですばやさは低い。他は並程度。特性はどちらも優秀。HPと攻撃または攻撃と素早さに努力値を振り、物理アタッカーとして育成するとよい。
通常特性はどちらも状態異常になることが条件なので、かえんだまもしくはどくどくだまを持たせて能動的に状態異常になるとよい。1ターン目でまもるを使えば確実に状態異常になれる。
特性こんじょうの場合は、やけど状態でも攻撃が下がらないためかえんだまとどくどくだまどちらも持たせられるが、下記のはやあしと見分けられないためにはどくどくだまを持たせた方がよいか。首尾よく状態異常になったらタイプ一致物理技のからげんきで一気に攻め立てる。この攻撃を受けきれるポケモンは少ない。他にインファイト、じしん、かみくだくで岩・はがね・ゴーストタイプに対応できる。タマゴわざのじゃれつくを覚えると、かくとうタイプにも対応できるようになる。
特性はやあしの場合はどくどくだまを持たせたい(かえんだまでやけど状態になると攻撃が下がる)。低めの素早さを補うことができ、先制して倒そうとしてくる相手を逆に倒せる可能性が高くなる。事前に攻略サイトなどではやあし発動状態でどのポケモンまで素早さを抜けるのか確認しておくとよい。HGSSではらだいこを習得。どくどくだまを持たせてはやあしと組み合わせれば素早さも上がり、からげんきの威力も増す。
隠れ特性のきんちょうかんは場に出たときにメッセージが表示されるためすぐにばれてしまうのが痛い。オボンのみを前提にした耐久調整を崩したり、ヨプのみ持ちの相手にインファイトを気にせずに撃てるのが強みか。