マッギョ/対戦
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マッギョの歴史
第五世代
くさ弱点が晴パに、こおり弱点がドラゴン対策のこおり火力に、みず弱点が雨パにそれぞれ刺さり、結果としては流動的な環境であったこの世代の環境において高い耐久種族値があるとはいえ安心できない複合タイプであったと言える。
登場早々この世代から一致メインウエポン両方を無効化するグライオン、ランドロスという最悪の対面が存在していた。
ただ、マッギョの弱点を突くことができる攻撃技が全体的に特殊に寄っており、マッギョの種族値がどちらかというと特殊受けに向いているため、そういう意味では無駄の無い種族値であった。
第六世代
でんきタイプの仕様変更によってまひが無効化されるようになったが、元々じめんタイプによりでんじはが効かないマッギョにとっては影響がほぼ無い。同様にじゅうなんがいわゆる「死に特性」と化し、ほごしょくで自身のタイプが変わったときなど、限られた状況でしか発動しなくなった。シングルバトルでは第五世代よりガブリアスの使用率が高くなったため、立場は悪くなった。
新しく登場したとつげきチョッキを持たせれば特殊耐久力を上げつつ、自身の攻撃/特攻の能力に影響されない攻撃技であるじわれやイカサマを使うことができる。
世代末期、レーティングバトルの主流がORASリーグに移行していた中ではあるが、XYリーグシーズン14トリプルバトルでは使用率29位を記録した。同時エントリー率から、主にでんきタイプ統一パーティで使われたことがうかがえる。
第七世代
比較的活躍しやすかったトリプルバトルの廃止によって弱体化。でんじはの命中率とまひ時の素早さ低下量の仕様が下方修正され、鈍足のマッギョでは、ほとんどの場合で上を取ることができなくなった。ダブルバトルで利用しようにもあめふらしペリッパーの登場による雨パの再燃もあって非常に利用しづらい状況となった。とつげきチョッキ耐久型の強さは健在だが、USUMリーグシングルバトルのトップメタとなったれいじゅうランドロスには一致メインウエポン両方を無効化されるため、対面次第ではほとんど何もできないポケモンとなった。
ただ、P-Sportsの4回目の放送で挑戦者であるポケモン実況者がマッギョ入りのパーティを使用したことで耐久種族値が高い点、上級者の交代読みを狂わせる固有の複合タイプを持つ点から、評価の見直しを受けた感はある。
第八世代
ガラルのすがたを獲得。新たにレベル技でふいうちが追加された。原種とガラルの両方で習得できる。 原種はシーズン13シングルにて、じしん/ステルスロック/あくび/うらみのたべのこし型がサンダー対策としてレート2000達成構築に採用された。
- ガラルのすがた
当初は実質特性なし、主力技不足、同複合タイプのドリュウズに汎用性で劣るなどから使い道に困る存在であったが、研究が進んだ結果としてタイプ:ヌル対策が務まるというドリュウズとの差別化点が見いだされた。でんじは無効、トライアタック半減、一撃必殺技所持はドリュウズでも実現可能だが、ドリュウズと異なり後攻でとんぼがえりされないのが強み。
じわれ、カウンター、ふいうち、ねっとうという技構成にして、性格はのんきを選んで、努力値をHPと防御に各252振りして残りを特攻に4振りすれば、汎用性を持たせつつ差別化することが可能。
一般的な育成論
じめん、でんきタイプという唯一の組み合わせを持つが、それぞれを半減または等倍にできるものがなく結果的に弱点は多い。ただ、覚える技が割と豊富なため多くの相手の弱点を突きやすい点は魅力。
特攻が攻撃よりも高いため特殊アタッカーとして育成される傾向にあるが、両刀でも充分可能。攻撃技は特殊メインならだいちのちから、10まんボルト、物理メインならじしんやスパークが上がる。サブならなみのり、ねっとう、だくりゅう、いわなだれ、ストーンエッジ、ヘドロばくだん、ヘドロウェーブなどが候補になる。苦手な相手にはイチかバチかのじわれも使っていきたい。
素早さが低いのであらかじめでんじはで相手の素早さを下げておくのも効果的。でんじはが効かない相手にはマッドショット、じならし、がんせきふうじなどを使うのもよい。
補助技は物理技の火力と防御を固めるのろい、ねむりを誘うあくび、こちらのHPが低いときに互いのHPを分かち合って回復するいたみわけなど。ただし、のろいとスパークは同時遺伝ができないので注意が必要。
特性はじゅうなんとせいでんきの2種類があるが、せいでんきの方が採用されやすい。元々じめんタイプによってでんじはが効かないためじゅうなんはあまり採用されないが、しびれごなやへびにらみなどじめんタイプにもまひが通る技を意識するなら採用することもある。しかし第六世代ではでんきタイプ自体がまひしない仕様となったため、みずびたしといったタイプ変更される希少なケースを除いて、特性が無意味になってしまった。
隠れ特性はすながくれ。砂パに組み込んで耐久型に育成するなら選んでもいい。
ガラルのすがた
じめん/はがねタイプで特性はぎたい固定。攻撃技のラインナップが微妙なので両刀型にするか、起点作り型にするのが吉。
目ぼしい物理技はじしん、ストーンエッジ、がんせきふうじ、いわなだれ、こおりのキバ、かみくだく、ふいうち。はがねの物理メインウエポンは実質存在しない。特殊技は主にてっていこうせん、ヘドロウェーブ、ラスターカノン、だいちのちからあたりがある。補助技はステルスロック、あくび、いたみわけ辺りが有用。元のすがた同様にじわれ、イカサマも使える。専用技のトラバサミも交代の抑制には悪くない。
物理寄りの両刀型にするとアタッカーとしてうまく仕上がるので、性格はゆうかんが推奨。火力が微妙なのでこだわりハチマキを持たせるのが吉。
トラバサミ、てっていこうせん、あくび、ステルスロックという技構成はガラルマッギョにしか実現できない。ステルスロックを撒いてからトラバサミを放ち、あくびを撒いてからてっていこうせんで退場する、というのがこの型における理想の流れ。