ジジーロン/対戦
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ジジ―ロンの歴史
第七世代
新規ドラゴンの中でも低速かつ大した耐久・耐性も無いのでUSUM期に入っても影が薄いままのポケモンであった。
PGLレーティングバトル統計データからは、SMリーグシングルバトルではハイパーボイス、れいとうビーム、かえんほうしゃ、りゅうせいぐんという技構成が主流であったとうかがえる。性格はひかえめ、れいせいが中心。特性はぎゃくじょうが中心で、持ち物はノーマルZがメイン。ノーマルZとはかいこうせんの組み合わせも珍しくなかった。
USUMリーグシングルバトルでは、流されやすいドラゴンウエポンをカットしてはねやすめに替えた型が主流化。また、シーズン10以降はもう1枠をめいそうに替えて耐久型にしたタイプも見られるようになり、これは何度もぎゃくじょうを発動できるようにするのがコンセプトだと思われる。
SMリーグではミミッキュのトリックルームを活かして下から動くケースがメインであったが、USUMリーグでは特殊をジジーロンで受けてカプ・レヒレで物理を受けるという分業が主体であった。
第八世代
ソード・シールドでPokémon HOMEが解禁された時点においても唯一のノーてんき持ちであり、ダイマックスによって天候が飛び交う環境を牽制できる。ただしシングルバトルでは個の能力に効果を与えるぎゃくじょうやそうしょくで相手を悩ませた方が使いやすく、もっぱらダブルバトルで有用である。
弱点4とそれほど多い訳ではないものの環境的にかくとうを除いて弱点タイプがどれもメジャーなので、じゃくてんほけん型にしても安定しやすい。じゃくてんほけんに加えてダイジェット(ぼうふう)を活かした最速型というのも真剣に使われており、最速ダイジェット1積みの実数値144は準速90族の142を抜ける水準なので悪くない使い勝手である。
一般的な育成論
ノーマルとドラゴンの組み合わせは弱点補完がないのでそれぞれが合計され4タイプと弱点は多い。ゴーストタイプの技を無効化できるので、それに対して強気に出られるのはメリットか。
すばやさ種族値はバクガメスに並んで36と非常に低く、第六世代までドラゴンタイプの中で種族値が最低だったモノズ(38)よりもさらに下回っている。なので、トリックルーム下での活躍が見込まれる。
高いとくこうを生かした特殊技でのアタッカーが戦いやすい。ハイパーボイスとりゅうせいぐん/りゅうのはどうを基本に、弱点のかくとうタイプの対策のじんつうりきやぼうふう、こおり、はがねタイプ対策のだいもんじなどがあると戦略に幅が出る。
補助技はへびにらみでのまひを狙うのが良い。ジジーロンはすばやさが低いので、先手を取れるようになると非常に恐ろしい敵になる。攻撃も併せるならりゅうのいぶきによるまひ狙いもあるが、確実ではない上に威力は大きくないので、運任せではある。
特性はどれも使いやすい。ぎゃくじょうはHPが低くなった時に更に火力に磨きがかかる。とはいえ、そうしょくは上がるのがこうげきのため火力アップは望めないが、やどりぎのタネやねむりごなやしびれごなといったくさタイプのわざを無効にできるのは大きい。特にジジーロンはHPが高いので、やどりぎのタネが効かないのはありがたい。隠れ特性のノーてんきは相手のあられやすなあらしのダメージを防げる。ドラゴンタイプなので、あられ→ふぶきのコンボを防げるのも大きな役割を持つ。