パンプジン/対戦
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このページは、パンプジンの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。
パンプジンの歴史
第六世代
この世代におけるパンプジンの主流フォルムはとくだいサイズであった。高い物理耐久に特化すればこだわりハチマキ型いじっぱりファイアローのフレアドライブorブレイブバードを確定2発に抑えることができ、さらに攻撃無振りであっても返しのターンのいわなだれによって防御に努力値を4振ったファイアローをフレアドライブorブレイブバードの反動込みで確定1発。そのため、この世代のひこう弱点のポケモンの中では比較的立場が良かった。ポケモンバンク解禁前のXYリーグシーズン1シングルバトルでは使用率27位を記録。
PGLレーティングバトル統計データからは、ORAS発売までのXYリーグシングルバトルでは、おにび、やどりぎのタネ、タネばくだん、かげうちという技構成が一般的であったとうかがえる。性格はわんぱくが、持ち物はたべのこし、ゴツゴツメットが、特性はおみとおしが主流であった。
ORASで教え技としてこうごうせい、スキルスワップ、イカサマを獲得。
ORASリーグシングルバトルではおにび、やどりぎのたね、こうごうせい、いわなだれが主流技構成に。いわなだれが主流化したのはあまりにファイアローが増えたためである。
第七世代
ファイアローははやてのつばさの弱体化によって環境から姿を消したが、Zワザの登場によって耐久型の立場が悪くなったことから寧ろ向い風が吹いた。
USUMリーグではタネマシンガン、トリックルーム、おにび、だいばくはつといういわゆる「殴れるトリパの起点型」としての構成が一般的になった。
第八世代
パワーウィップ、マジカルフレイム、わるだくみ、ジャイロボールを習得。一方で、どくどくやニトロチャージが習得技から削除された。
この世代のシングルバトルではダイバーンやダイアークが飛び交うため、ゴースト/くさという複合タイプそのものが仇となってしまっている。
それでも、WCS2020予選である『2020 OCEANIA INTERNATIONAL CHAMPIONSHIPS』で2位、3位入賞した構築にパンプジンが投入されていたことが報告された。決勝戦に進出した2位構築の方は、ハロウィンで味方のバンギラスのあくウエポンを通し、タネばくだんで味方のバンギラスのじゃくてんほけんを発動する型であった。
一般的な育成論
サイズによって種族値が異なるゴースト・くさタイプのポケモン。同タイプにオーロットがいるが能力では防御、素早さ以外はどのサイズでも全体的にオーロットより劣っている。ただ、くさタイプが入っていながらほのおわざを覚える貴重なポケモンなので、うまく差別化を図りたいところ。同複合タイプにはダダリンも存在するが、そちらとはやどりぎのタネ、おにびを覚える点で差別化が可能。素早さを重視するならちいさいサイズを、攻撃や物理耐久を重視するならとくだいサイズを使うとよい。またトリックルームを採用する場合はとくだいサイズでほぼ固定となる。先述のオーロットもほぼ同速でトリックルームを覚えるが、パンプジンはだいばくはつで退場できる点が起点要員として優れている。
特攻より攻撃の方が高いので、攻撃技なら物理技を中心に入れたい。メインウエポンはタネばくだん、タネマシンガン、ゴーストダイブ、かげうちから選択。サブウエポンはいわなだれ、ニトロチャージ、攻撃に振らなくても打点を持てるイカサマなど。防御が高いはがねタイプ意識なら特殊技のかえんほうしゃやだいもんじを入れるのもよい。
耐久を重視するならやどりぎのタネやおにび、こうごうせいなどから最低でも1つは入れておきたい。
専用技のハロウィンは相手にゴーストタイプを付け加えるため、かげうちやゴーストダイブが効果抜群になるのが嬉しい。ダブルバトルやトリプルバトルでは味方にも使うことで、ゴーストタイプのサブウェポンをメインウエポンに強化することもできる。単ノーマルタイプにゴーストタイプを追加すると無効タイプが3つ、弱点があくタイプのみの優秀なタイプを作れる。しかしパンプジン自身と弱点が一貫する点は注意。
ゴーストZ+ハロウィンで能力を上げれば耐久型として居座りやすくなる。その場合、両受けできるようにHPと特防をベースに努力値を振るべきである。
ちいさいサイズで使う場合、攻撃がそれほど高くないので持ち前の高い素早さで先手を取り相手をかき回すことを前提として技を決めたほうがよい。中でもみがわり+かなしばりのコンボは優秀で、特にこだわり系アイテムを持ったポケモンやウエポンが一つしかない相手にコンボを決めればそれだけで確実に止めてしまえる。相手が前述の道具を持っていなくても、トリックを使用してこだわりスカーフなどを押し付け、かなしばりで封じてわるあがきを連発させることも可能。みちづれを一番有効に使えるのも素早さが一番高いちいさいサイズとなる。
おおきいサイズをとくだいサイズでも可能な調整で育てると、とくだいサイズの劣化になってしまう。そのため、とくだいサイズと差別化するなら攻撃に努力値を振らないか、攻撃に努力値を振るならとくだいサイズでは実現不可能な素早さに調整する必要がある。
とくだいサイズを耐久型で使った場合、素早さが非常に低いため先手を取られて行動する前に大ダメージまたは大きな負担をかけられてしまうことが多い。そのため、素早さの調整もかねておおきいサイズ、ふつうのサイズを使用して戦う場合もある。
対戦で使うとき一番発動機会がある特性はおみとおしとなる。隠れ特性のふみんはそもそも自身がくさタイプでありキノコのほうしやねむりごなが効かないため、あくび、うたう、さいみんじゅつ等をピンポイントで警戒するときの採用となる。