クワガノン/対戦
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クワガノンの歴史
第七世代
こだわりメガネを持たせたひかえめ個体のめざめるパワー(こおり)がHPと特防に努力値を全振りした特防無補正のメガボーマンダを確定1発に仕留めるため、環境にマッチしたポケモンとして一定の評価を受けるようになった。ようきメガボーマンダのすてみタックル、いじっぱりガブリアスのストーンエッジも、素の火力ならHPに努力値を252振ったひかえめ個体で確定耐えできるため、このように物理耐久がそれなりにある点でも評価された。
PGLレーティングバトル統計データを見ると、USUM発売までのSMリーグシングルバトルでは10まんボルト、めざめるパワー、むしのさざめき、ボルトチェンジという技構成が主流であったとうかがえる。性格は火力の出るひかえめが中心であったが、ずぶとい、れいせい、おだやかも一定数存在した。持ち物はとつげきチョッキがメインであった。
単体でも弱くはなかったが、ミミッキュと合わせてトリパで使ったり、ほのおの一貫性はあるがルカリオとの相性補完を活かしたりされた。
JCS2017(アローラダブル)オンライン予選ジュニアカテゴリ30位の使用率を記録している。
USUMリーグではむしのさざめきの通りが悪くなったためハサミギロチンと入れ替えられるケースが増え、場持ちも過信できなくなったためデンキZで瞬間火力を求める型の相対数が増えた。
第八世代
進化方法がデンヂムシにかみなりのいしを使うことに変更された。これにより、デンヂムシに進化してその場ですぐにクワガノンに進化させることが出来るようになった。 クワガノン自身に大きな変化はないが、アーマーガア、トリトドン、ドヒドイデ、ヌオーにでんきウエポンとエナジーボールで対処できることから第七世代よりは地位が上がった。フルアタック構成と相性の良いダイマックスを獲得しており、とつげきチョッキ型が強化された。ただ、ふゆう持ちであるが故にダイソウゲンやダイサンダーで貼ったフィールドの効果を受けられないことは弱みであり、どうしてもフィールドの恩恵を受けたいならトリパでの運用を前提にくろいてっきゅうを持たせるしかない。むしのさざめきでのどスプレーを消費する型も成立した。
ダイジェットとダイアースを獲得したことにより、ドリュウズにまともな有効打を持てるようになった。
極端な例としてはおくびょう最速ダイジェット型も存在しており、シーズンによってはエアスラッシュが搭載率ベスト10に入る。
ダブルバトルのトリパのでんき鈍足アタッカーとしてはほぼ替えの効かない存在として利用される。ただ、鈍足にこだわらなければパッチラゴンも存在しており、でんき枠のトリパ要員そのものとしては絶対的ではない。
一般的な育成論
圧倒的に高いとくこうを持つ。なので特殊アタッカーとしての育成が望ましいが、すばやさは低いので、トリックルームによる補助など、うまく立ち回りたい。
攻撃技の候補はむしのさざめき、10まんボルト、エナジーボール、ラスターカノン、エアスラッシュ、マッドショット、めざめるパワー。
また、ぼうぎょととくぼうを高めて耐久型にする方法もある(とくこうは上げなくてもかなり高いので、そのまま攻撃も可能)が、ただしHPはそれほど高くないので、併せて上げていきたい。耐久型ならばじゅうでんでとくぼうを高めたり、いとをはくで相手のすばやさを下げるか、こうそくいどうで自分のすばやさを上げるかすると良い。ハサミギロチンを覚えさせて思わぬ一撃を与えることもできる。
特性のふゆうについても、じめんタイプを呼ばなくなるので優秀。仮に来てもエナジーボールで弱点を突くことが可能(じめんタイプ技はタイプの都合で相殺されるため、効果抜群では無いものの、じしんはかなり痛いので、それを防げるためにもあれば嬉しい)。ただし、エレキフィールドの影響を受けないことには注意。
耐性が独特なのでどくどく+はねやすめによる耐久型も考慮され、さらにてっぺきを追加して相手を詰ませる構成も存在する。
ウルトラサンではぬしクワガノンが入手できる。ぬしは体重が147.5㎏なので、相手のヘビーボンバーの威力を通常よりも低くすることができる。けたぐり、くさむすびの威力は上がってしまうが両者共に元々半減で受けられるのでそれほど痛手にはならない。タマゴ技は覚えられないがせいぜいサブウエポンのマッドショットを諦めるだけで済み、有用な技の多くは自力習得可能であることからもタマゴ技がないことはそれほど苦にならない。特性もクワガノン自体ふゆうで固定なので、以上のことから通常のクワガノンとのサイズの違いによる型バレのリスクは低いと言える。ただし、フリーフォールを無効化できるぬしジャラランガと比べるとぬしならではの利点が若干薄いのが痛い。