ガチゴラス/対戦
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ガチゴラスの歴史
第六世代
いわ、ドラゴンタイプであるがいわの弱点となる特殊技をドラゴンがカバーしてくれることなどから独自の立場を築き上げた。実際の環境ではファイアローのほのおウエポンを4分の1に、ひこうウエポンを半減にできることからメタとして一定数使われた。
PGLレーティングバトル統計データからは、ORAS発売までのXYリーグシングルバトルではこおりのキバ、もろはのずつき、かみくだく、じしんが主流技構成であったことがうかがえる。性格はようきが、持ち物はこだわりスカーフが、特性はがんじょうあごがメインであった。
ORASでは教え技にアイアンヘッド、ばかぢから、げきりん、ステルスロックを獲得。2015年1月に開催された公式大会の参加賞景品として隠れ特性のチゴラスが解禁されてからは、いしあたま+もろはのずつきができるポケモンとしては最速であるという個性が生まれ、以降はいしあたま型が主流に。ORASリーグシングルバトルの初期のシーズンではXYリーグで採用されていたかみくだくをげきりんに替えた型が主流であり、シーズン10以降はさらにこおりのキバをりゅうのまいに入れ替えるケースが多くなった。シーズン14あたりからは再びりゅうのまいを切ってこおりのキバ型に回帰する例が増えた。
第七世代
はやてのつばさの弱体化によってファイアローが環境から姿を消し、メタを張る相手がいなくなった。また、はがね、フェアリーの普及によって複合タイプ両方が環境にふさわしくなくなった。それでも、かつてガチゴラスがメタを張っていたファイアローと同じ複合タイプにメガリザードンYが存在するため、辛うじて利用価値は保った。ただし、メガリザードンYのソーラービームに対して後出しするならとつげきチョッキかこだわりスカーフがないと難しい。
USUMリーグではORASリーグで概ね2割台の採用率であったほのおのキバが多くのシーズンで3割台以上に達することがある。ラムパルドがミミッキュへの対処のためのかたやぶりを選択することが多くなり、ほのおのパンチ、かみなりパンチ、れいとうパンチのいわゆる「三色パンチ」の火力を特性で増強できないことが多くなったことから、ある意味でほのおのキバ、かみなりのキバ、こおりのキバのいわゆる「三色キバ」で差別化できるようになったと言える。
第八世代
冠の雪原で追加。
サイコファング、ロックブラスト、ワイドブレイカー、インファイト、10まんばりきを獲得。
ダイロックの砂展開によって低い特防を補うことができるようになり、ダイドラグーンの相手の攻撃低下効果により元々低くない物理耐久をさらに活かすことができるようになった。
この世代に爆発的に増加したサンダーの一致メインウエポンとサブウエポンのねっぷうを全て半減できるが、リベロエースバーンのとびひざげり、れいじゅうランドロスのじしんなど、安心できない攻撃もある。
一般的な育成論
唯一のいわとドラゴンの複合ポケモンであり、高い攻撃・防御を持つが、他は平凡であり決定力に欠ける。性格をいじっぱりやようきにして、物理アタッカーに育成すると良いだろう。弱点が6つと多いのが難点だが、4倍弱点が無いのが救いか。とはいえ、とくぼうの種族値が低いので、個体値や性格次第では特殊技で簡単に倒されるので、油断は禁物。
通常特性はがんじょうあごであり、威力が低い3色キバのダメージを上昇させることができる。隠し特性はいしあたまであり、特性が適用されるのはもろはのずつきのみだが反動なく使用できるようになる。 こだわりスカーフを持たせてキバ系の技を打ちたい場合は、もろはのずつきの採用有無に関わらずがんじょうあごの方が安定する。いしあたま+もろはのずつきのコンボができるポケモンの中では最強火力を持つため、これに特化させたい場合はいしあたまを採用すると良い。どちらもメリットのある特性であり、サブウェポンの火力を上昇させて対応範囲を広げたいか、反動を受けたくないかで特性を選択すると良いだろう。
攻撃技の候補としては、もろはのずつき、ストーンエッジ、げきりん、ドラゴンテール、ばかぢから、かわらわり、しねんのずつき、じしん、つのドリル、がんじょうあごの効果が適用されるかみくだく、ほのおのキバ、こおりのキバ、かみなりのキバ等が挙げられる。変化技の候補としては、ステルスロック、ロックカット、りゅうのまい、のろい等が挙げられる。
ほのお・ひこうタイプの技を半減以下で受け止めることができるため、強力な物理技を持つファイアローの対策として有効なポケモンである。