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オーリム博士

提供:ポケモンWiki
オーリムから転送)
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オーリム博士(オーリムはかせ)は、ポケットモンスター スカーレットで登場するポケモンの研究をしている女性。

ゲームにおけるオーリム博士

パルデア地方に伝わる伝承とテラスタルの研究をしている。研究所はエリアゼロ内に構えている。古代を連想させる毛皮風の衣装の上に白衣を羽織っている。ペパーの母親。

オレンジアカデミーの卒業生で、殿堂バッジも獲得したことがある。物語時点の約10年前にテラスタル現象を解明し、テラスタルオーブを発明した。

バイオレット版には登場しない。


注意:以降の記述には、作品の内容やあらすじ、登場人物などのネタバレが含まれます。ご理解の上ご利用ください。

元々コライドンを管理していたが、訳あってそれが不可能な状況にあるため、偶然にもコライドンと出会った主人公に引き続き一緒にいてもらうことにする。ペパーとは長らく離れて暮らしており、そのこともあって息子からは複雑な感情を抱かれている。

レジェンドルートにて、秘伝スパイスを食べたコライドンが身体能力を取り戻していくたびに連絡をしてきて、そのとき得られたライド技の説明を行う。コライドンが移動能力を全て取り戻した際には、主人公とペパーへ「スカーレットブックを持ってエリアゼロに来てほしい」と頼む。

ザ・ホームウェイでは、主人公たちに度々通信で連絡を取るが、おかしな様子になることがあり、ペパーからは訝しがられていた。最深部のゼロラボでついに主人公と対面するが、実は今まで主人公たちに接触してきたオーリムは本人ではなく、彼女の知能や記憶を元に作られたAIであり、本物のオーリムは観測ユニットで起こった事故により死去していたことを打ち明ける。オーリムAIに用いられた高度な技術は現在の科学力では不可能なものだが、ゼロラボに搭載された結晶体によって実現されている。そのためオーリムAIはゼロラボから出ることができずにいた。

オーリムは幼い頃よりスカーレットブックに魅入られており、古代のポケモンとの共存や、それによって生みだされた楽園で親子ともども暮らすことを目的にしていた。オーリムは自分から離れていく他者を信頼できず、「自分がもう一人いれば」という考えから自らのコピーたるAIを開発。オーリムAIと共にモンスターボールを転送して異なる時間軸のポケモンを捕まえて現代へと呼びだす「タイムマシン」を造り上げ、古代のポケモン(パラドックスポケモン)を現代のエリアゼロに出現させていた。

しかし、本物のオーリムの死後、オーリムAIは古代のポケモンの力は現在のパルデア地方の多様な生態系を壊してしまうと考え、タイムマシンを止めるべく、防衛プログラムが働いてしまう自分を倒してほしいと主人公に頼む。一度は主人公に敗れるが、直後にタイムマシンの稼働停止を阻止する楽園防衛プログラムに上書きされ、再度勝負を仕掛けてくる。2度目の戦闘ではもう1匹のコライドンを繰り出すが、主人公のコライドンに敗れる。敗北後は博士が本当に息子を愛していたことをペパーに伝え、復旧システムの一部である自分がいる限りタイムマシンが止まることはないと考え、自らタイムマシンで古代へ旅に出る。

所持ポケモン

通常ならトドロクツキはこだいかっせいで攻撃を上げる。コライドンの名前は「楽園の守護竜 コライドン」となっている。

オーリムAI エリアゼロ
チヲハウハネ こだいかっせい Lv.66 とびかかる きゅうけつ ローキック しねんのずつき
サケブシッポ こだいかっせい Lv.66 じゃれつく ドレインパンチ れいとうパンチ しねんのずつき
アラブルタケ こだいかっせい Lv.66 だいちのちから ギガドレイン しっぺがえし ふいうち
ハバタクカミ こだいかっせい Lv.66 パワージェム マジカルフレイム シャドーボール 10まんボルト
スナノケガワ こだいかっせい Lv.66 ほうでん だいちのちから ラスターカノン パワージェム
トドロクツキ(ブーストエナジー) こだいかっせい Lv.67 ドラゴンクロー つじぎり ストーンエッジ じしん
楽園防衛プログラム エリアゼロ
コライドン(あついいわ) ひひいろのこどう Lv.72 ギガインパクト ビルドアップ ちょうはつ かえんほうしゃ

対策

1戦目の相手は全体的に火力の高いポケモンで構成されているため、なるべくであれば先手を取ってダメージを受けない内に倒してしまいたい。スナノケガワ以外はゴースト技かフェアリー技のどちらかが弱点なので効果的。

2戦目では、こちらのコライドンのHPが0になるダメージを受けても必ずなかよし度の効果が発動し、絶対に倒されることがない。相手を倒さないまま8ターンが経過しにほんばれが解除されると、自動的にテラスタルテラバーストを使用することになって戦闘に勝利する。

アニメにおけるオーリム博士

マンガにおけるオーリム博士

ポケットモンスターSPECIALにおけるオーリム博士

ポケモンカードゲームにおけるオーリム博士

トレーナーズ「博士の研究 オーリム博士」「オーリム博士の気迫」として登場する。

備考

各言語版での名称と由来

言語 名前 由来
日本語 オーリム博士 olim (ラテン語:昔々)
ドイツ語 Professor Antiqua antiqua (ラテン語:古代の)
英語 Professor Sada pasada (スペイン語:過去)
スペイン語 Profesora Albora albor (夜明け)
フランス語 Professeure Olim 日本語名に同じ
イタリア語 Professoressa Olim 日本語名に同じ
韓国語 올림박사 (Olim-baksa) 日本語名の音写
中国語 簡体字 奥琳博士 (Àolín-bóshì) 日本語名の音写
繁体字 奧琳博士 (Àolín-bóshì) 日本語名の音写

外部リンク

関連項目