没ポケモンの一覧
このページは没となったポケモンを列挙するページです。バグなどで作られたポケモンについてはバグポケモン一覧を参照ください。噂などになった架空のポケモンについては存在しないポケモンの一覧を参照ください。
注意:このページにある没ポケモンにはリンクを張る必要はありません。
概要
ここでは開発中に存在したが、製品版では没になったポケモンについて紹介する。
赤・緑の没ポケモン
いずれも、発売後に公式サイトや関連書籍で明らかになった例である。
ゴロチュウ
- ライチュウの進化系。牙と角が生えており、雷様みたいな感じだったという。
- バランス調整と容量の節約のために没になった。
- 2018年5月2日に公開された読売新聞の取材で初めて言及された。
ゲームフリーク公式サイトに掲載
期間限定で、ゲームフリークの公式サイトのコーナーである「ポケモンジャーナル」で紹介されていたポケモン。
コカーナ
- 現在のビードルにあたるポケモン。姿は若干ビードルに似ている。
カサナギー
- 現在のコクーンにあたるポケモン。コカーナの進化系。マユの姿をしているコクーンとは異なり、サナギのような姿をしていた。
カサナギーの進化系
- カサナギーの進化系で、二足歩行の甲虫に似たポケモン。名前は不明で、画像のみ公開されていた。
ニョロッピ
- 現在のニョロゾ。デザインは同じ。
ニョースカ
- 現在のニョロボン。頭に王冠を被った姿をしていた。
ハクリュー
- 没デザインのハクリュー。現在のハクリューとは若干違う姿をしていた。
『ポケモンを作った男』に掲載
書籍『田尻智 ポケモンを作った男』の設定画に見られるポケモン。
カラバジオ
- 現在のカメックスに似ているが背中に砲台がなく大きな耳を持っている.
- 設定画のタイトルは「カラバジオ vs. ミミー」だが、どちらがカラバジオでどちらがミミーなのかはわからなかった。後述の『学習まんがスペシャル 田尻智』によって、カメックスの旧名称が「カラバジオ」であることが明らかになった。
ミミー
- 現在のヒトデマンそっくりのポケモン。
その他
- 捕獲や通信交換を説明する絵コンテに、ごく簡素なポケモンの姿と名前が見られる。多くは説明用の仮デザインと思われるが、その中にはスタッフの西野浩二そっくりの顔に手足が生えた「カビーン」がおり、カビゴンの元になった思われる。
『学習まんがスペシャル 田尻智』に掲載
開発中、ゲームに登場するポケモンを社内人気投票で選ぶという場面において、没ポケモンを含んだ当時の資料が掲載されている。
ディアー
- その名の通り鹿(英:deer)のようなポケモン。ただし胴体にはトゲがあり、首や脚は機械のようにも見えるデザインとなっている。
クロッキー
- 二本脚で立ったワニあるいはトカゲのようなポケモン。大きな目玉と髪の毛のようなものを持つ。
ジャッグ
- ノコギリザメのようなポケモン。角は矢のような形になっている。
カクタス
ギャオーン
- オーソドックスな二本脚の怪獣型ポケモン。口を大きく開けたポーズが特徴。
- 『ギャ』と『オーン』の文字の間が黒く塗られており、元は『ギャース』という名前が書かれていたことがわかる。
- この名前が読めるコマでは名前と足以外が完全に見切れており、全体像は別のコマで非常に小さく載っている姿が辛うじて確認できる。
- また、これとよく似たデザインのポケモンが別のページに掲載されている『カプセルモンスター』企画書で確認できる。
『NHKニュース おはよう日本』(2018年12月19日放送)で公開
番組中にて開発初期のものと思われる当時の資料の一部が公開された。 ここで公開された資料の一部は『週刊ファミ通 2019年5月23日号』のゲームフリーク特集でも見ることができる。
ストライク
- 没デザインのストライク。両手が鎌のようになっているという特徴は共通しているものの、カマキリというよりドラゴンのような姿をしている。
ラプラス
- 没デザインのラプラス。現在のラプラスとは違い耳が見当たらない。
アンブラー
- 現在のメノクラゲ。デザインは同じ。
サイホーン
- 没デザインのサイホーン。姿は現在のサイホーンに似ているが、ディテールが少なくのっぺりしている。
ウイング
- 没デザインのウインディ。犬というより麒麟に近いデザインになっていた。
ギャラドス
- 没デザインのギャラドス。巨大な蠕虫のような姿で、現在のギャラドスとは全くデザインが異なる。
シェルダー
- 現在のパルシェン。殻のデザインが若干異なり、名前はシェルダーになっていた。
オメガ
- 二本脚で立つロボット怪獣のようなポケモン。背中に二本のトゲを持ち、頭には二本の角と嘴が生えている。
金・銀の没ポケモン
イベント「任天堂スペースワールド97」では発売前に開発中の『ポケットモンスター 金・銀』をプレイすることができた。その時に出てきたポケモン、システムなどは「任天堂スペースワールド99」で展示された体験版及び、実際に発売された製品版とは異なるものであった。
97年の旧体験版については詳細情報が公式には公開されておらず、現在では確認する手段がない。以下の記述は原則として当時実際に試遊したプレイヤーの証言に基づく。よって、記憶違いなどに基づく誤りが含まれている可能性もある。
後に、真偽は不明だがベータ版と称するROMデータが流出し、没ポケモンとされるデータも流布した。ポケットモンスター 金・銀のベータ版も参照。また、確定している訳では無いことに注意。
没御三家
チコリータ、ヒノアラシ、ワニノコではなく、この三体が最初に選ぶポケモンとして登場していた。
ハッパ
- 頭に大きな葉っぱが付いているのが特徴。容姿はチコリータに似ているため、名前と設定が若干変化したものと考えられる。チコリータは「はっぱポケモン」のため、分類に没になった名前が使用されている。
- 使用技は「すいとる」。なお、チコリータは「すいとる」を覚えられない。
ホノオグマ
- ライチュウのような容姿で、体が燃えているポケモン。
- 使用技は「ほのお」。製品版には存在しない技である。
クルス
- 色は白っぽく、甲羅をとったラプラスのような容姿をしている。
名前が没になったポケモン
開発時とは名前が異なるポケモン。
プクー
- 現在のハリーセンに似ている。
ヨロイドリ
- 現在のエアームド。エアームドは「よろいどりポケモン」のため、分類に没になった名前が使用されている。
ミズウオ
- 現在のヌオー。ヌオーは「みずうおポケモン」のため、分類に没になった名前が使用されている。
サニー
ペインター
- 現在のドーブル。分類は「ようせいポケモン」(現在は「えかきポケモン」)。
ハネコ
- 現在のハネッコ。
ワタコ
- 現在のワタッコ。
シザーズ
- 現在のハッサム。
設定が没になったポケモン
マリル
- 現在の設定と異なり、色が濃いピンク色。
キリンリキ
- 分類は「がったいポケモン」。元はキリンが前後に合体しているような姿だった。
- タイプは「あく・ノーマル」(現在は「ノーマル・エスパー」)。使用技は「にどげり」。
- なお、キリンリキがにどげりを覚えるようになったのは「ダイヤモンド・パール」からである。
- 金銀時代からかみくだくを覚えるのはこの名残の可能性がある。
- 余談だが、このタイプの組合せは、コラッタ、及びラッタのアローラの姿で実現している。
ヘラクロス
- 分類が「2ほんヅノポケモン」(現在は「1ぽんヅノポケモン」)。
レディバ
- 分類が「てんとうむしポケモン」(現在は「いつつぼしポケモン」) 。
トゲピー
ブルー
オクタン
- どちらかというと戦車寄りで、ヘルメットのような物を被っている。
名前のみで未発表になったポケモン
スペースワールド97の会場で放送されたプロモーションビデオの中でのみ出てきたポケモン。多くはポケモン図鑑の画面で名前のみ確認できた。
- ※一部のポケモンは前述のポケモン金・銀のベータ版に登場しているが、やはり確定している訳では無いことに注意。また、確定事項ではないため、ベータ版での情報はここには記載しない。
アクア 及び アクエリア
- 詳細不明。名前が似ていることからアクア⇒アクエリアと進化すると思われる。
アニモン
- 詳細不明。名前が変更になって金銀に出ている可能性あり。
イカリ
- 詳細不明。名前が変更になって金銀に出ている可能性あり。それかサン・ムーンのダダリンの原形の可能性がある。
エレキング
ネタモン
- 詳細不明。名前が変更になって金銀に出ている可能性あり。名前がメタモンに似ている。
ブクー
その他
- バンギラスは、雑誌『ゲーム批評』1997年4月号の表紙イラストに杉森建が描き下ろしたモンスターのうちの1体に酷似している。コンセプトは"「ポケモン」のようで「ポケモン」でないアナザーワールド"と説明されているので、実態としては没デザインに近いものだと考えられる。