ヨワシ/対戦
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ヨワシの歴史
第七世代
HPに252努力値を振った型が耐久無振りのメガラグラージと然して変わらない耐久指数であることから、種族値合計は素晴らしいが配分の無駄が非常に多いという見方が忽ち根付いた。メガラグラージは持ち物固定だが、ヨワシもヨワシでとつげきチョッキか回復系の持ち物以外ではミズZ型を除いて実用内に達しないため、持ち物の自由度の無さではほぼ変わらない。
PGL統計データからは、れいとうビーム、ハイドロポンプ、とんぼがえり、じしんorめざめるパワーによる両刀サイクル型が主に組まれていることがうかがえる。性格は耐久や火力を下げないようにしつつ持ち味の特殊火力を挙げることができるれいせいがメイン。
USUMでは有用な教え技としてはアイアンテール程度しか追加されておらず、その他の教え技は元々覚える技ばかりなので相対的に弱体化。
第八世代
Zワザを失った代わりに低いHPを補うことができるダイマックスを獲得。だが環境のみず枠としてはガマゲロゲなどのすいすいアタッカーが好まれ、単に枠が取れないため使用率は第七世代と大して変わらないまま。
一応両刀向けの種族値なので、攻撃と特攻に努力値を各252振りしたいわゆる「ヤケクソ振り」個体を使うという手もある。壁でサポートされるポケモンが多い中でリフレクターとひかりのかべの両方を味方に貼ってもらう余裕がない場合も多いので、物理・特殊の内壁でサポートされていない方を突けば強いという理屈である。ダイマックスでHPを強化すれば、元の防御と特防が高いのでまだ使える範囲である。
ダイマックスわざ自体は耐久にバフを掛けられるダイアース、ダイスチル、主力技のダイストリームを持っている。この世代に登場する全ポケモン中、これだけ種族値の高いみずポケモンがこのように目ぼしい強化系ダイマックスわざを網羅しているのは珍しい。
シングルバトルにおける構築としてはヨワシの後攻とんぼがえりでアイアントを無償降臨させる「ヨワシアント」が存在する。アイアントの相方としてこの世代に定着したタイプ:ヌルと比べて遜色のない耐久と、タイプ:ヌルにはない攻撃性能が長所。
ヨロイじまの教え技として念願の一致サイクル技であるクイックターンを獲得。
一般的な育成論
たんどくのすがたは最弱だが、むれたすがたでは600族を超える種族値になる。同数値かつ高い攻撃と特攻を持つため、物理アタッカーと特殊アタッカーのどちらにでも育成できる。そのため型を読まれにくいというメリットを持っている。数値的には防御と特防も高いのだが、ヨワシのHPの種族値はH45とかなり低い。たとえHPに努力値を252振って個体値31であっても、レベル50実数値で言えば152と無振り80族(155)に及ばないため、耐久面は高いとは言えず、耐久型としては向いていない。そのためせっかく高いぼうぎょととくぼうが無駄になるというデメリットがある。前述で種族値に無駄があるというのはこれが原因と言える。素早さは低いので、性格をゆうかんやれいせいなどにして、鈍足アタッカーに育成すると良いだろう。鈍足であることからトリパに組み込むことも考えられる。ちなみにヨワシの素早さであるS30は、トリックルーム状態でほぼ先手を取ることができる数値である。
通常特性はぎょぐんであり、自身のHPが1/4以上の時にむれたすがたになる。むれたすがたをいかに維持するかがこのポケモンの課題となる。ぎょぐんのフォルムチェンジのタイミングにより、敵の攻撃を貰ってHPが1/4以下になっても最低1ターンはむれたすがたの状態で攻撃できる。ただし、ダブルバトルのトリパに組み込んで味方の回復を交えつつ攻撃する場合、たんどくのすがたの状態で先に動いて回復してしまうと、フォルムチェンジする前に敵の攻撃を受ける羽目になるので要注意。
物理技の候補としては、タイプ一致のアクアテール/アクアブレイク、それ以外ではじしん、とんぼがえり等が挙げられる。たんどくのすがたになった時のためにがむしゃらも良い。特殊技の候補としては、タイプ一致のハイドロポンプ/なみのり、それ以外ではれいとうビーム、めざめるパワー炎等が挙げられる。変化技の候補としては、ねむる、アクアリング、しろいきり、てだすけ等が挙げられる。
持ち物は、ねむるを使うならカゴのみ、しろいきりならコオリZだが、オボンのみやたべのこしが安定する。Zクリスタルは余裕があれば採用すると良い。