フトゥー博士
フトゥー博士(フトゥーはかせ)は、ポケットモンスター バイオレットで登場するポケモンの研究をしている男性。
ゲームにおけるフトゥー博士
パルデア地方に伝わる伝承とテラスタルの研究をしている。研究所はエリアゼロ内に構えている。未来を連想させるボディースーツの上に白衣を羽織っている。ペパーの父親。
グレープアカデミーの卒業生で、殿堂バッジも獲得したことがある。物語時点の約10年前にテラスタル現象を解明し、テラスタルオーブを発明した。
スカーレット版には登場しない。
注意:以降の記述には、作品の内容やあらすじ、登場人物などのネタバレが含まれます。ご理解の上ご利用ください。
元々ミライドンを管理していたが、訳あってそれが不可能な状況にあるため、偶然にもミライドンと出会った主人公に引き続き一緒にいてもらうことにする。ペパーとは長らく離れて暮らしており、そのこともあって息子からは複雑な感情を抱かれている。
レジェンドルートにて、秘伝スパイスを食べたミライドンが身体能力を取り戻していくたびに連絡をしてきて、そのとき得られたライド技の説明を行う。ミライドンが移動能力を全て取り戻した際には、主人公とペパーへ「バイオレットブックを持ってエリアゼロに来てほしい」と頼む。
ザ・ホームウェイでは、主人公たちに度々通信で連絡を取るが、おかしな様子になることがあり、ペパーからは訝しがられていた。最深部のゼロラボでついに主人公と対面するが、実は今まで主人公たちに接触してきたフトゥーは本人ではなく、彼の知能や記憶を元に作られたAIであり、本物のフトゥーは観測ユニットで起こった事故により死去していたことを打ち明ける。フトゥーAIに用いられた高度な技術は現在の科学力では不可能なものだが、ゼロラボに搭載された結晶体によって実現されている。そのためフトゥーAIはゼロラボから出ることができずにいた。
フトゥーは幼い頃よりバイオレットブックに魅入られており、未来のポケモンとの共存や、それによって生みだされた楽園で親子ともども暮らすことを目的にしていた。フトゥーは自分から離れていく他者を信頼できず、「自分がもう一人いれば」という考えから自らのコピーたるAIを開発。フトゥーAIと共にモンスターボールを転送して異なる時間軸のポケモンを捕まえて現代へと呼びだす「タイムマシン」を造り上げ、未来のポケモン(パラドックスポケモン)を現代のエリアゼロに出現させていた。
しかし、本物のフトゥーの死後、フトゥーAIは未来のポケモンの力は現在のパルデア地方の多様な生態系を壊してしまうと考え、タイムマシンを止めるべく、防衛プログラムが働いてしまう自分を倒してほしいと主人公に頼む。一度は主人公に敗れるが、直後にタイムマシンの稼働停止を阻止する楽園防衛プログラムに上書きされ、再度勝負を仕掛けてくる。2度目の戦闘ではもう1匹のミライドンを繰り出すが、主人公のミライドンに敗れる。敗北後は博士が本当に息子を愛していたことをペパーに伝え、復旧システムの一部である自分がいる限りタイムマシンが止まることはないと考え、自らタイムマシンで未来へ旅に出る。
所持ポケモン
テツノブジンはクォークチャージでこうげきを上げる。ミライドンの名前は「楽園の守護竜 ミライドン」となっている。
フトゥーAI | エリアゼロ | ||||||
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テツノドクガ | クォークチャージ | Lv.66 | 不 | ヘドロウェーブ | ほのおのまい | ほうでん | エアスラッシュ |
テツノツツミ | クォークチャージ | Lv.66 | 不 | ドリルくちばし | みずのはどう | フリーズドライ | ゆきげしき |
テツノカイナ | クォークチャージ | Lv.66 | 不 | かみなりパンチ | ドレインパンチ | アイアンヘッド | ねこだまし |
テツノコウベ | クォークチャージ | Lv.66 | 不 | エアスラッシュ | あくのはどう | かえんほうしゃ | ラスターカノン |
テツノイバラ | クォークチャージ | Lv.66 | 不 | かみなりパンチ | かわらわり | ストーンエッジ | じしん |
テツノブジン(ブーストエナジー) | クォークチャージ | Lv.67 | 不 | サイコカッター | かわらわり | ソウルクラッシュ | どくづき |
楽園防衛プログラム | エリアゼロ | ||||||
ミライドン(グランドコート) | ハドロンエンジン | Lv.72 | 不 | はかいこうせん | じゅうでん | ちょうはつ | パワージェム |
対策
1戦目の相手は全体的に火力の高いポケモンで構成されているため、なるべくであれば先手を取ってダメージを受けない内に倒してしまいたい。テツノツツミ以外はじめん技かフェアリー技のどちらかが弱点なので効果的。
2戦目では、こちらのミライドンのHPが0になるダメージを受けても必ずなかよし度の効果が発動し、絶対に倒されることがない。相手を倒さないまま8ターンが経過しエレキフィールドが解除されると、自動的にテラスタルとテラバーストを使用することになって戦闘に勝利する。
ポケモンカードゲームにおけるフトゥー博士
トレーナーズ「博士の研究 フトゥー博士」「フトゥー博士のシナリオ」として登場する。
備考
各言語版での名称と由来
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