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ミライドン (バイオレット)

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ミライドンは、ポケットモンスター バイオレットに登場したミライドン。ストーリー冒頭で主人公と出会い、ともにパルデア地方を冒険する。

ゲームにおけるミライドン


注意:以降の記述には、作品の内容やあらすじ、登場人物などのネタバレが含まれます。ご理解の上ご利用ください。

主人公の相棒となるポケモン。ポケモンライドで利用される。元々は未来のポケモン。パラドックスポケモンの1匹。

フトゥー博士のタイムマシンで現代のパルデア地方に転移されてきた。過去に発見された際には「テツノオロチ」という別名が付けられていたが、他のパラドックスポケモンと違い博士によって「ミライドン」という正式名を与えられている。

タイムマシン研究で初めて転移に成功した未来のポケモンでもあり、遺伝子データと行動パターンから、モトトカゲの未来の姿と解析されている。

作中では他のパラドックスポケモンは多数の個体が呼び出されている中でミライドンだけはたった2匹しか呼び出せておらず、大人しい個体と凶暴な個体が存在する。主人公の相棒となったのは前者。前者はモンスターボールに入っているが後者はマスターボールに入っている。

前者はフトゥー博士が一時期家に連れ帰り、ペパーと共に灯台の研究所で一緒に生活していたが、野生のポケモン相手に暴れて近所の人に存在がバレてしまいそうになり、エリアゼロに連れ帰られた。その時、ミライドンのボールをペパーが受け取っている。なおその当時幼かったペパーの目には「父親をミライドンに取られた」と映ったため、ペパーは学生になった今でもミライドンに対して悪感情を持っている(ペパーのミライドンへの態度はシナリオを進めていくと徐々に軟化していく)。

その後、詳細は不明だが、第4観測ユニットで発生したポケモンによる事故からフトゥー博士に庇われ、フトゥー博士が亡くなってしまう。

ストーリー開始直前に2匹のミライドンが縄張り争いを行っており、前者の個体が敗北し、エリアゼロから脱走した。パルデアの空を飛び回った後、力尽きて海に落下し、ライドフォルムで浜に倒れた。

その後、主人公に発見され、サンドウィッチを与えられ、回復してバトルフォルムとなって洞窟を先導し、主人公を助けて一緒に脱出するが、直後にライドフォルムに戻ってしまう。灯台の研究所前でペパーからミライドンのボールを受け取り、以降は主人公の相棒となる。

最初はドライブモードで移動することしかできないが、ヌシポケモンを倒して奪った秘伝スパイスで作られたペパーのサンドウィッチを食べることで、ライド技を習得し、移動方法が増える。

最後のひでんスパイスサンドウィッチまで食べた頃にはバトルフォルムに戻るだけの力を取り戻していたと思われるが、上述の縄張り争いに負けたトラウマからかバトルフォルムに戻れない状態が続く。主人公たちがエリアゼロに赴く事になった際は怯えてしまいボールに閉じこもってしまうが、フトゥーのID以外のモンスターボールがロックされ主人公たちが危機に陥った際にトラウマを克服し、凶暴な方の「もう1体のミライドン」の前に立ちはだかり、バトルフォルムを解放する。

性格

図鑑では冷酷な性格と記述されているが、この個体は真逆の大人しく温和な性格。初対面の人物の顔を舐め回したり、サンドウィッチを貰えずにしょんぼりしたりなど、全体的に小動物じみた行動が多い。

力尽きた時に救われたからか、サンドウィッチが好物で、サンドウィッチの話をしていたり、食べたりしていると勝手にボールから出て来る。

関連項目