ポケモンWikiでは記事の投稿、加筆、検証、修正等参加、協力してくださる方を必要としています。方法や詳細はポケモンWikiに投稿するにはをご覧ください。

ジーランス/対戦

提供:ポケモンWiki
ナビゲーションに移動検索に移動
ポケモンWikiは対戦情報サイトではありませんジーランスの詳しい対戦考察や育成論は、以下のようなサイトでも取り扱っています。
ポケモン徹底攻略
ポケモン育成考察Wiki
外部サイトの安全性・正確性・合法性等あらゆる点については、何ら保証しません。

このページは、ジーランスの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

ジーランスの歴史

第三世代

当時はいしあたまによる恩恵のある不一致すてみタックル程度しかなく、一致メインウエポンもいわなだれの75が最高威力であった。さらにみずタイプの攻撃技は仕様上すべて特殊技だったため、この点でも比較的高い攻撃を活かしづらかった。そのため一概に強いとは言い難かった。しかし環境がケンタロスケッキングカビゴンなどのノーマルタイプの物理アタッカーに傾倒しており、ノーマルタイプの一致技に強いという面はあった。

第四世代

トリックルームの登場、もろはのずつきの獲得など、この世代では自身の運用に大きく関わる技に恵まれた。もろはのずつきはラムパルドも覚えたが、特性や複合タイプのおかげで差別化が十分可能であった。この世代に台頭したゴウカザルインファイトガブリアスじしんに関しては、防御全振りでHP50振りといったように耐久寄りの努力値配分であればいじっぱりいのちのたまを所持した型を確定2発で受けることができる。また、当時はあくびもろはのずつきを両立できる唯一のポケモンであり、ステルスロックで場を整えてあくびで有利対面を作ってからもろはのずつきを撃ち込むというプレイングも可能であった。

バトレボダブルバトルいのちのたまゴウカザルインファイトのような高火力の抜群物理技も確定で1発耐えできる耐久力ともろはのずつきによる突破力が潰し合いに適していることからそこそこ需要があった。すいすいを発動してもそれほど速くならないため、素の素早さ、またはトリックルーム状態で使用されることが多かった。

第五世代

しねんのずつきを習得。かくとうタイプに刺さりはするが、タイプ不一致な上攻撃の種族値90とアタッカーとしては特別強力でもないため、相手が低耐久でない限りしねんのずつきは決め手となりづらい。隠れ特性のがんじょう後述の通り一長一短。あめふらしニョロトノの登場によって雨パの選択肢の1つとなった。ただ、すいすい下でも準速にしてようやく最速130族を抜けるようになるに過ぎなかったため、過信は禁物であった。ただ、ドレディアエルフーンなど新規のくさタイプが勢いを持っていたことから、第四世代よりも油断できない状況が増えていたと言える。あくびともろはのずつきを両立できるポケモンとしてはエンブオーが登場したが、ステルスロックとを両立できるのは現在でもジーランスのみである。

第六世代

これと云った変更点はなし。PGLレーティングバトル統計データを見ると、こだわりハチマキを持たせてもろはのずつきによる高火力を叩き出す構成がメインであることがうかがえる。あくびステルスロックによる起点作り、ロックカットから始動する抜きエース構成などもあった。性格はいじっぱりゆうかんがメインであり、こだわりハチマキ以外の持ち物としてはゴツゴツメットとつげきチョッキが好まれた。

第七世代

イワZの獲得によってもろはのずつきを必中で当てることができるようになり、反動も1度だけなら帳消しにできるようになった。ただ、ファイアローの大幅弱体化によっていわタイプの需要が減り、引いてはジーランスの活躍の機会も減ることとなった。起点型としてはイアのみという回復手段を手に入れている。

SMリーグシングルバトルではこだわりスカーフ型の蔓延によってロックカット型が廃れており、イワZ型主流となっていた。USUMリーグシングルバトルではステルスロックあくびがんせきふうじもろはのずつきが1つの主流技構成となった。USUMリーグシーズン10からシーズン11にかけては、ヒードランを1発で突破するためのミズZ型が好まれ、ヒードランで安心してジーランスを突っ張りに行くプレイヤーの裏をかくために使われた。

第八世代

冠の雪原で追加。

ボディプレスを獲得。

もろはのずつきすいすいアタッカーなら火力と速度で勝るカジリガメで十分である。

ベースとなる技のデメリットを帳消しにできるダイロックが登場したことによって、そもそもの長所であるいしあたま+もろはのずつきという個性が薄れた。

一般的な育成論

HP防御に優れる。しかし特性と習得技のシナジーが抜群であるため、物理アタッカーとして育成されることが多い。

特性いしあたまもろはのずつきのコンボが強力。タイプ一致で反動を受けない上、もともと高威力技であるため攻撃の高くないジーランスでも大きなダメージを見込める。他にはたきのぼり(もしくはアクアテール)、じしんなど。

特性すいすいを活かしたアタッカーにもなれる。

ドわすれすなあらし特防を強化できるので耐久型としては万能。あくびどくどくを併用したい。またおもさが軽いので、使用するポケモンが多い4倍弱点のくさタイプの技くさむすびも耐えることが出来るのも強み。

第五世代のタマゴわざやブラック2・ホワイト2の教え技でしねんのずつきを覚えられるようになった。これでかくとうタイプにまともに対抗できるようにはなったが火力不足なのは否めない。

隠れ特性はがんじょうだが、ジーランスの耐久ではタイプ一致で弱点を突かれない限り概ね耐えることができるうえ、もろはのずつきとの相性が悪いので無理に採用する必要はない。一応、あくびがんじょうを組み合わせられる唯一のポケモンという差別化点は存在する。