流星にほえる赤き盾
流星にほえる赤き盾は、ポケモンマスターズのイベント。2021年8月に初開催された。
概要
8番目に開催された伝説ポケモンイベント。ホップとザマゼンタのバディーズに焦点が当たる。2021年8月12日から9月16日まで開催された。
バトルをクリアすると「レジェンドコインL」を獲得できる。レジェンドコインLを集めると、「ボックスサーチ」でアイテムやエリア情報を入手できる。ボックスサーチは目玉報酬を集めることで次のボックスサーチに進めるようになる。レジェンドコインLはイベント終了後、1枚につき10コインに自動的に変換される。特定のバディーズを使ってバトルするとボーナスコインを獲得できる。ストーリーはホップのバディーズエピソードでも見ることができた。
イベント開催期間中は、ポケモンセンターにホップ、ユウリ、マジコスダンデが登場する。
2022年2月4日に伝説ポケモン編としてメインストーリーへ追加された[1]。
ストーリー
ストーリーは「新天地 パシオ!」「いん石の正体」「落ちる巨大な影」「共闘キバナ」「ムゲンダイナときずなの力」「最強兄弟」で構成されている。
パシオにやってきたホップとザマゼンタを、ダンデとリザードン、ユウリとザシアン、主人公とピカチュウは遺跡をのぞむ街道で迎えた。ブラッシータウンにダンデを迎えに行ったときのようでなつかしいとユウリは言うと、間を置かず流れ星を目撃する。ホップと主人公も空を見上げるがそのときにはすでに消えてしまっていた。
翌日、ポケモンセンターに行くと、昨晩遺跡にいん石が落ちたことをクルティから伝えられた。昨日の流れ星なのではとホップが気づく。ユウリのポリゴンフォンが鳴り、遺跡でホネだらけのドラゴンのような大きなポケモンを見つけたとベルが話した。ムゲンダイナのことではないか、とユウリとホップは思い当たった。
遺跡に行くとベルとクリスがいた。ホップは2人にムゲンダイナについて説明した。ホップとユウリは実際にムゲンダイナと戦ったことがあるのだ。ムゲンダイナは少し苦しそうだったとベルが顔をくもらせる。ホップはその原因を、ムゲンダイナはガラル地方のエネルギーを吸収して活動するがパシオではそれができないからではないか、と考えた。空腹状態のようなものかとベルが言う。さすが未来のポケモン博士だとユウリが褒めると、博士になったソニアに鍛えられているから、とホップも笑う。はじめは最強のトレーナーになりたかったがガラル地方を冒険するうちに「ポケモンを 助ける 博士」になりたいと思うようになったのだ。
ホップのポリゴンフォンにダンデからの連絡が入り、一同は街道に向かった。そこで会ったダンデはなぜムゲンダイナがパシオに来たのか、何か知っていることはないかたずねるためヒナギク博士へ会いに行くという。皆はついていくことにした。
ヒナギク博士はムゲンダイナについて調べていた。協力者としてプラターヌ博士も同席している。プラターヌ博士はパシオではバディーズわざでポケモンがメガシンカする現象が起きていることから、バディストーンがポケモンに影響を与えるエネルギーを持っていると考えているのだ。ムゲンダイナが吸収できるようなエネルギーをバディストーンが持つのなら、パシオにムゲンダイナがやってきた理由にも説明がつく。
しかし、ムゲンダイナがバディストーンのエネルギーを取りこむことができるなら「空腹になる」ことはなく苦しまないのではないか、とベルが言う。別の原因があるのかもしれない。
ひとまずムゲンダイナを捕まえるのが手っ取り早い、とプラターヌ博士は言った。ヒナギク博士もムゲンダイナの捕獲を皆に頼みたいという。バディストーンがメガシンカのほかにポケモンに影響を与える可能性を考えてのことだった。たとえばガラル地方に特有といわれるダイマックス現象もその1つだ。これまでに前例はないが、ムゲンダイナがやってきたことでパシオにいるポケモンもダイマックスするかもしれない。ダイマックスに慣れていないトレーナーが多いため、パシオ中が混乱することが予想される。そうなる前にムゲンダイナを捕まえてほしい、とヒナギク博士は言った。皆はそれにこたえることにした。
森へ向かったホップ、クリス、ベルのもとに巨大化したポケモンが現れる。見慣れている自分に比べぎこちない2人を見て、どうしたらいいか考えるホップ。そこにネズとマリィがやってきて、ガラル地方のトレーナーたちでその場をおさめたが、ムゲンダイナの影響により各地にダイマックスポケモンが発生していた。巨大化したポケモンたちを戻してからムゲンダイナを探す兄に加勢するつもりだと話したホップに、自分たちにこの場を任せてすぐに合流するようネズとマリィはすすめた。ホップはダンデのもとに急いだ。
ダンデとリザードン、ユウリとザシアン、主人公とピカチュウもまた、事態に対処していた。その場にいたダイマックスポケモンを倒したがすぐに他のダイマックスポケモンが発生し、ムゲンダイナも姿を現す。キバナとジュラルドンがやってきて3人に加わる。ユウリと主人公はダイマックスポケモンを倒しに向かい、ダンデとキバナはムゲンダイナに挑んだ。
ムゲンダイナからやはりどこか苦しそうな印象を受けるダンデ。ムゲンダイナは逃げ出した。ホップ、ユウリ、主人公が合流し、キバナはルリナとサイトウを手伝うためその場を離れた。
ダンデとリザードン、ホップとザマゼンタ、ユウリとザシアン、主人公とピカチュウは遺跡でムゲンダイナと対峙する。ムゲンダイナは大量のバディストーンのエネルギーを上手く吸収できず暴走状態に近くなり、ガラル粒子を発したのではないか、とホップは推測した。それにより苦しんでいるのならエネルギーを使ってやればいい。バディストーンのエネルギーを使うのはバディーズわざだ。ムゲンダイナがバディーズわざを使うにはトレーナーとバディになり、きずなを育む必要がある。ダンデはバディになろうとムゲンダイナへ呼びかけた。鋭く咆哮し拒絶するムゲンダイナ。一同とムゲンダイナの勝負が始まった。
ダンデはリザードンと共にバディーズわざを放つ。ムゲンダイナの苦しそうな様子が和らいだ。
後日、アリーナにそれぞれバディを連れたホップとユウリ、ムゲンダイナを連れ、お揃いのデザインのマジコスに身を包んだダンデがいた。ムゲンダイナを披露するエキシビションマッチが行われるのだ。たくさんの観客のなか、マジコスを着たレッドもその勝負を見つめていた。
バトル
ひとりであそぶ
以下は伝説ポケモン編での場合。
ストーリー名 | 難易度 | トレーナー | ポケモン | スタミナ | 初回報酬 | クリア報酬 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
左 | 中央 | 右 | ||||||
VS ユウリ | ノーマル | ユウリ | ヌメラ 弱点: ドラゴン |
ジャラランガ 弱点: ドラゴン |
ビブラーバ 弱点: ドラゴン |
— | ダイヤ×30 (エリア情報)落ちる巨大な影 強化マニュアル★4×15 ハイパーテダスケール×113 スーパーテダスケ―ル×225 ジムリーダーのメモ×3 |
なし |
VS ユウリ2 | ハード | — | ダイヤ×30 (エリア情報)共闘キバナ 強化マニュアル★4×15 テダスケールS×200 ハイパーテダスケ―ル×375 四天王のメモ×2 ジムリーダーのメモ×7 |
なし | ||||
VS ユウリ3 | ハード | — | ダイヤ×30 (エリア情報)ムゲンダイナときずなの力 強化マニュアル★4×15 テダスケールS×200 ハイパーテダスケ―ル×375 四天王のメモ×2 ジムリーダーのメモ×7 |
なし | ||||
VS ユウリ4 | ベリーハード | — | ダイヤ×30 (エリア情報)最強兄弟 強化マニュアル★4×15 はがねの極意書1巻×50 スーパーテダスケ―ルS×150 テダスケールS×300 四天王のメモ×5 |
なし | ||||
VS ユウリ5 | エキスパート | — | ダイヤ×30 (エリア情報)VSキバナ ホップ専用引換券×4 |
なし | ||||
VS キバナ | スーパーエキスパート | キバナ | オーロンゲ 弱点: はがね |
フライゴン 弱点: はがね |
マホイップ 弱点: はがね |
— | ダイヤ×30 (エリア情報)VSマジコスダンデ 専用のびしろ(ホップ&ザマゼンタ)×20 |
なし |
VS マジコスダンデ | エキスパート | マジコスダンデ | ザマゼンタ 弱点: かくとう |
ムゲンダイナ 弱点: ドラゴン |
ザシアン 弱点: じめん |
— | ダイヤ×100 (エリア情報)VSマジコスダンデ2 |
なし |
VS マジコスダンデ2 | スーパーエキスパート | — | ダイヤ×100 | なし |
ボックスサーチ
各言語版での名称
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出典
- ↑ お知らせ|『ポケモンマスターズ EX』公式サイト、2022年2月4日投稿。
外部リンク
- お知らせ|『ポケモンマスターズ EX』公式サイト、2021年8月12日投稿。