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性別値

提供:ポケモンWiki
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性別値とは、ポケモンの性別にかかわる隠しパラメータ。

性別値とは

第三世代から登場。ポケモンの種族ごとに決められた♂:♀のデータの数値(閾値)と比較をして、性別値がそれより小さければ♀、それ以上ならば♂になる。

故意か過失か分からないが、計算・比較の設定上、ほとんどの場合で俗に言われる♂・♀の比率設定は実際の比率と少し異なる(wikipedia:Off-by-oneエラーも参照)。具体的には、第五世代までは♂、第六世代以降は比率の大きい方の性別が若干出やすい。

第三世代から第五世代

第六世代以降

  • 性別値には、ポケモンの個体ごとに0~251第六・第七、0~252第八の範囲の乱数を一度だけ発生させて、その値に1を足したものを用いる。
    • したがって、性別値の範囲は1~252第六・第七、1~253第八
    • 性別不明または性別固定のポケモンの場合、乱数は発生しない(性別値が存在するかは不明)。
    • 性格値との直接の紐付けはなくなった。
性別値の範囲(第六世代以降)
比率設定 閾値 ♀率(第七世代まで) ♀率(第八世代)
♂12.5% ♀87.5% 225 225~ 1~224 224/252 (88.89%) 224/253 (88.54%)
♂25% ♀75% 191 191~ 1~190 190/252 (75.40%) 190/253 (75.10%)
♂50% ♀50% 127 127~ 1~126 126/252 (50.00%) 126/253 (49.80%)
♂75% ♀25% 63 63~ 1~62 62/252 (24.60%) 62/253 (24.51%)
♂87.5% ♀12.5% 31 31~ 1~30 30/252 (11.90%) 30/253 (11.86%)
  • 性別が一度確定したら、ただちに性別のデータが別個に格納される。性別の再計算は行われない。
    • 第五世代以前から連れてきたポケモンは当時の性別値(性格値の下位1バイト)を保持しているが、そもそも性別の再計算がないので、その性別値は使われない。
    • したがって、性別値が127~190のルリリ♀がマリルに進化しても性転換することはなくなった。

備考

  • 第二世代においては、こうげき個体値のみが性別に影響した。性別固定・性別不明のポケモンを除き、こうげきの個体値が閾値より小さければ♀、それ以上ならば♂になる。詳しくは性別#性別の決定を参照。

関連項目