デスカーン/対戦
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デスカーンの歴史
第五世代
味方のデメリット特性を消したり敵の強さの根源となる特性を無効化したりするポケモンとして期待が寄せられていた。ただ、ラティオスやサザンドラなどのような非接触技主体であり仮に特性が無効化されても十分戦っていけるポケモンには無力であり、ローブシンやガブリアスなどの直接攻撃のスペシャリストに関しても引かれるかじしんなどの非接触技で対処されるかであったため、それほど強いという訳ではなかった。
ただ、ダブルバトルではデスカーンがしんかのきせきラッキーにトリックルームからのガードシェアで耐久を分け与える「デスラッキー」が成立した。
第六世代
まとわりつく、どくびし、サイドチェンジを獲得。まとわりつくは積むのに使えるかというと技スペースが足りないが、どくびしは対戦でも需要を持つようになった。ファイアローやメガガルーラの特性を無効化できるポケモンとして期待が高まったが、実際はギルガルドに交代されてシャドーボールで削られるかゴツゴツメット対策の特殊技で刻まれるのが関の山であった。
PGLレーティングバトル統計データからは、ORASリーグシングルバトルではねむるを主軸とした耐久型やトリックルームの始動役型、おにびやのろい、どくびしによる起点型が使われていたことがうかがえ、通常火力としてはシャドーボールやたたりめが好まれた。持ち物は耐久戦法とマッチしたたべのこし、オボンのみ、ゴツゴツメット、ねむると相性の良いカゴのみが好まれた。性格は耐久型と相性の良いずぶといがメインとなり、トリパでの立ち回りで有利になり元々素早さが低くて諦めがつくことからのんきも好まれた。
「デスラッキー」はORASリーグでもデスカーン入りの構築としてはそこそこ見かける程度に落ち着いた。やはりレーティングバトルの制限時間が60分から30分に短縮されたことによって時間制限に弱いという面が出るようになった。牛歩されると下準備によって削れた分のHPによるディスアドバンテージを挽回できなくなったということである。
第七世代
みちづれの弱体化によってトリックルーム発動下でみちづれ連打によって相手を強引に1体倒す戦法は消滅。また、物理型一辺倒に近かった第六世代と比べて環境に特殊型が爆発的に増えたことも、物理受けのデスカーンとしてはマイナスと言える。さらにZワザの登場によって、特殊技なら下手すれば等倍であっても1発で出落ちになるケースも見られるように。
シングルバトルでは大きな構成の変更点はなし。
イアのみなどの混乱木の実の回復量仕様に上方修正が入ったが、トリパの始動役がメインでありのろい、おきみやげと退場技に恵まれるデスカーンにとって一概に役立つとは言い切れない。
第八世代
ボディプレスを獲得。あくに不利なデスカーンにとっては廃止されためざめるパワーに代わるあくへの打点となる。
しかし、ダイホロウなどのゴースト超火力が飛び交う環境となっており、依然として苦境が続く。
鎧の孤島でポルターガイストを獲得したが、物理アタッカー向けの種族値をしていないのでこれは強化にはならない。寧ろ受ける立場で考えるとポルターガイストの登場は弱体化と言える。
一般的な育成論
特性ミイラが強力。直接攻撃をしてきた相手の特性を消せる。相手によっては戦術そのものを潰せる。(例:オオスバメなどのこんじょう+かえんだま持ちなど)
また、味方のケッキング(なまけ)やレジギガス(スロースタート)、アーケオス(よわき)などのマイナスの特性も消すことも可能であるが、これらのポケモンを相手に使われると厄介になるので、注意しよう。
耐久面は相当優れているため、弱点を突かれない限り落とされにくい。加えてめいそうも覚えるため耐久型に育てられるのがメジャー。候補技は、タイプ一致技のシャドーボールやたたりめ、補助技としてはおにびやどくどくなどの状態異常、特攻と特防を共に上げるめいそう、まもるやみがわりのガードなど。ただし回復手段がねむるしか無いので過信はしてはいけない。時にはまもるでターンを稼ぎ、たべのこしの回復を重ねる事も必要。ブラック2・ホワイト2の教え技で覚えられるいたみわけを使うのもよい。
特性抜きでも十分な性能を持ち、ミイラを逆利用される危険のある相手よりも有効に働く相手の方がずっと多い事を考えればシングルバトルでも十分に強力であるが、ダブルバトル・トリプルバトルならば自らがレジギガスやケッキングを使うというコンボが「相手を一旦ミイラにする」と言う手順を踏まなくて良くなる分、素早く確実に決める事が出来る。