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ディアンシー/対戦

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このページは、ディアンシーの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

ディアンシーの歴史

第六世代

禁止級伝説が解禁された対戦では攻撃下降補正の性格、努力値無振り、あるいは素早さ下降補正で攻撃の個体値0、努力値無振りでHP252振り防御4振りのホウオウダイヤストームで確定1発にできるという利点がある。ダブルバトルで威力分散を考慮したばあいでも攻撃無振り無補正の場合HPに4振りのホウオウが確定1発。しかもダイヤストームの防御上昇判定はこの世代の場合1体に命中する毎に行われる。

これだけ聞けばとても強いように思えるが、実際はHPが低く防御特防に偏重した種族値から耐久種族値合計で20劣るスイクンに耐久指数で及ばない、オール100族に毛が生えたような耐久指数というのが実情。耐性上もグラードンカイオーガに不利であり、ディアンシー側がHP252振り防御4振りならいじっぱりゲンシグラードンのだんがいのつるぎで87.5%の高乱数1発、おくびょうゲンシカイオーガねっとうはじまりのうみ込みで最低乱数の場合118.4%の確定1発。さらに自身の原種であるメレシーと異なりがんじょうを持たないので行動保証も期待できず、このことから「サポート型なら部下より弱い」と揶揄する声も聞かれた。火力に関しても無駄両刀感が否めないが、ディアンシーを使う上ではダイヤストームという差別化点が重要なので、火力に不満があっても両刀型にせざるを得ない。

ならばメガシンカ型が優秀かといえばそうでもなく、素早さの種族値110はせいれいプレートアルセウスに同じフェアリーとして及ばず、爆発力もゼルネアスに届かず、持ち物がメガストーンで固定なので高い素早さを持っていても逆にこだわりスカーフ型に抜かれる恐れがあり、ととことん不遇。そもそもこの世代ではメガシンカしたターンはメガシンカ前の素早さ実数値が行動順を決める際に参照されるため、シングルバトルではまもるを覚えていないと使い物にならない。

第七世代

ダイヤストームの防御上昇判定が当たった相手の数に関係なく1回使用につき1回上昇に固定されたが、代わりにランク補正の上昇幅が2段階となった。

ところがこの世代ではより耐性と特殊火力が優秀なマギアナがフェアリーのトリパエースとして登場し、立場が揺らいだ。こちらは素早さの低さで差別化することは可能。

一般的な育成論

基本的に、物理型、特殊型どちらでも対応可能。特性はクリアボディのため能力低下は防げる。高い防御と少ない弱点を生かし、トリックルームパーティに混ぜたり、サポートに回るのがよい。

技は、ダイヤストーム/パワージェムムーンフォース/マジカルシャインサイコキネシス/サイコショックだいちのちからがある。補助としては、ステルスロックどくどくひかりのかべリフレクターなどがある。自身がトリックルームを展開するのもよいが、発動だけなら特性がんじょうを持つメレシーの方が優秀。

なお、専用技ダイヤストームは物理技であるが、物理技はこれとだいばくはつ以外ろくなものを覚えられないため注意が必要。

性格はれいせいが無難。個体値はトリパで使えるように素早さを0にするのが望ましい。

メガディアンシー

オメガルビー・アルファサファイアから登場したメガシンカ形態。

特性がマジックミラーに代わり、状態異常や能力低下を防げる。攻撃、特攻と素早さが飛躍的に上昇する反面、耐久面が下がるので、単純な上位互換ではない。その為、すなあらしとくぼうを強化するのも良いだろう。

メガディアンシーとして戦う場合、性格をおくびょう・ようき・せっかちなどにして、純粋にすばやさとくこうまたはすばやさ・こうげきに特化してアタッカーにするのがよい。前述の通り物理技はほとんどないため、特殊型かダイヤストーム入りの両刀にするのが分かりやすい。

  • なお、ダイヤストームの追加効果でぼうぎょが上昇するため、両刀にする際はむじゃきではなくせっかちにするのがよいとされる。