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カプ・ブルル/対戦

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このページは、カプ・ブルルの対戦での扱い、及び育成論を記述するところである。

カプ・ブルルの歴史

第七世代

グラスメイカー込みのウッドハンマーは元々半減してくる相手もごり押しできるほど強力であり、かつグラスメイカーによって自身や味方の回復力を上げたりじしん、じならしのダメージを下げたりできる点で当初からポテンシャルは高かった。

シングルバトルではヒードランとの相性補完を活かした「ブルルドラン」が成立しており、これはUSUM準伝説が再録されたことによってUSUMリーグシングルバトルでそこそこみられるようになった。USUMリーグシングルバトルではウッドホーン、ウッドハンマーが確定枠で、ばかぢから、がんせきふうじ、やどりぎのタネ、ストーンエッジ、まもるの内のどれかで残りの2枠を埋めるのが常。性格はいじっぱり、しんちょうがメインで、持ち物はとつげきチョッキたべのこしこだわりハチマキがメイン。ただ、シングルバトルでは味方のじしんを妨害、敵にも回復効果を付与など敵に塩を送る面が目立つため、プレイングには細心の注意が必要。

ダブルバトルではUSUM発売までのSMリーグWCS2017ルールでは使用率30位以内の常連となった。ウインディに弱いという欠点こそあったが、それさえ補えば、グラスメイカーとウッドホーンによる回復力で相手を詰ませてしまうこともしばしばであった。WCS2018ルールではスタンダードな構築ではカミツルギの方が優先されやすく、メガゲンガーメガクチートメガバクーダといったポケモンを軸にしたパーティでじしん対策の役割を担いつつ採用されるのが常であった。いかくサイクル全盛環境で採用率が伸びたミロカロスとも相性がよく、同ルールでの使用率は1ケタ台後半から10位台半ばを推移。PGLレーティングバトル統計データからは、ダブルバトルではウッドホーンウッドハンマーばかぢからまもるorいわなだれが主流技構成であることがうかがえる。性格はいじっぱり、ようきがメインで、持ち物は微妙な素早さを補うこだわりスカーフ変化技の無い耐久型として運用するためのとつげきチョッキが需要を伸ばした。

第八世代

冠の雪原で追加。

インファイト10まんばりきDDラリアットを獲得し、技面では強化された。教え技はなし。しかしZワザの廃止、グラスフィールドくさ技のダメージ増強幅下方修正などから、最大火力は下がった。

ダイソウゲンの効果が無くとも場に出た瞬間からグラスフィールド状態にでき、ダイフェアリーが自身のグラスメイカーの邪魔になるなど、ダイマックスとの相性も良いとは言えない。

また、他のカプ系と違って同じ特性グラススライダーをもつゴリランダーと種族値が似ているのが問題であり、物理アタッカーで育成するとグラススライダーじゃれつくを覚えない分ゴリランダーの差別化どころか劣化になってしまっている。トゲキッスギャラドスカイリューといった鎧の孤島時点でメジャーなダイジェットアタッカーより素早さ種族値が低いところもマイナス点。

弱点タイプの内ひこうがこの世代ではとして最メジャー格のタイプであり、ほのおはがねも主流であるため、その点でも恵まれない。

一応耐性ではゴリランダーと差別化可能であり、特にダイドラグーンを無効化できてそちらの攻撃ランク補正低下の効果を防げるのが大きい。

受けループ界隈ではたべのこしサイクル型として一定数使われ、いちげきウーラオスに打点を持てるマジカルシャイン両刀型の割合もそこそこである。ゴリランダーが積極的に環境で使われる内にグラスメイカー持ちでサイクルを回す方法の研究が深化し、結果的にはカプ・ブルルは受けループのパーツとして強化されたと言える。

シーズン13最終1位構築には物理耐久に特化したビアーのみ型がエントリーされていた。いちげきウーラオスあんこくきょうだダイソウゲンやどりぎのタネによる回復込みで受けることができる上に、ダイアシッド(どくづき)に対して引く必要もなくなるのがこの型の強み。勿論いちげきウーラオスへの打点にはマジカルシャインがある[1]

一般的な育成論

カプの1体であり、カプ4体の中で唯一どくの4倍弱点を持つ。しねんのずつきで対抗できるが、ゲンガーなどのこのポケモンより素早いどく攻撃を持つポケモンを相手にする場合はかなり不利になる。

高い攻撃防御を持つ。性格をいじっぱりにして、物理アタッカーに育成すると良いだろう。

特性のグラスメイカーで場をグラスフィールドにできるため、くさ攻撃の火力をさらに上昇させることができる。じしん等のダメージ軽減効果もあるため、ダブルバトルでは味方のサポートにも使用できるので特に有効である。

攻撃技の候補としては、ウッドハンマーウッドホーンばかぢからかわらわりしねんのずつきとびひざげりメガホーンストーンエッジスマートホーン等が挙げられる。変化技の候補としては、ふきとばしやどりぎのタネビルドアップつるぎのまい等が挙げられる。   努力値は基本的に素早さに振らず攻撃と耐久ステータスに振る。素早さが低い方が先発カプ同士がかちあってフィールドメイカー特性合戦になった場合に相手の展開したフィールドを上書きでき、耐久に完全特化した場合はカプ・コケコれいじゅうランドロスなどの一致Zワザを確定3発に抑えることが可能。特に前者の場合はエレキメイカー込みでも確実に半分以下のダメージに抑えられる。

脚注