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レジエレキ/対戦

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このページは、レジエレキの対戦での扱い、及び育成論を記述するところである。

レジエレキの歴史

第八世代

登場早々、ダブルバトルではカプ・テテフと同時に先発させることでサイコメイカーによってねこだましからの集中砲火を抑止し、カプ・テテフをカプ・コケコに交代してエレキメイカーで上から自身の超火力を叩き込むという運用法が注目された。

実際のところ、ガラルファイヤーもえあがるいかりと自身のエレキネットでひたすら範囲攻撃を仕掛けるコンビがメジャー格に躍り出ている。シーズン12は使用率2位を記録。

ダブルバトルにおいてはカプ・レヒレが明確な有利対面となる。メタグロスに対してもじゃくてんほけんの発動を回避しながら等倍高火力で継続的に削りを入れることができるという利点がある。シングルバトルと異なり、おいかぜで素早さ関係を逆転されないように最速にするケースも珍しくはない。因みに最速レジエレキの素早さ実数値277は最速おいかぜメタグロスの268を軽く超す。元々メタグロスには有利なので、この点を押さえておいて損はない。

一方、ゴリランダーランドロスエルフーンドラパルトカミツルギヒートロトムモロバレルマンムーなど、冠の雪原期環境にはでんきの通りが悪いポケモンが少なくなく、そうしたポケモンはどれも不利なので、処理すること自体は難しくない。とはいえ、実際は壁を貼った時点で仕事を終えたようなものなので、1回動けさえすれば有利・不利はあまり関係が無いか。丁度オーロンゲにピーキーな攻撃性能を与えたような使用感である。

竜王戦ルールで行われたシリーズ8ではトップメタとなり、シーズン15ではカイオーガが使用率8位を記録した中で使用率2位を記録。この頃の環境では、ガオガエンねこだましでレジエレキやゴリランダーなどの上からカイオーガを叩くメタポケモンを通す構築が主流である。シリーズ7ルールでひかりのねんどサポーター型が主流であったものが、じしゃくを持ったアタッカー型に転身している。

シングルバトルではサンダーに需要を奪われがちだが、壁貼りからボルトチェンジで退場する役として独自の立場を築き上げている。シーズン12は使用率15位を記録。ただ、いじっぱりゴリランダーのこだわりハチマキ+グラスメイカー+グラススライダーは全努力値の8割程度を物理耐久に回さないと確定耐えできないので天敵と言える。この辺が使用率をそこまで伸ばしていない一因であろう。

ジャパンチャンピオンシップス2021マスターカテゴリ本戦では使用率1位を記録[1]

一般的な育成論

第八世代時点で最もすばやさが高いポケモン。すばやさの実数値は無振りでも220であり、ここから努力値を振ればこだわりスカーフを持ったポケモンやすいすいが発動したポケモンを抜くことさえ視野に入る。さらに特性トランジスタによりでんき技の火力も圧倒的である。 一方で、サブウェポンの少なさや耐久の低さがネックとなる。

特殊アタッカーの場合、メインウェポンが豊富で10まんボルト/かみなりサンダープリズンライジングボルトボルトチェンジエレキネットエレキボールなどがある。しかしサブウェポンははかいこうせん程度しかない。物理アタッカーならメインウェポンがワイルドボルトで、サブはとびはねるしんそくぐらいである。 アタッカー型はサブウェポンや補助技の少なさから得手不得手が分かれやすい。

他にメジャーな型にはリフレクターひかりのかべを展開した後、ボルトチェンジやだいばくはつで後続に繋ぐサポート型がある。

脚注

  1. 【公式】「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2021」ゲーム部門 ポケモン公式YouTubeチャンネル 2021/7/18配信 (YouTube、2021年7月18日閲覧)