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冒険用ポケモン考察・イッシュ編
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この項目では、第五世代(ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2)にて、ゲームクリア前に入手可能なポケモンと冒険をするうえでのそのポケモンの扱いやすさと有用性についての評価をポケモンの役割ごとに記す。
注意
- 以下では、ブラック・ホワイト(以下BWと略)、ブラック2・ホワイト2(以下BW2と略)の記述を一緒にまとめている。
- BWとBW2では出現するポケモンが違う。BWではゲームクリア前に第四世代以前のポケモンを入手できないので注意。
ノーマルタイプのポケモン
- タブンネ
- システム上非常にレベルが上がりにくい世代であるため、旅の仲間と言うよりも経験値のためのカモだが、未進化ポケモンばかりの最序盤ではそのタフさは他の追随を許さないポケモン。使うなら他のポケモンが1進化するあたりまでのエースとして。
- チラーミィ
- ブラック2・ホワイト2でイベントで戦えるスキルリンク持ちが強力。進化させたうえで技思い出しが必要になるが、シナリオで非常に面倒ながんじょう持ちをさっくりと倒せるポテンシャルと「くさ」「いわ」の抜群範囲がなかなか強力。アンコールを覚えさせたまま進化させれば場合によってはハメ戦術も成立する。
- ただし、スイープビンタとロックブラストは命中が安定せず、ミスの心配をせずに使えるのはタネマシンガンだけ。
- 野生のチラチーノも直接手に入るが、残念ながら初期技にロックブラストとタネマシンガンは無いためハートのウロコは必須。スキルリンクも無いため安定せず使い勝手は悪い。
- ヨーテリー
- やるき個体の場合は汎用性に優れるいかくに、ものひろい個体の場合は4ばんどうろやリゾートデザートで役に立つすなかきになる。能力面でも無駄が一切ない上に技も自力で強力な物を覚えるため強力。
くさタイプのポケモン
- ツタージャ
- イッシュ御三家。イッシュ御三家では最もすばやさが高いが、ジム戦にはどちらかといえば不利。また、状態異常にできる補助技をレベルアップで覚えないのも厄介。
- BWのシナリオ攻略という目線で見ると、トレーナーとの再戦が不可でありレベル差を付けてのごり押しが比較的不自由な上にジャローダ自身積み技ありきの火力であるため、旅パには不向き。エンカウント率もBWでは高く、下手すれば野生ポケモンにも手を焼く。トレーナーとの再戦不可という点が資金調達面にも影響を及ぼすため、野生ポケモンを無視しようにもゴールドスプレーなどの調達にも苦労する。しかし、ギガドレインなどの回復技を覚えるため、回復薬の節約は可能。
- ヤナップ
- BWではポカブを選ぶと夢の跡地で入手できる。
- モンメン
- ブラック・ブラック2のみ野生で出現し、ホワイト・ホワイト2では4ばんどうろで交換しないと入手できないが、進化の石で即進化できる。強力な草技をあまり覚えないのが欠点であるが、特性いたずらごころにより、状態異常技や変化技を必ず先制で出せるので、対戦だけでなく捕獲でも便利。
- チュリネ
- ホワイト・ホワイト2のみ野生で出現する。ブラック・ブラック2では4ばんどうろで交換可能。こちらも進化の石で即進化でき、モンメンと比べると特攻が高い代わりにすばやさが低い。進化前・進化後どちらも高威力の技を覚えるほか、ちょうのまいで火力・耐久・素早さを同時に上げることができる。特性マイペースの個体ならば、はなびらのまいのデメリットを無視できる。
- シキジカ
- 季節によって姿が変わる。イッシュ地方では数少ない物理型のくさタイプポケモンで、専用技ウッドホーンで攻撃と回復を同時に出来る器用なポケモン。
- タマゲタケ
- 進化がLv39と遅く、能力も攻撃よりも防御寄りなのでストーリー攻略にはやや向かないか。
ほのおタイプのポケモン
- ポカブ
- 御三家の一種。こちらはすばやさが低いが、進化するとかくとうタイプが加わり、攻撃が高い。チャオブー以降に進化すると技範囲のおかげで極端な不利がほぼ存在しないポケモンとなり、最終盤のNのしろでも技の通りの良さを発揮する。
- バオップ
- BWではミジュマルを選ぶと夢の跡地で入手できる。進化後はレベルアップで技を覚えないのでタイミングが難しい。
- ダルマッカ
- 進化すれば特性ちからずくにより高い攻撃力を発揮できる。進化前の段階で攻撃種族値が90と非常に高く、入手してすぐに威力70以上の攻撃技を次々と覚える。
- ガーディ
- BW2のみ出現。タチワキコンビナートで捕獲でき、平均以上のステータスを持つ。進化にほのおのいしが必要になるが、全体的に高いステータスに加え優秀な特性いかくを持つ。攻撃・特攻どちらも高いので両刀も可能。
- ブビィ
- B2のみ出現。同じ場所に出現するガーディと比較するとレベルアップでブーバー進化出来るがLv30とやや遅め。最終進化にはマグマブースターを持たせて通信交換が必要なためストーリー攻略だと使いづらいか。ただ、ブーバーでも平均以上のステータスを持つ。
みずタイプのポケモン
- ミジュマル
- こちらも御三家であり、攻撃・特攻どちらもほとんど同じ値なので、二刀流にできる。両刀向けの種族値をしていることから、旅パでは三値の内種族値のみに依存しやすいという意味で物理・特殊両方の火力を遺憾なく発揮できる。覚えるひでんわざも多く、移動要員にもできる。
- BWのシナリオでは最短ルートで攻略すると入手できるみずポケモンが少ないため、旅パ要員としてはなおさら重宝する。
- ヒヤップ
- BWではツタージャを選ぶと夢の跡地で入手でき、最序盤に手に入るみず枠として貴重。
- マリル
- BW2のみ登場。サンギぼくじょうのルリリを進化させるか、6ばんどうろにて捕まえられる。Lv.18とかなり低い段階で進化でき、レベル21でアクアテールも覚えるので、パーティの中心にできる。
- ブイゼル
- BW2のみ登場。迷いの森の水上で出現する。耐久力は低いが高い素早さ・攻撃をのほか、特攻もそこそこある。
- バスラオ
- 各地の水上や釣りで出現するので手に入りやすい。全体的に高いステータスを持ち、3つある特性はどれも火力を引き上げるもので優秀。
- プルリル
- 攻撃は低めだが高い耐久をもつほか、特性で相手の繰り出す技を縛ることができる。
- ママンボウ
- 高いHPを持つ以外は平均以下のステータス。特攻よりも攻撃が高いがそれでも他に比べると低く、自力で覚える技が特殊ばかりなので使いづらい。
- オタマロ
- 殿堂入り前の入手はBWのみ。ミジュマルを選ばず、ヒヤップも手に入れてない場合最も早くてにはいる水タイプ。地面タイプを併せ持つためタイプ相性は優秀だが、地面タイプの自力習得技はマッドショットどまり。
- コアルヒー
- 飛行タイプを併せ持ち、なみのり要員とそらをとぶ要員を兼任できる。ホドモエのはねばしで入手可能な上、相性的にヤーコンにはめっぽう有利。
でんきタイプのポケモン
- シママ
- 素早さが高く、進化もLv.27と低い。炎技のニトロチャージも覚えることで序盤に多いむし・くさタイプにも強く出られる。
- コイル
- BW2のみでの登場ではあるが、出現タイミングからタチワキジム攻略に便利。ノーマル技を半減、毒技を無効にできる上、こちらからは固定ダメージ技のソニックブームを打てる。
- ジム攻略後はそこで使い捨てにしてもいいが、そのまま連れて育てて行った場合は中盤のでんきいしのほらあなでジバコイルへと進化することができる。
- エモンガ
- 複合でひこうタイプを持ち、弱点のじめんを無効に出来る。攻撃・特攻どちらも同じなので両刀としても使える。
- バチュル
- 出現が電気石の洞穴とやや遅め。進化するまでは能力が低いが、進化すると高い特攻と素早さを得る。特性ふくがんによりかみなりを高命中率で打てる。一致抜群範囲も広大。
- クリア前に10まんボルトを入手できないブラックホワイトで特に役立つが、進化させないとかみなりを覚えられない点には注意。
- シビシラス
- 育成・進化に苦労するが、最終進化まで育成すれば特性ふゆうにより弱点が無くなる。物理・特殊どちらも高く両刀でも使える。
- メリープ
- BW2のみ出現。サンギぼくじょうと序盤に出現し、せいでんきで序盤の麻痺、捕獲要員として活躍できる。戦闘要員としてはかなり鈍足な点に注意。
- エレキッド
- W2のみ出現。同じく序盤に出現するコイルと比較するとレベルアップでエレブーに進化出来るがLv30とやや遅めだが、素早さはコイルにはない武器。最終進化にはエレキブースターを持たせて通信交換が必要なためストーリー攻略だと使いづらいか。ただ、エレブーでも平均以上のステータスを持つ。
ひこうタイプのポケモン
- マメパト
- イッシュ地方の序盤鳥。能力値は流石にムックル系統より落ちるが、十分使える。ステータスは攻撃と素早さが高いがレベルアップで覚えるひこうタイプ技は特殊がほとんどで、高い攻撃を活かすには技マシンでの補強が必要。
- ズバット
- BW2のみ出現。出現レベルの関係上、つばさでうつやかみつくを既に覚えた状態で入手できることも多い。ゴルバットへの第一進化レベルも早くアーティ戦の即戦力として活躍できる上に、なつき進化したらさらに安定感が増す。
かくとうタイプのポケモン
- ドッコラー
- 最終進化には通信交換が必須だが、交換せずとも十分戦える。進化すると岩技も覚え、攻撃力が強い。
- リオル
- BW2のみサンギぼくじょうに出現。なつきで進化し、攻撃・特攻・素早さが高いアタッカーになる。物理・特殊共に覚える技が多く終盤まで活躍できる。
- ナゲキ
- BWではヤグルマの森に出現するので、シッポウジム攻略に役立つ。攻撃・防御が高い代わりに素早さが低い鈍足アタッカー。あてみなげやともえなげといった後攻技も多く覚える。
- ダゲキ
- ナゲキと同じくヤグルマの森に出現。中間進化ポケモン相当の種族値であり、登場時期を考えると十分な水準。ナゲキと比較すると防御が低い代わりに素早さが高い。また、特性がんじょうにより弱点技でも生き残り、カウンターやきしかいせいで大ダメージを与えることができる。
エスパータイプのポケモン
- ムンナ
- ゆめのあとちで出現。あくび・さいみんじゅつを覚えゆめくいで攻撃したりつきのひかりで回復できる。進化にはつきのいしが必要になり、進化してしまうとレベルアップで技を覚えられなくなるので進化のタイミングは慎重に。
- コロモリ
- BWでは地下水脈の穴で出現。高い素早さを持つが火力が無いことがきついか。なつきで進化のためタイミングが難しい。
- シンボラー
- リゾートデザートで出現。同じタイプ構成のコロモリと比較すると素早さで劣るもののそれ以外の能力はこちらの方が高い。2つの特性はどちらも優秀。
- ゴチム
- B・B2のみ野生で出現。最終進化までやや掛かるが、高い特攻を持ち、耐久力にも優れている。
- ユニラン
- W・W2のみ野生で出現する。ゴチムと同じく高い特攻を持つほか、特性マジックガードにより状態異常に強い。
- リグレー
- タワーオブヘブンで出現。進化がLv42と遅くやや使いづらいか。進化するとランクルスと似たようなステータスになる。
いわタイプのポケモン
- ダンゴロ
- 最終進化には通信交換が必要だが、がんじょうで一回は耐えられるのが嬉しい。
- ブラック2・ホワイト2ではトレーナー交換の人にエモンガを渡して直接ギガイアスを貰うのがベスト。個体値も優秀であるため野生産より使いやすい。
- プロトーガ
- BWのみアーケンと二択で殿堂入り前に入手可能。BW2ではクリア後の入手となる。化石から復元することで手に入る。進化がLv37とやや遅く、それまで育成に苦労するが進化すると高い防御と攻撃を持つ。
- アーケン
- プロトーガと同じく化石からの復元で入手。BWのみ。入手時点で高い攻撃と素早さを持ち、進化後は更に強化される。ただ特性で体力が半分以下になると能力値が半分になる点に注意。
じめんタイプのポケモン
- モグリュー
- 砂埃からの出現のみのためやや手間は掛かる。高い攻撃力を持ち、自力でじしんやいわなだれなどの高火力技を習得できる。習得時期もいわなだれはレベル29、じしんはドリュウズに進化している場合レベル36と申し分ない。全体攻撃に恵まれ技範囲も広いので、ブラック2・ホワイト2ではタイムアタックのチャートに採用されるケースもある。
- 進化後にとっての一致メインウエポンであるアイアンヘッドの習得時期はホドモエシティ到達時点、習得条件はあかいかけら4つと、比較的手頃。
- メグロコ
- 複合タイプ(悪)を持ち、高い素早さと攻撃を持つ。特性いかくもあり物理に対してもそこそこ強く出られる。
こおりタイプのポケモン
- バニプッチ
- BWでは中盤で入手できる。取得可能な特殊技が多く、BWではソウリュウジム攻略に役立つ。
- クマシュン
- こちらはネジやまにて出現する。BW2では7ばんどうろの冬でしか入手できない。こちらはバニプッチ系統と比べ、素早さが遅く、物理アタッカー向き。
むしタイプのポケモン
- フシデ
- BW・BW2共に序盤で手に入る。防御と素早さが高いがある程度育つまでは技のレパートリーが少ない。最終進化まで行けば高い攻撃力を手に入れられる。
- カブルモ
- 進化方法が特殊だが、はがねとの複合により多くのタイプに耐性を持てるようになる。素早さはほぼ無いに等しいが、それを補って余りあるほどの高い攻撃と防御を持つ。
- チョボマキ
- カブルモと対になるポケモン。進化することで虫タイプでは最高の素早さを得る。攻撃より特攻が高いので特殊技がメインか。
- イシズマイ
- 攻撃・防御が高い代わりに素早さが低い。特性がんじょうで抜群技でも一度は耐えられる。
ドラゴンタイプのポケモン
ゴーストタイプのポケモン
- デスマス
- タワーオブヘブンで出現。耐久力が高いほか、特性ミイラにより相手の特性を変化させることができる。
- ヒトモシ
- 同じくタワーオブヘブンで出現。最終進化まで行くとゴースト・炎タイプでダントツの特攻を得る。ただしレベルアップ進化が遅いほか、最終進化にはやみのいしが必要。
あくタイプのポケモン
- チョロネコ
- 素早さが高く、序盤に入手でき、ねこのてを使用して手持ちの他ポケモンが持つ技を繰り出すことができる。かみつくを覚えず、つじぎりの習得レベルも高めなのは注意。
- ズルッグ
- 攻撃に加えて耐久力も高く、しっぺがえしなどの技を高威力で繰り出すことができる。
- ゾロア
- BW2のみホドモエシティで入手できる。高い攻撃・特攻を持ち、高い素早さで上から攻撃できる。
はがねタイプのポケモン
- ギアル
- でんきいしのほらあなで入手可能。はがね単タイプだが、チャージビームなどの電気技も覚える。また、専用技のギアソーサーは、2回連続攻撃のため、がんじょう持ちも簡単に倒せる。ギギギアルへの進化がレベル49と非常に遅いのが難点ではあるが、攻撃100、防御115と、物理に特化したポケモンになるため、じっくり冒険を進めたい人向け。