マルチタイプ

マルチタイプは、ポケモンのとくせいの一種。

効果

• 持っているプレートに応じて自身のフォルムとタイプが変わる（プレート#一覧を参照）。
• 第七世代のみ、持っているZクリスタルに応じて自身のフォルムとタイプが変わる。

説明文

第四世代・第五世代・第六世代・ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

もっている プレートで タイプが かわる。

持っている プレートで タイプが 変わる。

ブラック2・ホワイト2（ライブキャスターのチェレン）

この とくせいの アルセウスは なまえに プレートと ついている どうぐを もっていると それぞれの プレートに たいおうした タイプに へんか するんだ

この特性の アルセウスは 名前に プレートと ついている 道具を 持っていると それぞれの プレートに 対応した タイプに 変化するんだ

第七世代・ソード・シールド

もっている プレートや Zクリスタルの タイプによって じぶんの タイプが かわる。

持っている プレートや Zクリスタルの タイプによって 自分の タイプが 変わる。

第九世代

持っている プレートによって 自分の タイプが 変わる。

所有ポケモン：そのポケモンの別のとくせい

	特性1	特性2	隠れ特性
アルセウス	マルチタイプ	-	-

こんなときに使おう

パーティの補完として任意のタイプに変更できる。プレートを持たせたときはさばきのつぶてのタイプも自身のタイプと同様に変化するため、タイプ一致技として使用できる。

特性の仕様

• この特性によりアルセウスのタイプが変わると、それに合わせてフォルムも変わる。
  • 手持ち画面に映される小アイコンの姿に持たせたプレートが反映されるかは、世代によって異なる。
    • 第八世代以前では持たせたプレートに関係無く通常時のフォルムが表示される。通信対戦の対戦相手は、見せ合い時点ではプレートの有無と種類を判別できない。
    • スカーレット・バイオレットでは持たせたプレートがアイコンに反映される。通信対戦の対戦相手は、見せ合い時点でフォルムからプレートの有無と種類を判別できる。
  • 第六世代以前・BDSPでは、相手の場に出てきたアルセウスのタイプは見た目や相性などから見分けるしかない。第七世代では下画面、第九世代では「様子を見る」画面に表示されるタイプから判別できる。
• マルチタイプを無効化することや、他のポケモンにマルチタイプを付与することはできない。
  • この特性は上書きできない。とくせいなし状態にもならず、バトンタッチで引き継がれるときはとくせいなし状態が消える。かがくへんかガスの効果はアルセウスやさばきのつぶてのタイプ・威力に影響を与えない。
  • この特性はコピーできない。この特性のポケモンがなかまづくりをマジックコート状態で跳ね返して使用しても失敗する。
  • この特性はスキルスワップで交換することができない。
  • アルセウスにへんしんしたポケモンに対しても、マルチタイプを書き換えたり無効化したりすることはできない。
• かたやぶりの効果で無効化できない。アルセウスは特性がなければノーマルタイプだが、かたやぶりの効果がある技がアルセウスをノーマルタイプとみなすことはない。かたやぶりの効果がある技でもマルチタイプの特性を書き換えたり無効化したりすることはできない。
• アルセウスのタイプはみずびたし/まほうのこなで変更できないが、これは特性の効果ではなくアルセウスという種族固有の効果となる。
  • アルセウスにへんしんしたポケモンに対しては、みずびたし/まほうのこなでタイプを変更できる。
  • アルセウスがテラスタルしたときは、持たせたプレートとは別のタイプに変化できる。

第四世代のみ

• アルセウスの持ち物に関係なく、アルセウスの持ち物に影響を与える技の効果は無効になる。
  • トリック/すりかえは、アルセウスに対して使った場合とアルセウスが使った場合、共に必ず失敗する。
  • はたきおとす/どろぼう/ほしがるはダメージだけ受ける。
  • さしおさえ状態にならない。
  • ついばむ/むしくいなど、影響を与える道具の種類が限定されており、プレート各種に影響を与えることがない技は普通に受ける。
• アルセウスにへんしんしたポケモンは、一旦相手のアルセウスと同じ色の姿になったあと、変身使用者が持っているプレートの種類・有無に応じた体の色に変化する。持ち物や特性に対する技が一切効かないアルセウスの体の色が戦闘中に変わるときは、このケースのみである。

第五世代以降

• アルセウスがプレートを持っている場合か、アルセウスにプレートを渡そうとした場合、アルセウスの持ち物に影響を与える技の効果は無効になる。
  • アルセウスに対するトリック/すりかえ/ギフトパス、またはアルセウスが使うトリックは自分か相手のどちらかがプレートを持っているときのみ失敗する。どちらもプレートを持っていなければ成功する。
  • アルセウスの持つプレートをはたきおとす/どろぼう/ほしがるで無効化したり奪ったりすることはできない。プレートを持っていなければ技の効果は発動する。
    • 第六世代以降では、プレートを持つアルセウスに対するはたきおとすの威力は上がらない。 プレート以外の道具を持っていれば威力が上がり、道具を落とすこともできる。
  • プレートを持っているアルセウスに対してマジシャン/わるいてぐせの効果は発動しない。アルセウスに対してきょうせいでプレートを渡すことはできない。
• さしおさえ/マジックルーム状態の効果を受けてもアルセウスのタイプ・姿は変わらないが、さばきのつぶてを使うときはプレートの効果を受けずにノーマルタイプになり、威力も上がらない。
• アルセウスにへんしんしたポケモンは、マルチタイプをコピーすることができる。
  • 変身使用者が持っているプレート/Zクリスタルに関わらず、対象のアルセウスと同じフォルムになる。ただしさばきのつぶては変身したポケモンが持っているプレートの種類・有無によりタイプが決まる。
  • アルセウスにへんしんしたポケモンに対しては、プレートを無効化させたり奪ったりすることや、プレートを渡すことができる。第六世代以降でははたきおとすの威力も上がる。

備考

• アルセウスの専用特性。
• 似たような効果の特性として、持たせたメモリでタイプが変化するシルヴァディのARシステムがある。
• ソード・シールドでは所持者がいないが、ボックスの検索機能により名前と説明を見ることができる。

各言語版での名称

言語 名前 日本語 マルチタイプ ドイツ語 Variabilität 英語 Multitype スペイン語 Multitipo フランス語 Multi-Type イタリア語 Multitipo 韓国語 멀티타입 (Meoltitaib) 中国語 (第七世代以降の標準表記) 簡体字 多属性 (Duō shǔxìng) 繁体字 多屬性 (Duō shǔxìng) 中国語 (主に第六世代以前の表記) 大陸 香港 多元系 台湾 多元系 トルコ語 Çok Türlü ベトナム語 Đa Hệ