とくせいなし

とくせいなしとは、ポケモンの状態変化の一つ。

第六世代までは、いえき状態と呼ばれていた。

とくせいなしの効果

とくせいの効果が消える。

バトンタッチの効果で引き継がれる。
- 引き継いだ先のポケモンがとくせいなしにならない特性を持つ場合、とくせいなし状態は消える。
効果が消えるだけで特性そのものが無くなる訳ではない。とくせいなし状態のポケモンにトレースやスキルスワップをすれば、そのポケモンが持っていた特性を発動できる。とくせいなし状態のポケモンの特性がスキルスワップなどで他の特性に書き換えられると、新たに手にした特性は発動しないままとなる。
特性がしぜんかいふくのポケモンがとくせいなしの状態のまま交代すると、第四世代のみ状態異常が回復する。第五世代以降は回復しない。
特性がさいせいりょくのポケモンは、とくせいなしの状態のまま交代してもHPが回復しない。
特性がものひろい/みつあつめなど戦闘終了時に発動する特性のポケモンは、とくせいなしのまま戦闘終了しても特性の効果を得られる。

とくせいなし状態にならない特性はかがくへんかガスでも無効化できない (上書きできないとくせい)。とくせいなし状態になる特性は、かがくへんかガス自身を除けばかがくへんかガスで無効化できる。
スカーレット・バイオレットでは、とくせいなしになったポケモンは「様子を見る」画面に表示される特性も「－」となる。第九世代でもトレースやスキルスワップで他のポケモンに特性をコピーすることはできる点は変わらない。
スカーレット・バイオレットのVer.1.3.2までは特性しれいとう/ハドロンエンジン/ひひいろのこどう、Ver.2.0.1まではクォークチャージ/こだいかっせいもとくせいなし状態にならない特性だったが、バージョンアップ以降はとくせいなし状態になるようになった。