フォルム (GO)
Pokémon GOにおけるフォルムは、同種のポケモンが持つ異なる姿を指す表現。本編におけるフォルムとは仕様が異なる。
概要
Pokémon GOでは、本編と同様に特定のポケモンが複数のフォルムを持っていることがある。本編とは異なり、一度捕獲したポケモンのフォルムは変わらないことが多い。
異なるフォルムで同じ名前のポケモンは図鑑ではひとまとめにされるが、基本的に別種のポケモンとして扱われる。フレンドとの交換では特別な交換とみなされ、ニアバイ画面では未登録のフォルムのポケモンはシルエットで表示される。
フォルムチェンジ
2021年9月21日に初めて捕獲後に姿を変えられるポケモンとしてトリミアンが登場した。
トリミアンのほか、シェイミ・フーパも捕獲後にフォルムチェンジが可能。
リージョンフォーム
ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーンが公式発表された時期にリージョンフォームがPokémon GOに初登場した。一部の種類は野生でも出現するが、多くはタマゴ・レイドバトル・フィールドリサーチのリワードなどで出現する。
本編とは異なり、ピカチュウ・タマタマ・カラカラ・ドガース・マグマラシ・マネネ・フタチマル・ワシボン・カチコール・フクスローはリージョンフォームには進化しない。[注 1]
- 一覧
- アローラのすがた
- ガラルのすがた
- ヒスイのすがた
- パルデアのすがた
メガシンカ
メガシンカ (GO)の記事を参照。
ゲンシカイキ
ゲンシカイキ (GO)の記事を参照。
シャドウポケモンとライトポケモン
シャドウポケモンおよびシャドウポケモン・APEXの記事を参照。
複数のフォルムを持つポケモン
アンノーン
アンノーンには本編と同様、全てのアルファベットと「!」、「?」の形状をした計28種類が存在する。フォルムごとの違いは外見のみ。
特定のイベント限定で、そのイベントに関連した単語の文字に対応する姿のアンノーンだけが登場することが多い。転送装置でPokémon HOMEに送っても姿はそのまま。
→詳細はアンノーン (GO)の記事を参照。
パッチール
パッチールの模様は本編のように全ての個体で模様が個別に決まるのではなく、9種類の決まった模様のどれかが出現する。フォルムごとの違いは外見のみ。パッチールはPokémon HOMEに送れない。
特定のフィールドリサーチのリワードとして登場する。パターン1~9のうちどれが出現するかはフィールドリサーチを受け取った時期に応じて固定されている。2019年7月以降は色違いのパッチールが出現するようになったが、色違いではないポケモンと模様のパターンがわずかに異なっている。
バレンタインイベント(2019年、2021年)で出現するパターン9のパッチールの模様は通常・色違いのどちらもAG編第57話に登場したパッチールと同じハート模様になっている。
→詳細はパッチール (GO)の記事を参照。
ポワルン
ポワルンには本編と同様、4種類の姿がある。
「たいようのすがた」は晴天、「あまみずのすがた」は雨、「ゆきぐものすがた」は雪・霧、通常の「ポワルンのすがた」は時々くもり・くもり・強風の天気でそれぞれ出現する。天気はどの種類のポワルンが出現するかには影響するが、出現した後に天気が変わってもポワルンの姿は変わらない。捕獲後もポワルンの姿は固定される。
種族値は全てのフォルムで共通だが、フォルムごとにタイプと覚えるわざが異なる。転送装置でPokémon HOMEに送ると全て通常のポワルンのすがたになる。
→詳細はポワルン (GO)の記事を参照。
デオキシス
デオキシスには本編と同様、4種類のフォルムがある。本編とは異なり、捕獲後にフォルムは変えられない。
全てのフォルムがエスパータイプだが、種族値と覚えるわざがフォルムごとに異なる。転送装置でPokémon HOMEに送ってもフォルムは維持される。
→詳細はデオキシス (GO)の記事を参照。
ミノムッチ・ミノマダム
ミノムッチ・ミノマダムには本編と同様3種類の姿があり、ミノムッチのミノは野生で出現する際の場所の影響を受ける。本編とは異なり、捕獲後に姿は変わらない。ミノムッチのミノの種類によるステータスやわざの違いはないが、どの種類のミノマダムに進化できるかが異なる。ミノマダムはミノの種類によりタイプと覚えるわざが異なる。
→詳細はミノムッチ (GO)およびミノマダム (GO)の記事を参照。
チェリム
チェリムには本編と同様、ネガフォルムとポジフォルムの2つのフォルムがある。覚えられるわざが異なる。
晴天ではポジフォルム、それ以外の天気ではネガフォルムのチェリムが野生で出現する。ポワルンと同様、天気はどの種類のチェリムが出現するかには影響するが、出現した後に天気が変わってもチェリムの姿は変わらない。捕獲後もチェリムの姿は固定される。転送装置でPokémon HOMEに送ると全てネガフォルムになる。
チェリンボを進化させる場合、どちらのフォルムになるかはランダム。
→詳細はチェリム (GO)の記事を参照。
カラナクシ・トリトドン
ダイヤモンド・パール・プラチナと同様、野生・タマゴで出現するカラナクシの姿は地域によって異なる。西半球では「にしのうみ」、東半球では「ひがしのうみ」のカラナクシが出現する。
「にしのうみ」のカラナクシは「にしのうみ」のトリトドンに、「ひがしのうみ」のカラナクシは「ひがしのうみ」のトリトドンにそれぞれ進化する。カラナクシもトリトドンもステータスや覚えるわざは姿が違っても同じ。
→詳細はカラナクシ (GO)およびトリトドン (GO)の記事を参照。
ロトム
ゲーム本編に登場したロトムのうち、「ウォッシュロトム」「カットロトム」「フロストロトム」が登場している[注 2]。フォルムごとにタイプと覚えるわざが異なる。本編とは異なり、捕獲後に姿を変えることはできない。
→詳細はロトム (GO)の記事を参照。
ギラティナ
ギラティナには本編と同様、アナザーフォルムとオリジンフォルムの2つのフォルムがある。ステータスと覚えるわざが異なる。捕獲後にフォルムは変えられない。
→詳細はギラティナ (GO)の記事を参照。
シェイミ
シェイミには本編と同様、ランドフォルムとスカイフォルムの2つのフォルムがある。ステータスとタイプが異なるが、覚えるわざは同じ。捕獲したシェイミに対して、シェイミのアメとほしのすなを消費して「すがたを変える」を実行することで別の姿に変えられる。
→詳細はシェイミ (GO)の記事を参照。
バスラオ
バスラオの姿は2種類あり、姿以外のステータス・わざなどには違いがない。カラナクシと同様、どちらの種類が野生・タマゴで出現するかは地域によって異なる。西半球では「あおすじのすがた」、東半球では「あかすじのすがた」のバスラオが出現する。
→詳細はバスラオ (GO)の記事を参照。
シキジカ・メブキジカ
ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2と同様、シキジカの姿はシーズンに依存して変化する。本編とは異なり、捕獲後に姿を変えることはできない。
2020年10月・11月は地域に関係なく「あきのすがた」のシキジカが野生で出現していたが、シーズンが導入された2020年12月以降は北半球と南半球で異なる姿のシキジカが出現するようになった。
それぞれの姿のシキジカは同じ種類のメブキジカに進化する。シキジカもメブキジカもステータスや覚えるわざには姿による違いはない。
→詳細はシキジカ (GO)およびメブキジカ (GO)の記事を参照。
トルネロス・ボルトロス・ランドロス
トルネロス・ボルトロス・ランドロスには本編と同様、けしんフォルムとれいじゅうフォルムの2つのフォルムがある。ステータスと覚えるわざが異なる。捕獲後にフォルムは変えられない。
→詳細はトルネロス (GO)、ボルトロス (GO)、ランドロス (GO)の各記事を参照。
ゲノセクト
ゲノセクトは本編と同様、「カセットなし」「イナズマカセット」「ブレイズカセット」「フリーズカセット」「アクアカセット」の3種類が登場している。覚えられるスペシャルアタックが異なる。本編とは異なり、捕獲後に姿を変えることはできない。
→詳細はゲノセクト (GO)の記事を参照。
ビビヨン
ビビヨンには本編と同様、複数の姿(模様)がある。本編に登場した20種類の模様のうち、「ボールのもよう」「ファンシーなもよう」を除いた18種類の模様のビビヨンが登場する。コフキムシ・コフーライがどの模様のビビヨンに進化するかは個体ごとに決まっており、進化画面では進化後の模様がアイコンで表示される。
ポストカードブックにポストカードをピン留めすると、ポストカードの地域に応じた「ビビヨンコレクター」のメダル内のサブメダルの進捗が進む。進捗を完了するとリワードとして野生のコフキムシと遭遇できる。コフキムシはポストカードの地域に対応した模様のビビヨンに進化する。
→詳細はビビヨン (GO)およびポストカードブックの記事を参照。
フラベベ・フラエッテ・フラージェス
フラベベ・フラエッテ・フラージェスには本編と同様、「あかいはな」「きいろのはな」「オレンジいろのはな」「あおいはな」「しろいはな」の5つの姿が存在する。姿以外のステータス・わざなどには違いがない。
ヨーロッパ・中東・アフリカでは「あかいはな」、南北アメリカでは「きいろのはな」、アジア太平洋地域では「あおいはな」のフラベベが出現する。「オレンジいろのはな」と「しろいはな」の姿は全地域で出現するが出現率が低い。
→詳細はフラベベ (GO)、フラエッテ (GO)、フラージェス (GO)の各記事を参照。
トリミアン
トリミアンは「やせいのすがた」のみが通常出現する。捕獲後のトリミアンに対して、トリミアンのアメとほしのすなを消費して「すがたを変える」を実行することで別の姿に変えられる。変えられる姿の種類は地域によって異なる。「ハートカット」の姿にはバレンタインなどの期間限定で変えられる。
→詳細はトリミアン (GO)の記事を参照。
ニャオニクス
ニャオニクスは本編と同様、♂と♀で見た目が大きく異なるほか、覚えるわざが異なる。ステータスは共通。
→詳細はニャオニクス (GO)の記事を参照。
バケッチャ・パンプジン
バケッチャ・パンプジンには本編と同様、「ちいさいサイズ」「ふつうのサイズ」「おおきいサイズ」「とくだいサイズ」の4つの姿が存在する。覚えるわざは共通だが、ステータスが異なる。
→詳細はバケッチャ (GO)およびパンプジン (GO)の記事を参照。
ゼルネアス
ゼルネアスには本編と同様、「リラックスモード」と「アクティブモード」の2つの姿が存在する。
ステータス画面や相棒ポケモンとして表示されている時はリラックスモード、捕獲画面・トレーナーバトル・ジムバトル・レイドバトルの間はアクティブモードになる。姿が変化してもステータスなどは変化しない。
→詳細はゼルネアス (GO)の記事を参照。
ジガルデ
ジガルデには本編と同様、「10%フォルム」「50%フォルム」「パーフェクトフォルム」の3つの姿が存在する。ステータスが異なるが、覚えるわざは同じ。
捕獲したジガルデに対して、ジガルデ・セルを消費して「すがたを変える」を実行することで10%フォルムを50%フォルムに、50%フォルムをパーフェクトフォルムにそれぞれ変えられる。フォルムを戻すためにはジガルデのアメとほしのすなが必要。
→詳細はジガルデ (GO)の記事を参照。
フーパ
フーパには本編と同様に「いましめられしフーパ」と「ときはなたれしフーパ」の2種類のフォルムがあり、タイプ・ステータス・覚えるスペシャルアタックが異なる。スペシャルリサーチのリワードとして「いましめられしフーパ」を捕獲できる。捕獲したフーパに対して、フーパのアメとほしのすなを消費して「すがたを変える」を実行することで別の姿に変えられる。
→詳細はフーパ (GO)の記事を参照。
オドリドリ
オドリドリには本編と同様、「めらめらスタイル」「ぱちぱちスタイル」「ふらふらスタイル」「まいまいスタイル」の4つの姿 (スタイル)が存在し、出会う地域によってスタイルが異なる。本編とは異なり、捕獲後に姿を変えることはできない。
種族値と覚えるわざは全てのフォルムで共通だが、スタイルごとにタイプが異なる。
→詳細はオドリドリ (GO)の記事を参照。
ルガルガン
本編と同様、「まひるのすがた」と「まよなかのすがた」「たそがれのすがた」の3種類の姿のルガルガンが存在する。イワンコの種類と時間帯によって進化先のルガルガンの姿が決まる。ステータスと覚えるわざが異なる。
外見こそ同じだが、厳密にはイワンコ自身も「まひるのすがた・まよなかのすがたに進化できる個体」と「たそがれのすがたに進化できる個体」の2種のフォルムがあると言える。
→詳細はルガルガン (GO)の記事を参照。
パフュートン
パフュートンは本編と同様、♂と♀で見た目が大きく異なるほか、ステータスが異なる。覚えるわざは共通。
→詳細はパフュートン (GO)の記事を参照。
特殊なポケモン
イベントなどにおいて、特別なコスチュームを身にまとったポケモンが登場することがある。
→詳細は特殊なポケモンの記事を参照。