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Pokémon GO

提供: ポケモンWiki
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Pokémon GO
ジャンル ゲームアプリ
プレイ可能人数 1人〜複数人
発売元 株式会社ポケモン/任天堂
開発元 Niantic, Inc.
発売日
日本 2016年7月22日
アメリカ 2016年7月6日
イギリス 2016年7月14日
ドイツ 2016年7月13日
オーストラリア 2016年7月6日
公式サイト

ポケモン公式サイト内

Pokémon official site

Pokémon GO (ポケモン ゴー) は、2016年7月に配信が開始されたiOSAndroid向けアプリ。無料ダウンロード可のアイテム課金制のゲーム(いわゆる基本無料ゲーム)。

概要

一般的なメディアではポケモンGOと呼ばれることもある、「現実世界」と「仮想世界」の世界を融合させたいわゆるAR(拡張現実)系ゲーム。プレイヤーの位置情報に応じてポケモンが出現し、スマホの画面上でポケモンを捕まえたり、他のプレイヤーと戦わせたりすることができる。従来のゲームと異なり、通信先の国[注 1]や地域によって出現するポケモンが異なるなど、よりユーザの交流が深められるように設計されている。

ポケモンの出現場所、ポケストップやジムなどの施設などは、すべて現実世界のロケーションを元に決定されている。ポケモンは捕獲またはタマゴ孵化により入手可能。ポケモンを用いジムなどで対戦を行ったりすることができるなど様々な機能が搭載されている。ゲームには達成するとメダルがもらえるチャレンジ要素が存在し、衣服やアクセサリーなどの外見をカスタマイズできる機能とともに、プレイヤーのプロフィールを飾ることができる。なお、ポケコインなどいくつかのどうぐや機能はアプリ内課金で入手できる。

このゲームとメインシリーズの連動を予定している旨は2016年の稼働当初から発表されていた。当初はサン・ムーンウルトラサン・ウルトラムーンでの連動が検討されていたようだが結果的にお蔵入りとなり、2018年のポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイと直接の連動が行われるようになり、更に2020年にはPokémon HOMEを通じてメインシリーズとの連動が行われることになった。

また、「Pokémon GO Plus」と呼ばれるウェアラブルデバイスを使うと、スマートフォンの画面を見ずにポケモンの出現を確認したり、簡単な操作が行えるようになっている。

ゲームシステム

Pokémon GOでは、現実世界での地理に応じた600種以上の野生のポケモンが登場する。たとえば、みずポケモンは水場に出現しやすい。ポケモンに遭遇するとスマートフォンが振動し、ポケモンが逃げ出すまでモンスターボールを投げて捕獲に挑戦できる。さらに、プレイヤーは同種のポケモンを複数捕まえることで、そのうちの1匹を進化させるためのアメを入手でき、ポケモンを進化させることができる。

また、プレイヤーはタマゴを入手することがあり、これは本編と同様に一定の距離を移動すると孵化する。タマゴが孵化するための距離はタマゴの種類によって異なる。タマゴ、モンスターボール、およびその他のどうぐは「ポケストップ」と呼ばれる施設で入手できる。「ポケストップ」は現実世界の美術館、パブリックアート、名所旧跡などの位置に存在する。

Pokémon GOではトレーナー自身のレベル(トレーナーレベル)が存在する。トレーナーレベルはポケモンを捕まえることで上昇し、レベルが上がるほど様々な種類のポケモンを見つけることができる。また、ある一定のレベルに達すると、プレイヤーは3つのチームのうちひとつに所属することができる。チームについては下記参照。

現実世界に位置するジムは各3チームのうちどれかのコントロール下に置かれる。ジムをコントロール下に置いているチームに所属する各プレイヤーはそのジムに1匹ポケモンを預けることができる。もし、空いているジムを見つけた場合、自分のポケモンを預けることで、ジムを自分のチームのコントロール下に置くことができる。 他のチームのプレイヤーはジムでポケモンバトルに挑戦することができ、その結果によってジムを奪取することができる。

プレイヤーの補助として、ウィロー博士が登場する。

登場するポケモン

現在、基本的には第五世代までのポケモンが登場する。Pokémon GOの登場するポケモン一覧を参照。

チーム

プレイヤーがトレーナーレベル5に達すると、「チーム」に参加することができる。「チーム」は3つ存在する。

  • スパーク(Spark)をリーダーとするチーム・インスティンクト(Team Instinct)。チームカラーは黄。チームエンブレムはサンダー
  • ブランシェ(Blanche)をリーダーとするチーム・ミスティック(Team Mystic)。チームカラーは青。チームエンブレムはフリーザー
  • キャンデラ(Candela)をリーダーとするチーム・ヴァーラー(Team Valor)。チームカラーは赤。チームエンブレムはファイヤー

各リーダーについてはウィロー博士#アシスタントを参照。

プレイヤーは3チームのうち、どれか1つのみに所属できる。ひとたび所属先を決めた後は、自由に移籍することはできず、移籍には特別なアイテムであるチームへんこうメダリオンを必要とする。なお、無所属のままプレイを続行することも理論上可能だが、その場合、チームの特典は得られなくなる。

チームの特典は次のとおり。

  • ジムを利用できるようになる。プレイヤーはチームメイトと協力しながら、ジムを3チームで奪い合うことになる。
  • 所属チームが治めるジムのフォトディスクからは、「仲間チームボーナス」として、より多くのアイテムを入手できる。
  • ジムで行われるレイドバトルに勝利したとき、ボスポケモンに対するチームごとの与ダメージ量に応じて、「貢献」度ボーナスとしてプレミアボールが追加される。所属チームが治めるジムの場合には、さらに所属ボーナスとしてボールが追加される。

詳細はジムを参照。

また、捕獲したポケモンの個体値を確認する「ポケモンを調べてもらう」機能や、GOロケット団とのバトルに破れた際の励ましコメントなどでは、所属チームのチームリーダーが登場する。

ジム

ジム (GO)」を参照のこと。

Pokémon GOに登場する技一覧」を参照のこと。

ショップ

ショップではリアルマネーを使ったポケコインの購入と、ポケコインを使ったゲーム内アイテムの購入ができる。「ポケコイン」は、ゲーム内で使用される通貨であり、リアルマネーで購入するほか、ジムを防衛して獲得することもできる。

ショップで購入できるゲーム内アイテムの多くは通常プレイでも手に入るが、バッグアップグレード・ポケモンボックスアップグレード・チームへんこうメダリオンなど、ショップ限定のアイテムも存在する。また、ショップでは複数のアイテムが入った「ボックス」と呼ばれるセットも期間限定でリアルマネーで販売される。

詳細はポケコインの記事を参照。

着せ替え

プレイヤーの服装を変えることができる。ほとんどの着せ替えアイテムはポケコインと引き換えるが、イベント時などに無料で追加されることがある。 着せ替えアイテムの詳細は「Pokémon GO 着せ替え一覧」を参照のこと。

ポケモンの入手

Pokémon GOにおいてポケモンは、野生ポケモンの捕獲とタマゴの孵化の2つの方法で手に入れることができる。

  • 野生ポケモンはそのロケーションに応じた場所に出現する。例としてみずポケモンは川などの水がある場所に出現する。
  • 強いポケモンはトレーナーレベルが上昇した場合に出会うことができる。
  • タマゴはポケストップの近くのフォトディスクをスワイプすることで入手できる。孵化させる場合はふかそうちにタマゴを入れて歩く必要がある。
  • ポケモンを進化させる場合は一定数のアメが必要である。

近くにいるポケモンはリスト化され、調べることができる。リスト内のポケモンはそのポケモンに近づいたかどうかによってリストを上下する。 ポケストップジムの近くでは、他のプレイヤーが多いこともあってポケモンに出会いやすい。また、おこうをつかうことで30分間ポケモンを近くに引き寄せることができる。


ポケモンを捕獲する際は、本編でのサファリパークに似た捕獲方法をとる。ポケモンの捕獲しやすさは、ポケモンの周りにある環の色から確認できる。環の色が緑ならつかまえやすく、オレンジなら中程度、赤だと捕まえにくいことを示す。環は大きい環の場合と小さい環の場合があり、小さい環の場合はモンスターボールを投げるときに、その環にスワップするようにモンスターボールを投げることになる。

本編のようにポケモンに攻撃をすることはできないため、ポケモンの捕獲しやすさを上げたい場合は、ズリのみなどのきのみを与えたり、よりよいボール(スーパーボールハイパーボール)を使うとよい。詳細は「捕捉率 (GO)」の記事を参照。

ポケモンの育成

Pokémon GOでは、入手したポケモンを育てることができる。これを「強化」という。本編の経験値とは異なり、強化にはほしのすなとそのポケモンの系統のアメの両方を用いる。強化を行うにつれて、CP (Combat Power)が上昇し、ステータス画面上部のメーターが半円形に近づく。トレーナーレベルに応じて強化の上限が決まっており、上限まで強化するとメーターの半円形が完成する。各ステータスとその上昇についてはCombat Power個体値の各項を参照。

また、ポケモンの育成段階を「強化レベル」といい、強化レベルは通常79段階からなる。強化の上限がトレーナーレベルと連動すること、およびポケモンを入手した際の強化レベルが奇数番目の段階に限られることから、便宜上0.5刻みのレベル表記でLv. 1, 1.5, …, 39.5, 40とあらわす。Pokémon GOで「ポケモンのレベル」という場合、このように表記された強化レベルのことをさす。相棒機能によってのみ、80, 81段階目に相当するLv. 40.5, 41に到達しうる。詳細は強化の記事を参照。

強化のほかにも、入手したポケモンを進化させることもできる。進化にはそのポケモンの系統のアメを用いる。進化に必要なアメの個数はポケモンごとに定められ、たとえばキャタピーはキャタピーのアメ12個でトランセルに進化する。詳細はアメを参照。

2018年12月13日には、スペシャルアタックを2種類習得する機能が追加実装された。2つ目のスペシャルアタックを習得するにも、ほしのすなとそのポケモンの系統のアメの両方を用いる。

これら育成に必要なほしのすなやアメの入手は限定的で、ショップなどからは入手できず、地道なプレイで獲得する必要がある。詳細はほしのすなアメの各項を参照。

デイリーボーナス

2016年11月6日より配信されたバージョン 0.45.0より、デイリーボーナスが実装され、その日最初に捕まえたポケモンおよび最初に訪れたポケストップでXPやほしのすなが多くもらえるようになった。また、7日間連続でこのボーナスを受け取ると、さらに多くのボーナスを手に入れることができる。

相棒ポケモン

2016年9月13日から配信されたバージョン0.37.0より、相棒としてポケモンを連れ歩けるようになった。相棒ポケモンを連れて一定距離歩くと、そのポケモンの進化系統のアメを1個手に入れることができる。この際の距離はポケモンの進化系統による。相棒ポケモンは左下のトレーナーアイコンの右側に表示されるほか、トレーナープロフィールに表示される。

2019年12月より新たに相棒と冒険機能が追加され、相棒ポケモンに設定しているポケモンはAR+機能で遊ぶことができるようになった。きのみかポフィンを与えることでポケモンがプレイヤーの後をついてくるようになる。相棒と一緒に歩いたりポケストップを回すことでハートが増えていき、相棒レベルが上昇する。相棒レベルが最高になるとがんばリボンをつけ、CPが強化される。

相棒ポケモンについての詳細は相棒ポケモン (GO)の記事を参照。

どうぐ

Pokémon GOのアイテム一覧を参照。

制限

現時点では、ポケストップおよびジムは事前に設定された位置[注 2]にのみ存在する。そのため、プレイヤーが住んでいる場所によっては、これらが近くに存在せず、ゲームプレイの幅を狭める可能性がある。それでも野生のポケモンは出現するが、モンスターボールをポケストップで補給できないなら、ポケコインで購入しなければならず、さらにジムが近くに存在しない場合、ポケコインを現実の通貨で購入する必要がある問題がある。

経験値

プレイヤーはポケモンを捕獲したり進化させたりすることで経験値 (XPと略される) を得られ、経験値を溜めるとトレーナーレベルが上がる。トレーナーレベルに応じて出現するポケモンの強さが変化したり、使えるアイテムが増えたりする。

詳細はトレーナーレベルの記事を参照。

タマゴ

タマゴを孵化させる際には、タマゴの種類に応じた歩行距離が必要である。タマゴを孵化させるために必要な歩行距離は米国でもkm表示である。ヤードポンド法表示が一般的な米国としては異例である[注 3]

タマゴを孵化させるためには、ふかそうちにタマゴを入れ、既定の距離を歩く必要がある。ふかそうちには最初に与えられるオレンジ色のムゲンふかそうちと、レベルアップやポケコインと引き換えに手に入れる青色のふかそうちがあるが、両方とも働きは同じである。ただし、青色のふかそうちは3回使うと壊れてしまう。

タマゴを孵化させるためにはタマゴをふかそうちに入れた状態で歩く必要がある。歩行していない場合はいつまでたっても孵化しない。歩行しているか、乗り物に乗っているかの判定はGPSを用いる。約15km-20km/h以上で移動している場合は乗り物に乗っているとみなされ、移動距離には加算されない。

新規ポケモンの追加、レア度調整などにより、アップデート後に歩行距離が変わったり、タマゴから生まれなくなることがある。

Pokémon GOにおけるタマゴの詳細については「タマゴ (GO)」、タマゴの種類ごとの歩行距離は「Pokémon GOのタマゴ一覧」の記事をそれぞれ参照。

メダル

Pokémon GOに登場するメダル一覧」を参照のこと。

天候

2017年12月9日のアップデートで追加された機能。現実の天候と連動してゲーム内の天候が変化する。天候ごとに対応したタイプが決められており、特定のタイプのポケモンの出現率が上昇したり、捕獲時にほしのすなを多めにもらえる、技の威力があがる、といった恩恵を得られる。これらを総称して天候ブースト、もしくは単にブーストと呼ぶ。

詳細はてんきの記事を参照。

ポケモンリサーチ

2018年3月31日のアップデートで実装された機能。ウィロー博士の研究の手伝いをすることでアイテムを受け取れる、特定のポケモンが捕獲できる、といった特典を受けることができる。リサーチには以下の3種があり、難易度やタスクの受け取り方に違いがある。

  • フィールドリサーチ:ポケストップから受け取れる。同じポケストップからは同じタスクしか受け取れないが、日付が変わると別の内容のタスクが受け取れる。タスクは最大3個まで保管できるが、1日にこなせるタスクに上限はない。タスクを達成すると1日1個スタンプが受け取れ、7個集めると大発見が発生する。通常よりも良い道具が受け取れたり伝説のポケモンに出会えるようになる。イベント時には特別なタスクが追加されることがある。出現しづらいポケモンが出現したり、特定のポケモンのみが出現するイベントが行われることがある。
  • スペシャルリサーチ:ウィロー博士から直接依頼を受ける。プレイ中に連絡が受信されるため、アイコンをタップして受け取る。タスクの難易度はフィールドリサーチよりも高い。タスクを達成するごとにストーリーが進行し、すべて達成するとミュウが受け取れる。トレーナーレベル5以上で受けられる。
    • 2018年8月21日より、スペシャルリサーチにセレビィが追加された。ミュウのスペシャルリサーチを3段階目まで進めることでリサーチを受けられ、以降は同時進行が可能。
    • 2018年10月24日より、スペシャルリサーツにミカルゲが追加された。受け取りに特別な条件はない。
    • 2018年11月17日より、スペシャルリサーチにメルタンが追加された。
  • タイムチャレンジ:特定のイベントなどの期間にのみ挑戦できる。

フレンド機能

2018年6月22日から追加された機能。フレンドに登録すると、ギフトを贈ったり、ポケモンを交換できたり、ジムバトルレイドバトルでボーナスを受けることができる。フレンドの登録はトレーナーごとに設定されたフレンドコード入力して申請し、許可をもらうことで可能となる。

詳細はフレンドの記事を参照。

ポケモン交換

2018年6月22日に追加された機能。一定の条件下においてポケモンを交換することができる。交換には一定の数のほしのすなが必要。交換はフレンド登録してあり、仲良し度を友達以上にあげている相手とのみ可能。また、100m以内にいる人としか行えない。

詳細はフレンド#交換の記事を参照。

いつでも冒険モード

2018年11月2日から追加された機能。Pokémon GOを起動していない間も歩数をカウントし、相棒ポケモンアメタマゴの孵化に必要な歩数を計測できる機能。同時に週ごとに歩いた歩数に応じてリワードが獲得できるようになった。また、相棒ポケモンがアメを見つけたときやタマゴが孵化するときはプッシュ通知が表示される。

使用時はiOSの端末では Apple Health と、Androidの端末ではGoogle Fitと連動する。

詳細はいつでも冒険モードの記事を参照。

トレーナーバトル

2018年12月13日に追加された、Pokémon GOのプレイヤー同士が対戦する機能。近くにいる相手とはQRコードを読み込むことで、遠くに離れている場合でもフレンドリストを通して、対戦することができる。対戦後には両プレイヤーとも1日3回まで報酬が得られる。また、チームリーダーたちとトレーニングをすることもでき、この場合にも1日1回まで報酬が得られる。

詳細はトレーナーバトル (GO)の記事を参照。

イベント

Pokémon GOのイベント一覧を参照。

コミュニティ・デイ

  • 月に一度ある特定のポケモンの出現率と色違いの出現率が上がる日である。
  • コミュニティデイの日に特定のポケモンを進化させると、限定技を覚える。
  • 詳細はコミュニティ・デイを参照。

レイドアワー

配信までの経緯

2015年9月10日の Ingress Report では、クローズドベータを北半球の冬に実施し、パブリックリリースを2016年前半に予定していると発表された[1]。しかし、実際にはベータテストは2015年中には行われなかった[2][3]

パブリックリリースに先立ち、抽選で選ばれた応募者によるフィールドテストが日本、オーストラリア、ニュージーランド、およびアメリカ合衆国で行われた。

日本
2016年3月29日から6月30日まで実施。アナウンスは2016年3月3日[4][5]
オーストラリアおよびニュージーランド
2016年4月25日から6月30日まで実施。アナウンスは2016年4月7日[6]
アメリカ合衆国
2016年5月25日から6月30日まで実施。アナウンスは2016年5月16日[7]

なお、Game Developers Conferenceでは2016年3月14日にこのゲームに関してNianticのCEOであるJohn Hankeによるセッションが予定されていたが、ベータテストと展開の準備のために中止となった[8]

Pokémon GO Plus

「Pokémon GO Plus」は、ゲームと連携したデバイスで、任天堂によって開発されている。Bluetoothを用いてスマートフォンと通信し、スマートフォン画面を見続けなくてもPokémon GOを遊ぶことができる。

詳細はPokémon GO Plusの記事を参照。

反響

2016年7月6日夜、アメリカをはじめ、ニュージーランド、オーストラリア限定で公開された。公開からわずか5時間後にはチャート1位に浮上した。開発元のNiantic Labsは、予想外のアクセス集中により、予定されていたイギリスやオランダなどのグローバル公開を一時見合わせることになった[9][10]。7月10日時点で、アメリカの全Android端末の5.6%に同アプリがインストールされており、デイリーアクティブユーザー数はTwitterに匹敵する状態となった[10][11]。その後、アメリカでは、1日の利用者がおよそ2100万人に到達するなど、アプリの利用者数がスマートフォン向けのゲームとしては過去最大となった[12]。7月中旬ごろになって、ドイツなどヨーロッパ圏でも続々と配信が開始されはじめた。それらの国においても、本アプリがそれぞれの売上ランキング首位を総なめにする独壇場となった。

アプリ配信後には、任天堂株が大幅続伸し、11日には一時ストップ高になった[13][14]。7月15日には、任天堂の株式に買い注文が集まって売買代金が4760億円に上り、個別銘柄として過去最高になった[15]

「社会現象」とも称される利用者の急激な増加にともない、世界各国で本アプリにまつわる多くの話題・珍事が提供された[16][17]。政治家やスポーツ選手、芸能人などの著名人も本アプリについてさまざまに言及し、実際に彼らがプレイに興じる様子がその熱狂ぶりを象徴する形として多く報道された[17][18][19][20][21][22][23]

韓国では、サービスが行われていないにも関わらず、本アプリがプレイできることが確認された。本アプリはGoogle マップを基盤としているため、休戦中の北朝鮮との安全保障上の問題のためにGoogle マップが制限されている韓国ではプレイできないと想定されていた(なお、この想定については政府側は規制とは全く関係ないとする立場を表明している[24])。しかし、アメリカなど海外で開設されたアカウントを通してアプリをダウンロードすることが可能であり、束草市襄陽郡麟蹄郡など江原道北部や鬱陵島といった北朝鮮や日本との国境沿いでプレイが可能であることが判明した。そのため、ゲームプレイのため同地域に韓国ユーザーが殺到する事態となった[25][26]。ゲームのプレイが可能となった束草市では、この社会現象にともない、無料Wi-Fiで地図をシェアしたり、「半島で唯一のPokemon GOの聖地」としてSNSで宣伝したりするなど、町おこしにつなげようとしている[27]。この現象が確認された数日後の7月16日には、本アプリをダウンロードした韓国の利用者が100万人を突破したとする調査結果が公表された[28]

一方で、本アプリによる問題・課題も生じている。

まず問題となっているのが、歩きスマホなどの迷惑行為である。世界に先んじて公開されたアメリカやオーストラリアでは、プレイヤーがゲームに熱中して歩きスマホをして負傷するなどのトラブルが確認されており、問題視されている[29][30]。アメリカ合衆国のペンシルベニア州では、ゲームをプレイ中の少女が車道に侵入して車にはねられる事故が発生した[31]。アメリカ合衆国のカリフォルニア州では、ゲームのプレイ中に男性2人が崖から転落して負傷する事故が発生した[32]

オーストラリアの北部準州警察署は、ゲームのプレイに熱中して警察署内に進入しほかの利用者の迷惑になる可能性を危惧した。また、歩きスマホによって交通安全などを疎かにしないよう注意を勧告した[33]。7月12日には、オランダアムステルダム大学付属病院は、プレイヤーが立ち入り制限区域に入り込むなど迷惑行為を行ったとして、病院構内でポケモン探しをすることを自粛するように求めた。また、オランダの鉄道施設管理会社プロレールも、プレイヤーが線路に立ち入ったとして任天堂にゲーム内容の改善を要請した[34]

ほかに憂慮されているのは運転中のプレイである。ニューヨーク市警察は7月11日、アプリの撮影機能を使用して撮影された車内で警察官とピカチュウが一緒に写る写真をTwitterに投稿し、運転中に本アプリをプレイしないように呼びかけた。米道路交通安全局(NHTSA)も、運転中の自動車のハンドルにピカチュウが乗っている写真をTwitterに投稿して、同様の呼びかけを行っている[35]。しかし、実際に本アプリによる交通事故が発生したことが報じられた[36]

また、戦没犠牲者の追悼施設や墓地などゲームをプレイするうえで不謹慎・不適当だとみなされる場所でのプレイを控えるように求める声も相次いだ。ワシントンD.C.にあるナチス・ドイツによるホロコースト博物館アーリントン国立墓地では、著名地であるが故にゲーム内の「ポケストップ」設置地点に設定されており、プレイヤーが敷地内でゲームをプレイしている姿が見受けられている。同施設は、この行為に対して報道機関や公式サイトを通じて、ゲームのプレイを自粛するように求めた[37]。こうした問題は世界各地でも発生している。アメリカなどに遅れて13日に配信を開始したドイツでは、いくつかのホロコースト関連地域・施設などでプレイできることが問題とされている[38]ポーランド南部にあるアウシュヴィッツ強制収容所跡地の国立博物館はTwitterで「Pokemon GOの使用を許すな。犠牲者追悼への冒涜だ」と強い口調で批判を行っている[39]。同博物館は、Nianticなど開発側に対してアウシュヴィッツをアプリから削除するように要請したことを明かしており、約1時間後には対応されたとしている[37]

同様の出来事はトルコでも発生している。トルコのイスラム教関係者は、モスク(礼拝所)でも本アプリに興じる人がいたことを受けて、ゲームが「人々が礼拝を行う場所の重要性や価値をおとしめている」と非難し、トルコでは禁止するように主張した[40]

これらの迷惑行為が意識せずとも犯罪に繋がりかねないことも問題とされている。西オーストラリア州警察は、発見したポケモンをゲットするために民家や私有地に不法侵入する行為に対して、「『ポケモンを集めていた』は不法侵入の言い訳にならない」と警告した[35]。また、実際に本アプリを悪用した犯罪も発生している。アメリカ合衆国ミズーリ州オファロンでは、ユーザーを標的とした強盗事件が発生した[41]

日本では、こうした本アプリによって生じた迷惑行為・犯罪行為などについて、インターネットメディアだけでなく、新聞やテレビなどの報道機関も大きく取り上げた。そのうえで、その後の日本配信を見据え、こうした行為をしてしまわないように広く呼びかけられた[42][43]。しかしその呼びかけにもかかわらず、日本でも2016年8月23日には徳島県で死亡事故が発生し[44]、その他にも各地で事故が発生している。

ほかに、本アプリにはセキュリティ面における問題も指摘された。

ITセキュリティ会社Red Owlの社員は7月8日、自身のブログにて「Pokemon GOには重大なセキュリティリスクがある」と題する記事を投稿した[45]。その記事では、Pokémon GOはユーザーのアカウント管理に利用しているGoogleアカウントのフルアクセス権を取得しており、理論上はNianticがユーザーのGoogleアカウントを使用できる状態で個人情報の面で問題があると指摘した。Niantic側はiOSにのみ発生している問題で意図しない動作であったこと、アプリはGoogleのプロフィール情報にしかアクセスしていないことを釈明した[46]。この問題は、7月13日未明のアップデートで対処され修正された[47]

また、インテルセキュリティマカフィーは7月11日、本アプリになりすました不正アプリを確認したとしてユーザーに注意を呼びかけた。不正アプリはサードパーティーが運営するAndroidアプリの配布サイトにて公開されており、遠隔操作ツールが埋め込まれている。この不正アプリにより攻撃者はさまざまな不正行為を行うことができ、ユーザーが権限の許可を行うと被害に遭う恐れがあるとしている[48][49]

『現代用語の基礎知識』選 2016ユーキャン新語・流行語大賞トップテンに「ポケモンGo」が選出された[50]

エイプリルフール企画

2018年4月1日(日本時間で3月31日深夜ごろ)に行われた。図鑑や手持ちのポケモン、ニュースなどの表示が8ビットのドット絵で表示される。個別に確認すると通常通りの表示になる。エイプリルフール企画だが、4月7日までは表示が変わらない[1]。ユーザー間では賛否両論が巻き起こり、話題を集めた[2]

2019年4月1日-4/2の期間中、GOスナップショットで撮影するとサトシの帽子を被ったピカチュウが写真に映り込んだ。ドーブルと同じ仕様であり、撮影後にその場に出現する。また、まれにサトシが映り込むことがある[3]

2020年のイベントはPokémon GOのイベント一覧を参照。

システム要件

Pokémon GOのシステム要件は以下のとおりである

  • インターネット接続(3G または 4G(LTE),Wi-Fi)
  • GPSサービス
  • 以下のいずれかの条件を満たす端末[51]
    • iOS(iPhone):iPhone 6s 以上かつiOS 12 以上。脱獄した端末は不可。
    • Android:Android 6 以上。root化した端末は不可。

推奨解像度は720x1080px。スマートフォンを基に設計されており、タブレット向けの特段の最適化はなされていない。(rooted端末はSuperSUでスーパーユーザーを無効化させれば可能。)

備考

  • このゲームは日本語版のゲーム名にラテン文字の"Pokémon"が入る初めてのゲームである。
  • Pokémon GO の音楽の一部は増田順一により作曲された。音楽はSE (sound effects) と同様にアプリ内の設定で切ることができる。
  • Pokémon GOを名乗るマルウェアなどの悪意のあるソフトウェアが多数存在し問題になっている。インストールの際は十分注意をすること。

関連項目

脚注

注釈

  1. このゲームの舞台の発想として日本・アメリカ・フランスが挙げられている。
  2. ポケストップやジムなどの施設配置はNianticのゲーム・Ingressのポータルに基づく
  3. Ingressにおいても、距離の単位はメートル法を採用している

出典

  1. INGRESS REPORT - Begin New Journey - Raw Feed September 10 2015
  2. Pokémon GO - Pokemon.com (archived February 7, 2016)
  3. 『Pokémon GO』のベータテストについて |ポケットモンスターオフィシャルサイト
  4. Pokémon GO - Pokemon.com (archived March 3, 2016)
  5. Pokémon GO field testing will begin in Japan - Niantic, Inc.
  6. Pokémon GO field testing expands to Australia and New Zealand - Niantic, Inc.
  7. Pokémon GO field testing expands to the United States - Niantic, Inc.
  8. Pokémon Go GDC Presentation Canceled - www.GameInformer.com
  9. ポケモンGo、大人気すぎてリリース一時停止。日本での公開は先になるかも?(篠原修司)- 個人 - Yahoo!ニュース 2016年7月11日閲覧。
  10. 10.0 10.1 ポケモンGOが米国で大ヒット ツイッターに匹敵する利用者数|Forbes JAPAN 2016年7月11日閲覧。
  11. 『ポケモンGO』アクティブユーザー数がTwitterに迫る勢いで増加、驚愕の統計データも|インサイド 2016年7月11日閲覧。
  12. ポケモンGO 過去最大のヒットに 米のスマートフォンで|NHKニュース 2016年7月17日閲覧。
  13. 任天堂株が一時ストップ高 2万円突破し年初来高値 前週から配信開始のスマホゲームヒットで - 産経ニュース 2016年7月11日閲覧。
  14. 任天堂、「Pokemon GO」好調でスペシャルアップ 5カ月ぶり年初来高値更新 - ITmedia ビジネスオンライン 2016年7月11日閲覧。
  15. ポケモンGO 任天堂の株式売買代金過去最高|NHKニュース 2016年7月17日閲覧。
  16. 『Pokemon GO』で飲食店の売上がアップ? 指名手配犯が見つかった? 海外での出来事まとめ - ファミ通.com 2016年7月17日閲覧。
  17. 17.0 17.1 これはポケモンフィーバーの再来か ~ 大ヒットアプリ「Pokémon GO」の熱狂ぶりをアメリカからレポート - 4Gamer.net 2016年7月17日閲覧。
  18. 絶好調の「ポケモンGO」人気がプロレス界にも波及 インタビューそっちのけでレスラーが「ポケモンGO」に没頭 - ねとらぼ 2016年7月17日閲覧。
  19. 世界最大のプロレス団体「WWE」にも『ポケモンGO』の波が押し寄せる!―ビンス会長まで関連ツイート|Game*Spark 2016年7月17日閲覧。
  20. イスラエル大統領が官邸でニャースを発見! 「ポケモンGO」をプレイか - ねとらぼ 2016年7月17日閲覧。
  21. 「ポケモンGO」にはまる海外セレブ続出! - シネマトゥデイ 2016年7月17日閲覧。
  22. 欧州上陸のポケモンGO ドルトムント選手、ポケモン探しに夢中だと明かす - ライブドアニュース 2016年7月17日閲覧。
  23. ミルコ・クロコップも夢中! 空港内で「ポケモンGO」をプレイするミルコが可愛すぎ - ねとらぼ 2016年7月17日閲覧。
  24. 韓国国土交通部「ポケモンGO、韓国でできないのは政府の規制と無関係」|中央日報 2016年7月17日閲覧。
  25. 「ポケモンGO」サービス開始前の韓国でプレー可能-Chosun Online 朝鮮日報
  26. ポケモンGO、韓国ではできないはずなのに…-Chosun Online 朝鮮日報 2016年7月14日閲覧。
  27. ポケモンGO、韓国配信に障害 安全保障で地図利用に制限|ロイター 2016年7月14日閲覧。
  28. 正式配信前の「ポケモンGO」、韓国でのダウンロード100万突破|中央日報 2016年7月17日閲覧。
  29. ポケモンアプリ、米で人気…ながら歩きで負傷も:読売新聞 2016年7月14日閲覧。
  30. ポケモンゴー、豪でも人気沸騰=歩きスマホ事故が多発:時事ドットコム 2016年7月14日閲覧。
  31. 「ポケモンGO」をプレイしていた少女が車にはねられる事故 「危険なゲーム」と主張する声も - ねとらぼ 2016年7月17日閲覧。
  32. ポケモンGOをプレー、2人が崖から転落して負傷 米加州:CNN.co.jp 2016年7月17日閲覧。
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  41. 米国で『ポケモンGO』ユーザーを狙う強盗事件、拡張現実を操るその手口とは|インサイド 2016年7月11日閲覧。
  42. 『ポケモンGO』プレイ前に気をつけたいポイント…歩きスマホ・身バレ・不法侵入などには要注意|インサイド 2016年7月14日閲覧。
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  48. 「Pokemon GO」の偽アプリ出現、マルウェアをゲットしないよう注意 - ITmedia エンタープライズ 2016年7月11日閲覧。
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  50. 広島「神ってる」が年間大賞 流行語大賞トップテン 日刊スポーツ 2016年12月1日21時26分 (日刊スポーツ新聞社、2018年12月7日閲覧)
  51. 公式は以下の端末において動作確認をしている。:Niantic サポート

外部リンク

ポケットモンスターシリーズのゲーム一覧
本編 第一世代 赤・緑ピカチュウ
第二世代 金・銀クリスタル
第三世代 ルビー・サファイアエメラルド - ファイアレッド・リーフグリーン
第四世代 ダイヤモンド・パール(体験版)プラチナ - ハートゴールド・ソウルシルバー
第五世代 ブラック・ホワイト - ブラック2・ホワイト2
第六世代 X・Y - オメガルビー・アルファサファイア(体験版)
第七世代 サン・ムーン(体験版) - ウルトラサン・ウルトラムーン - Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ(体験版)
第八世代 ソード・シールド(鎧の孤島 - 冠の雪原)
外伝 対戦・保管 スタジアム - スタジアム2 - スタジアム金銀 - ボックス - コロシアム - XD - バトレボ - ポケモンバンク - ポケムーバー - Pokémon HOME
ポケダン 青赤 - 時闇 - 炎嵐光 - マグナゲート - - 救助隊DX
レンジャー レンジャー - バトナージ - 光の軌跡
スクランブル 乱戦! - スーパー - U - みんなの - SP
げんきでちゅう - カードGB - スナップ - ピンボール - PPL - パネポン - カードGB2 - チャンネル - ピンボールR&S - ダッシュ - 釣り大会 - トローゼ - 牧場 - パークWii - タイピング - 立体図鑑BW - あそびかたDS - パーク2 - ノブナガ - ARサーチャー - 全国図鑑Pro - バトルトローゼ - 1000びきのポケモン - アートアカデミー - ポケとる - ポケモンピクロス - ポッ拳 - 名探偵ピカチュウ - ポッ拳 DX - ポケモンクエスト - Pokémon Café Mix - New ポケモンスナップ - Pokémon UNITE
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