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ユメノツボミ

提供:ポケモンWiki
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ユメノツボミは、短編アニメーションシリーズ「POKÉTOON」の第3弾。


注意:以降の記述には、作品の内容やあらすじ、登場人物などのネタバレが含まれます。ご理解の上ご利用ください。

あらすじ

ポケモンリーグチャンピオンになることを夢見ている少女・ツボミは、ママにポケモンと一緒に旅へ出ることをお願いするも聞き入れてもらえない日々が続いていた。かつてパパとポケモンリーグに挑戦したことがあるリザードンちょろびにも命令を聞いてもらえず、自棄になったツボミは一人で旅に出ることを決める。

お小遣いでモンスターボールきずぐすりを買ったツボミは、町の近くにある森で最初のポケモンをゲットしようとするが、まったく捕まえることができない。夕方になり、残りのモンスターボールもあと一個になってしまい途方に暮れていたツボミは、樹上できのみを採ろうとしているニドランを発見する。そこへアーボックがニドランを捕食しようと近づくが、きのみに夢中になっているニドランはそのことに気づかない。ツボミはとっさに最後のモンスターボールをアーボックに当てることで時間を稼ぎ、ツボミとニドランは何とかアーボックを撃退することに成功する。

ツボミはニドランに周りが見えていないことを心配して気を付けるように諭すが、これこそママが自分の旅立ちに反対する気持ちなのだと気づく。そこへニドランの両親であるニドキングニドクインが現れ、ニドランがツボミに脅かされていると勘違いされてしまう。ツボミはその場から逃げるが、ツボミが落とした帽子を咥えたニドランがツボミを追いかけ、ニドランをニドキングたちが追いかけ、町へ続く橋まで到達する。怒ったニドキングたちはそのまま暴れはじめ、それに対処しようとしたポケモントレーナーたちとバトルになる騒動に発展してしまう。

責任を痛感したツボミは、ニドランを抱えて自宅へと帰り、庭先で寝ていたちょろびに助けを求める。ツボミの強い眼差しを受けたちょろびは期待に応えるように身を起こし、ツボミを背に乗せてニドキングたちのもとへと飛ぶ。ツボミはちょろびに上空へかえんほうしゃだいもんじをするよう命令し、ちょろびのわざに圧倒されたニドキングたちは落ち着きを取り戻す。

ツボミは落ち着いたニドキングたちへニドランを返し別れを告げるが、ニドランは一度ニドクインのもとへ戻るも、ツボミとともにいることを決心してツボミのもとへ引き返す。ニドキングたちもニドランの決心を受け入れ、二匹で森へと帰っていく。両親と再会したツボミは、騒動の一部始終を見守っていた二人に対して、改めてニドランとともに旅へ出たいと説得する。ツボミの成長を見て取った二人はツボミの旅立ちを認め、彼女の旅立ちを見送るのだった。

登場キャラクター

人物

ポケモン

データ

  • 公開日:2021年6月4日

スタッフ

監督
山下清悟
脚本
松澤くれは
絵コンテ
山下清悟、渡辺葉
演出
渡辺葉
キャラクターデザイン・作画監督
渡辺暁子
美術デザイン
刈谷仁美
美術監督
竹田悠介、益城貴昌
色彩設計
加口大朗
撮影監督
川下裕樹
音響監督
三間雅文
音楽
羽深由理
アニメーション制作
スタジオコロリド

備考

  • ラストシーンで、ツボミのニドリーノとゲンガーが対峙しニドリーノが飛びかかるシーンが描かれるが、これは『ポケットモンスター 赤・緑』のオープニングムービーのオマージュとされる。
  • 主人公のツボミを演じた水瀬いのりのファーストシングルのタイトルが「夢のつぼみ」だった。

外部リンク

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