チラチーノ/対戦
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チラチーノの歴史
第五世代
生まれながらにしてアタッカーとしてはエテボースの上位互換じみた存在であり、思い出し技の連続攻撃技3つと進化前のレベルアップ技であるアンコールorマシン技のとんぼがえりで技の枠を違和感なく埋められるため、ある意味では育成難易度も低かった。BW2でスキルリンクが解禁されてから本領を発揮し、一部でウルガモス対策として注目された。ようきチラチーノの場合、スキルリンクで5回ヒット確定のロックブラストを当てれば物理耐久特化型のウルガモスを全弾最低乱数で114.5%確定1発にできた。ただ、連続攻撃技使いの常として、ゴツゴツメットには注意が必要であった。性格はようき一択で、特性はスキルリンクが好まれ、持ち物はおうじゃのしるしがメインであった。
第六世代
どろぼう、はたきおとすの威力仕様変更によって、元々アンコールによってこなせていた起点作りもより自在になった。ただ、準速で運用すると最速100族と素早さの実数値が同値の167になり、この世代の環境を荒らしたメガガルーラという最速100族のノーマルタイプへの解答がそのまま刺さってしまうので、性格はようきにする必要があった。実際、スイープビンタを不用意に打つとメガガルーラ対策として蔓延していたゴツゴツメットで致命傷を負ってしまいかねず、環境の変遷のみで相当にチラチーノを使いづらい状況となった。
連続攻撃技以外の1枠にはたきおとすが入るようになったが、それ以外に大きな構成の変化はない。
第七世代
メガガルーラのおやこあい弱体化によってゴツゴツメットを警戒すべき場面が減少し、チラチーノはそうした意味では救済された。 またぼうごパッドの追加によりゴツゴツメットなどの接触効果を防ぐ手段も手に入れた。 まひの仕様変更によってでんじはによる妨害が弱体化したが、元々自身をサポートする技はアンコール、とんぼがえり、はたきおとすが主流である中でむしろ自身がでんじはを撒かれる機会が少なくなったという意味でこれは強化というべきである。
それでも、実際ははがねの蔓延によって連続攻撃技の通りが軒並み悪くなってしまった。
第八世代
攻撃技が全て単発攻撃になるダイマックスわざと連続攻撃技主体である自身とはアンチシナジー。
ダウンロードコンテンツ『鎧の孤島』でこおりの連続攻撃技であるトリプルアクセルを獲得して強化された。テクニシャン発動かつ全弾命中なら威力180になるため、ロマン型としてテクニシャン型も考慮されるようになった。
シーズン7最終30位構築において、連続攻撃技をトリプルアクセル1つに絞り、じたばた、はたきおとす、でんじはを採用したきあいのタスキ型がエントリーされていた。他の連続攻撃技を搭載する必要がないほどトリプルアクセルの遂行能力が高いということを示した結果であり、連続攻撃技一辺倒ではランクバトルに通用しないということの表れでもある。
シーズン28最終21位構築においては相手のダイマックスを枯らすこらえるを採用し、トリプルアクセル、タネマシンガン、でんじはを採用したきあいのタスキ型がエントリーされた。 でんじはと後ろのみがわりで起点を作れる一方でんじはの通らないサンダーや地面タイプにも有効打があると、起点を作りつつ圧をかけられる点が評価されていた。
一般的な育成論
素早さが高く、攻撃もある程度はあるものの、他のステータスはどれも平均以下もしくは並である。
1発あたりの威力が25の連続攻撃技を3つ習得できるため、特性はスキルリンクの方が採用されやすい。パルシェンのような積み技は持てないものの、最初から素早いのでおうじゃのしるしやするどいキバを持たせて攻撃すれば、約41%の確率で相手をひるませることができる。
スキルリンクの解禁されるBW2以前はテクニシャンで使われていた。最大威力はスキルリンクを上回るが、安定がしないため現在ではほとんど見かけない。はがねタイプに効果抜群なめざましビンタとも相性が良かったが、XYではこの技の威力が70に上方修正されたことで、テクニシャンの補正が受けられなくなってしまった。
その他に補助技としてはでんじはやくすぐるなどがあるが、連続技に割く技スペースがかなり厳しいため、採用は難しい。
シングルバトルでは技がスイープビンタ、タネマシンガン、ロックブラスト、アンコールorとんぼがえりorはたきおとす、性格がようき、特性がスキルリンク、持ち物がおうじゃのしるしでほぼ固定となってしまうため、上級者はまずゴツゴツメットなどの対策を打てる場合は打つであろう。逆に言えばチラチーノは相手の選出をそのように操作する見せ球となるため、ゴツゴツメット持ちを選出することを読んで非接触技主体のアタッカーも事前にエントリーしておくと良い。
ダブルバトルやトリプルバトルになると、こだわりスカーフを持っておさきにどうぞを使い、攻撃能力に特化した味方のバクフーンのふんかやカイオーガのしおふきを素早く放たせる事も出来る。スカーフを持たせなくとも元から115と非常に高い素早さなので、アタッカーと兼用しつつチラーミィの時にLVアップで覚えるあまえるで相手の攻撃を下げに行くサポートも可能。