ポケットモンスターSPECIAL 第179話
第179話 最終決戦XIII | |
章 | 第3章 |
収録巻 | 第14巻 |
舞台 | セキエイ高原 ウバメの森 |
最終決戦XIIIとは、ポケットモンスターSPECIAL第179話のこと。
あらすじ
ホウオウ、ルギアの襲撃により倒壊した役員専用観戦室。中で負傷し倒れていたマサキ、ナナミの無事を確認したコガネラジオディレクター[1]は、近くにあったファックスから沢山のラジオ聴取者のメールが印刷されていたことに気が付く。何枚か読んでいると、マサキはとある一通のメールに記載されていた「ポケモン転送システム」という単語から、一年前からシステムが故障していたもののシステム自体に異常はなかったという着想を得る。希望を見出したマサキはコントロール・ルームへ移動し手当たり次第に調査した結果、システムを動かすための電力エネルギーが盗まれ続けていたことを突き止める。電力回復の手段に悩んだがリニアモーターカーの後部車両側にライコウが残したエネルギーが溜まっていたため、すぐにそれを利用した復旧作業が行われる。同時に、ラジオを通じて一匹でも多くのポケモンをヒワダタウンのポケモンセンターへ送るよう全国に要請した。
ウバメの森にてホウオウ、ルギアとの戦闘に苦戦するレッド達。するとヒワダタウンから大勢のポケモンが到来する。ラジオを聴いたトレーナーの厭戦の想いをポケモン達が受け継ぎ訴えた結果、ホウオウとルギアは戦いをやめその場から飛び去った。レッド達もフリーザー、サンダー、ファイヤーをモンスターボールに戻し、レッドは二人にリザードンとカメックスを返却、ヤナギの野望を食い止めるためほこらへ向かった。
図鑑所有者の妨害に失敗したイツキを咎めるヤナギ。そして各々の障害を乗り越えた図鑑所有者、イエロー、伝説の3匹、バクたろうも集結。それまでヤナギを戦っていたゴールドを除き、今この場で最終決戦が行われようとする。
重要なイベント
- ホウオウ、ルギアをヤナギの支配から解き放つことに成功する。
登場キャラクター
ヒワダタウンのポケモンセンターへ送ったトレーナー、送られたポケモンは省略。
人物
ポケモン
- ロコン(トレーナー: マサキ)
- ラッキー(トレーナー: オーキド博士)
- ホウオウ(トレーナー: ヤナギ)
- ルギア(トレーナー: ヤナギ)
- フリーザー(トレーナー: ブルー)
- サンダー(トレーナー: ブルー)
- ファイヤー(トレーナー: ブルー)
- ライコウ(トレーナー: マチス)
- エンテイ(トレーナー: カツラ)
- スイクン(トレーナー: カスミ)
- フシギバナ(トレーナー: レッド)
- リザードン(トレーナー: グリーン)
- カメックス(トレーナー: ブルー)
- オーダイル(トレーナー: シルバー)
- バクフーン(トレーナー: ゴールド)
- メガニウム(トレーナー: クリスタル)
- ピカチュウ(トレーナー: レッド)
- ピカチュウ(トレーナー: イエロー)
- ウリムー(トレーナー: ヤナギ)
- ピチュー(トレーナー: ゴールド)(回想)
備考
- 日下秀憲は、ラジオネームの一部を当時「ネットくん(ポケットモンスターSPECIALの公式HP)」の「Q&Aコーナー」に投稿していた読者名から取ったと明かしている[2][3][4][5]。
- 全国から送ったトレーナーや送られたポケモンの中には、ゴールドとクリスタルが今までに出会った人やポケモンも含まれる。
- 192ページの場面では、連載時と単行本とで原稿が異なる[6]。
脚注
- ↑ ポケットモンスターSPECIAL キャラクター人気投票
- ↑ 日下 秀憲-Twitter 2011年11月18日 1:36
- ↑ 日下 秀憲-Twitter 2011年11月18日 1:03
- ↑ 山本サトシ-Twitter 2011年11月5日 0:54
- ↑ 山本サトシ-Twitter 2011年11月5日 0:52
- ↑ 山本サトシ著『ポケットモンスターSPECIAL 山本サトシ画集 The Art of Pocket Monsters SPECIAL』、2016年、株式会社 小学館、128頁