イツキ
特徴
ポケットモンスター 金・銀・クリスタルバージョン、ハートゴールド・ソウルシルバーなどに登場する、ポケモンリーグに所属する四天王。 エスパータイプの 使い手[1] [2] [3] [注釈 1]・ テクニシャン[4]・ 達人 [5] [6]で、 サイコキネシスを中心にわざを構成する。 目やその周辺を覆うドミノマスクの仮面を着けている青年。一人称は「ボク」。 努力家で四天王としての自負とほこりがある[1]が、敗北しても潔く負けを認め、今後精進する発言をしたり対戦相手である主人公を賞賛する。
容姿・服装
作品によって容姿・服装が異なる。
ドット絵が戦闘時とフィールド時で表示される。色はゲームボーイカラーの色の表示数に限界があるためか、赤・黒・くすんだ橙・白の4色のみで構成される。 戦闘時のドット絵では髪は赤色で、前髪は根元を立ち上げ本人から見て左に流している。黒の仮面・ベスト(狭義ではウェストコート)・袖口・靴に、赤の長袖のトップス・ネクタイ・ズボンを着用している。左耳がはっきり見える。また、右腕を地面からほぼ水平に伸ばしその手の甲を上にしてモンスターボールを浮遊させている。 フィールド時のドット絵は2頭身。サイズが小さいために細部は確認できないが、赤い髪と仮面は表現されている。
斜め右前・斜め右後ろの2種類の向きで登場する全身の3頭身と、アイコンによる顔のドット絵。 全身のドット絵は片手でモンスターボールを浮遊させており、どちらの向きでも2種類のコマを用いたモンスターボールが動くアニメーションを形成している。色は赤・黒・くすんだ橙の3色のみ。靴が赤色になっていること以外は金・銀・クリスタルバージョンとほとんど同じ容姿・服装をしている。 アイコンも金・銀・クリスタルバージョンと酷似しており、特筆すべき違いは無い。色は赤・黒・くすんだ橙・白の4色の構成である。
バストショットのアイコンとして登場するイラスト。 髪は紫色で右目は黒色。これまでより後ろ髪が長くなっている。 赤色の仮面・上着に、黒色のネクタイ、白色のワイシャツを着用している。仮面は目の周辺に加え、耳を中心として顔の両側面を隠すものとなっており、左目側は白く塞がれている。 エンディングで歯ぎしりをしている表情の差分がある[注釈 2]。
パッケージイラストなどとして描き下ろされた、全身のイラスト。スタジアム金銀でのイラストと線画が酷似している。 仮面や上着はモザイク柄の黒みを帯びた茶色、ネクタイは赤色に変更されている。上着はジャケットであり、白いボタンで留めた赤い袖口がついている。他にも白色の手袋とワイシャツに赤いパイプド・ステム型のスラックスを着用し、光沢のある黒色の靴を履いている。
公式イラストと全てのドット絵をそれぞれ比較すると、髪・トップスなどの色が微妙に異なる。
- 公式イラスト
イラストレーターの杉森建によって描かれたイラスト[7]。原作のリメイクに伴ったためか、他のトレーナーと共にデザインが大きく変更されている。 これまでと異なり、口角が上がっている。 前髪がより大きく立ち上がり、左に流れている。横から生えている髪の長さが、顎と肩の中ほどに位置し多くの毛量を伴い外側に広がる。 仮面は目の周りのみを隠すものとなっており、ポケモンスタジアム金銀やポケモンカード★VSと比べ顔に対する表面積の割合は小さくなっている。両目とも白で塞がれ外側から目が見えない。 紅色の長袖のトップスとズボン、袖から見える白い下着(あるいは胴着)、紫色のシャツ(あるいはカマーバンド)を着用している。 紅色のトップスは立襟で、切れ込みの入った広い袖口[注釈 3]がある。紫色のトップスは腹部から見え、下部に黄色のラインが入っている。 その上からポケモンカード★VSとは異なるモザイク柄の黒色のウェストコートを着用。後ろの丈が太ももの中間に位置し、Yの字に開いた襟から白のフリルのネクタイが出ている。襟は重なっていない。コートの腹部の境目は正中線に沿うようになっている。 ウェストコートには黄色のショルダーボード(あるいはショルダーループ)の肩章・4つボタン[注釈 4]・それらに付随した2本のひもがついている。
- フィールドのドット絵、戦闘時のカットイン
フィールドのドット絵は2頭身で、その目は紫色。横から見ると、後頭部に沿うように後ろ髪が生えていることが確認できる。エンディングにて歩く様子が表現されている。 戦闘時のカットインでは右目が透けて見える。
ゲームにおけるイツキ
所持ポケモン
金・銀・クリスタル
してんのう | イツキ | 4200円 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ネイティオ | Lv.40 | ♂ | でんこうせっか | みらいよち | あやしいひかり | サイコキネシス | |
ルージュラ | Lv.41 | ♀ | おうふくビンタ | あくまのキッス | れいとうパンチ | サイコキネシス | |
ナッシー | Lv.41 | ♂ | リフレクター | やどりぎのタネ | タマゴばくだん | サイコキネシス | |
ヤドラン | Lv.41 | ♂ | のろい | ドわすれ | のしかかり | サイコキネシス | |
ネイティオ | Lv.42 | ♂ | でんこうせっか | みらいよち | あやしいひかり | サイコキネシス |
ポケモンスタジアム金銀
してんのう | イツキ | 表 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ネイティオ(おうじゃのしるし) | Lv.50-100 | HP148-286 | ♂ | サイコキネシス | そらをとぶ | ギガドレイン | ナイトヘッド | |
ユンゲラー(はっかのみ) | Lv.50-100 | HP131-252 | ♀ | サイコキネシス | ほのおのパンチ | かみなりパンチ | シャドーボール | |
キリンリキ(まひなおしのみ) | Lv.50-100 | HP161-312 | ♀ | サイケこうせん | じしん | シャドーボール | ふみつけ | |
ピクシー(にがいきのみ) | Lv.50-100 | HP178-346 | ♀ | サイコキネシス | ふぶき | かみなり | だいもんじ | |
ナッシー(やけたきのみ) | Lv.50-100 | HP178-346 | ♂ | サイコキネシス | ギガドレイン | かいりき | ヘドロばくだん | |
ルージュラ(こおったきのみ) | Lv.50-100 | HP156-302 | ♀ | れいとうパンチ | サイコキネシス | のしかかり | おうふくビンタ | |
してんのう | イツキ | 裏 | ||||||
ネイティオ(ひかりのこな) | Lv.50-100 | HP155-300 | ♂ | サイコキネシス | ドリルくちばし | ギガドレイン | だましうち | |
エレブー(おうじゃのしるし) | Lv.50-100 | HP154-299 | ♂ | 10まんボルト | サイコキネシス | れいとうパンチ | まわしげり | |
マンタイン(きせきのみ) | Lv.50-100 | HP154-299 | ♀ | たきのぼり | つばさでうつ | れいとうビーム | くろいきり | |
ブースター(せんせいのツメ) | Lv.50-100 | HP154-299 | ♂ | だいもんじ | のしかかり | シャドーボール | ほえる | |
ラッキー(きあいのハチマキ) | Lv.50-100 | HP339-669 | ♀ | サイコキネシス | れいとうビーム | 10まんボルト | カウンター | |
スリーパー(ピントレンズ) | Lv.50-100 | HP174-339 | ♀ | サイコキネシス | シャドーボール | じごくぐるま | れいとうパンチ |
ハートゴールド・ソウルシルバー
してんのう | イツキ | 5040円 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ネイティオ | シンクロ | Lv.40 | ♀ | とんぼがえり | さきどり | あやしいひかり | サイコキネシス |
ルージュラ | どんかん | Lv.41 | ♀ | おうふくビンタ | あくまのキッス | れいとうパンチ | サイコキネシス |
ナッシー | ようりょくそ | Lv.41 | ♀ | リフレクター | さいみんじゅつ | タマゴばくだん | サイコキネシス |
ヤドラン | マイペース | Lv.41 | ♀ | のろい | ドわすれ | みずのはどう | サイコキネシス |
ネイティオ(オボンのみ) | はやおき | Lv.42 | ♀ | つばめがえし | あやしいかぜ | あやしいひかり | サイコキネシス |
してんのう | イツキ | 7440円 | 強化後 | ||||
ドータクン | たいねつ | Lv.58 | 不 | リフレクター | しっぺがえし | じゅうりょく | サイコキネシス |
ルージュラ | よちむ | Lv.60 | ♀ | うそなき | あくまのキッス | ふぶき | ゆめくい |
ブーピッグ | マイペース | Lv.59 | ♀ | あやしいひかり | シグナルビーム | パワージェム | サイコキネシス |
ヤドラン | マイペース | Lv.60 | ♀ | のろい | ドわすれ | のしかかり | サイコキネシス |
サーナイト | トレース | Lv.61 | ♀ | きあいだま | チャージビーム | めいそう | サイコキネシス |
ネイティオ(オボンのみ) | はやおき | Lv.62 | ♀ | でんこうせっか | シャドーボール | あやしいひかり | サイコキネシス |
対策
金・銀・クリスタルバージョン
イツキのポケモンは、全てほのおかでんきの攻撃で弱点を突ける。コガネひゃっかてんではほのおのパンチやかみなりパンチのわざマシンを売っているので、購入してポケモンに覚えさせるとより戦いやすくなるだろう。
2匹のネイティオはあやしいひかりを使用する場合がある。こちらのポケモンがこんらんになるを避けるため、にがいきのみを持たせれば少なくとも初めのターンは行動ができる。
ルージュラはあくまのキッスを使用し、こちらのポケモンをねむりにする場合がある。有効打のあるポケモンにはっかのみを持たせることを検討しよう。また、ねむりにされる前に、ぼうぎょの低さを突いてこうげきの高いポケモンで大きなダメージを狙う戦法もある。さらに、あくまのキッスの命中は75%なので、上記の対策が不可能な場合はわざを外した隙を狙って倒すのも1つの方法だ。
ポケモンスタジアム金銀
イツキ側のネイティオが必ず選出される。どのポケモンも様々なタイプの攻撃技を覚えており、その分こちらは弱点を突かれやすい。イツキはタイプ相性が不利な状況など交代を行う方が最善な状況においては交代するため、それに応じた行動も考慮しよう。また、こちらのポケモンの構成は、敗北するかイツキを含む5人のトレーナーに勝利するまで変更ができない。そのためイツキだけではなく、その他のトレーナーにも勝利できるようなポケモンの編成が推奨される。
さらにレンタルポケモンを使用する場合、決められたわざ・ステータスに縛られなければならず、同じポケモンでもこちら側のわざの威力やステータスの値が劣ることがしばしばある。5人抜きも考慮すると、相当の戦略が必要だろう。
- 表
全てのポケモンがエスパータイプのとくしゅわざ、例としてサイコキネシスかサイケこうせんを覚えている。そらをとぶを覚えるネイティオには弱点を突けるかみなりも有効である[注釈 5]。ネイティオはもちものでおうじゃのしるしを所持しているので、すばやさの低いポケモンはひるみに注意[注釈 6]。キリンリキはじしんを覚えているのででんきタイプのポケモンは注意しよう。
レンタルポケモンはクヌギダマ、ビリリダマ、オニドリルの編成がお勧めである。実際にタイムアタックの活動や記録を行うゲームコミュニティサイトspeedrun.comでは、掲載されている全てのチャートでその構成をしている。クヌギダマでだいばくはつをしてお互いにひんしになった後、ビリリダマのミラーコート、あるいはかみなりからのじばく、最後にオニドリルのドリルくちばしを使い続け後がなくなればはかいこうせんを行う戦法が主流である[8][9]。キリンリキはじしんを覚えておりビリリダマの弱点だが、ビリリダマの方がすばやさが高くすぐにじばくを使えば大きなダメージを与えることができ、3体目のオニドリルのドリルくちばしで倒すことができる。キリンリキとビリリダマが対面した際にじめんの無効を利用してオニドリルに交代することもできる。
他のレンタルポケモンとして、ソーナンスとカビゴンが推奨できる。ソーナンスは第二世代ではソーナンス自体わざを四つしか覚えることができないため、他の進化したレンタルポケモンと違いわざによる弱体化を実質受けておらず、レンタルポケモンの中でも強みを存分に生かすことのできるポケモンだろう。ダメージを与える手段がカウンター・ミラーコートと相手依存のわざばかりであるが、攻撃技をぶつりわざかとくしゅわざか見極めることができれば大きなダメージが与えられる。
カビゴンはとくぼうが高くとくしゅわざの多いイツキ戦に向いているだろう。ずつきを命中100%で出すことができるため、安定してダメージを与えられる。また、ネイティオの覚えるナイトヘッドによって多くのポケモンに1ターンごとに確実に50ダメージを与えるが、ノーマルタイプのカビゴンではこのわざを無効にできる。
- 裏
エスパータイプのポケモンが2匹に減少する。ラッキーはぼうぎょの値が5であるが、きあいのハチマキによってひんしを免れることがあり、さらにカウンターでダメージを返されることがあるので注意が必要。ブースターはほえるを覚えているので、こちら側のランクを上昇させても強制的に交換され、ランク上昇がなかったことになる場面も想定される。
レンタルポケモンはクヌギダマ、ビリリダマ、ユンゲラーの編成で、表と同様にspeedrun.comの走者は全てこの編成である[10]。クヌギダマのじばく、ビリリダマのミラーコートからのじばく、ユンゲラーのサイコキネシスかかみなりパンチの流れで安定する。
ビリリダマの弱点であるじめんタイプの攻撃技がないので、表よりも安定してミラーコートでダメージを与えられる。ユンゲラーは種族値がとくこう120、すばやさ105なので他のレンタルポケモンより比較的容易に相手にとどめを刺せる。さらにかみなりパンチを覚えているので、ネイティオとマンタインに弱点を突くことができる。
ハートゴールド・ソウルシルバー(強化前)
金・銀・クリスタルバージョンと比較すると、ポケモンの種類やそれぞれに対応したレベルに変更は無い。相違点は性別・とくせいの追加・わざが変更されたことが挙げられる。
このゲームでは、ほのおのパンチやかみなりパンチがわざマシンでなくなる。金・銀・クリスタルバージョンと似たような戦法を取るならば、代わりにコガネひゃっかてんでかみなりやだいもんじのわざマシンを購入するか、10まんボルトやかえんほうしゃのわざマシンをゲームコーナーで手に入れることになるだろう。公式の監修した攻略本でも、エスパータイプ以外のタイプの弱点を突くことを推奨している[4]。
また、にがいきのみ・はっかのみが廃止されており、それぞれキーのみ・カゴのみに代えられる。
5匹ともメスとなっている。このためメロメロでわざを封じるという戦法も考えられる。ただしルージュラのみ、とくせいのどんかんによりメロメロ状態にならず、さらにへんかわざのあくまのキッスを封じるちょうはつも無効になる。あくまのキッスの対策として、状態異常に何かしらの影響をもたらすとくせい、例をあげるとふみん・はやおき・だっぴ・シンクロを持つポケモンがいると、一方的に攻撃される負担が軽減するだろう。
ハートゴールド・ソウルシルバー(強化版)
後の四天王に比べレベルの低いポケモンが多いが、様々なタイプのとくしゅわざやへんかわざを使用する。イツキ側はランク補正によるステータスの上昇の手段が複数ある。具体的には、ヤドランののろい・ドわすれ、サーナイトのチャージビームなど。ランクが上がる前に先手を取って倒してしまいたい。
ドータクンは、とくせいがふゆうではないのでじめんの攻撃技が無効にならない。しかし、たいねつによりほのおタイプの攻撃技をこちらが用いる際はこうげき・とくこうステータスが半減することに注意しよう。また、今回のルージュラはとくせいがよちむになっているので、性別が無いドータクンを除き全てのイツキのポケモンをメロメロ状態にすることが可能となる。
アニメにおけるイツキ
GOTCHA! におけるイツキ
2020年9月29日に公式Youtubeチャンネルにて公開されたミュージックビデオGOTCHA! のアニメーションにて後ろ姿が確認できる。
マンガにおけるイツキ
ポケットモンスターSPECIALにおけるイツキ
エスパータイプのエキスパート[11]。陽気な口調だが、人の不幸や美徳を笑う性格をしている[注釈 7]。
第3章-第5章
第3章における第14巻の173話(回想は第13巻の159話)にて初登場する。8歳のときに仮面の男に弟子入りし、カリンとともにポケモンについて学んだ「マスクド・チルドレン」[注釈 8]の一員。より強い刺激と楽しい暇つぶしを求め、自ら進んで仮面の男の配下に加わった。
同章において、図鑑所有者達と敵対している。仮面の男の野望を実現するためにウバメのもりの祠を守っており、その過程でブルーに対し卑劣な行為をする。具体的には、ブルーの鳥ポケモン恐怖症を利用し、自身のネイティオや仮面の男から借りたホウオウを使って怖がらせる、ブルーと親交の深いシルバーを痛めつけた姿をわざわざ見せつけたりなど。その後、同じく仮面の男から借りたルギアの背中の上でシルバーと肉弾戦、およびネイティオを使ったポケモン勝負を行うも、戦う理由を暇つぶしの遊びだと告白したことでシルバーから怒りを買い、敗北する。逃走を試みるも、仮面の男に気絶させられる[11]。騒動後、キョウとシバからカリンと共に勧誘される。
第3章・第4章・第5章での容姿は、ポケモンカード★VSのイラストと同様の仮面・ネクタイ・ジャケット(→#容姿・服装)に加え、襟と袖口にひだ・水玉模様のハーレムパンツの裾をプーレーヌで縛るといった道化師を彷彿とさせるような格好をしている。 実際に山本サトシは、シナリオを担当している日下秀憲の「道化師のようなダボダボ服で」という要望によりデザインを行ったと発言した[12]。髪は黒く塗りつぶされている。さらに、幼少のときには仮面の男の配下に共通する顔全体を覆う仮面を着けている。
173話でハイパーボールを使用している。これは、後に原作における四天王のメンバーとして集合するにあたりハイパーボールが適切であること、第3章終盤時点での実力が部分的に仮面の男を上回っていたこと、イツキの格好をつけたいという性格に基づく[13]。 179話の単行本p. 192の場面では連載時と単行本とで原稿が異なる[14]。 同作の公式サイトにて人気投票が行われた。結果は133人中72位[15]。
第9章
第9章(第41巻の443話ほか)にて再登場する。ポケモン協会からのオファーによって、キョウ、シバ、カリンとともにジョウトリーグの四天王となる。ポケモンリーグの宣伝を兼ねてポケスロンの手伝いに訪れたところ、ゴールドとアカネに遭遇。ゴールドとのポケスロンの競技において、キョウ、シバと同じく高い実力を見せつける。第3章と異なり、悪事を働く描写は無い。
また、リメイク作品であるハートゴールド・ソウルシルバーとのイツキとほぼ同じ容姿に変更されている。相違点は、横に生えた髪の広がりが内側に収まっているなど。第41巻裏表紙にフルカラーのイラストが掲載されている。
- 手持ちポケモン
- わざ:サイコキネシス
- ナッシー - (443話)
ポケットモンスター (穴久保幸作の漫画)におけるイツキ
ポケットモンスター第13巻の「四天王に挑戦!!」にて登場する。
チャンピオンドーロとチャンピオンロードを抜けたレッド一行の前に、ポケモンリーグの高所からキョウ、シバと共に落下する。レッド達は事情を聴いた後頂上まで登ると、そこで3人の四天王から収奪したポケモンと共に、4人目の四天王であるカリンと出くわし、勝負する。 試合後に、レッド達と出会う少し前の出来事が判明する。四天王の4人で修行をしているとき、体力の限界でカリン以外は気力を失いかけていた。カリンが元気づけようと「四天王が 修行してんの 知ってんの!!」と寒いギャグを発することにより、3人は致命傷を負う。
衣服はポケモンカード★VSのイラストと比べてさほど相違点はなく、背広を着用している。ただし、相違点としてジャケットとズボンがどちらともスクリーントーンの砂トーンで描写されている。修行の回想シーンでもこの服装でキョウ、カリンと共にランニングを行っている。
キョウとシバが積極的に発言しているためか、少なくともイツキが1人で発言するセリフは存在しない。 作中で明確に示された手持ちポケモンはいないが、ナッシーのようなポケモンが登場している。このポケモンはカリンに盗まれたポケモン達と共に登場し、ピッピによって屋上からふるいにかけられる。
ポケモンカードゲームにおけるイツキ
ポケモンカード★VSでイツキのポケモンが登場。イツキのポケモンのカードについては、カテゴリを参照。
その他、イツキと名のつくトレーナーカードとして以下が登場している。
また、ルージュラ (S11a)のキャラクターレアカードにも描かれている。
外伝ゲームにおけるイツキ
ポケモンでパネポン
VS COMのNORMAL以上、STAGE9で対戦相手として登場する。使用ポケモンはルージュラ。4~7の同時消しを得意とし、それに対応したおじゃまパネルを落とす。体力が少なくなると同時消しを連続で行う[16]。
おじゃまパネルは真ん中に口紅、左右に8分音符が上下交互に配置されたデザインがなされ、いずれもピンク色で、その背景は赤紫色である。
BGMはフィールド時、プレイ時、プレイ時(ピンチのとき)に3曲が流れ、いずれも本ゲーム専用曲である。2、3曲目は原作の四天王戦のBGMをアレンジした曲となっている。
#容姿・服装のポケモンでパネポンも参照。
対策
イツキが同時消しを行い、その回数ごとに消したパネルの数が不一致の場合、それぞれのおじゃまパネルをプレイヤーの1連鎖のみで消すことができない。
積極的におじゃまパネルを操作できるパネルに変換するべきだ。操作できるパネルの面積が増やせないと、おじゃまパネルが大きな面積を占めて天井までパネルが積み上がり、敗北するだろう。
また、一番積みあがっている列におじゃまパネルを落としてくる。1列でも天井に積みあがり数秒経つと敗北となってしまうので、一番積みあがっている列のパネルを優先して、空いている列に落とすようにしよう。すると敗北を避けやすくなるだろう。
余裕があれば4つ以上の同時消しや2連鎖以上を狙ってダメージを与えるよう心がけよう。それにより、下から上がるパネルのスピードが、手に負えないほど上昇する前に倒せる確率が上がるだろう。
ポケモンマスターズ
トレーナーとして登場する。ネイティオを使用するほか、ルージュラ、ナッシーを連れた対戦相手として戦える。野島裕史がキャラクターボイスを担当した。
専用のBGM「戦闘!ジョウト四天王イツキ(ポケマスアレンジ)」が登場した。
詳細はイツキ (ポケモンマスターズ)を参照。
発売されたグッズ
シリーズ名 | 発売日 | 概要 |
---|---|---|
「ポケモンスタンプ 四天王イツキシート」 | ポケモンスタンプシリーズの、切手を模した印刷物。ネイティオ、ルージュラ、ヤドラン、ナッシーが印刷されている。それぞれ右下に白文字と黒の影が付いた全国図鑑ナンバーが記載されている。 | |
「缶バッジコレクション ~ジョウト編~」 | 2016年12月23日[17] | ジョウト地方で活躍するポケモンと人物を描いた缶バッジ。ハートゴールド・ソウルシルバーのイツキがネイティオと共に描かれている。 |
引用
イツキ/引用を参照。
各言語版での名称と由来
|
脚注
注釈
- ↑ ポケモンスタジアム金銀の実況においても「エスパータイプのポケモンの使い手」と紹介されている。
- ↑ このエンディングではナツメと対戦しているかのように描写されている。
- ↑ ベル・スリーヴとも呼ばれる。名称は袖を参照。
- ↑ ただし世俗的なシングルブレスト・ダブルブレストのどちらとも取れない意匠で、左右対称で縦に2つずつボタンが留められている。
- ↑ 第二世代において、そらをとぶ状態でもかみなりが命中する確率は70%と変わらない。
- ↑ ひるみはこちらが先制することにより必ず回避できる。
- ↑ 第9章で、ポケモンリーグのスローガン「めざすは健全なトレーナーの育成」に対し「笑っちゃうよね。」と遠慮なく発言する。
- ↑ 173話は「仮面の子供たち(マスクド・チルドレン)」、268話は「仮面の子供達(マスクド・チルドレン)」、ポケSPediaのpp. 35、60は「仮面の子どもたち」、297話・ポケSPediaのp. 73は「マスクド・チルドレン」と表記されている。
出典
- ↑ 1.0 1.1 株式会社ポケモン・株式会社ゲームフリーク監修 四家秀一ほか、鈴木弘明編ほか『ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー 公式完全ガイドブック ジョウト攻略編&ジョウト図鑑』株式会社エンターブレイン、2009年、p. 12。ISBN 978-4-04-726108-2。
- ↑ 株式会社ポケモン・株式会社ゲームフリーク監修『ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー ジョウトシナリオクリアBook 任天堂ゲーム攻略本 Nintendo DREAM』株式会社毎日コミュニケーションズ、2009年、p. 61。ISBN 978-4-8399-3378-4。
- ↑ 株式会社ポケモン・株式会社ゲームフリーク・任天堂株式会社監修 渡辺隆司編ほか『任天堂公式ガイドブック ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー ぜんこくずかん&ぼうけんマップ[完全版]』株式会社小学館、2009年、p. 116。ISBN 978-4-09-227139-5。
- ↑ 4.0 4.1 株式会社ポケモン・株式会社ゲームフリーク・任天堂株式会社監修 渡辺隆司編ほか『任天堂公式ガイドブック ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー ぼうけんマップ&ポケモンずかん[ジョウト版]』株式会社小学館、2009年、p. 9。ISBN 978-4-09-227138-8。
- ↑ 株式会社ポケモン・株式会社ゲームフリーク監修『ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー ジョウトシナリオクリアBook 任天堂ゲーム攻略本 Nintendo DREAM』株式会社毎日コミュニケーションズ、2009年、p. 189。ISBN 978-4-8399-3378-4。
- ↑ 株式会社ポケモン・株式会社ゲームフリーク監修 五十嵐達雄ほか『ポケットモンスターハートゴールド・ポケットモンスターソウルシルバー パーフェクトクリアBook 全国ずかん完成 カントーの冒険 バトル最新理論 任天堂ゲーム攻略本 Nintendo DREAM』株式会社毎日コミュニケーションズ、2009年、p. 18。ISBN 978-4-8399-3401-9。
- ↑ "イツキ | ポケモンカードゲーム公式ホームページ". ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイト. 2023年10月17日閲覧。
- ↑ "Pokémon Stadium 2 - Guides - Speedrun". speedrun.com. 2023年10月11日閲覧。
- ↑ "Pokémon Stadium 2 - Leaderboards - Gym Leader Castle Round 1 - Speedrun". speedrun.com. 2023年10月21日閲覧。
- ↑ "Pokémon Stadium 2 - Leaderboards - Gym Leader Castle Round 2 - Speedrun". speedrun.com. 2023年10月21日閲覧。
- ↑ 11.0 11.1 11.2 日下秀憲『ポケットモンスターSPECIAL 20thアニバーサリーデータブック ポケSPedia』株式会社小学館、2017年、p. 73。ISBN 978-4-09-199048-8。
- ↑ 山本サトシ [@satoshi_swalot] (2011年10月27日 10:06). "イツキのデザインは「道化師のようなダボダボ服で」という". X(旧Twitter)より2023年10月17日閲覧。
- ↑ "Answer". コロコロオンライン. 2023年10月17日閲覧。
- ↑ 山本サトシ著『ポケットモンスターSPECIAL 山本サトシ画集 The Art of Pocket Monsters SPECIAL』2016年、株式会社 小学館、p. 128。ISBN 978-4-09-199043-3。
- ↑ "ポケットモンスターSPECIAL キャラクター人気投票 結果大発表!!". 2006年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月17日閲覧。
- ↑ 宮内浩美ほか編『任天堂公式ガイドブック ポケモンでパネポンTM』株式会社 小学館、2000年、p. 42。ISBN 978-4091028723。
- ↑ 缶バッジコレクション ~ジョウト編~|Pokemon Center ONLINE、2023年10月16日閲覧。