ピカチュウ (穴久保)
ピカチュウとは、穴久保幸作の漫画ポケットモンスターの登場キャラクターである。
概要
性別は♂。ジムリーダーのタケシに捕らわれていたところ、ジムに挑戦してきたレッドのパートナーポケモンとして、いとこであるピッピと再会する。ピッピがタケシに勝利したため解放され、レッドの旅の仲間になる(以後、初期3話から現在のアニキ編まで、別れず旅の仲間である)。その後、ピッピのサポート役やバトルの戦力、あらゆる面でピッピやレッドをサポートしてきた。
この漫画では珍しい、人間の言葉を喋れないポケモンの一匹ではあるが、一人称はピッピ達の通訳や字幕によると「ぼく」。とても優しく、旅の仲間の中ではまともである。作中ではピッピにトラブルにふりまわされている。そのためピッピと一緒にボケていることもある。しかし、初期の頃はピカチュウ自身がボケているときもあった。しかし近年では、レッドと共にツッコミにも参加していることが多い。XY編から、レッドと共に、リアルな顔になり、顔芸の様なリアクションをとる。
デザインはゲーム初期のピカチュウと一緒で、少し太めで、目は白目が多く、瞳の色は緑色。歯もしっかりと見えている。しかし、今はアニメやゲーム同様のデザインである。
頭脳明晰、発明の天才、スポーツ万能、家事が得意という設定がある。大学並みの数学を数分で問く、欠点がない家やエンジンつきボートを造る、オンボロ車をミサイル付きの車改造するなど天才である。また、初期の頃はピッピに悪知恵を貸していた。興奮する、怒ると無意識に放電してしまう。人付き合いやポケモン付き合いはピッピよりは良好である。
ピッピよりは実力は相当ある。10まんボルトを主に使う。電気をしっぽに集中させ、鉄を切断することもできる。また、スピードスター、でんこうせっか、そらをとぶ、なみのりも使っている。明示されてはいないが、ずつき、かみつく、かわらわり、ほうでん、かぜおこし、メガトンキック、はかいこうせん、しっぽをふるの様な技を使用している場面が存在する。
ピッピとは異なり人気があるため、ピッピに妬まれているが、ピッピとの仲は良好らしい。また、主人のレッドや他の人間や他のポケモンからも、好かれている。
ピッピの死に悲しんでいるレッドが「おまえといっしょにいると、あいつのことを思い出す…。今日かぎりで、おれたちも解散しよう…。」と言われた際はレッドの思いを考え、一度は別れたが、3年後レッドを探してワカバタウンを訪れるほど、仲間思いである。
誕生日パーティを祝ってもらったことがないことと、喋れないことを気にしている。また、ジェットコースターが苦手。
備考
- アニメポケットモンスターAG編第86話にピッピ、レッドと共に、昔、サトシが旅をする前見た映画の登場キャラクターとして、登場した。原作と同じで、「ピカ!!ピカ!!」としか喋っていなかったが、レッドと共に、食べたばかりなのに腹が減ったと言ったり、ヒメグマのハンバーガーを勝手に食べてたピッピを叱っていた。