ポケモンのおもいで
ポケモンの思い出とは、第六世代から登場した、個別のポケモンと経験した出来事について教えてもらえるサービスの総称。第六世代では思い出娘を名乗る女性、第八世代ではせいめいはんだんし、わざわすれ、わざおもいだしも兼任するポケモンセンターの男性となっている。
概要
ポケモンはトレーナーと経験した出来事のうち、何か一つを「思い出」として記憶する。ポケモンの思い出を聞くときは、手持ちまたはボックスの中から選択することができる。タマゴとバトルチームのポケモンは選択できない。思い出となる出来事は様々であり、トレーナーと出会うこと、野生のポケモンやジムリーダーを倒すこと、わざマシンを使って技を覚えること、各地を訪れることなどと言ったものがある。トレーナーと様々な出来事を経験するたびに、そのポケモンの思い出として挙げられる事柄は変化していく。
例えばタマゴから生まれたばかりのフシギダネの場合、「タマゴのカラをやぶってでてきたとき、はじめて○○と出会い~」となるが、これをジャッジに見せたりすると「ジャッジにじろじろ見つめられ、誇りに思ったこと」のように思い出が変わっていく。ポケモンを他のトレーナーと交換した場合、元のトレーナーと過ごした思い出の他に交換先のトレーナーとの出来事も思い出として残り、再び元のトレーナーの元へ戻しても交換先のトレーナーとの思い出は残る。ただし、ポケモンを更に別のトレーナーと交換した場合、2番目に出会ったトレーナーとの思い出は残らない。
イベントで配信されたポケモンや、第五世代以前のソフトで捕まえたポケモンに関しては「いい思い出があるようだけど ちょっと思い起こせないみたい」となり、元のトレーナーとの思い出が語られることはない。また、コンテストライブやマボロシのばしょなどオメガルビー・アルファサファイア固有の場所やイベントが思い出となっているポケモンをX・Yにつれてきた場合も「思い起こせないみたい」となる。
思い出の内容は様々な出来事を経験するにつれて「記憶に残る思い出」、「感慨深い思い出」へと変わっていき、段々上書きされにくくなっていく。そして「最高の思い出」となった場合、それ以降は上書きされなくなる。
第七世代で捕まえたポケモンは基本的に思い出が残らず、第六世代で捕まえたポケモンの思い出を聞く方法もない。ただし、第六世代の思い出は内部ステータスとして残っているため、第六世代産のポケモンを第八世代に連れていけば第六世代での思い出を再び聞くことができる。
備考
- 完全なものではないが、この機能を簡易的な改造判定として使用することができる。
- 第七世代産のポケモンはゲーム内でNPCと交換したポケモンのみ、第八世代で思い出を聞くことができる。
居場所
- X・Y
- ヒャッコクシティのポケモンセンター入り口の右側にいるふりそでの女性。
- オメガルビー・アルファサファイア
- ミナモシティのポケモンセンター入り口の右側にいる子供(女子)。
- ソード・シールド
- 各ポケモンセンターの左側のカウンターにあるカフェのマスターをしている男性。