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130族

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130族(ひゃくさんじゅうぞく)とは、すばやさ種族値が130であるポケモンの俗称・総称。

文脈によっては他の能力値のことを指す場合もあるが、ほとんどの場合はすばやさのことを指す。

概要

130族のポケモンを最速調整 (個体値31、すばやさが上がる性格、すばやさの努力値252) にすると、Lv.50でのすばやさの実数値は200になる。

130族と同様にして、すばやさ種族値が同じポケモンをまとめて"○○族"と呼ぶことがある。

該当ポケモン・130族よりすばやいポケモン

  • 以下の表で、すばやさ種族値130の行に並んでいるポケモンが130族と呼ばれるポケモンである。
  • 出場制限の印 (※) がついたポケモンは、対戦施設通信対戦のルールによっては出場が制限もしくは禁止されることが多い。
すばやさ ポケモン・初登場世代
第一世代 第二世代 第三世代 第四世代 第五世代 第六世代 第七世代 第八世代 第九世代
130 サンダース
プテラ
ミュウツー
クロバット メガゲンガー
メガミュウツーX
カプ・コケコ コオリッポ
(ナイスフェイス)
ムゲンダイナ
レイスポス
132 サトシゲッコウガ
135 メガライボルト
メガミミロップ
ガラルヒヒダルマ
(ダルマモード)
ハバタクカミ
パオジアン
コライドン
ミライドン
136 カマスジョー テツノツツミ
138 ザシアン
(れきせんのゆうしゃ)
ザマゼンタ
(れきせんのゆうしゃ)
140 マルマイン1-6 メガミュウツーY
142 ドラパルト
143 ゼラオラ
145 アギルダー メガスピアー
メガジュカイン
148 ザシアン
(けんのおう)
150 マルマイン7- デオキシス
(ノーマルフォルム)
(アタックフォルム)
メガフーディン
メガプテラ
ヒスイマルマイン
バドレックス
(こくばじょうのすがた)
151 フェローチェ
160 テッカニン
180 デオキシス
(スピードフォルム)
200 レジエレキ

130族抜き

詳細についてはステータス/対戦#対戦におけるすばやさを参照。

上記表の通り、第一世代でも130族が最速だったわけではないが、第四世代頃までの対戦環境においては「ほぼ最速クラス」の代名詞とされていた。ランク補正こだわりスカーフなどのすばやさ補正をかけて全抜きを狙うポケモンは、この130族を抜くことがすばやさ調整の目安の1つだった。

すばやさ実数値が134あるポケモンなら、1.5倍のすばやさ補正 (こだわりスカーフ/ランク+1) で130族を抜ける。実数値134というのはすばやさ種族値70のポケモンが最速調整したときのすばやさになる。同様に、2.0倍のすばやさ補正 (ランク+2/おいかぜ状態) で130族抜きをする場合、すばやさ実数値101=すばやさ種族値40のポケモンの最速調整がいる。

対戦環境によっては130族や、それより速いポケモンの使用率も異なるため、130族抜きの価値も変わる。

第五世代では、130族よりはるかに速い、特性すいすい/すなかきなどを発動させた天候パエースがすばやさ調整の主な目安であり、比較的使用率が低い130族を目安にするメリットは薄い。

第六世代/第七世代では天候パは弱体化し、使用率が高い130族であるメガゲンガー/カプ・コケコが登場したため、第五世代よりも意識されることは増えた。同時に少し上のラインに135族のポケモン (実数値205) が追加されたため、余裕があるポケモンの場合はこれらを抜くことを目安にすることがある。

第八世代ではドラパルト/ザシアン (けんのおう) 、第九世代ではハバタクカミ/パオジアン/テツノツツミと、130族より速いポケモンが環境に増えたことで、すばやさ調整の主な目安はこれらのポケモンに移っている (SVシーズン9現在)。

関連項目