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努力値

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努力値(どりょくち、英:Effort values)とは、ポケモンの強さにかかわる数値のひとつ。ステータス画面では確認できない隠しパラメータの一つである。

なお、努力値という言葉は俗称であり、ゲーム内では基礎ポイント(きそ - )と呼ばれている。

概要

名前の通り、人間でいうところの「努力」もしくは「経験」にあたる値。低いレベルから育ててきたポケモンを、同種類でかつレベルが等しい野生、またはシナリオ中の敵トレーナーのポケモンと戦わせるとき、大抵の場合、自分のポケモンの方が強い(先攻になる、同じわざでも与えるダメージが大きい、受けるダメージが小さい、など)。

ポケモンは戦闘の後に、経験値を得ると同時に、これとは別の「隠し経験値」のようなものも獲得するようになっており、この数値もステータス上昇に影響する。これが通称「努力値」、もしくは「基礎ポイント」である。

野生ポケモンやイベントで入手するポケモン、あるいは敵トレーナーが繰り出すポケモンの努力値は基本的に全て0である。ただし第七世代以降や、それ以前の世代でも一部のバトル施設では、敵トレーナーの使うポケモンの能力も、努力値により底上げされていることがある。

システム

システム自体は第二世代以前と第三世代以降とで大きく異なっている。

第二世代まで

  • 5種類のステータスHPこうげきぼうぎょすばやさとくしゅ)それぞれに対して互いに独立した努力値が存在する。
  • 野生、またはシナリオ中の敵トレーナーのポケモンを倒すと、倒したポケモンの5つの種族値と同じだけの努力値が加算される。複数のポケモンで倒した場合、がくしゅうそうちがある場合は、経験値と同様分配されて加算される。
  • 最小値は0で、最大値は65535(=2^16-1)であり、捕まえたばかりのポケモンの努力値はすべて0となっている。
  • 努力値に依存して0から63までの努力レベルが存在する。努力レベル=int((√(努力値)+1)/4)である。この努力レベルがステータス計算に用いられる。また、相手のポケモンを倒すたびに努力値が加算されるため、計算上はレベルアップしなくても努力レベルがアップしてステータスが上昇することがあり得る。しかしながら、ステータスの再計算は、
にされるため、そのときに新しい努力値(すなわち、努力レベル)に対するステータスとなる。(手持ちのポケモンをボックスに預けてすぐに引き取ったときに強さが若干上昇することがあるのは、このため。)
  • 最高レベル(レベル100)でも努力値を上昇させることができる。したがって、レベル100でも5つすべての努力レベルが63になるまでステータスは上昇しうる。
  • 分配によって獲得経験値が0になっても努力値は獲得できる。ただし努力値自体が分配によって1未満になった場合は得られない。
    • 通信対戦などの経験値自体が入らない戦闘では努力値は得られない。
  • ポケルスに感染すると、以降得られる努力値が2倍となる(治癒してもその効果は残る)。

第三世代以降

  • 6種類のステータスHPこうげきぼうぎょとくこうとくぼうすばやさ)それぞれに対する努力値が存在する。
  • ポケモンの種類別に獲得努力値が用意され、ポケモンを倒すとそのポケモンの獲得努力値が、戦闘に参加したポケモン全員に加算される。
  • 各ステータスの最小値は0で、最大値は255(=2^8-1)である。ただし、努力値の合計の最大値は510となっており、510のときは1つのステータスに対する努力値が最大値に達していなくても、それ以上努力値を増やすことはできない。
  • 第四世代まで、ステータス再計算タイミングは、えいようドリンクと努力値を下げるきのみを使ったときはその時点、戦闘で入手した努力値はレベルアップまたは進化のとき、及びボックスに預けた時である。
  • ポケルスに感染すると、以降得られる努力値が2倍となる(治癒してもその効果は残る)。

第五世代での変更点

  • ステータスの再計算が、「努力値が増減したとき」に統一された。そのため、レベル100でも努力値を最大まで獲得することができる。

第六世代での変更点

  • 最大値が252(=4×63)となり、過剰に獲得することが無くなった。

道具による努力値の操作

第二世代まで

えいようドリンク
努力値を2560上昇させる。メッセージとしては「(ステータス)の きそポイントが あがった」と表示される。該当する努力値が25600以上のときは用いることができない(メッセージとしては「つかっても こうかがないよ」と表示される)。
アイテム名 対応ステータス
マックスアップ HP
タウリン こうげき
ブロムヘキシン ぼうぎょ
リゾチウム とくしゅ(第一世代)
とくこう、とくぼう(第二世代)
インドメタシン すばやさ

第三世代以降

えいようドリンク
努力値を10上昇させる。メッセージとしては「(ステータス)の きそポイントが あがった」と表示される。
第七世代以前では、該当する努力値が100以上のときは用いることができない(90から99のときに使った場合は100になる)。第八世代からは制限がなくなった。
アイテム名 対応ステータス
マックスアップ HP
タウリン こうげき
ブロムヘキシン ぼうぎょ
リゾチウム とくこう
キトサン とくぼう
インドメタシン すばやさ
きょうせいギブス
持たせると、戦闘時すばやさが半分になるが、得られる努力値が2倍になる。アイテムの説明文は単に「つよく そだつ」とされている。
パワー系アイテム
第四世代から登場。持たせると、戦闘時すばやさが半分になるが、得られる努力値が+8(第六世代以前は+4)される。ポケルスに感染後は計算後の数値からさらに2倍。
アイテム名 対応ステータス
パワーウエイト HP
パワーリスト こうげき
パワーベルト ぼうぎょ
パワーレンズ とくこう
パワーバンド とくぼう
パワーアンクル すばやさ
ハネ
第五世代から登場。使うと努力値を1だけ上昇させる。えいようドリンクと違い、第七世代以前でも上げる能力の努力値が100以上で使うことができる。
アイテム名 対応ステータス
たいりょくのハネ HP
きんりょくのハネ こうげき
ていこうのハネ ぼうぎょ
ちりょくのハネ とくこう
せいしんのハネ とくぼう
しゅんぱつのハネ すばやさ
努力値を下げるきのみ
効果は世代でやや異なる。
エメラルドでは、努力値の現在値に関わらず10減少し、なつき度が上昇する。
第四世代では、努力値が110以上のとき100まで減少させる。
第五世代以降はエメラルドと同じ仕様に戻った。
ポケモンのなつき度を上昇させるため、「該当箇所の努力値が0」「なつき度が最大」の両方を満たした時のみ、「つかっても こうかがないよ」と表示される。このとき、きのみは消費されない。「該当箇所の努力値が0」で「なつき度が最大でない」場合、きのみは消費され、なつき度が上昇したうえで「(ステータス)の基礎ポイントは もうさがらない!」と表示される。
アイテム名 対応ステータス
ザロクのみ HP
ネコブのみ こうげき
タポルのみ ぼうぎょ
ロメのみ とくこう
ウブのみ とくぼう
マトマのみ すばやさ

道具以外による努力値の操作

具体的な内容については、各記事を参照。

ブラック2・ホワイト2
ジョインアベニュー内の美容室道場カフェ
第六世代
スパトレ
第七世代
フェスサークル
ポケリゾートのわいわいリゾート
第八世代
ポケジョブ

努力値を知る

努力値は、「隠しパラメータ」であるため直接知ることができない。以下の方法で、努力値を知ることができる。

  • えいようドリンクが使用できない場合、その努力値は100(第二世代までは25600)以上である。(第七世代までの仕様で、第八世代では100以上になっても使用出来る。)
  • 努力値を下げるきのみが使用できない、または使って「~の きそポイントは もうさがらない!」と出たとき、その努力値は0である。
  • がんばリボンを貰えたとき、努力値の合計が510である。

第六世代以降では、ゲーム内でもかなり具体的な形で参照できるようになってきている。

  • 第六世代ではスパトレのグラフを見れば、大雑把にだが努力値がどのくらい振られているのか分かる。
    • 「まっさらバッグ」を使ってリセットすることにより、使用前の努力値が何点だったか具体的に分かる。このままでは努力値がゼロに戻ってしまい無意味だが、使用前にレポートを書いておき、バッグを使用した後でゲームを再起動すれば使用前の状態に戻せる。
  • サン・ムーンでは、ポケモンの「つよさをみる」画面でYボタンを押すと、そのポケモンの種族値と努力値がレーダー表示される。中央の黄色い六角形が種族値で、その周囲に広がるオレンジもしくは青い色の枠が努力値。
    • 通常はオレンジ色の枠で表示されるが、努力値の合計が限界値の510に達している場合には枠が青くなる。
    • レーダー表示であるため、各能力値へ具体的に何点振られているのかまではわからない。
    • 黄色の外に枠が表示されていない能力値には、努力値が入っていないのでゼロ。また限界まで努力値が振られている、つまり努力値が252の場合、該当の能力欄がキラキラと光る。このためゼロと最大値だけは、レーダー上で明確に把握することが可能。

以下は非公式ツールを用いるため推奨されない。

  • Pokecheckなどの疑似GTSソフト・バトルビデオ解析ソフトで確認する。
  • Pokesavなどのセーブデータ改造ツール(ポケモン専用)で正確に調べることができる(この方法では個体値性格値コンディションも同時に調べられる)。

努力値の振り方 (第三世代以降)

第二世代までは6種類全てのステータスを最大まで上げられるが、第三世代からは合計努力値が510と定まったため、どのステータスにどれだけ努力値を振るかが重要になる。これにより、より戦略的な育成を行う必要が生じた。

第三世代以降では、ステータスの計算式を見てわかるように計算時に4で割ることとなる。割った余りは切り捨てられるため無駄となってしまうので、レベルにもよるが(後述)、基本的に4の倍数だけ振るのが効率的である。

第五世代まで、各能力には255まで努力値を振ることができたが、255 = 4 × 63 + 3であり、努力値3の分だけ無駄となっており、実際には252振るだけで255と同じステータスの伸びを得られる。また、ある2つの能力に252ずつ振ると、努力値を振ることのできる上限510から6余らすことができ、ステータス1の分だけ他の能力を上げることができる。育成論サイトで努力値252/252/6(もしくは4)と振るよう書かれているのはこのためである。なお、第六世代以降は各能力への努力値上限が252となったため最大まで振っても無駄が出ないようになっている。

レベルに応じた努力値の振り方

第三世代以降では、ステータス計算時に「(種族値×2+個体値+努力値/4)を(レベル)倍して100で割る」という操作を行う。そのため最終的なレベルによって最も無駄がない努力値の振り方が異なる。

Lv100の場合
計算の後半部分は100倍して100で割ることになるので、カッコ内の数値がそのまま実数値の変化となる。カッコ内では努力値を4で割っているため、4の倍数だけ振るとよい。
Lv50の場合
計算の後半部分で50倍して100で割るので、カッコ内の値を奇数にすると無駄が生じる(カッコ内を2nとしたとき計算結果n、2n+1のときもn)。種族値×2は常に偶数であるため、「個体値+努力値/4」を偶数にすればよい。ゆえに、個体値が偶数のときは努力値を「8の倍数」、奇数のときは努力値を「8の倍数でない4の倍数」だけ振るのが最も無駄がない。なお、個体値がVすなわち31であるとすると、上記の252振りが効率的であることが分かる。

関連項目