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ヘルガー/対戦

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このページは、ヘルガーの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

ヘルガーの歴史

第二世代

当時、最も高火力であくタイプの技を放てるポケモンとして注目され、相性面で半減以下が少ないなどアタッカーとしては優秀。エスパーはがねタイプの対策として使われていた。第四世代でほのおタイプ標準装備になったソーラービームは当時覚えたほのおポケモンがエンテイとヘルガーだけと貴重。にほんばれで連発可能で同時にほのお技も強化でき、かくとう以外全ての弱点タイプに対応できる為相性が良かった。きしかいせいハピナスバンギラスを1発にできる他、カビゴンの最大HPの約8割、サイドンなら約7割削れ、カウンターで苦手タイプも返り討ちが可能。何よりもヘルガーはおいうちを最大火力で打てることが最大の差別化点であった。しかし他のほのおタイプと違い弱点にもある程度対抗策があるが、すばやさは微妙で物理耐久がサンダースゲンガー以下の紙耐久、特殊耐久も心許なかった。ヘラクロスよりも素早さに優れたこらえるときしかいせいのコンボの使い手であったが、不一致で破壊力不足からにほんばれ型の方がメジャーだったと言える。

そんな中、ニンテンドウカップ2000宮城大会優勝を果たしたプレイヤーの手持ちにエントリーされていた。島根大会準優勝のメンバーとしても実績を残していた。決勝大会にも1匹エントリーされていた。

第三世代

おにびの獲得など、強化されていた。ポケモンリーグ2005ルールになると、おいうちゲンガーに役割を持てる上にオーバーヒートメタグロスに役割破壊を仕掛けられるポケモンとして高い需要を誇る。タイプのおかげで潰しとしての汎用性が高まっているといっても過言ではない。それでも、メタグロスに対して後出しが聞くほどの耐久ではないため、交代合戦の中でメタグロスとの対面を作る必要がある。

努力値の仕様変更に関しては、確かに実質的な耐久が下がったという問題はあるが、それは他のポケモンも同じである。一致ウエポンが両方特殊技であったのは救いで、特攻素早さに努力値を全振りすればほぼ努力値が満タンになってしまったがそれでも十分役割は遂行できた。

第四世代

かみくだくが物理技に、シャドーボールが特殊技になるなど仕様変更があったものの、あくのはどうの追加で火力は変わらず。むしろふいうちの獲得によって、高めの攻撃を活かせるようになった。わるだくみで積むタイプも成立し、きあいのタスキで防御面もある程度克服すると同時にコンボの幅も増えた。とはいえガブリアスゴウカザルあたりが大暴れしていたので第三世代よりもさらに厳しいものがあった。

第五世代

技はニトロチャージが追加。この世代で活躍していたシャンデラナットレイなどと相性が良く、両者に対してはまたこだわりスカーフを考慮しなければほぼ確実に先手を取れるため、第四世代の頃よりは随分と報われた感がある。この2体は互いの弱点補完のためにともに採用されることもあったため、メタ色の強いポケモンとしてある程度活躍の機会を得た。

きんちょうかん型はダブルバトルで考慮されることもあったが、BW期にはあくのはどうとの両立がPDW産限定であったためポケモン資産上のハードルの高さがあった(BW2期ではあくのはどうが教え技になったため、両立可能)。

第六世代

メガシンカを獲得し、タマゴ技にみちづれが追加された。この世代はファイアローマリルリなどを初めとして物理アタッカー偏重の環境であったため、無警戒のところに特殊技が刺さるという意味でヘルガーはそこそこ強力であった。レート戦における技構成はあくのはどう、かえんほうしゃorだいもんじ、みちづれが主流であり、メガシンカポケモンが普及しているORASリーグでは突破力を優先してかかえんほうしゃよりもだいもんじの方が採用率上位にあった。ソーラービームの採用率はメガヘルガー判明当初の予想ほど伸びておらず、リーグやシーズンによってはキュウコンリザードンが同時採用ランキングベスト10から外れていることから晴パ要員としての色合いが弱いと見られることもあった。メガリザードンYを主軸とした「リザードンスタン」が環境の主軸となったため、メガヘルガー単独採用で相手が発動した晴れにただ乗りするケースも見られるようになった。

第七世代

カプ系の登場などフェアリータイプの普及によって相対的には弱体化。クサZの獲得によりソーラービームをヘルガー単体で運用することに関する利便性が高まった他、コータスという天候合戦に強く物理耐久に優れる晴パの始動役を相方として手に入れるなど、強化は受けている。いたずらごころの仕様変更に関しては元々おにびが無効であることから他のあくタイプよりは比較的恩恵が少なめ。とはいえ、決して無視できない強化ではある。

同複合タイプのガオガエンいかくを解禁されると、より繰り出し性能が高い上に特性も優秀なあちらに見劣りするようになり、その立場が揺らいでいった。

一般的な育成論

ステータス面は特攻素早さの高さが特徴で、半面防御は脆い。特殊アタッカーとして育てるのが基本。相手のほのお技を読んで特性もらいびを発動させられれば大幅な火力アップが望める。

攻撃技としてはタイプ一致のオーバーヒートだいもんじかえんほうしゃあくのはどうでほぼ決まる。ただし、BW1までの環境ではあくのはどうは第4世代技マシン限定。(後にBW2、XYで、教え技・技マシンとして復活)

他にはめざめるパワーソーラービーム(パワフルハーブにほんばれとの併用前提)が候補。物理技では、ふいうちは習得できる唯一の先制技であることに加え、元々の威力にタイプ一致補正、低くない攻撃種族値から中々のダメージを期待できる。あくタイプを弱点に持った速攻型のポケモンを中心にきあいのタスキ潰しとして機能するだろう。

補助技としては決定力を上げるわるだくみがよい。他にはちょうはつおにびなど。きあいのタスキカウンターきしかいせいを組み合わせるコンボも存在する。

隠れ特性はきんちょうかん。オーバーヒート、だいもんじといった高火力の技を半減するオッカのみオボンのみの発動を許さず、なかなか優秀。

また、第六世代では新しい遺伝技としてみちづれを取得。前述のきあいのタスキ+カウンターのコンボと併用でき、上手く行けばヘルガーだけで相手のポケモンを2体葬り去る戦法が可能となる。

メガヘルガー

メガヘルガーになると特攻と素早さが上昇、低かった防御も大幅に伸びてバランスのよい種族値となる。

特攻の上昇に加えて特性のサンパワーの発動によってあくのはどうやソーラービーム、ほのおタイプの技全般が超強力な武器となる。ただしデメリットとしてHPが毎ターン減るため、ステータスの額面ほどの耐久は期待できない。また、この特性を利用する目的でのひでり要員として、メガリザードンYは併用できない点に要注意。使うならキュウコングラードンと組ませるか、または自身でにほんばれを使ってもよいだろう。防御が低いので使ったターンにやられないように注意したいところ。