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ハンテール/対戦

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このページは、ハンテールの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

ハンテールの歴史

第三世代

当時は他のみずタイプとの差別化が困難であり、鈍足を補う手段もなかったため、みずタイプの中でも恵まれない立場にあった。

第四世代

トリックルームの登場、後述のようないかりのまえばしおみずのコンボの登場によって最低限の実用性を手にした。

第五世代

隠れ特性みずのベール、新技としてからをやぶるを習得。しかし第四世代の教え技ふいうちと両立できなかった。一方であめふらしニョロトノの登場によって雨パの選択肢の1つとなった。ただ、すいすい下でも準速にしてようやく最速130族を抜けるようになるに過ぎなかったため、過信は禁物であった。また、進化前のパールルしんかのきせきの登場によって耐久型として利用されるようになり、使用率はどちらかというとパールルの方が高かった。環境的にもドレディアエルフーンなどの新規の強力なくさタイプが勢いを持っていたため、相対的に見ると第四世代より弱体化。

第六世代

まとわりつくを習得。後述のように、ORASでふいうちを自力習得できるようになったことからハンテールならではの差別化点が生まれた。PGLレーティングバトル統計データを見ると、少なくともORASリーグシングルバトルに関して言えば、シーズン8以降はからをやぶるバトンタッチたきのぼりふいうちの採用率が50%を下回ることが無く、特にからをやぶるは同リーグの多くのシーズンで採用率が95.0%以上を記録している。性格は物理攻撃に特化させるためにいじっぱりが主流であり、元々特殊耐久が低くて諦めがつくということでやんちゃも割合を伸ばしていた。持ち物はからをやぶるとシナジーを形成するしろいハーブがメインであった。

第七世代

素早さの種族値が110を超えるポケモンがこだわりスカーフを持つ超高速環境が到来。フィールドメイカー特性で火力を強化しつつ速攻を仕掛けるカプの登場もあって、すいすいで素早さを強化したハンテール程度では先手を取れず逆に上から叩かれて一撃で倒される危険性が高くなった。環境的にはトップメタの一角にあるカプ・コケコが厳しいためきあいのタスキが比較的採用率を伸ばしているが、基本的な構成は第六世代と変わらない。

一般的な育成論

攻撃防御に優れる。しかしHPは低いため、耐久は高くはない。天候あめでアドバンテージを得るパーティの物理アタッカーとしての出陣が多い。殻はないが、からではさむを習得する。BWではからをやぶるを習得したので、前作よりは強化された。

攻撃技としてはたきのぼりアクアテールかみくだくすてみタックルなど。特性すいすいを活かすために、あまごいのサポートも欲しい。

またかげぶんしんてっぺきバトンタッチできる。からをやぶるもバトンタッチできるが、サクラビスより能力上昇技が少ないためやや使いにくい。

HGSSの教え技でいかりのまえばを習得。この技で相手のHPを半分にした後にしおみずでとどめを刺すというコンボができる。

ORASではレベル技でふいうちを取得したため、隠れ特性みずのベールからをやぶるとの両立が唯一可能となったポケモン。やけどを気にせず高火力でふいうちを撃ったり、相手がふいうちを警戒することを読んでバトンタッチも可能。