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イワーク/対戦

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このページは、イワークの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

イワークの歴史

第一世代

ずば抜けて高い防御とそこそこの素早さ以外は低水準。特殊の低さもあって、弱点技ならほぼ確実に、弱点でなくとも特殊技で一撃でやられてしまう可能性が高く、実戦に耐える性能は持っていなかった。

最高実績は98カップ関東予選1日目ベスト4[1]。素早さという同複合タイプのゴローニャとの差別化点を活かし、少しでもだいばくはつで上からの爆破処理を実現しようとしたと見られる。

第二世代

進化後のハガネールの登場により対戦での需要はほぼなくなった一方で、特殊ルールリトルカップで使用することができるようになった。下記のとおり、リトルカップでは非常に強力なポケモンとなる。

第五世代

しんかのきせきの登場によりハガネールよりも防御と特防が上回るようになった。しかし、ハガネールの防御性能ははがねタイプを持つことによるところも大きく、イワークが耐久型としてハガネールと差別化できるようになったかどうかは微妙なところ。

第六世代

2015年5月に行われた進化前ポケモンのみによる限定戦『リトルマッチ』ではジュニアカテゴリで11位、マスターカテゴリで7位の使用率を記録している。敢えて通常のレート戦で使われるとしたら、ハガネールとの明確な差別点である素早さを活かしてステルスロックがんせきふうじほえるによる起点作りであり、レベル1がんじょう構築にしたうえできのみジュースを持たせて合計2回の行動保証を有したタイプも稀に見られた。

第七世代

大きな変化はなし。

ピカブイではバインド技を持つ唯一のじめんとして差別化可能で、環境で流行しているサンダーにあらかじめ他のポケモンなどでどくどくを撒いてから交代戦の中でしめつけるを合わせれば活躍させることができる。しかし、サイドン対策のみずくさが刺さるため、活躍は難しい。

第八世代

しんかのきせき起点作り型としては同複合タイプのサイドンの方が特殊耐久指数に優れており、そちらで十分。

しかし、シリーズ4シーズン6最終56位構築に投入されていたことから、注目を浴びた。ダウンロードコンテンツ解禁前の環境ではアーマーガアより素早さの種族値が高いポケモンの中でステルスロックちょうはつを両立できる唯一のポケモンという差別化点があり、その構築はそれを活かした格好となった。調整はようき最速にされたうえで、かたやぶりによるがんじょう貫通を警戒してドリュウズじしん確定耐えするように耐久に努力値が振られた。持ち物はしんかのきせきではなくフィラのみを持たされていた。なぜフィラのみかというと、がんじょうでラプラスの攻撃を耐えた後にこおりのつぶてを耐えられるようにするためである。特殊耐久はしんかのきせきを持っても補える範囲がたかが知れているという発想でしんかのきせきを切ったのである[2]

一般的な育成論

進化後のハガネールより素早さが高いのが特徴。防御は高いものの特殊耐久は紙であり、しんかのきせきを持たせてどうにかなるレベルでもない。攻撃性能も皆無に等しい。特性がんじょうを活かしてサポートに徹するのがよい。ただし、自分より素早い相手にちょうはつを打たれたり、かたやぶりでがんじょうを突破されると為す術はない。あえて隠れ特性くだけるよろいにし、素早さに磨きをかけるのも一考。

設置技のステルスロック、相手の行動を縛るちょうはつ、素早さを操作するがんせきふうじ、自主退場技のだいばくはつの4つがほぼ確定で、だいばくはつを入れ替えるとすれば攻撃の代わりに防御を使用するボディプレス。タイプ一致のストーンエッジよりもダメージを与えられる。

脚注

  1. ポケモンリーグ予選結果速報! ポケモンバトルツアー'98夏 予選大会結果レポート(任天堂、2019年1月31日閲覧)
  2. 【最終56位 2126】追い風イワキッス - 華氏451度